JPH06166211A - 画像装置 - Google Patents

画像装置

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JPH06166211A
JPH06166211A JP34559692A JP34559692A JPH06166211A JP H06166211 A JPH06166211 A JP H06166211A JP 34559692 A JP34559692 A JP 34559692A JP 34559692 A JP34559692 A JP 34559692A JP H06166211 A JPH06166211 A JP H06166211A
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俊次 村野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像装置のベースプレートを不要にすると共
に、画像アレイを搭載した基板とその駆動回路を搭載し
た基板との、電気的接続と機械的結合とを容易にし、か
つ画像アレイの位置決め精度を向上させる。 【構成】 画像アレイ4を搭載した基板6と駆動回路8
を搭載した基板とを、クリップ端子16,18で接続す
ると共に密着させる。結合した基板6,10をハウジン
グ2に組み込み、基板6の主面をハウジング2の突起3
0の底部に設けた縦方向基準面で位置決めし、端面を横
方向基準面で位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、LEDプリントヘッド
や密着型イメージセンサ、液晶シャッタアレイヘッド等
の画像装置に関する。
【0002】
【従来技術】LEDヘッドや液晶シャッタアレイヘッ
ド、密着型イメージセンサ等の画像装置では、画像アレ
イを搭載した基板を接着剤等でベースプレートに固着し
ている。しかしながら接着剤の厚さの管理は困難であ
り、基板の高さ位置が変動し、画像品位の低下をもたら
す。また基板には反りがあり、接着剤で基板の反りを解
消するのは困難である。基板の搭載精度は高さ方向の搭
載精度が中心に検討され、基板の横方向の搭載精度、即
ち基板の長手方向端面の位置決めはほとんど検討されて
いない。そして基板の横方向の搭載精度が低下すると、
レンズアレイと画像アレイとの焦点性能が低下し、画像
品位が低下する。これ以外の問題として、基板に対する
電気的接続がある。従来用いられてきた接続方法はフレ
キシブルプリント基板を用いるものであるが、フレキシ
ブルプリント基板は高価であり、かつ基板に設けた電極
への半田付けの管理も難しい。そこで低価格で高品位の
画像装置を得るには、接着剤無しで基板をベースプレー
トに結合できるようにすると共に、基板の反りの問題
や、基板の端面の位置決めの問題、基板への電気的接続
の問題を解決する必要がある。
【0003】ここで関連する先行技術を示すと、画像装
置のベースプレートとレンズアレイのレンズホルダーと
を分離して、別個に設けること自体は公知である(例え
ば特開平2−273258号公報参照)。また基板の表
面をベースプレートに設けた挟み込み片で押圧し、基板
に設けた電極にクリップ端子を半田付けして接続するこ
とには、発明者らの先願がある(特願平3−34185
7号)。しかしながらこの先願は、クリップ端子をベー
スプレートと一体にすることを検討していないし、基板
端面の位置決めについても検討していない。
【0004】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、以下の点にあ
る。 (1) ベースプレート無しで画像装置を構成し、画像装
置のコストを低下させる。またベースプレートの表面平
坦度の不足に伴う、画像品位の低下を解消する。 (2) 画像アレイを搭載した基板とその駆動回路を搭載
した基板とを接着剤無しに結合し、かつ機械的結合と電
気的接続とを同時に行う。これらに伴って、接着剤の厚
