JPH0616653U - 連結具 - Google Patents

連結具

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JPH0616653U
JPH0616653U JP6051292U JP6051292U JPH0616653U JP H0616653 U JPH0616653 U JP H0616653U JP 6051292 U JP6051292 U JP 6051292U JP 6051292 U JP6051292 U JP 6051292U JP H0616653 U JPH0616653 U JP H0616653U
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邦男 原
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有限会社創美工業
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 枠体と桟体又は網体を備えた平らな構造物か
ら籠体や保護柵、折畳式間仕切等を簡単に組立て形成で
きるようにした連結具を提供することにより、製品の保
管や運搬を容易にすると共に、製品の製造能率の向上等
を図る。 【構成】 枠体と桟体又は網体を備えた平らな構造物を
組付けする連結具に於いて、連結具本体1を合成樹脂製
とすると共に連結具本体1に、枠体を嵌着するための2
本の枠体嵌合溝2を形成し、更に枠体嵌合溝2と交叉状
に桟体又は網体の横材を係合するための横材係止溝3を
形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、枠体と桟体又は網体を備えた平らな構造物の組立て連結に使用する 連結具の改良に係り、前記構造物を連結組立てすることにより、籠体や保護柵、 折畳式間仕切、ブックホルダー、三角コーナ棚等を製作する場合に用いる連結具 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に金網製の籠体等を製作する場合には、先ず棒材等を溶接して立方体状の 枠体を形成し、その後前記枠体の外周面に金網や桟体を固設する方法が多く採用 されている。また最近では、籠体等の製作能率を上げると云う観点から先に金属 ネット等を取り付けた四角状の枠体を形成し、その後この枠体を溶接して箱型に 組立てるようにした方法が広く使用されている。 しかし、上記の金属ネット等を取り付けした枠体を箱型に溶接組立てする方法 は、溶接の作業性が極めて悪いため、籠体の製作能率を大幅に高めることが出来 ないと云う難点がある。 また、前記各工法により製作した籠体等は、必然的に製品が嵩高となり、製品 の保管や運搬等の面で様々な支障を生ずることになる。
【0003】 また、建築工事や道路工事等に於いては、通常金属ネット等を取付けた平らな 枠体を直列状に配設し、枠体相互間を帯金や針金等で連結することにより、保護 柵が形成されている。 しかし、帯金や針金等による枠体の連結は、手数が掛かるうえに美感が良くな く、しかも通行人が触れたような場合には人体や衣類に損傷を生じる等の難点が ある。
【0004】 更に、大部屋の間仕切体や部屋のコーナ用棚等に於いては、金属ネット等を取 付けた枠体を蝶番等によって折畳み自在に連結することにより形成されている。 しかし、蝶番等で枠体を連結した場合には各枠体を自由に取り外しすることが 出来ないため、運搬や不使用時の格納等が極めて困難になるうえ、蝶番そのもの の取付に手数が掛かると云う難点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従前の籠体や保護柵、折畳式間仕切、コーナ用棚、ブックホルダー 等の枠体と桟体又は網体を備えた平らな構造物からなる各種の製品に於ける上述 の如き問題、即ち溶接による連結組立ては、作業性が悪くて生産能率の向上が 図り難いうえ、製品が嵩高になってその保管や運搬に手数が掛かること、帯金 や針金等を利用して連結組立てした場合には、仕上がりの外観が悪いうえ、人体 や衣類に損傷を与え易いこと、蝶番等の連結具を用いて連結組立てした場合に は、蝶番そのものの取付に手数が掛かり過ぎること等の問題を解決せんとするも のであり、枠体と桟体又は網体を備えた平らな構造物同士を極めて簡単に、しか も取り外し自在に堅固に連結できると共に、構造物相互の連結時の交叉角度や連 結高さも任意に設定することができ、そのうえ美感や安全性等の面でも優れた新 規な連結具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
