JPH06166334A - ハンドトラクタ−における伝動装置 - Google Patents
ハンドトラクタ−における伝動装置Info
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- JPH06166334A JPH06166334A JP29274892A JP29274892A JPH06166334A JP H06166334 A JPH06166334 A JP H06166334A JP 29274892 A JP29274892 A JP 29274892A JP 29274892 A JP29274892 A JP 29274892A JP H06166334 A JPH06166334 A JP H06166334A
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Abstract
を組み入れて簡略化するすることを目的とする。 【構成】 ハンドトラクタ−のミッションケ−ス1に原
動機2側から入力される入力軸としての第1軸8をミッ
ションケ−ス1の一外側へ突出させて動力取出軸8aを
構成し、該入力軸8aから歯車伝動される第1軸8と平
行な第2軸11の前記動力取出軸側とは反対側をミッシ
ョンケ−ス外側から伝動連結可能形態に設け、更に、こ
の第2軸11と平行な第3軸12をフリ−回転自在に設
けると共に、前記第2軸11と同様に動力取出軸側とは
反対側をミッションケ−ス外側から伝動連結可能形態に
設け、この第3軸12から走行車輪6の車軸7を適宜伝
動する伝動機構を設け、前記第2軸11の伝動連結軸端
部と第3軸12の伝動連結軸端部との間に油圧ポンプ軸
19aと油圧モ−タ軸20aとを連結するよう油圧変速
機構の油圧装置17をミッションケ−ス1の外側面に取
付けてなるハンドトラクタ−における伝動装置。
Description
ける伝動装置にる関する。詳しくは、走行側の変速を油
圧変速機構を介して伝動する装置に係るものである。
示されたな通りのものはあった。即ち、この従来装置で
は、原動機側から伝動される軸をミッションケ−ス内を
伝動する入力軸とミッションケ−ス外に突出する軸とに
分岐させて、このミッションケ−ス内に突入する軸を外
部に突出させて動力取出軸となし、一方のミッシヨンケ
−ス外に突出させた軸から油圧変速装置を駆動してその
モ−タ軸をミッションケ−ス内の伝動にあてる構成にな
っていた。
側から伝動される軸をいきなり分岐した二つの軸が必要
で、伝動構成が複雑になる欠点があった。また、クラッ
チ機構が格別に必要になり操作自体も面倒になる欠点が
あった。
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、ハ
ンドトラクタ−のミッションケ−ス1に原動機2側から
入力される入力軸としての第1軸8をミッションケ−ス
1の一外側へ突出させて動力取出軸8aを構成し、該入
力軸8aから歯車伝動される第1軸8と平行な第2軸1
1の前記動力取出軸側とは反対側をミッションケ−ス外
側から伝動連結可能形態に設け、更に、この第2軸11
と平行な第3軸12をフリ−回転自在に設けると共に、
前記第2軸11と同様に動力取出軸側とは反対側をミッ
ションケ−ス外側から伝動連結可能形態に設け、この第
3軸12から走行車輪6の車軸7を適宜伝動する伝動機
構を設け、前記第2軸11の伝動連結軸端部と第3軸1
2の伝動連結軸端部との間に油圧ポンプ軸19aと油圧
モ−タ軸20aとを連結するよう油圧変速機構の油圧装
置17をミッションケ−ス1の外側面に取付けてなるハ
ンドトラクタ−における伝動装置とした。
搭載する前フレ−ム3が固着され、後部に耕耘装置等の
作業機4を取付けるヒッチ5が取付けられ、更に、下部
側の左右両側に走行車輪6を装着する車軸7が突出され
ている。このミッションケ−ス1内の伝動機構は、原動
機2側から伝動される入力軸としての第1軸8の入力側
とは反対側をケ−ス外に突出させて動力取出軸8a(P
TO軸)となす。
る第2軸11を第1軸8に平行に軸架させ、前記第1軸
の入力側と同じ方向側の先端部を伝動可能状態の一例で
あるスプライン軸部(イ)となし、ミッションケ−ス1
の外部に突出する。12は第3軸で、前記第2軸と平行
状態に軸架され、第2軸11との間には何ら伝動機構を
もたずフリ−に回転可能となし、第2軸と同様に入力側
と同じ方向側の先端部を伝動可能状態の一例であるスプ
ライン軸部(ロ)となし、ミッションケ−ス1の外部に
突出する。
14,15を介して駆動され、更に、この第4軸にスプ
ロケット16を設けて前記車軸7をチエン駆動するよう
に構成している。17は油圧変速機構の油圧装置で、油
圧ケ−ス18内に油圧ポンプ19と油圧モ−タ20とが
一定の間隔を配して組み込まれており、そのポンプ駆動
軸19aとモ−タ出力軸20aとの間隔が、前記ミッシ
ョンケ−ス1の第2軸11と第3軸12との間隔に一致
する間隔に設け、この油圧装置17をミッションケ−ス
1の側面に、第2軸11からポンプ駆動軸19aに伝動
が伝わり、モ−タ出力軸20aから第3軸12へ伝動が
伝わるよう取付けている。21はポンプ側の斜板を示
す。(ハ),(ニ)はポンプ駆動軸19a及びモ−タ出
力軸の軸端に形成したスプライン嵌合部を示す。尚22
はオイルタンクである。23は変速レバ−で、操縦ハン
ドル24に前後方向へ回動操作可能に設けられ、このレ
バ−23と前記油圧ポンプ19の斜板21の傾斜角調節
カム25の作動レバ−26とをワイヤ−27で連繋し、
この変速レバ−23の操作で油圧モ−タ20の回転方
向、回転速度を自由に変速できるように構成している。
は燃料タンク、29は駆動ベルト、30はテンションロ
−ラ、31はVプ−リを示す。上例の作用について詳述
すると、原動機2から第1軸8が駆動されるとき、その
軸の回転で作業機4側が駆動される。即ち、外第1軸8
の軸端側が動力取出軸8aになっており、これから適宜
変速されて作業機4側が伝動されることになる。
して第2軸11が回転されると、この軸端からミッショ
