JPH06165811A - 医療用バッグ及びその製造方法 - Google Patents
医療用バッグ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06165811A JPH06165811A JP4341637A JP34163792A JPH06165811A JP H06165811 A JPH06165811 A JP H06165811A JP 4341637 A JP4341637 A JP 4341637A JP 34163792 A JP34163792 A JP 34163792A JP H06165811 A JPH06165811 A JP H06165811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- medical treatment
- mouth
- medical bag
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000001802 infusion Methods 0.000 claims description 22
- 239000008280 blood Substances 0.000 abstract description 8
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 abstract description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 8
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000010241 blood sampling Methods 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 血液、薬液等を収納する医療用バッグと該医
療用バッグの製造方法の改良に関する。 【構成】 把手６を口部９に一体成形することにより構
成された輸液部材３を容器本体２の上部に溶着した医療
用バッグ１であって、前記口部９は内部に隔膜８を形成
するとともに把手６の下部に薄肉部７を形成しかつ開口
部１１をシ−ルした医療用バッグ１。医療用バッグ１は
次の工程より製造される。（１）合成樹脂製シ−トの間
に輸液部材３を置いて、口部９に接するシ−トを上下の
口部金型により押圧して溶着する工程、（２）前記口部
９の開口部１１をシ−ルして密封する工程。
療用バッグの製造方法の改良に関する。 【構成】 把手６を口部９に一体成形することにより構
成された輸液部材３を容器本体２の上部に溶着した医療
用バッグ１であって、前記口部９は内部に隔膜８を形成
するとともに把手６の下部に薄肉部７を形成しかつ開口
部１１をシ−ルした医療用バッグ１。医療用バッグ１は
次の工程より製造される。（１）合成樹脂製シ−トの間
に輸液部材３を置いて、口部９に接するシ−トを上下の
口部金型により押圧して溶着する工程、（２）前記口部
９の開口部１１をシ−ルして密封する工程。
Description
【０００１】本発明は、血液、薬液等を収納する医療用
バッグと該医療用バッグの製造方法の改良に関する。
バッグと該医療用バッグの製造方法の改良に関する。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】現在使用
されている医療用バッグは、袋状本体３２の上部に輸液
口３３を装填したプロテクタ−３４を溶着することによ
り構成されている。このため製造は次の各工程により行
われていた。
されている医療用バッグは、袋状本体３２の上部に輸液
口３３を装填したプロテクタ−３４を溶着することによ
り構成されている。このため製造は次の各工程により行
われていた。
【０００３】（１）２枚の合成樹脂製シ−ト３６を成形
機により帽子状のプロテクタ−３４に成形し、さらにプ
ロテクタ−３４の中に治具３７に装着した輸液口３３を
装填する工程（図５）、（２）（１）のプロテクタ−３
４を２枚の合成樹脂製シ−ト３６の間に置いて、プロテ
クタ−３４及び輸液口３３の基部３５とこれらに接する
シ−ト３６の上端部を上下の口部金型３８により押圧し
て溶着する工程（図６）、（３）前記（２）のシ−ト３
６を上下の金型（図示せず）により押圧して袋状本体３
２を成形する工程（図７）、
機により帽子状のプロテクタ−３４に成形し、さらにプ
ロテクタ−３４の中に治具３７に装着した輸液口３３を
装填する工程（図５）、（２）（１）のプロテクタ−３
４を２枚の合成樹脂製シ−ト３６の間に置いて、プロテ
クタ−３４及び輸液口３３の基部３５とこれらに接する
シ−ト３６の上端部を上下の口部金型３８により押圧し
て溶着する工程（図６）、（３）前記（２）のシ−ト３
６を上下の金型（図示せず）により押圧して袋状本体３
２を成形する工程（図７）、
【０００４】しかしながらこれらの医療用バッグを製造
する際には次の問題点があった。 （２）の工程でプロテクタ−３４をシ−ト３６に溶着
する際に治具３７に装着したプロテクタ−３４はシ−ト
３６の下側から入れなければならないのでシ−ト３６の
内側にきわめてわずかであるが微小ゴミ等が付着するこ
とがあった。 （２）の工程でプロテクタ−３４とシ−ト３６を溶着
する際に溶着強度の調整が難しく、溶着部４０に肉薄部
が生成し液漏れ等が生じる医療用バッグもあった。そこ
で本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重
ねた結果次の発明に到達した。
する際には次の問題点があった。 （２）の工程でプロテクタ−３４をシ−ト３６に溶着
する際に治具３７に装着したプロテクタ−３４はシ−ト
３６の下側から入れなければならないのでシ−ト３６の
内側にきわめてわずかであるが微小ゴミ等が付着するこ
とがあった。 （２）の工程でプロテクタ−３４とシ−ト３６を溶着
する際に溶着強度の調整が難しく、溶着部４０に肉薄部