枠体4と桟体又は網体5を備えた平らな構造物Aの組付けに使用する連結具に 於いて、連結具本体1を弾性を備えた合成樹脂製とすると共に当該連結具本体1 に、前記構造物Aの枠体4を嵌着するための前面に挿入用開口2aを設けた2本 の枠体嵌合溝2を並列状に形成し、更に前記枠体嵌合溝2と交叉状に構造物Aの 桟体又は網体5の横材5aを係合するための横材係止溝3を形成したことを考案 の基本構成とするものである。
【0007】
【作用】
連結具本体1の弾性を利用して枠体嵌合溝2の挿入用開口2aを押し広げ、構 造物Aの枠体4を嵌合溝2内へ嵌着する。その後、両構造物Aの桟体又は網体5 の横材5aと連結具本体1の横材係止溝3との高さ位置を合わせ、両構造物Aを 夫々相対向する方向へ回動させ、横材係止溝3の背面(奥面)へ横材5aを接当 させる。これにより、両構造物Aは所定の交叉角度αでもって連結される。 即ち、嵌合溝2により両構造物Aの枠体4が連結支持されると共に、横材係止 溝3により、両構造物Aの高さ位置と交叉角度αとが夫々規制される。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。図1は本考案の第1実施例 を示す連結具の斜面図であり、図2はその平面図、図3はその正面図、図4は図 1のイーイ視断面図である。
【0009】 図に於いて、1は連結具本体、2は枠体嵌合溝、3は横材係止溝であり、当該 連結具本体1はポリエチレン、ポリプロピレン、硬質ナイロン等の弾性を有する 合成樹脂材により、短円柱をほぼ半割りにした形態に一体成型されている。 また、前記枠体嵌合溝2は、連結すべき構造物Aの枠体4を嵌着するためのも のであり、枠体4の外径寸法に応じた内径を有しており、且つその前面開口2a の開口寸法は、合成樹脂材の弾性に応じて適宜に選定されている。尚、本実施例 では、連結具本体1の前面側に2本の枠体嵌合溝2が縦向きに並設されている。 更に、前記横材係止溝3は、連結すべき構造物Aの桟体又は網体5の横材5a や枠体4の補助用横材を挿入係止するものであり、金網の横材、柵の横棒、支持 枠体4の補助横材等が当該係止溝3内へ係合する。尚、本実施例に於いては、前 記横材係止溝3は前記枠体嵌合溝2と直交状に形成されている。
【0010】 尚、前記図1乃至図4の実施例に於いては、横材係止溝3の切り込み深さを枠 体嵌合溝2の切り込み深さより若干大きくしているが、後述する如く、連結すべ き構造物Aの連結交叉角度αや枠体4に対する横材5aの取付位置に応じて前記 横材係止溝3の切り込み深さは適宜に選定されるものである。 また、本実施例では連結具本体1を合成樹脂製としているが、構造物Aの枠体 4が弾力性を備えた合成樹脂等の場合には、金属製とすることも可能である。 更に、本実施例では、連結具本体1の中央に1本の横材係止溝3を嵌合溝2と 水平方向の交叉状に形成しているが、連結すべき構造物Aの横材5aが斜め方向 に配設されている場合には、当該横材係止溝3も一定の傾斜角をもって斜め方向 に形成され、また、必要に応じて前記横材係止溝3は2段に形成してもよいこと は勿論である。
【0011】 図5は本考案の第2実施例に係る連結具の横断面図であり、連結具本体1を角 柱状に形成した場合を示すものである。 また、図6及び図7は本考案の第3及び第4実施例に係る連結具を示すもので あり、連結具本体1を角柱状及び円柱状に形成すると共に、その外周面に90° の交叉角度αをもつ枠体嵌合溝2を形成したものである。 尚、図5、図6、図7は枠体4の外側に桟体や網体5が固設された構造物Aを 対象とするものであるが、横材5aが枠体4の中心線近傍に固設されている場合 には、前記枠体嵌合溝2は点線の位置(図5参照)の深さでよいことは勿論であ る。 更に、図8は本考案の第5実施例に係る連結具の横断面図であり、横材係止溝 3の形成を省略したものである。尚、当該第5実施例に係る連結具本体1は、網 体若しくは桟体5が枠体4の軸芯近傍に固設された構造物Aの連結に主として使 用されるものであり、取付交叉角度αの調整機能や高さ位置の調整機能が不要な 場合に使用されるものである。