ンケ−ス1の外側に取付けられた油圧装置17の油圧ポ
ンプ19が伝動回転され、その吐出オイルが第3軸12
と連繋される油圧モ−タ20を駆動し、そのモ−タ出力
軸20aから第3軸12が伝動される。したがって、こ
の第3軸12から歯車14,15を介して第4軸13が
駆動され、チエン伝動により最終の車軸7が回転され
る。
て、前進、後進及びそれらの無段変速が変速レバ−23
によって行われる。したがって、ミッションケ−ス1の
外側面に取付けた油圧装置17で走行の前進、後進及び
変速が無段に行われ、一方作業機4側はメカ伝動にな
る。然るに、この伝動構成が、原動機2側から一旦ミッ
ションケ−ス1内に取り込まれた第1軸8から伝動され
る第2軸11とフリ−回転の第3軸12間においてミッ
ションケ−ス1の外側に取付ける油圧装置17でこの伝
動を変速させるから、その構成が驚くほど簡単になる。
駆動させるものは、ミッションケ−ス内の伝動が極めて
複雑になり、チェンジレバ−32の上下方向、左右方向
の操作で各種の歯車移動をシフタ−を介して行う変速機
構を切替る必要があった。その一例のチェンジレバ−を
第5図で示したが、このチェンジレバ−32のガイド規
制をするガイドパネル33のガイド溝を作成するには、
つぎの構成が良い。
タ−の操縦フレ−ム35の後端側に固着され、このチェ
ンジパネル34に穿ったチェンジ溝36に前記チェンジ
レバ−32が挿通されるが、該チェンジパネル34の裏
面側には前記チェンジ溝36と同じ形状の溝を有したゴ
ム板37を狭んでガイドパネル33が固着されている。
そして、このガイドパネル34には前記レバ−32のガ
イド溝38を穿設し、実質的にこのガイド溝38でレバ
−32が受けられて案内される構成になっている。38
aが中立状態を保持する縦溝、38b,38c,38d
が該縦溝38aに左右中間で合流する上横溝、中横溝、
下横溝である。このようなガイド溝38の構成におい
て、前記チェンジレバ−32はその基部側であるミッシ
ョンケ−ス1側の適所を回動支点にして上下、左右に回
動操作されて変速切替を司ることになるが、前記中横溝
38cと縦溝38aとの交叉点近くで該レバ−32の軸
芯方向とガイドパネル34とが直交するよう設計され
る。したがって、この中横溝38cは略レバ−32の径
より若干広い溝幅lでよいが、上横溝38b,下横溝3
8dはレバ−32が傾斜した状態のままでガイドされる
ことになるから前記中横溝38cに対してその傾斜角度
に見合う程度に溝幅Lを広くするのがよい。
ド溝38b,38c,38dを設定すれば、精度の高い
チェンジ状態を保持できて、変速歯車の噛み合い状態を
高精度に保持できてフィ−リングのよいチェンジ操作を
行うことができる。尚、図中の符号39が接当金、40
は付勢スプリングである。41は作業機側変速チェンジ
レバ−、42はビニ−ルチュ−ブ、43はガイド溝を示
す。
一旦ミッションケ−ス1内に取り込まれた第1軸8から
伝動される第2軸11とフリ−回転の第3軸12間にお
いてミッションケ−ス1の外側に取付ける油圧装置17
でこの伝動を変速させるから、その構成を簡略化でき
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドトラクタ−のミッションケ−ス1
に原動機2側から入力される入力軸としての第1軸8を
ミッションケ−ス1の一外側へ突出させて動力取出軸8
aを構成し、該入力軸8aから歯車伝動される第1軸8
と平行な第2軸11の前記動力取出軸側とは反対側をミ
ッションケ−ス外側から伝動連結可能形態に設け、更
に、この第2軸11と平行な第3軸12をフリ−回転自
在に設けると共に、前記第2軸11と同様に動力取出軸
側とは反対側をミッションケ−ス外側から伝動連結可能
形態に設け、この第3軸12から走行車輪6の車軸7を
適宜伝動する伝動機構を設け、前記第2軸11の伝動連
結軸端部と第3軸12の伝動連結軸端部との間に油圧ポ
ンプ軸19aと油圧モ−タ軸20aとを連結するよう油
圧変速機構の油圧装置17をミッションケ−ス1の外側
面に取付けてなるハンドトラクタ−における伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29274892A JP3588803B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ハンドトラクターにおける伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29274892A JP3588803B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ハンドトラクターにおける伝動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06166334A true JPH06166334A (ja) | 1994-06-14 |
JP3588803B2 JP3588803B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29274892A Expired - Fee Related JP3588803B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ハンドトラクターにおける伝動装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3588803B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29274892A patent/JP3588803B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3588803B2 (ja) | 2004-11-17 |
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