さのむら等による画像品位の低下を解消し、また接着剤
の乾燥を待つなどの工程の遅れを防止する。さらに画像
装置の分解を容易にし、部分的不良に対する手直しや修
理を容易にする。 (3) 画像アレイを搭載した基板とその駆動回路を搭載
した基板の接続に、フレキシブルプリント基板を不要に
し、コストを低下させる。 (4) 画像アレイの横方向の位置と縦方向の位置とを正
確に位置決めできるようにし、画像装置の焦点性能を向
上させる。 (5) 画像アレイを搭載した基板とその駆動回路を搭載
した基板とをクリップ端子で密着させることに伴う、画
像アレイ基板の反りを解消する。 請求項2の発明での課題は、上記に加えて、 (6) レンズアレイの位置決めを容易にすることにあ
る。 請求項3の発明での課題は、請求項1の発明の課題に加
えて、 (7) 2枚の基板の密着性をさらに高めると共に、ハウ
ジングへの組み付け前に2枚の基板の結合を完成し、組
み付けを容易にすることにある。 請求項4の発明での課題は、請求項1の発明の課題に加
えて、 (8) ハウジングの縦方向基準面への画像アレイの基板
の密着性能を向上させ、アレイの縦方向の位置決め精度
をさらに増すことにある。 請求項5の発明での課題は、請求項2の発明の課題に加
えて、 (9) ハウジングの変形を防止し、画像品位を高めるこ
とにある。
【0005】
【発明の構成】この発明の画像装置は、画像アレイを搭
載した基板と、画像アレイの駆動回路を搭載した基板と
を背中合わせに重ね合わせ、これらの基板をクリップ端
子で挟み込んで電気的に接続すると共にこれらの基板を
密着させ、かつハウジングには、画像アレイを搭載した
基板の主面を位置決めするための縦方向基準面と、該基
板の端面を位置決めするための横方向基準面とを設け、
前記縦方向基準面を該基板の主面に当接させてその主面
を位置決めし、前記横方向基準面を該基板の端面に当接
させてその端面を位置決めしたことを特徴とする。
【0006】ここで好ましくは、ハウジングにレンズア
レイ基準面を設けて、この基準面でレンズアレイの底面
を位置決めしながら搭載するようにする。また好ましく
は、前記2枚の基板の相対向する両側の端面にそれぞれ
前記クリップ端子を設けて、前記2枚の基板を両側から
クリップ端子で密着させるようにする。さらに好ましく
は、ハウジングに駆動回路基板の押圧片を設けて、該押
圧片で画像アレイの駆動回路を搭載した基板の主面を押
圧するようにする。好ましくはハウジングを、画像アレ
イを搭載した基板に平行な第1の片と、第1の片からほ
ぼ直角に枝別れしかつレンズアレイの側面に当接する第
2の片と、第1の片からほぼ直角に枝別れしかつ第2の
片と反対方向に伸びる第3の片とで構成し、第1の片に
前記縦方向基準面を設け、第3の片に前記横方向基準面
を設ける。
【0007】画像装置としては、実施例で示したLED
ヘッドの他に、液晶シャッタアレイヘッド、密着型イメ
ージセンサ等を用い、好ましくは画像アレイとレンズア
レイとを用いたものとする。
【0008】
【発明の作用】請求項1の発明に付いて作用を説明す
る。この発明では、画像アレイを搭載した基板とその駆
動回路を搭載した基板とを、背中合わせに密着させる。
このためにクリップ端子を用い、クリップ端子のバネ力
で基板を相互に密着させる。またクリップ端子を用いる
ので、基板間の結合と電気的接続とを同時に行える。そ
してクリップ端子を用いることにより、フレキシブルプ
リント基板や接着剤が不要になる。接着剤が不要になる
ことは、その厚さの管理等が不要になることを意味する
し、同時に接着剤が乾燥固化するまで、工程を止める必
要がなくなることを意味する。また不良が発見された際
に、クリップ端子を外し不良基板を交換したり修理した
りするのが容易になる。
【0009】クリップ端子で2枚の基板を密着させる
と、ベースプレートが不要になる。この結果ハウジング
の形状が単純化しコストが低下するし、ベースプレート
表面の平坦度の不足により焦点性能が低下することも無
