JPH061655U - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH061655U
JPH061655U JP198792U JP198792U JPH061655U JP H061655 U JPH061655 U JP H061655U JP 198792 U JP198792 U JP 198792U JP 198792 U JP198792 U JP 198792U JP H061655 U JPH061655 U JP H061655U
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plate
striker
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latch
base plate
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安行 福島
保行 三ツ橋
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラッチプレートやベースプレートの板厚等を
増大することなく、ロック強度を向上する。 【構成】 ベースプレート102とラッチプレート10
4およびロッキングプレート106との間に補強プレー
ト112が設けられ、ストライカ200からラッチプレ
ート104に折曲げ荷重が加わると、ラッチプレート1
04の係合部の延設部104Bが補強プレート112に
当接可能とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドア等に設けられるロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるロック装置としては実開昭57−31473号公報に記載された ものが知られている。
【0003】 このものでは、ドアに固設されるベースプレートにストライカ進入溝が形成さ れると共に、該ベースプレートにラッチプレートが回動自在に枢支されている。 そして、ドアの閉時において、車体に固設したストライカを前記進入溝に進入さ せた状態において、ラッチプレートを該ストライカと係合させ、ロック状態に保 持するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のロック装置にあっては、ストライカとの係合強度 を確保、あるいは増大させるために、ベースプレートのストライカ進入溝の周縁 部にはプレスによるフランジが形成されており、このために、ロック装置に衝撃 的に荷重が作用したような場合、ラッチプレートの変形が生じ易い。すなわち、 車両の衝突等に起因してロック装置に荷重が作用するとき、ラッチプレートを、 その係合部先端がベースプレートに向う方向に折曲げる力が作用することがある が、このようなとき、ベースプレートのストライカ進入溝の周縁部にはフランジ が形成されているので、ラッチプレートの係合部先端が該フランジの折曲げ基部 に存在する丸み(R)部を滑り易く、ラッチプレートやベースプレートが変形す るおそれがある。
【0005】 このようなラッチプレートやベースプレートの変形を防止し、ロック強度を上 げようとすると、ラッチプレートおよびベースプレートの板厚を増大させるか材 質の変更が必要となり、ロック装置全体の重量増やコストアップを招くという問 題がある。
【0006】 本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、ラッチプレートやベースプレー トの板厚等を増大することなく、ロック強度を向上することのできるロック装置 を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案はストライカと係合するラッチプレートを 回動自在に枢支するベースプレートのストライカ進入溝の周縁部にフランジが形 成されてなるロック装置において、前記ラッチプレートと前記フランジとの間で 、かつ、前記ラッチプレートと前記ストライカとの係合時に少なくともラッチプ レートの係合部の延設部が当接可能な位置に補強プレートを介在させたことを特 徴とする。
【0008】
【作用】
本考案によれば、車両の衝突等に起因し、ストライカによりラッチプレートを 折曲げようとする荷重が入力されると、少なくともラッチプレートの係合部の延 設部は補強プレートに当接する。従って、ラッチプレートの変形が防止され、ロ ック強度が確保される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ説明する。
【0010】 図において、100は車両におけるバックドア等の開閉体の揺動端縁に固設さ れるドアロック体であり、200は該ドアロック体100に相対する車体側に固 設されるストライカである。
【0011】 ドアロック体100におけるベースプレート102のほぼ中央には、ストライ カ200が進入するストライカ進入溝102Aが切設され、このストライカ進入 溝102Aの周縁部には強度アップのためのフランジ102Bが後述するラッチ プレート104と反対側に突出させてプレス成形されている(図3,図6参照) 。
【0012】 そして、ベースプレート102のストライカ進入溝102Aの両側部には、ラ ッチプレート104およびロッキングプレート106が軸108および110で もって、それぞれ回動自在に枢支されている。
【0013】 さらに、112は本考案にかかる補強プレートであり、図3および図5から明 らかなように、ベースプレート102のストライカ進入溝102Aとほぼ同一幅 のストライカ進入溝112Aが切設されている。しかして、本実施例にあっては 、補強プレート112はベースプレート102の平面部102Cにほぼ合致した 形状に形成されており、補強プレート112には貫通孔112Bが穿設され、後 述するカバープレート114とともに軸108および110でもってベースプレ ート102の平面部102Cに重合して固設されている。さらに、ストライカ進 入溝112A周りの平坦周縁部112Cはフランジ102Bの丸み(R)部より 離間して形成されている(図3参照)。