【0012】 次に、本考案に係る連結具の使用状態について説明する。図9及び図10は、 本考案の第1実施例に係る連結具を用いて、籠体Bを組立てた場合の一部を示す 斜面図であり、構造物Aとしては、比較的太径の金属棒製枠体4の外側に、細径 の線材5より成る金網を固定したものが使用されている。 即ち、両構造物Aの枠体4を連結具本体1の両枠体嵌合溝2内へ嵌合し、且つ 両構造物Aの横材5aを連結具本体1の両横材係止溝3内へ係合することにより 、両構造物Aが90°の交叉角度αでもって連結されている。尚、この時、両横 材係止溝3は90°の開き角度で形成されており、当該横材係止溝3により両構 造物Aの開き交叉角度αが90°に、また両構造物Aの連結高さ位置が夫々所定 位置に規制されている。
【0013】 図11及び図12は、本考案の第2実施例に係る連結具を用いて複数の構造物 Aを連結し、道路工事現場の保護柵Cを形成する場合の説明図であり、両構造物 Aの枠体4を枠体嵌合溝2内へ挿入し、且つ両構造物Aの横材5aを一直線状に 配列された横材係止溝3内へ係合させることにより、両構造物Aを略一直線状に 連結するものである。
【0014】
【考案の効果】
本考案に於いては、連結具本体1を弾性を有する合成樹脂により一体成形する と共に、連結具本体1に枠体嵌合溝2と横材係止溝3を設けた構成としている。 その結果、枠体4と桟体又は網体5を備えた平らな構造物Aであれば、その枠 体4を前記枠体嵌合溝2内へ嵌着することにより、両構造物Aは容易に、しかも 極めて堅固に且つ取外し自在に連結することが出来、籠体や保護柵等の組立てが 簡単且つ迅速に行なえる。 また、横材係止溝3内へ構造物Aの横材5aが係合することにより、両構造物 Aの高さ位置や組立時の交叉角度αが容易に規制され、構造物Aの正確な連結組 立てを行なえる。 更に、本考案に係る連結具本体1は美感が良いうえ人が触れても衣服を損傷し たり、人に傷を負わせるようなことが全く無く、しかも、構造物Aを用いて籠体 等を容易に組立てすることが出来るため、従前の溶接式の籠体等に比較して製品 の製造能率が向上すると共に、その保管や運搬が極めて容易になる。 本考案は上述の通り優れた実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る連結具の斜面図である。
【図2】図1の連結具の平面図である。
【図3】図1の連結具の正面図である。
【図4】図1のイーイ視断面図である。
【図5】本考案の第2実施例に係る連結具の横断面図で
ある。
【図6】本考案の第3実施例に係る連結具の横断面図で
ある。
【図7】本考案の第4実施例に係る連結具の横断面図で
ある。
【図8】本考案の第5実施例に係る連結具の横断面図で
ある。
【図9】籠体の形成に使用された連結具を示す斜面図で
ある。
【図10】図9のイーイ視断面図である。
【図11】保護柵の形成に使用した連結具の正面図であ
る。
【図12】図11のイーイ視断面図である。
【符号の説明】
Aは枠体と桟体又は網体を備えた平らな構造物、Bは構
造物から組立た籠体、Cは構造物から組立た保護柵、α
は構造物の交叉角度、1は連結具本体、2は枠体嵌合
溝、2aは挿入用開口、3は横材係止溝、4は枠体、4
aは補助横材、5は桟体又は網体、5aは横材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体(4)と桟体又は網体(5)を備え
    た平らな構造物(A)の組付けに使用する連結具に於い
    て、連結具本体(1)を弾性を備えた合成樹脂製とする
    と共に当該連結具本体(1)に、前記構造物(A)の枠
    体(4)を嵌着するための前面に挿入用開口(2a)を
    設けた2本の枠体嵌合溝(2)を並列状に形成し、更に
    前記枠体嵌合溝(2)と交叉状に構造物(A)の桟体又
    は網体(5)の横材(5a)を係合するための横材係止
    溝(3)を形成したことを特徴とする連結具。
  2. 【請求項2】 2本の枠体嵌合溝(2)を連結具本体
    (1)の同一側面若しくは隣接する側面に夫々形成する
    ようにした請求項1に記載の連結具。
  3. 【請求項3】 構造物(A)を任意の交叉角度(α)で
    もって連結する構成とした請求項1に記載の連結具。
JP6051292U 1992-08-04 1992-08-04 連結具 Expired - Lifetime JP2538962Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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