JPH06164846A - 画像読取装置における異常検出装置 - Google Patents
画像読取装置における異常検出装置Info
- Publication number
- JPH06164846A JPH06164846A JP4335166A JP33516692A JPH06164846A JP H06164846 A JPH06164846 A JP H06164846A JP 4335166 A JP4335166 A JP 4335166A JP 33516692 A JP33516692 A JP 33516692A JP H06164846 A JPH06164846 A JP H06164846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abnormality
- image
- read
- reading
- pixel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 基準反射面の汚れおよび読取系の異常を正確
に区別して検出できる異常検出装置を提供する。 【構成】 白色基準反射面２の画像を読取センサ２３に
より読み取らせ、その画素出力の中に所定の異常判別用
基準値以下のものがあるか否かを判別し、所定の異常判
別用基準値以下のものがあるときには、その画素出力及
び画素位置を記憶手段に記憶させた後、原稿画像を読取
センサ２３により読み取らせていき、記憶手段に記憶さ
れた画素位置における読取センサの出力に変化があるか
否かを判別する判別手段、ならびに、記憶された画素位
置における読取センサの画素出力に変化があると判別手
段によって判別されたときには、白色基準反射面２が汚
れていると判定し、原稿画像が所定ライン数分読取セン
サ２３により読み取らても、記憶された画素位置の読取
センサ２３の画素出力に変化がないと判別されたときに
は、画像読取装置に異常があると判定する。
に区別して検出できる異常検出装置を提供する。 【構成】 白色基準反射面２の画像を読取センサ２３に
より読み取らせ、その画素出力の中に所定の異常判別用
基準値以下のものがあるか否かを判別し、所定の異常判
別用基準値以下のものがあるときには、その画素出力及
び画素位置を記憶手段に記憶させた後、原稿画像を読取
センサ２３により読み取らせていき、記憶手段に記憶さ
れた画素位置における読取センサの出力に変化があるか
否かを判別する判別手段、ならびに、記憶された画素位
置における読取センサの画素出力に変化があると判別手
段によって判別されたときには、白色基準反射面２が汚
れていると判定し、原稿画像が所定ライン数分読取セン
サ２３により読み取らても、記憶された画素位置の読取
センサ２３の画素出力に変化がないと判別されたときに
は、画像読取装置に異常があると判定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置等
の画像形成装置の画像読取装置における異常検出装置に
関する。
の画像形成装置の画像読取装置における異常検出装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ファクシミリ装置における画像読取装置
においては、原稿の画像をイメージセンサ等の読取セン
サ上に結像させて光電変換することにより、原稿画像を
読み取っている。読取センサを含む読取系に異常箇所が
発生すると、画像が正確に読み取れなくなるので、読取
系の異常を検出するための異常検出手段を備えた画像読
取装置が既に開発されている。異常検出手段としては、
基準反射面に光を照射し、その反射光を読取センサに受
光させ、その受光レベルを所定の基準レベルと比較して
読取系の異常を判別するものが知られている（特許出願
公開平成１年第２７０９２４号公報参照）。
においては、原稿の画像をイメージセンサ等の読取セン
サ上に結像させて光電変換することにより、原稿画像を
読み取っている。読取センサを含む読取系に異常箇所が
発生すると、画像が正確に読み取れなくなるので、読取
系の異常を検出するための異常検出手段を備えた画像読
取装置が既に開発されている。異常検出手段としては、
基準反射面に光を照射し、その反射光を読取センサに受
光させ、その受光レベルを所定の基準レベルと比較して
読取系の異常を判別するものが知られている（特許出願
公開平成１年第２７０９２４号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記異常検出手段で
は、基準反射面が汚れている場合にも、読取系に異常が
あると誤って判別されてしまうという問題がある。