が生成し液漏れ等が生じる医療用バッグもあった。そこ
で本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重
ねた結果次の発明に到達した。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、把手６を口部
９に一体成形することにより構成された輸液部材３を容
器本体２の上部に溶着した医療用バッグ１であって、前
記口部９は内部に隔膜８を形成するとともに把手６の下
部に薄肉部７を形成しかつ開口部１１をシ−ルした医療
用バッグ１を提供する。
９に一体成形することにより構成された輸液部材３を容
器本体２の上部に溶着した医療用バッグ１であって、前
記口部９は内部に隔膜８を形成するとともに把手６の下
部に薄肉部７を形成しかつ開口部１１をシ−ルした医療
用バッグ１を提供する。
【０００６】また本発明は、次の工程からなる前記記載
の医療用バッグの製造方法を提供する。 （１）合成樹脂製インフレ−ションチュ−ブ（またはシ
−ト）の間に輸液部材３を置いて、口部９に接するイン
フレ−ションチュ−ブ（またはシ−ト）を上下の口部金
型により押圧して溶着する工程、（２）前記口部９の開
口部１１をシ−ルして密封する工程、
の医療用バッグの製造方法を提供する。 （１）合成樹脂製インフレ−ションチュ−ブ（またはシ
−ト）の間に輸液部材３を置いて、口部９に接するイン
フレ−ションチュ−ブ（またはシ−ト）を上下の口部金
型により押圧して溶着する工程、（２）前記口部９の開
口部１１をシ−ルして密封する工程、
【０００７】
【作用】一体成形された輸液部材を装着することによ
り、製造工程が大幅に簡略化することができる。
り、製造工程が大幅に簡略化することができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の医療用バッグ１の概略図で、
図２は図１の一部拡大図、図３は図２の平面図である。
医療用バッグ１は可撓性合成樹脂製インフレ−ションチ
ュ−ブ（または二枚の可とう性合成樹脂製シ−ト）から
なる容器本体２と容器本体２と容器本体２の上部に装着
される輸液部材３とから構成される（必要に応じて先端
に輸液（採血）針を接続した輸液（採血）チュ−ブが接
続チュ−ブ１４を介して装着される）。
図２は図１の一部拡大図、図３は図２の平面図である。
医療用バッグ１は可撓性合成樹脂製インフレ−ションチ
ュ−ブ（または二枚の可とう性合成樹脂製シ−ト）から
なる容器本体２と容器本体２と容器本体２の上部に装着
される輸液部材３とから構成される（必要に応じて先端
に輸液（採血）針を接続した輸液（採血）チュ−ブが接
続チュ−ブ１４を介して装着される）。
【０００９】輸液部材３は半硬質または軟質の合成樹脂
よりなり、筒状の口部９に把手６を一体成形することに
より構成される。口部９は液体通路１２内に隔膜８が形
成されるとともに把手６の下部に薄肉部７が形成されて
いる。また口部９の開口部１１はシ−ルされ、シ−ル部
１０が形成されている。
よりなり、筒状の口部９に把手６を一体成形することに
より構成される。口部９は液体通路１２内に隔膜８が形
成されるとともに把手６の下部に薄肉部７が形成されて
いる。また口部９の開口部１１はシ−ルされ、シ−ル部
１０が形成されている。
【００１０】使用に際しては、把手６を持って力を加え
ると薄肉部７より口部９は破断し、輸液針等を口部９の
開口部１１に接続して隔膜８を破断することにより容器
本体２内の薬液（血液）を輸液（採血）針を経て採取す
ることができる。
ると薄肉部７より口部９は破断し、輸液針等を口部９の
開口部１１に接続して隔膜８を破断することにより容器
本体２内の薬液（血液）を輸液（採血）針を経て採取す
ることができる。
【００１１】次に医療用バッグの製造方法の一例につい
て説明する。図４に示すように、二枚の合成樹脂製シ−
ト（容器本体２）の間に治具１３を装着した輸液部材３
をシ−トの上側から置いて、口部９とこれに接するシ−
トを上下の口部金型により押圧して溶着する（図４
（Ａ）、（Ｂ））。図４において１４は接続チュ−ブで
ある。
て説明する。図４に示すように、二枚の合成樹脂製シ−
ト（容器本体２）の間に治具１３を装着した輸液部材３
をシ−トの上側から置いて、口部９とこれに接するシ−
トを上下の口部金型により押圧して溶着する（図４
（Ａ）、（Ｂ））。図４において１４は接続チュ−ブで
ある。
【００１２】続いて図４（Ｃ）に示すように口部９の開
口部１１をシ−ルして密封する（必要に応じて、先端に
輸液（採血）針４を接続した輸液（採血）チュ−ブ５を
接続チュ−ブ１４を介して接続する）。
口部１１をシ−ルして密封する（必要に応じて、先端に
輸液（採血）針４を接続した輸液（採血）チュ−ブ５を
接続チュ−ブ１４を介して接続する）。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、従来の
輸液口３３とプロテクタ−３４に相当する口部９と把手
６を一体成形した輸液部材３を装着したので従来の方法
よりも工程を簡略化することができ大量生産に好適であ
り、コストダウンを図ることができる。また輸液部材３
を装着する際にシ−トの上側から入れるのでシ−トの内
側に微小ゴミ等が付着する機会が極端に少なくなり衛生
度がより向上する。
輸液口３３とプロテクタ−３４に相当する口部９と把手
６を一体成形した輸液部材３を装着したので従来の方法
よりも工程を簡略化することができ大量生産に好適であ
り、コストダウンを図ることができる。また輸液部材３
を装着する際にシ−トの上側から入れるのでシ−トの内
側に微小ゴミ等が付着する機会が極端に少なくなり衛生
度がより向上する。
【図１】本発明の医療用バッグの概略図
【図２】図２は図１の一部拡大図
【図３】図２の平面図
【図４】本発明の医療用バッグの製造工程を示す概略図
【図５】従来の医療用バッグの製造方法を示す概略図
【図６】従来の医療用バッグの製造方法を示す概略図
【図７】従来の医療用バッグの製造方法を示す概略図