くなる。次にこの発明では、ハウジングに縦方向基準面
と横方向基準面とを設けて画像アレイ基板を位置決め
し、画像アレイの縦方向の位置と横方向の位置とを定め
る。この結果、縦方向に付いても横方向に付いても、画
像アレイの焦点性能が向上する。縦方向基準面の役割は
これだけではない。クリップ端子で2枚の基板を密着さ
せると、クリップからの力により基板に反りが生じるこ
とがある。また平滑度が低く厚さのばらつきが大きいア
レイの駆動回路を搭載した基板の影響により、アレイを
搭載した基板の主面に歪や反りが生じる。ここでアレイ
基板の主面を縦方向基準面に当接させれば、この基準面
でアレイ基板の主面の反りや変形が矯正される。
【0010】請求項2以下の発明について作用を示す
と、請求項2ではレンズアレイの底面をハウジングで位
置決めする。請求項3では、2枚の基板の両側にクリッ
プ端子を配置し、クリップ端子のみで2枚の基板を密着
させ結合する。このためハウジングへの組み込み前に、
2枚の基板の結合が完了し、ハウジングへの組み込みが
容易になる。請求項4の発明では、ハウジングに駆動回
路基板の押圧片を設けて、画像アレイ基板をハウジング
の縦方向基準面へと押圧し、縦方向基準面との当接を強
化する。請求項5の発明では、ハウジングを画像アレイ
を搭載した基板に平行な第1の片と、第1の片からほぼ
直角に枝別れしかつレンズアレイの側面に当接する第2
の片と、第1の片からほぼ直角に枝別れしかつ第2の片
と反対方向に伸びる第3の片とで構成し、第1の片にほ
ぼ直角な2つの片を用いてリブ効果を発生させ、ハウジ
ングの変形を防止する。請求項5の発明では、横方向基
準面を除き、基板の位置決めは画像アレイ基板に平行な
第1の片に集中する。この結果第1の片の形状精度を集
中的に改良すれば、画像装置の焦点性能が向上すること
になる。このため第2の片や第3の片への形状精度を特
に高める必要がなくなる。
【0011】
【実施例】LEDヘッドを例に実施例を示す。図1にお
いて、2はハウジングで、安価で剛性と耐熱性が高く加
工精度が得られるポリフェニレンサルファイド、ポリカ
ーボネート等のエンジニアリングプラスチックを用い
る。4は画像アレイで、ここではLEDアレイとし、例
えば40個程度の画像アレイ4を直線状に配置する。6
は画像アレイ基板で、ガラス基板や表面をガラスグレー
ズしたセラミック基板を用い、平坦で表面の平滑性が高
い基板を用いる。8は画像アレイ4の駆動回路で、駆動
ICやコンデンサ等からなり、プラスチック等の安価な
駆動回路基板10上に搭載する。12は、セルフフォー
カシングレンズアレイ等のレンズアレイである。14は
金属カバーで、ハウジング2の開口部を覆い、画像アレ
イ4や駆動回路8等を静電シールドすると共に、トナー
や紙粉の侵入を防止する。
【0012】16,18は各々クリップ端子で、基板
6,10の両端面に沿って各々多数設ける。クリップ端
子16,18はその弾性によって基板6,10を押圧し
これらを密着させると共に、半田付け等で基板6,10
に固着しておく。実施例では図1の右側のクリップ端子
16を基板の結合と電気的接続との双方に用い、左側の
クリップ端子18は基板6,10の密着にのみ用いた。
このため左側のクリップ端子18を特に基板固定クリッ
プ端子と呼ぶ。
【0013】ハウジング2は基本的に、基板6に平行な
第1の片20と、これに直角でレンズアレイ12の側面
に平行な第2の片22、第1の片20に直角で基板6,
10の端面に平行な第3の片24とからなる。ハウジン
グ2にはこれ以外に押圧片26があり、基板10の主面
を画像アレイ4の反対側から押圧する。またレンズアレ
イ12の右側の側面を位置決めするように第4の片28
を設ける。
【0014】30は、第1の片20に設けた突起で、そ
の先端に縦方向基準面を設け、基板6の主面に当接させ
て位置決めする。
【0015】図2に、クリップ端子16や突起30等の
配置を示す。クリップ端子16は、最もピッチの小さな
部分で例えば1mm程度のピッチで配置し、それ以外の
