JPH0616597B2 - 自動再送要求方式 - Google Patents

自動再送要求方式

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JPH0616597B2
JPH0616597B2 JP63016950A JP1695088A JPH0616597B2 JP H0616597 B2 JPH0616597 B2 JP H0616597B2 JP 63016950 A JP63016950 A JP 63016950A JP 1695088 A JP1695088 A JP 1695088A JP H0616597 B2 JPH0616597 B2 JP H0616597B2
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Japan
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JP63016950A
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則義 曽根高
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、衛星通信において、従局から基準局に対して
送信された信号を基準局が受信できたか否かを示す確認
信号を送出し、これにより、確認できなかった信号を再
度従局から送信してもらうための自動再送要求方式に関
する。
[従来の技術] 通信衛星を介して、複数の従局(超小型地球局)が基準
局に対しスロット付きアロハ方式を用いてデータを送信
し、このスロットに対して基準局側がデータを受信した
か否かを確認して、各従局に対して受信確認信号を送出
する衛星通信方式においては、従来、自動再送要求方式
として、基準局が受信確認信号の定められた領域に、ス
ロット毎に確認信号をビット単位で示す方式か、あるい
は受信したデータの局番号を確認し、この局番号を確認
信号の内容とする方式が採用されていた。
とくに、スロット付きアロハ方式は、ランダムアクセス
方式を主としているためデータどうしの衝突が生じやす
く、よってデータ受信の確認が必要不可欠であった。
第6図は従来の自動再送要求方式の一例を示すもので、
インバウンドとアウトバウンドのフレーム構成となって
いる。
インバウンドは、任意に定められた周期で構成されるフ
レームF(n)と、フレーム中を任意の数mで分割した
スロットS(m)で構成してあり、スロット着きアロハ
方式で運用されている。
アウトバウンドは、任意に定められた周期で構成される
フレーム(n)を有し、この周期はインバウンドと同じ
である。また、フレームF(n)の中には、F(n)に
対してF(n−2)で使用されたスロットS(1)〜
(m)に対する受信の確認信号が施されている。
この確認信号により、各従局ではF(n−2)の任意の
スロットS(m)で送出した内容が基準局で受信された
か否かを判断する。そして、受信していない旨を示す確
認信号(NACK)が示されていたならば、再度F(n
−2)のときに送出した信号をスロット付きアロハで送
出する。逆に、受信した旨を示す確認信号(ACK)な
らば、再送しないようにしていた。
第7図(a),(b),(c)はこのような従来の自動
再送要求方式によるアクセスの構成例で、同図(a)は
指定した一フレーム以降の再送要求を行なう場合(RE
J)、同図(b)は同図(a)と同じケースで指定した
一つのフレームのみの再送要求を行なう場合(SRE
J)、同図(c)は別のケースにおけるREJまたはS
REJ方式による再送要求の構成例を示している。
[解決すべき問題点] 上述した従来の自動再送要求方式は、確認信号が、F
(n)フレーム分のみの受信確認を内容としていたの
で、確認信号が送られてくるフレームの情報が誤ってい
た場合、データを重複して再送してしまうおそれがあっ
た。また、回線状態が悪く確認信号を受信できないよう
な場合、再送要求が通らないという問題があった。
このような問題は、送信されてくるデータの信頼性およ
び品質性を低下させるとともに、正確な情報の取得を遅
延させるという通信全体の問題につながっていた。
また、再送されなくてもよいデータを重複して再送した
場合、そのデータが重複して送られてきたものか否かの
判断を下す装置が必要となり、システムの大型化,複雑
化の問題をも生じさせていた。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、基準局から各従局へのより確かな確認伝達を実現
することにより、従局が重複してデータを再送したり、
再送の必要のあるデータが再送されなかったりする事態
を防止できる自動再送要求方式の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するために本発明は、通信衛星と、少な
くとも一つ以上の基準局と複数の従局で構成され、上記
基準局は複数の従局に対して時分割多元接続方式で上記
