JPH05147264A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JPH05147264A
JPH05147264A JP34185791A JP34185791A JPH05147264A JP H05147264 A JPH05147264 A JP H05147264A JP 34185791 A JP34185791 A JP 34185791A JP 34185791 A JP34185791 A JP 34185791A JP H05147264 A JPH05147264 A JP H05147264A
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JP
Japan
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face
array
substrate
lens array
pressed
Prior art date
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Pending
Application number
JP34185791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Murano
俊次 村野
Koji Miyauchi
宏治 宮内
Toshihiro Anzaki
俊宏 安崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP34185791A priority Critical patent/JPH05147264A/ja
Publication of JPH05147264A publication Critical patent/JPH05147264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズアレイとLEDアレイを搭載した基板
とを、高精度にハウジングに組み付ける。 【構成】 レンズアレイの底面を、スペーサを介してハ
ウジングの基準面に当接させ、頂面をハウジングの挟み
込み片で押圧し、レンズアレイの反りを矯正しながら、
ハウジングに固定する。同様にLEDアレイ基板の底面
をハウジングの基準面に当接させ、頂面を挟み込み片で
押圧し、ハウジングに固定すると共に反りを解消する。
LEDアレイ制御回路の基板も同様にハウジングに固定
し、これらの基板をクリップ端子で接続するとともに、
クリップ端子で基板の反対側を挟み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、LEDプリンタヘッド
や密着型イメージセンサ、液晶シャッタアレイ等の光学
装置に関する。
【0002】
【従来技術】ハウジングに、レンズアレイと受発光素子
を搭載した基板とを組み付けた光学装置は、LEDプリ
ンタヘッドや密着型イメージセンサ、あるいは液晶シャ
ッタアレイ等として、用いられている。
【0003】従来の光学装置では、実開平2−8875
2号公報等に示されるように、レンズアレイの両端を固
定し、ネジ等で位置決めしていた。しかしながらレンズ
アレイは変形し易く、反りが大きい。このため両端を位
置決めするだけでは不十分で、中央部の位置決めも必要
である。レンズアレイの反りを解消し、両端だけでなく
中央部も位置決めしたとしても、基板にも反りがある。
前記の公報では基板をハウジング上に固定しているが、
基板に反りがあると基板はハウジングに密着せず、レン
ズアレイの反りを解消するだけでは、基板の反りにより
光学精度が低下してしまう。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、(1) レンズアレイ
と受発光素子を搭載した基板の反りを解消し、(2) こ
れらのものをハウジングに対して精密に位置決めし、
(3) 高精度の光学装置を得ることにある。
【0005】
【発明の構成】この発明の光学装置は、ハウジングに、
レンズアレイと、受発光素子を搭載した基板とを組み付
けるとともに、ハウジングによりこれらのものの位置決
めを行うようにした光学装置において、ハウジングに設
けた第1基準面に、前記受発光素子を搭載した基板の裏
面を当接させるとともに、ハウジングに設けた挟み込み
片で該基板の頂面を押圧し、ハウジングに設けた第2基
準面で、前記レンズアレイの底面を位置決めするととも
に、ハウジングに設けた挟み込み片で該レンズアレイの
頂面を押圧するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用】この発明では、受発光素子を搭載した基
板に対して、その底面をハウジングの第1基準面に当接
させ、頂面を挟み込み片で押圧する。この結果、基板は
ハウジングの第1基準面に密着し、反りは解消する。
【0007】同様にレンズアレイに対しては、底面をハ
ウジングの第2基準面で位置決めし、頂面をハウジング
に設けた挟み込み片で押圧する。この結果、レンズアレ
イには第2基準面側への圧力が働き、反りは解消し、底