【0014】 そして、ラッチプレート104の係合部104Aには、従来の係合部先端より 延長した先端部としての延設部104Bが形成されており、この延設部104B と平坦周縁部112Cとが、ラッチプレート104とストライカ200の係合時 にオーバラップするようになっている(図6参照)。
【0015】 カバープレート114は、図4からも明らかなように、ほぼ断面ハット形状を 有し、取付脚部114A,114Aから起立する両起立壁部114B,114B と両者を連結する天井壁部114Cと、天井壁部114Cから垂下する垂下壁部 114Dとを備え、取付脚部114A,114Aには貫通孔114E,114E が穿設されている。ロッキングプレート106はベースプレート102の後板1 02Dに軸でもって回動自在に枢着された解錠レバー116に連係されており、 該解錠レバー116はロッド118を介して図示しないバックドアのキーシリン ダに連結されている。
【0016】 さらに、ラッチプレート104とロッキングプレート106とはスプリング1 20でもって相互に引合う逆回転方向に付勢されている。なお、122はカバー プレート114の一方の起立壁部114Bに取付けられ可撓性舌片122Aを有 するウェッジバンパ、124は垂下壁114Dに取付けられたバンパラバーであ り、その一部が可撓性舌片122Aの背面迄延在されている。
【0017】 そして、ストライカ200がストライカ進入溝102Aに進入した際に、ラッ チプレート104の二又部間にストライカ200が保持され、ストライカ200 はウェッジバンパ122およびバンパラバー124の付勢力でもってラッチプレ ート104の係合部104Aと係合し離脱不能に係止される。また、前述のロッ ド118を介して解除レバー116が回動されると、ロッキングプレート106 が図示の反時計方向に回動し、ラッチプレート104の拘束を解き、ストライカ 200の係合が解除されるようになっている。
【0018】 しかして、上記構成になる本実施例においては、車両の衝突等に起因してラッ チプレート104の係合部104Aをベースプレート102に向かう方向(図6 における矢印A方向)に折曲げる力が作用したとしても、ラッチプレート104 の係合部104A先端の延設部104Bが補強プレート112のストライカ進入 溝112Aまわりの平坦周縁部112Cに当接し、それ以上の変形が阻止される ことになる。
【0019】 このように、補強プレート112を設ける構成によれば、ラッチプレート10 4の係合部先端を延長し、この延設部104Bがベースプレート102のフラン ジ部102B以外に当接すべくする構成がラッチプレート104の強度増やスト ライカ200の進入の関係から装置の大型化を招くのに比べ、小型のまま簡単に できる。
【0020】 尚、本実施例では、補強プレート112を軸108,110を利用して固設す るようにしたが、これは溶接等によりベースプレート102に直接固着するよう にしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、前記ラッチプレートと前記 フランジとの間で、かつ、前記ラッチプレートと前記ストライカとの係合時に少 なくともラッチプレートの係合部の延設部が当接可能な位置に補強プレートを介 在させたので、ベースプレートやラッチプレートの板厚を増大することなくロッ ク強度を向上するロック装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す上面斜視図である。
【図2】理解容易化のため、本考案一実施例の主要構成
部品のみを示す平面図である。
【図3】図1のIII −III 矢視断面図であり、ラッチプ
レートの非係合状態位置を示す。
【図4】本考案一実施例のカバープレートを示す斜視図
である。
【図5】本考案一実施例の補強プレートを示す斜視図で
ある。
【図6】図3の要部拡大図であり、ラッチプレートの係
合状態位置を示す。
【符号の説明】
102 ベースプレート 102A ストライカ進入溝 102B フランジ 104 ラッチプレート 104A 係合部 106 ロッキングプレート 112 補強プレート 112A ストライカ進入溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカと係合するラッチプレートを
    回動自在に枢支するベースプレートのストライカ進入溝
    の周縁部にフランジが形成されてなるロック装置におい
    て、前記ラッチプレートと前記フランジとの間で、か
    つ、前記ラッチプレートと前記ストライカとの係合時に
    少なくともラッチプレートの係合部の延設部が当接可能
    な位置に補強プレートを介在させたことを特徴とするロ
    ック装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19641592C2 (de) * 1996-10-09 2003-03-06 Geze Gmbh Automatischer Türantrieb bzw Verfahren zur Steuerung eines automatischen Türantriebs
JP2014156748A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Ansei Co Ltd ロック装置

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JPS62244990A (ja) * 1986-06-20 1987-10-26 株式会社 大井製作所 自動車用ロツク装置
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