通信衛星を介して通信し、上記複数の従局は上記基準局
に対してはスロット付きアロハ方式で上記通信衛星を介
して通信を行なう通信衛星方式において、上記基準局
は、上記複数の従局から任意のスロットに送出された信
号が誤りなく受信できたか否かを任意の従局に伝えるた
めの確認信号の送出領域を備え、かつ、この確認信号
は、過去に送出した確認信号の履歴を示す履歴確認信号
をビットでスロット毎にあらわすことにより、従局にお
いて幾度か受信できなかった場合にも上記履歴信号が示
されている間に一度受信できれば受信できなかった確認
信号の内容が分かるようにした方式としてある。
上記履歴確認信号としては、例えば、任意に定められた
一パケット分の確認信号、同じくアウトスタンディング
分の確認信号または任意に定められたモジュロ分の確認
信号により構成できる。
また必要に応じ、履歴確認信号を複数回受信したとき、
はじめて確認信号を受信したとすることにより、より正
確な受信確認を行なうよう構成してもよい。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本実施例の自動再送要求方式を採用した衛星通
信システムにおける基準局(R局)と従局(M(m)
局)の構成を示すブロック図、第2図は同システムの全
体構成を示すシステム図である。
第1図において、R局側のブロック構成は次のようにな
っている。すなわち、受信信号S1はFCS検出回路2
に入力され、同回路2で受信信号に含まれている誤り検
出用ビットを検出する。FCS検出のためのFCS検出
タイミング信号S2と、局番号ごとにFCS検出の内容
が誤りを検出したか否かを知らせるFCS情報信号S3
は、中央処理回路1にて生成される。
送信信号S4はデータ処理回路3に入力される。データ
処理回路3では、送信信号S4を任意に定められたスロ
ット長に適用できるように、分割制御やタイミングがと
られる。これらの動作は、中央処理回路1から与えられ
る送信信号アクセス情報S5にもとづいて行なわれる。
データ処理回路3でタイミング制御された送信信号S4
はACKビット付加回路4に挿入される。一方、中央処
理装置1では、FCS検出回路2で検出されたFCS情
報にもとづき確認信号が生成され、局番号ごとのACK
信号送信情報S6としてACKビット付加回路4に挿入
される。ここで、ACK信号送信情報S6には、受信信
号の局番号とその履歴確認信号が含まれている。このA
CK信号送信情報は、ACKビット付加回路4で送信信
号S4に付加され、FCS生成回路5へ送出される。
FCS生成回路では、送信信号S4に誤り検出のための
ビットが付加され、M(n)局へ送出する。
次に、M(n)局側のブロック構成を説明する(第1図
参照)。受信信号S1は、誤り検出用ビット検出のため
にまずFCS検出回路2に入力される。FCS検出回路
2で誤り検出を行なった結果、誤りがなければACK検
出回路6にその受信信号S1が送られる。
ACK検出回路6では、R局で付加された局番ごとのA
CKビットのうちから自局のものを検出し、自局のAC
K信号情報としてACK信号受信情報S9を中央処理回
路1に送出する。
なお、FCS検出のためのFCS検出タイミング信号S
2と、ACK検出のためのACK検出タイミング信号S
8は、中央処理回路1からそれぞれ与えられる。
一方、送信信号S4は、データ処理回路3に入力され
る。ここでは、R局側の処理と同様に、送信信号をスロ
ット長に適用できるように、分割制御やタイミング制御
が行なわれ、かつ、自局の局番が付される。これらの動
作は、中央処理回路1から与えられた送信信号アクセス
情報S5にもとづき行なわれる。
R局から受信したACK信号受信情報が、NACK信号
の場合、中央処理回路1に一時記憶してあった送信デー
タの中から再送するためのデータを取り出し、送信信号
アクセス情報S5に含ませてデータ処理回路3に送る。
この再送データは、データ処理回路3にて送信信号S4
に付加される。
これらの制御が施された送信信号S4は、FCS生成回
路5に入力され、誤り検出のためのビットを付加さレた
後、R局へと送出される。なお、FCS生成回路におい
てFCSを生成するタイミングは、中央処理回路1から
FCS生成タイミング信号S7として与えられる。
上述した基準局(R局)と複数の従局(M(n)局)と
の間の交信は、第2図に示すように、通信衛星ST1を
介して行なわれる。ここで、R局からM局(n)局へは
時分割多元方式(TDM)により行なわれ、M(n)局
からR局へはスロット付アロハ方式で行なわれる。
第3図は本実施例に用いられるインバウンドとアウトバ
ウンドのフレーム構成図である。
インバウンドは、任意に定められた周期のフレームF
(n)と、このフレーム中を任意の数mで分割されたス
ロットS(m)で構成されている。アウトバウンドは、
任意に定められた周期で構成されるフレームF(n)を
有し、この周期はインバウンドと同じである。また、フ
レームF(n)の中には、F(n)に対してF(n−
2)以降までに使用されたスロットS(1)〜S(m)
に関する受信の履歴確認信号が施されている。