面位置が第2基準面で位置決めされる。
【0008】レンズアレイと受発光素子を搭載した基板
の位置決めができ、これらのものの反りが解消すれば、
光学装置の精度は飛躍的に向上する。以下にLEDプリ
ントヘッドを例に、実施例を示す。
【0009】
【実施例】図1〜図4に、実施例を示す。図1におい
て、2はハウジングで、材質は金属でも良いが、ここで
は安価で剛性と耐熱性が高く加工精度が得られるよう
に、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート等
のエンジニアリングプラスチックを用いる。エンジニア
リングプラスチック単独では導電性が無く、感光体ドラ
ム等の帯電器や除電器等でのコロナ放電等に伴うノイズ
により、LEDアレイやその駆動回路が静電破壊される
恐れがある。そこでエンジニアリングプラスチックに
は、カーボン粉やカーボンファイバー、ステンレスファ
イバー、ステンレス粉末等の導電性材料を混合し、導電
性を与える。好ましい混合量は、エンジニアリングプラ
スチック100重量部に対し8〜35重量部で、より好
ましくは10〜30重量部である。また導電性粒子の粒
径は、粉末状の粒子の場合2〜3μm、ファイバー状の
場合長さが6μm〜20μm程度とする。粒子が大きす
ぎると、ハウジング2の表面平坦度が低下し、粒子が細
かすぎると材料コストが増加する。ハウジング2の導電
体化の手法は任意であり、例えばハウジング2の外側の
表面に無電界メッキ等を施して、導電性を与えても良
い。
【0010】4は第1基準面で、ハウジング2の表面を
面出しして設け、図中の△△等の記号は基準面を表す。
6は挟み込み片で、バネ性を持たせる。
【0011】8は第2基準面で、レンズアレイの全長に
沿って直線状に設け、10はハウジング2に設けた挟み
込み片で、レンズアレイの上部を押圧する。12はレン
ズアレイの側面を当接させるための第3基準面で、14
はLEDアレイの駆動回路を搭載した基板の底面に当接
させるための第4基準面、16は駆動回路の基板を押圧
するための挟み込み片である。挟み込み片10,16に
はバネ性を持たせる。ハウジング2の両端には図示しな
いカバーを設け、両端からトナーや紙粉が侵入するのを
防止する。
【0012】20はLEDアレイ22を搭載した基板
で、例えばガラス基板とし、24はLEDアレイ22の
固着用の導電性接着剤層である。26はレンズアレイ
で、例えばセルフフォーカシングレンズアレイとする。
28は高さ調節部材で、レンズアレイ26の底面の高さ
を調節し、レンズアレイ26の中心が所定の位置に現れ
るようにする。
【0013】30はLEDアレイ22の駆動回路を搭載
した基板で、32は駆動回路、34は基板20,30の
配線を接続するクリップ端子で、好ましくは予め半田メ
ッキしておき、バネ性のものを用いる。36,38はク
リップ端子に設けた折り返し部で、クリップ端子34を
セットして、ハウジング2の横方向から加熱すると溶融
した半田が折り返し部36,38に溜り、ここから溶融
した半田が半田面に流れ込み半田付けができる。即ちこ
のようにすれば耐熱温度の低いプラスチックハウジング
2を損傷せずに、ガラス基板20上の脆弱な配線を損傷
せずに、半田付けができる。
【0014】40はステンレスやアルミニウム等のカバ
ー、42はカバー40の取り付けネジである。
【0015】実施例の動作を説明する。レンズアレイ2
6の長さZ0には、±400μm程度のばらつきがあ
る。そこで図2に示すように、Z0のばらつきの1/2
の幅の高さ調節部材28をレンズアレイ26の底面と第
2基準面8との間に挟み込み、レンズアレイ26の高さ
の中心が第2基準面8に対し所定の位置に現れるように
する。あるいはレンズアレイ26をZ0のばらつき毎に
選別し、ハウジング2での第2基準面8の位置もそれに
応じて変えれば、第2基準面8に直接レンズアレイ26
の底面を当接させても良い。次にレンズアレイ26の頂
面を挟み込み片10で押圧する。この結果、レンズアレ
イ26の底面は、レンズアレイ26の全長に渡って設け
た第2基準面に密着し、反りは解消し、高さの中心の位
置決めもなされる。レンズアレイ26の図での右側面を
第3基準面に当接させ、カバー40で押圧すると、レン
ズアレイの側面が第3基準面12に密着し、側面の反り
も解消する。
【0016】基板20,30に付いては、底面を基準面
4,14に当接させ、頂面を挟み込み片6,16で押圧
する。この結果基板20,30の反りも解消し、基板2
0,30は基準面4,14に密着する。基板20,30
の一方の端を押圧しただけでは基準面4,14への密着
が不完全になることが考えられる。そこでバネ性のクリ
ップ端子34で、基板20,30の多端を押圧する。な
おここで第4基準面14を設けたのは、クリップ端子3
4の接続を容易にするためで、第4基準面の精度は低い
ものでも良い。また基板30をセラミックやガラスエポ
キシ、ガラス等の剛性の高い基板とすると、プラスチッ
クハウジング2の剛性を強化し、基板20をより平坦に
固定することができる。
【0017】これ以外に、LEDアレイ22の厚さのば