は、基準反射面が汚れている場合にも、読取系に異常が
あると誤って判別されてしまうという問題がある。
【０００４】この発明は、基準反射面の汚れおよび読取
系の異常を正確に区別して検出できる画像読取装置にお
ける異常検出装置を提供することを目的とする。
系の異常を正確に区別して検出できる画像読取装置にお
ける異常検出装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明による画像読取
装置における異常検出装置は、白色基準反射面の画像を
読取センサにより読み取らせ、上記読取センサの画素出
力の中に所定の異常判別用基準値以下のものがあるか否
かを判別し、上記読取センサの画素出力の中に所定の異
常判別用基準値以下のものがあるときには、上記異常判
別用基準値以下の画素出力およびその画素位置を記憶手
段に記憶させた後、原稿画像を上記読取センサにより読
み取らせていき、上記記憶手段に記憶された画素位置に
おける上記読取センサの画素出力に変化があるか否かを
判別する判別手段、ならびに上記記憶手段に記憶された
画素位置における上記読取センサの画素出力に変化があ
ると上記判別手段によって判別されたときには、上記白
色基準反射面が汚れていると判定し、原稿画像が所定ラ
イン数分上記読取センサにより読み取らても、上記記憶
手段に記憶された画素位置における上記読取センサの画
素出力に変化がないと上記判別手段によって判別された
ときには、画像読取装置に異常があると判定する異常判
定手段を備えていることを特徴とする。
装置における異常検出装置は、白色基準反射面の画像を
読取センサにより読み取らせ、上記読取センサの画素出
力の中に所定の異常判別用基準値以下のものがあるか否
かを判別し、上記読取センサの画素出力の中に所定の異
常判別用基準値以下のものがあるときには、上記異常判
別用基準値以下の画素出力およびその画素位置を記憶手
段に記憶させた後、原稿画像を上記読取センサにより読
み取らせていき、上記記憶手段に記憶された画素位置に
おける上記読取センサの画素出力に変化があるか否かを
判別する判別手段、ならびに上記記憶手段に記憶された
画素位置における上記読取センサの画素出力に変化があ
ると上記判別手段によって判別されたときには、上記白
色基準反射面が汚れていると判定し、原稿画像が所定ラ
イン数分上記読取センサにより読み取らても、上記記憶
手段に記憶された画素位置における上記読取センサの画
素出力に変化がないと上記判別手段によって判別された
ときには、画像読取装置に異常があると判定する異常判
定手段を備えていることを特徴とする。
【０００６】
【０００７】白色基準反射面の画像が読取センサにより
読み取られ、読取センサの画素出力の中に所定の異常判
別用基準値以下のものがあるか否かが判別される。読取
センサの画素出力の中に所定の異常判別用基準値以下の
ものがあるときには、異常判別用基準値以下の画素出力
およびその画素位置が記憶手段に記憶された後、原稿画
像が読取センサにより読み取られていき、記憶手段に記
憶された画素位置における読取センサの画素出力に変化
があるか否かが判別される。そして、記憶手段に記憶さ
れた画素位置における読取センサの画素出力に変化があ
ると判別されたときには、基準反射面が汚れていると判
定される。原稿画像が所定ライン数分読取センサにより
読み取らても、記憶手段に記憶された画素位置における
読取センサの画素出力に変化がないと判別されたときに
は、画像読取装置に異常があると判定される。
読み取られ、読取センサの画素出力の中に所定の異常判
別用基準値以下のものがあるか否かが判別される。読取
センサの画素出力の中に所定の異常判別用基準値以下の
ものがあるときには、異常判別用基準値以下の画素出力
およびその画素位置が記憶手段に記憶された後、原稿画
像が読取センサにより読み取られていき、記憶手段に記
憶された画素位置における読取センサの画素出力に変化
があるか否かが判別される。そして、記憶手段に記憶さ
れた画素位置における読取センサの画素出力に変化があ
ると判別されたときには、基準反射面が汚れていると判
定される。原稿画像が所定ライン数分読取センサにより
読み取らても、記憶手段に記憶された画素位置における
読取センサの画素出力に変化がないと判別されたときに
は、画像読取装置に異常があると判定される。
【０００８】
【実施例】図１は、ファクシミリ装置における画像読取
装置の概略構成を示している。ている。
装置の概略構成を示している。ている。
【０００９】紙送りローラ１によって送信原稿は原稿画
像読取位置Ｐに向かって矢印Ａの方向に送られる。紙送
りローラ１によって原稿画像読取位置Ｐに送られてきた