第4図は履歴確認信号の構成図であり、従局から毎フレ
ーム受信した場合の履歴確認信号がF(n)〜F(n+
2)までに示す構成である。ここで履歴確認信号は、任
意に定められた一パケット分の確認信号の内容をビット
でスロット毎にあらわすか、任意に定められたアウトス
タンディング分またはモジュロ分の確認信号の内容をビ
ットでスロット毎にあらわすようにしてある。
第5図は本実施例によるアクセス構成図である。この図
より、基準局からの確認信号が受信できない場合でも、
データを重複して再送することがなく、また、再送すべ
きデータは確実に再送できることがわかる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、基準局から従局への確認
信号に過去の確認信号と履歴を持たせることにより、基
準局から複数の従局への正確な確認伝達が実行でき、重
複したデータの再送や再送を要するデータの再送もれ等
を確実に防止できる。
その結果、衛星通信全体の信頼性および品質性を向上さ
せるとともに、正確な情報の迅速な取得、通信システム
の簡素化に顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の自動再送要求方式を採用した
衛星通信システムにおける基準局と従局の構成を示すブ
ロック図、第2図は同システムの全体構成を示すシステ
ム図、第3図はフレーム構成図、第4図は履歴確認信号
構成図、第5図はアクセス構成図、第6図は従来例のフ
レーム構成図、第7図は(a),(b),(c)はそれ
ぞれ従来例のアクセス構成図である。 1:中央処理回路、2:FCS検出回路 3:データ処理回路、4:ACKビット付加回路 5:FCS生成回路、6:ACK検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信衛星と、少なくとも一つ以上の基準局
    と複数の従局で構成され、上記基準局は複数の従局に対
    して時分割多元接続方式で上記通信衛星を介して通信
    し、上記複数の従局は上記基準局に対してはスロット付
    きアロハ方式で上記通信衛星を介して通信を行なう通信
    衛星方式において、上記基準局は、上記複数の従局から
    任意のスロットに送出された信号が誤りなく受信できた
    か否かを任意の従局に伝えるための確認信号の送出領域
    を備え、かつ、この確認信号は、過去に送出した確認信
    号の履歴を示す履歴確認信号をビットでスロット毎にあ
    らわすことにより、従局において幾度か受信できなかっ
    た場合にも上記履歴信号が示されている間に一度受信で
    きれば受信できなかった確認信号の内容が分かるように
    してあることを特徴とした自動再送要求方式。
JP63016950A 1988-01-29 1988-01-29 自動再送要求方式 Expired - Lifetime JPH0616597B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63016950A JPH0616597B2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29 自動再送要求方式

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JP63016950A JPH0616597B2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29 自動再送要求方式

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JPH01194525A JPH01194525A (ja) 1989-08-04
JPH0616597B2 true JPH0616597B2 (ja) 1994-03-02

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JP63016950A Expired - Lifetime JPH0616597B2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29 自動再送要求方式

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US7310336B2 (en) 2001-05-18 2007-12-18 Esa Malkamaki Hybrid automatic repeat request (HARQ) scheme with in-sequence delivery of packets

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JPH01194525A (ja) 1989-08-04

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