JPH0616560Y2 - 装飾砂糖 - Google Patents

装飾砂糖

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JPH0616560Y2
JPH0616560Y2 JP1989033933U JP3393389U JPH0616560Y2 JP H0616560 Y2 JPH0616560 Y2 JP H0616560Y2 JP 1989033933 U JP1989033933 U JP 1989033933U JP 3393389 U JP3393389 U JP 3393389U JP H0616560 Y2 JPH0616560 Y2 JP H0616560Y2
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JP
Japan
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flowers
sugar
leaves
natural
solid
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Application number
JP1989033933U
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JPH02127200U (ja
Inventor
美智子 米村
Original Assignee
美智子 米村
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自然の香草であって、食べられる花又は葉で
上面が飾られ、しかも、これらの花や葉から発される自
然の香りや自然の色が楽しめる装飾砂糖に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
一般にコーヒーや紅茶等の飲み物の甘味料として使われ
る固形砂糖はお祝いの引出物などに使われる特殊な場合
以外は角砂糖に代表されるように角形・白色である。こ
れは、コーヒーや紅茶はそれ自身特有の色及び香りを持
っているため、角砂糖を入れたことで本来の色や香りを
変えないようにするためと考える。
この角形・白色の固形砂糖の単調さを解消するために、
従来から種々の工夫がある。
例えば、可食性の花を、固形砂糖の内部に封入し、該固
形砂糖を紅茶やコーヒーの甘味料として使用したとき
に、湯中で砂糖が溶けると封入した花が湯面に浮き上が
ってくるようにしたもの(実開平1-25501号公報)と、
固形砂糖の外面に造形の花を乗せたもの(実開昭58-629
00号、実開昭55-45773号公報)とがあった。
〔考案が解決しょうとする課題〕
しかしながら、前者、即ち、固形砂糖の内部に封入した
花は、砂糖が完全に溶けないと湯面に浮上せず、浮上タ
イミングが遅い。また、固形砂糖の内部に封入した花
は、砂糖の外観を装飾する機能がなく、角形・白色の固
形砂糖の単調さを解消できない。更に、固形砂糖の内部
に封入した花は砂糖が固まるときに変形してしまい、本
来の形状を保てないから、湯面に浮上したときに美観を
伴わない、などの欠点があった。
また、後者、即ち、固形砂糖の外面に乗せた造形の花
は、自然の花と異なり人工着色料が多用されているた
め、この着色料が湯中に溶け、湯を汚すおそれがある。
また、造形の花や葉を飾ったものは、形がどんなに綺麗
であっても、自然の花のような柔らかさがなく、紅茶や
コーヒーに入れた場合に異物という感覚になる。また、
造形の花は自然の花の香りがないため、人工的な香りを
付与するとすれば、その人工臭が紅茶やコーヒーなどの
自然な香りの邪魔になるか、自然な香りを消してしまう
こととなるなどの欠点があった。
この考案は上記の点に鑑み、固形砂糖の上面を自然の花
や葉で装飾し、従来の固形砂糖の単調さを解消して需要
者の購買意欲をそそる装飾砂糖を提供することを目的と
している。また、他の目的は紅茶やコーヒーなどに使用
した場合に、砂糖の上面を飾った花や葉が即時に浮上
し、浮上タイミングを逸することがなく、本来の形状を
損なわない装飾砂糖を提供することにある。更に、他の
目的は人工着色料を使う模造品ではなく、可食性の本物
の花や葉を使い、自然物の美しさをアピールするととも
に、着色料が湯中に溶け、湯を汚すことのない装飾砂糖
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案は固形砂糖の上面
に、水溶性かつ無害な接着手段を塗布し、その上に自然
の香草であって、食べられる花又は葉を乗せて接着した
ものである。
〔実施例〕
次に、この考案を添付図面に示す一実施例に基づいて説
明する。
第1図は本願砂糖の斜視図、第2図は断面図、第3図は
容器に収容した状態の斜視図、第4図は湯に使用した状
態を示す説明図である。
図において、1は固形砂糖で、該固形砂糖1は形状、
色、大きさは任意であるが、図示の場合は角砂糖を示し
ている。2は固形砂糖1の上面に塗布した水溶性かつ無
害な接着手段3の上に乗せて接着した自然の香草であっ
て食べられる花又は葉である。この花又は葉2としてそ
の代表例を好ましい理由とともに示す。
(a)バラの花 色と形が綺麗である。
名前がわかり易い。
高級感がある。
(b)コーンフラワー(ヤグルマギク)の花 色の種類が多く綺麗である。
褪色し難い。
食べて口当たりが良い。
(c)キイセンカの花 色が鮮やかで綺麗である。
褪色し難い。
薬効がある。
(d)スミレの花 色の種類が多く綺麗である。
名前がわかり易い。
褪色し難い。
食べて口当たりが良い。
(e)レンモバームの葉 色が綺麗である。
形が葉っぱらしい。
香りが良い。
(f)ヤロウの葉 色が綺麗である。
褪色し難い。
形が良い。
(g)ミントの葉 色が綺麗である。
形が葉っぱらしい。
香りが良い。
上記のほか、カモミールの花と葉、レモングラスの葉、