らつきがある。そこでLEDアレイ22の搭載時に、上
面が一定の位置に現れるように搭載し、厚さのばらつき
の影響を導電性接着剤24の厚さを変えることで解消す
る。
【0018】このようにすれば、以下の性能が得られ
る。レンズアレイ26には±400μm程度のZ0のば
らつきがあるが、これは高さ調節部材28で補正でき
る。レンズアレイ26の反りは、第2基準面8に底面を
当接させ、押圧片10で押え込むことや、第3基準面1
2に側面を当接させ、カバー40で押圧することで解消
できる。一方基板20には厚さのばらつきと反りで±1
00μm程度の上面位置のばらつきがあるが、第1基準
面4に底面を密着させ、挟み込み片6とクリップ端子3
4で押圧することで、反りを解消できる。残った基板厚
さのばらつきは、例えばビーム径が最適になるように、
高さ調節部材28の厚さを定める等により、高さ調節部
材28で解消できる。このため、反りのあるレンズアレ
イ26や基板20でも、±50μm以下の取り付け誤差
の目標精度での組立ができ、画像品質が向上すると共
に、安価にLEDプリントヘッドを組み立てることがで
きる。
【0019】図4に感光体ドラムへの位置決めを示す。
図において、02は感光体ドラムで、04はその取り付
け部材である。44はハウジング2に設けた焦点基準面
で、この基準面を取り付け部材04に当接させ、プリン
トヘッドを感光体ドラム02に位置決めする。
【0020】
【発明の効果】この発明では、(1) レンズアレイや受
発光素子を搭載した基板の反りを解消し、(2) これら
のものをハウジングに高精度に固定し、(3) 高品位の
光学装置を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の断面図
【図2】 図1のレンズアレイ取り付け部を示す要部拡
大断面図
【図3】 図1の基板取り付け部を示す要部拡大断面図
【図4】 実施例の画像形成装置の、感光体ドラムとの
位置決め示す側面図
【符号の説明】
2 ハウジング 4 第1基準面 6 挟み込み片 8 第2基準面 10 挟み込み片 12 第3基準面 14 第4基準面 16 挟み込み片 20 LEDアレイ搭載基板 22 LEDアレイ 24 接着剤層 26 レンズアレイ 28 レンズアレイの高さ調節部材 30 LEDアレイの駆動回路を搭載した基板 32 LEDアレイの駆動回路 34 クリップ端子 36,38 折り返し部 40 ヘッドカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/028 Z 9070−5C 1/036 A 9070−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに、レンズアレイと、受発光
    素子を搭載した基板とを組み付けるとともに、ハウジン
    グによりこれらのものの位置決めを行うようにした光学
    装置において、 ハウジングに設けた第1基準面に、前記受発光素子を搭
    載した基板の裏面を当接させるとともに、ハウジングに
    設けた挟み込み片で該基板の頂面を押圧し、 ハウジングに設けた第2基準面で、前記レンズアレイの
    底面を位置決めするとともに、ハウジングに設けた挟み
    込み片で該レンズアレイの頂面を押圧するようにしたこ
    とを特徴とする、光学装置。
JP34185791A 1991-11-29 1991-11-29 光学装置 Pending JPH05147264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34185791A JPH05147264A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 光学装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP34185791A JPH05147264A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 光学装置

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JPH05147264A true JPH05147264A (ja) 1993-06-15

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ID=18349287

Family Applications (1)

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JP34185791A Pending JPH05147264A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 光学装置

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JP (1) JPH05147264A (ja)

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