部分では例えば5mm程度のピッチで配置する。突起3
0は例えば数個〜10個程度を設け、基板固定クリップ
端子18も突起30と同数程度の数個〜10個程度を設
ける。プラスチックのプリント基板10は、押圧片26
により図2の下側から上側に向かって押圧される。この
ためガラス等の基板6の主面は突起30の下面に設けた
縦方向基準面に向かって押圧され、縦方向基準面により
基板6の主面が位置決めされる。
【0016】ガラス等の基板6とプリント基板10とを
クリップ端子16,18で密着させると、クリップ端子
16,18のバネ性が強すぎる場合、図3に示すような
反りが生じる。また形状精度が低く反りが大きなプリン
ト基板10にガラス等の基板6を密着させると、プリン
ト基板10の影響を受け、ガラス等の基板6が反ること
がある。この状況を図3に示す。これに対して実施例で
は、ガラス等の基板6の主面は、突起30の底部に設け
た縦方向基準面に当接している。そして押圧片26によ
り基板6は縦方向基準面に向かって加圧され、基板6の
主面の反りや変形が縦方向基準面によって矯正される。
【0017】図4に、クリップ端子16と基板6の基板
電極40との半田付けを示す。図において、42は絶縁
膜で、例えばポリイミド樹脂膜を用い、44はクリーム
半田を用いた半田付け部である。クリップ端子16,1
8をセットした後に、絶縁膜42上とクリップ端子1
6,18上とを問わず、無差別にクリーム半田を塗布す
る。このためクリーム半田の塗布は極めて容易になる。
次に熱風ヒータ等によりクリーム半田を溶かすと、クリ
ーム半田は馴染みの悪い絶縁膜42上から逃げ、クリッ
プ端子16,18や基板電極40へと集中する。このた
め単に無差別にクリーム半田を塗布し、熱風ヒータで加
熱するだけで、半田付けが行える。絶縁膜42は、画像
アレイ4の共通電極とそのデータバスとを分離するため
のもので、基板6に元々必要なものである。そのため絶
縁膜42を設けても、工程数は増加しない。プリント基
板10の側では、クリーム半田と基板10のプラスチッ
クとの馴染みが悪いため、絶縁膜42を設ける必要はな
い。プリント基板10にクリップ端子16,18をセッ
トし、同様にクリーム半田を塗布し、熱風ヒータ等で半
田付けを行えば良い。
【0018】このようにすれば、基板6,10間の電気
的接続と、基板6,10の結合をほぼ同時にかつ容易に
行うことができる。またハウジング2への組み込み前
に、基板6,10の結合を行うことができるので、ハウ
ジング2への基板6,10の組付けが容易になる。さら
に基板6,10の結合に高価なフレキシブルプリント基
板が不要となり、かつ基板6,10の間にベースプレー
トを介在させる必要もなくなる。これに伴って、ハウジ
ング2の形状は簡単になり、ベースプレートの表面の平
滑性の不足により焦点性能が低下することもなくなる。
基板6,10の結合には接着剤等を用いないので、接着
剤の乾燥や固化を待つ間、工程を止める必要もなくな
る。またクリップ端子16,18の半田付けを外せば、
基板6,10を容易に分離することができる。これに伴
って不良基板の修理や交換、画像装置の修理等が容易に
なる。
【0019】図5にハウジング2を単独で取り出した状
態を示す。図において、50は画像アレイ4からの光を
レンズアレイ12へと導くための穴である。52は、突
起30の底面に設けた縦方向基準面、54は第2の片2
4に設けた横方向基準面である。横方向基準面54は基
板6の端面の上部に当接し、基板6の端面上部を位置決
めする。この結果レンズアレイ12に対する、画像アレ
イ4の横方向の位置が定まる。基板6は、画像アレイ4
を配置する側からダイヤモンドカッター等で切り出して
形成する。このため基板6の端面の形状精度は、その上
部で高く底部で低い。このため横方向基準面54を基板
6の端面の上部に当接させ、位置決め精度を向上させ
る。
【0020】ハウジング2自体の反りや変形の問題につ
いて検討すると、ハウジング2は基本的に第1の片20
と、これにほぼ直角な第2の片22並びに第3の片24