１ 医療用バッグ ２ 容器本体 ３ 輸液部材 ４ 輸液（採血）針 ５ 輸液（採血）チュ−ブ ６ 把手 ７ 薄肉部 ８ 隔膜 ９ 口部 １０ シ−ル部 １１ 開口部 １２ 液体通路 １３ 治具 １４ 接続チュ−ブ
Claims (2)
- 【請求項１】把手６を口部９に一体成形することにより
構成された輸液部材３を容器本体２の上部に溶着した医
療用バッグ１であって、前記口部９は内部に隔膜８を形
成するとともに把手６の下部に薄肉部７を形成しかつ開
口部１１をシ−ルしたことを特徴とする医療用バッグ
１。 - 【請求項２】次の工程からなることを特徴とする請求項
１記載の医療用バッグの製造方法。 （１）合成樹脂製インフレ−ションチュ−ブ（またはシ
−ト）の間に輸液部材３を置いて、口部９に接するイン
フレ−ションチュ−ブ（またはシ−ト）を上下の口部金
型により押圧して溶着する工程、（２）前記口部９の開
口部１１をシ−ルして密封する工程、
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34163792A JP3187574B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 医療用バッグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34163792A JP3187574B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 医療用バッグの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06165811A true JPH06165811A (ja) | 1994-06-14 |
| JP3187574B2 JP3187574B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=18347638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34163792A Expired - Fee Related JP3187574B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 医療用バッグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3187574B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP34163792A patent/JP3187574B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3187574B2 (ja) | 2001-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4294249A (en) | Swage-molded injection site | |
| CA1331366C (en) | Method and device for manipulating and transferring products between confined volumes | |
| US3788374A (en) | Parenteral solution bag | |
| US4794750A (en) | Method for making containers having ports | |
| JP2002360688A (ja) | リンス用バッグを備える胎盤血液収集ライン | |
| EP2008677A1 (en) | Rigid double-port tube with medicine dispensing nozzle for the big transfusion soft bag | |
| JPH06165811A (ja) | 医療用バッグ及びその製造方法 | |
| JP3113082B2 (ja) | 医療用バッグ及びその製造方法 | |
| JP2901474B2 (ja) | 医療用プラスチック容器の口部並びに医療用プラスチック容器の製造方法 | |
| JP3234384B2 (ja) | 包装袋の脱気封緘方法 | |
| JP2809072B2 (ja) | 輸液容器及びその成形方法ならびに輸液容器用栓体 | |
| JP2965864B2 (ja) | 薬液容器及びその製造方法 | |
| IE831409L (en) | Injection port for plastic bags | |
| JPH06225923A (ja) | 薬液容器及び薬液容器の製造方法 | |
| JPH0586344U (ja) | 医療用バッグ | |
| JP3241541B2 (ja) | 医療用バッグ及びその製造方法 | |
| JP3411741B2 (ja) | 薬液容器及びその製造方法 | |
| JP2581474Y2 (ja) | 輸液容器の栓体 | |
| JPH0642673Y2 (ja) | 口部材の取付け構造 | |
| JPH066833Y2 (ja) | 輸液バッグ | |
| JPH06115Y2 (ja) | 医療用容器 | |
| JP2527084Y2 (ja) | 輸液容器 | |
| CN2717434Y (zh) | 软袋输液、加药塞 | |
| JPH0144339B2 (ja) | ||
| JPH0744430U (ja) | 輸液容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080511 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 10 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 10 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |