JPS63246938A - 同報通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は同報通信方式に関し、特に衛星通信回線を利用
して１の送信局と複数の受信局との間で同報通信を行う
同報通信方式に関するものである。

従来技術 従来、かかる同報通信方式において送信局と複数の各受
信局との間の応答の確認は、受信局全部からの正常受信
応答を確認する方式によっている。

このような従来の方式では、正常受信の応答が１つの受
信局から得られなくても、同一の同報通信信号を送信局
から全ての受信局へ再送信し、全受信局に対して当該同
報通信信号が確実に届いたことを１ｍしてから通信を行
うようになっている。

第２図は上述した同報通信方式を示すタイムチャートの
例であり、（ａ）は送信局から送信される同報通信信号
を示し、（ｂ）、（Ｃ）、（ｄ）は人々受信局＃１．＃
２．＃３からの応答信号を示す。

図に示す如く、送信局から送信された同報通信信号のデ
ータ八が受信局＃１及び＃２に対しては正常に受信され
（ＯＫとして示している）、受信局に対しては正常に受
信されない（ＮＧとして示している）場合、送信局は全
ての受信局からの正常受信応答を確認することができな
い。従って、再麿同−のデータＡをすべての受信局＃１
〜＃３に対して送信し、この再送信の結果、受信局＃３
が正常受信されたことを確認してその吸吹のデータＢを
送信するようになっている。

同報通信信号が全受信局あるいは一部の受信局に届かな
い理由としては、送信局あるいは受信局付近の降雨によ
る電界強度の低下により回線の符号誤り率が悪化して同
報通信信号が正確に送信されないことが掲げられる。従
って、同報通信に参加している局数が多くなればなる程
、再送信の頻度は大となり、よって通信のスルーブツト
が極端に低下することになる。

特に、衛星通信回線の場合には、伝送信号が２局間を往
復するのに約０．５秒必要なことから、受信局からの受
信不良情報を１ｑて再送信を繰返すと、スルーブツトの
低下は橿めて大きなものとなるという欠点がある。

発明の目的 そこで、本発明はこの様な従来のものの欠点を解消すべ
くなされたものであって、その目的とするところは、同
報通信におけるスルーブツトの低下を抑止する様にしだ
同報通信方式を提供することにある。

１ｍｌ！Ｌ感 本発明によれば、衛星通信回線を利用して１の送信局と
複数の受信局との間で回報通信を行う同報通信方式であ
って、前記送信局が同一の同報通信信号を複数回連続し
て前記受信賜金てに送出するようにしたことを特徴とす
る同報通信方式が１１られる。

実施例 次に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の同報通信方式を説明するた
めのタイムチャートの例である。図（ａ）は送信局から
の送信信号を示し、Ａ及びＢが同報通信のためのデータ
である。（ｂ）、（ｃ）。

（ｄ）は夫々受信局＃１．＃２．＃３からの応答信号を
示している。

本例においては、同一の同報通信データＡ及びＢの夫々
を４回連続して送信するようになっている。そのために
、例えば（ｄ）に示す如く受信局＃３において２回連続
して受信不良（ＮＧ）が生じたとしても、次の３回目の
同報通信信号が正常に受信されて問題ないことになる。

この様に、同報通信信号を送信局から一方的に複数回連
続して送信することにより、一時的に受信不良が生じて
も、通信応答のための往復の通信時間が不要となり、ス
ルーブツトを極端に低下させる再送信手順を採らざるを
得ない事態を極力なくすことができる。

尚、同一の同報通信信号を連続して４回送出する場合を
示しているが、これに限定されることはなく複数回の連
続送出を行う様にすれば良いものである。

免肛立素皿 以上説明したように、本発明によれば、一時的な送信不
良があっても、再送信手順を採らざるを１９ない確率を
大幅に下げることができ、よって同報通信における極端
なスループットの低下を防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による同報通信方式を説明する
タイムチャート、第２図は従来の同報通信方式を説明す
るタイムチャートである。 主要部分の符号の説明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 衛星通信回線を利用して１の送信局と複数の受信局との
   間で同報通信を行う同報通信方式であって、前記送信局
   が同一の同報通信信号を複数回連続して前記受信局全て
   に送出するようにしたことを特徴とする同報通信方式。