からなる。このため第1の片20がどちらの側に変形し
ようとしても、第2の片22や第3の片24が妨げとな
り、変形が防止される。これは一種のリブ効果である。
例えば第1の片20が図の上側の向きに変形しようとす
ると、第2の片22がこれを阻止する。下側に変形しよ
うとした場合には、第3の片24が阻止する。
【0021】レンズアレイ12や基板6の位置決めは横
方向基準面54を除き、第1の片20に集中する。この
ため第1の片20に対して、集中的に形状精度を高めれ
ば良いことになる。特に問題となるのは、縦方向基準面
52とレンズアレイ底部基準面56の2つの基準面であ
る。また縦方向基準面52は第1の片20の裏面全面に
設けるようにはせず、突起30の底部にのみ設けるよう
にして、基準面を設ける範囲を小さくした。これに伴っ
て縦方向基準面52の面精度を高めることが容易とな
る。
【0022】図6に、変形例のハウジング62を示す。
このハウジング62は、図1〜図5のハウジング2から
第4の片28を除いたものである。図6の変形例から
も、以下の点が明らかになる。第1の片20に対して第
2の片22や第3の片24をほぼ直角に配置し、リブ効
果によって第1の片20の変形や反りを防止する。また
押圧片26によってプラスチック等の基板10の底面を
押圧し、ガラス等の基板6の主面を縦方向基準面52に
当接させる。これによって基板6の主面を位置決めする
だけでなく、基板6に生じる反りや変形等を矯正する。
さらに基板6の端面上部を横方向基準面54で位置決め
し、レンズアレイ12に対して画像アレイ4の横方向位
置を定める。
【0023】図7に、金属カバー14を示す。金属カバ
ー14は、ハウジング2の一方の側面(図では右側の側
面)と、底面、並びに両端面を覆い、画像アレイ4や駆
動回路8をシールドする。これによって図示しない感光
体ドラムでの帯電や現像に伴う電磁波から、画像アレイ
4や駆動回路8を保護する。また画像アレイ4や駆動回
路8から電磁波が周囲に洩れないようにシールドする。
これらと同時に金属カバー14は、ハウジング2の内部
を密封し、紙粉やトナー等から画像アレイ4を保護す
る。
【0024】図8に、さらに他の変形例のハウジング8
2を示す。図において84はプラスチックやゴム等の押
圧片で、実施例でのハウジング2の押圧片26の代わり
に用いた。図8の変形例では、押圧片84をハウジング
とは別体に設け、金属カバー14で押圧片84を押圧
し、基板6の主面を突起30の底部の縦方向基準面52
に当接させる。他の点では、図5のハウジング2と同様
である。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明では、以下の効果が得ら
れる。 (1) 画像アレイを搭載した基板とその駆動回路を搭載
した基板とを、クリップ端子で背中合わせに密着させ、
基板間の結合と電気的接続とを同時に行う。またフレキ
シブルプリント基板や接着剤を不要にする。 (2) ベースプレートを不要にしてハウジングの形状を
単純化させ、同時にベースプレート表面の平坦度の不足
による焦点性能の低下を防止する。 (3) ハウジングに縦方向基準面と横方向基準面とを設
けて、画像アレイの縦方向の位置と横方向の位置とを定
め、焦点性能を向上させる。さらに縦方向基準面で、ア
レイ基板の主面の反りや変形を矯正する。
【0026】請求項2以下の発明では、以下の効果が得
られる。 (4) レンズアレイの底面をハウジングで位置決めし、
画像アレイに対するレンズアレイの位置決めを行う(請
求項2)。 (5) クリップ端子のみで2枚の基板を密着結合し、ハ
ウジングへの組み込み前に基板の結合が完了するように
して、ハウジングへの組み込みを容易にする(請求項
3)。 (6) ハウジングに駆動回路基板の押圧片を設けて、画
像アレイ基板をハウジングの縦方向基準面へと押圧し、
縦方向基準面との当接を強化する(請求項4)。 (7) ハウジングを画像アレイを搭載した基板に平行な
第1の片と、第1の片からほぼ直角に枝別れしかつレン
ズアレイの側面に当接する第2の片と、第1の片からほ
ぼ直角に枝別れしかつ第2の片と反対方向に伸びる第3
の片とで構成し、第1の片にほぼ直角な2つの片を用い
てリブ効果を発生させ、ハウジングの変形を防止する
(請求項5)。 (8) 基板の位置決めを画像アレイ基板に平行な第1の
片に集中させ、ハウジングの形状精度の向上を容易にす
る(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像装置の短片方向断面図
【図2】 実施例の画像装置の長手方向要部断面図
【図3】 重ね合わせた基板のたわみを示す図
【図4】 実施例での、基板へのクリップ端子の半田付
けを示す図
【図5】 実施例で用いたハウジングの要部斜視図
【図6】 変形例のハウジングの側面図
【図7】 実施例の画像装置の要部斜視図
【図8】 変形例の画像装置の短片方向断面図
【符号の説明】
2 ハウジング 4 画像アレイ 6 画像アレイ基板 8 駆動回路 10 駆動回路基板 12 レンズアレイ 14 金属カバー 16 クリップ端子 18 基板固定クリップ端子 20 第1の片 22 第2の片 24 第3の片 26 押圧片 28 第4の片 30 突起 40 基板電極 42 絶縁膜 44 半田付け部 50 穴 52 縦方向基準面 54 横方向基準面 56 レンズアレイ底部基準面 62 ハウジング 82 ハウジング 84 押圧片
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 25/00 A 33/00 N 7376−4M H04N 1/028 Z 8721−5C 1/036 A 8721−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像アレイを搭載した基板と、画像アレ
    イの駆動回路を搭載した基板とを背中合わせに重ね合わ
    せ、これらの基板をクリップ端子で挟み込んで電気的に
    接続すると共にこれらの基板を密着させ、 かつハウジングには、画像アレイを搭載した基板の主面
    を位置決めするための縦方向基準面と、該基板の端面を
    位置決めするための横方向基準面とを設け、前記縦方向
    基準面を該基板の主面に当接させてその主面を位置決め
    し、前記横方向基準面を該基板の端面に当接させてその
    端面を位置決めしたことを特徴とする、画像装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングにレンズアレイ基準面を
    設けて、この基準面でレンズアレイの底面を位置決めし
    ながら搭載するようにしたことを特徴とする、請求項1
    の画像装置。
  3. 【請求項3】 前記2枚の基板の相対向する両側の端面
    にそれぞれ前記クリップ端子を設けて、前記2枚の基板
    を両側からクリップ端子で密着させるようにしたことを
    特徴とする、請求項1の画像装置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングに駆動回路基板の押圧片
    を設けて、該押圧片で画像アレイの駆動回路を搭載した
    基板の主面を押圧するようにしたことを特徴とする、請
    求項1の画像装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングを、画像アレイを搭載し
    た基板に平行な第1の片と、第1の片からほぼ直角に枝
    別れしかつレンズアレイの側面に当接する第2の片と、
    第1の片からほぼ直角に枝別れしかつ第2の片と反対方
    向に伸びる第3の片とで構成し、 第1の片に前記縦方向基準面を設け、第3の片に前記横
    方向基準面を設けたことを特徴とする、請求項2の画像
    装置。
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