ローズマリーの花、バジルの花、サラダバーネットの
葉、ヤロウの花と葉、タイムの花と葉、エリカの花、チ
ャービルの葉、ミモザの花、などがある。また、スパイ
ス類ではシナモン、カルダモン、バニラビーンズなどが
ある。
前記接着手段3は特に限定する必要はないが、卵白と砂
糖とからなる糊状物が適当である。
具体的には、1個分の卵白に、グラニュー糖を約40
g、フロストシュガーと粉砂糖をそれぞれ約20gを混
合し、空気を入れないように良く攪拌することにより得
られる。
このようにして得た接着手段3は固形砂糖1上面に塗
り、その上記花又は葉2を乗せて押さえ付ける。しかも
後、直ちに温風等により強制乾燥させる。強制乾燥は糊
状物を変色させず、上記花又は葉の色を綺麗に仕上げる
上に有効である。
4は上記のようにして得た本願装飾砂糖を入れた容器で
ある。この容器4は少なくとも植物が外観できるように
全体が透明か透明窓を有するものが好ましい。なお、容
器4に詰める植物は統一しても非統一でも自由である。
また、容器4のおおきさ(収容数量)も任意に決定でき
る。
上記実施例に示した本願砂糖はそれ自体、花や葉により
綺麗に装飾され、しかもその花や葉の香りに包まれてい
るが、第4図示の如く紅茶(湯)を注いだカップ5内に
投入すると、接着手段3が溶けた時点で花や葉2が湯面
上に浮き上がる。この花や葉が湯面上に顔を出す瞬間は
なかなか感激的である。この花又は葉2が湯面上に浮き
上がった時点では未だ固形砂糖1自身は充分溶けていな
いため、スプーン等で掻き混ぜるが、このときに拡がる
香りも楽しめる。
〔考案の効果〕
以上の如く、この考案は固形砂糖の上面に、水溶性かつ
無害な接着手段を塗布し、その上に自然の香草であっ
て、食べられる花又は葉を乗せて接着したことを特徴と
するから、上面に接着した花や葉は、接着手段(糊)が
溶ければ即座に浮上するから、固形砂糖の内部に封入し
た花のように砂糖が完全に溶けないと浮上しないものと
異なり、浮上タイミングが良好となる。また、固形砂糖
の表面部分に添着した花や葉は、砂糖自身を直接に装飾
し、消費者の購買力を増大させる効果が得られる。更
に、固形砂糖の表面部分に添着した花や葉は、本等に形
状をそのまま保つので、見た目も綺麗であり、紅茶やコ
ーヒーなどの湯面に浮上したときの形状もその綺麗さを
保つものである。
また、この考案の装飾砂糖は、上面を飾る花や葉は人工
着色料を使う模造品ではなく、可食性の本物であり、自
然物の美しさを持つし、湯中に入れた時にその色が流れ
出ることが一切ない。
しかも、この考案で固形砂糖の上に飾る花や葉は、自然
のもの特有の柔らかさがあり、紅茶やコーヒーに入れた
場合に異物という感覚にならないばかりでなく、その香
りは自然であり、紅茶やコーヒーなどの香りを消してし
まうこともないなど各種の優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は本願砂糖の斜
視図、第2図は断面図、第3図は容器に収容した状態の
斜視図、第4図は湯に使用した状態を示す説明図であ
る。 1……固形砂糖 2……自然の香草であって食べられる花又は葉 3……接着手段 4……容器 5……カップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固形砂糖の上面に、水溶性かつ無害な接着
    手段を塗布し、その上に自然の香草であって、食べられ
    る花又は葉を乗せて接着したことを特徴とする装飾砂
    糖。
  2. 【請求項2】前記自然の香草であって、食べられる花又
    は葉が、バラの花、コーンフラワーの花、キンセンカの
    花、スミレの花、レモンバームの葉、ヤロウの葉、又
    は、ミントの葉である請求項1に記載の装飾砂糖。
JP1989033933U 1989-03-25 1989-03-25 装飾砂糖 Expired - Lifetime JPH0616560Y2 (ja)

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JP1989033933U JPH0616560Y2 (ja) 1989-03-25 1989-03-25 装飾砂糖

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JP1989033933U JPH0616560Y2 (ja) 1989-03-25 1989-03-25 装飾砂糖

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02127200U JPH02127200U (ja) 1990-10-19
JPH0616560Y2 true JPH0616560Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31537967

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JP1989033933U Expired - Lifetime JPH0616560Y2 (ja) 1989-03-25 1989-03-25 装飾砂糖

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743800U (ja) * 1980-08-22 1982-03-10
JPS5911700U (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 株式会社村上商店 角砂糖
JPH01127500U (ja) * 1988-02-26 1989-08-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02127200U (ja) 1990-10-19

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