送信原稿は、原稿押えローラ２によってさらにＡ方向に
搬送される。原稿押えローラ２の下方位置には、原稿画
像読取位置Ｐに送られてきた原稿の画像を読み取るため
の密着型イメージセンサユニット３が配置されている。
紙送りローラ１と原稿画像読取位置Ｐとの中間位置に
は、送信原稿の先端がその位置に送られてきたときにオ
ンとなるタイミングスイッチ４が配置されている。
像読取位置Ｐに向かって矢印Ａの方向に送られる。紙送
りローラ１によって原稿画像読取位置Ｐに送られてきた
送信原稿は、原稿押えローラ２によってさらにＡ方向に
搬送される。原稿押えローラ２の下方位置には、原稿画
像読取位置Ｐに送られてきた原稿の画像を読み取るため
の密着型イメージセンサユニット３が配置されている。
紙送りローラ１と原稿画像読取位置Ｐとの中間位置に
は、送信原稿の先端がその位置に送られてきたときにオ
ンとなるタイミングスイッチ４が配置されている。
【００１０】密着型イメージセンサユニット３は、よく
知られているように、主走査方向に並んで配置された複
数の発光素子２１と、これらの発光素子２１から照射さ
れかつ送信原稿によって反射された光をレンズ２２を介
して受光するイメージセンサ２３とから構成されてい
る。以下、読取系とは、密着型イメージセンサユニット
３内の発光素子２１、レンズ２２およびイメージセンサ
２３からなる光学系をいうものとする。原稿押えローラ
２の表面は全周にわたって白色に着色されており、基準
反射面として用いられる。
知られているように、主走査方向に並んで配置された複
数の発光素子２１と、これらの発光素子２１から照射さ
れかつ送信原稿によって反射された光をレンズ２２を介
して受光するイメージセンサ２３とから構成されてい
る。以下、読取系とは、密着型イメージセンサユニット
３内の発光素子２１、レンズ２２およびイメージセンサ
２３からなる光学系をいうものとする。原稿押えローラ
２の表面は全周にわたって白色に着色されており、基準
反射面として用いられる。
【００１１】図２は、画像読取装置における異常検出装
置の電気的構成を示している。異常検出装置は、ＣＰＵ
１０を備えている。ＣＰＵ１０は、そのプログラム等を
記憶するＲＯＭ１１および必要なデータを記憶するＲＡ
Ｍ１２を備えている。ＲＯＭ１１には、読取系異常およ
び原稿押えローラ２の表面である基準反射面の汚れを検
出するための異常判別用基準値が予め記憶されている。
ＣＰＵ１０には、タイミングスイッチ４、密着型イメー
ジセンサユニット３内の発光素子２１の駆動回路１３、
密着型イメージセンサユニット３内のイメージセンサ２
３の出力、表示装置１４等が入出力インターフェース１
６を介して接続されている。
置の電気的構成を示している。異常検出装置は、ＣＰＵ
１０を備えている。ＣＰＵ１０は、そのプログラム等を
記憶するＲＯＭ１１および必要なデータを記憶するＲＡ
Ｍ１２を備えている。ＲＯＭ１１には、読取系異常およ
び原稿押えローラ２の表面である基準反射面の汚れを検
出するための異常判別用基準値が予め記憶されている。
ＣＰＵ１０には、タイミングスイッチ４、密着型イメー
ジセンサユニット３内の発光素子２１の駆動回路１３、
密着型イメージセンサユニット３内のイメージセンサ２
３の出力、表示装置１４等が入出力インターフェース１
６を介して接続されている。
【００１２】図３は、ＣＰＵ１０による読取系異常判別
処理手順を示している。読取系異常判別処理は、紙送り
ローラ１および原稿押えローラ２が回転駆動され、送信
原稿が紙送りローラ１によって送られ、送信原稿の先端
がタイミングスイッチ４の配置位置に送られてきてタイ
ミングスイッチ４がオンされるごとに実行される。
処理手順を示している。読取系異常判別処理は、紙送り
ローラ１および原稿押えローラ２が回転駆動され、送信
原稿が紙送りローラ１によって送られ、送信原稿の先端
がタイミングスイッチ４の配置位置に送られてきてタイ
ミングスイッチ４がオンされるごとに実行される。
【００１３】タイミングスイッチ４がオンとなると、発
光素子２１が駆動され、原稿押えローラ２の表面である
基準反射面からの反射光がイメージセンサ２３に受光さ
れる。そして、基準反射面の１ライン分の画像がイメー
ジセンサ２３によって読み取られると（ステップ１）、
イメージセンサ２３の画素出力の中に異常判別用基準値
以下のものがあるか否かが判別される（ステップ２）。
光素子２１が駆動され、原稿押えローラ２の表面である
基準反射面からの反射光がイメージセンサ２３に受光さ
れる。そして、基準反射面の１ライン分の画像がイメー
ジセンサ２３によって読み取られると（ステップ１）、
イメージセンサ２３の画素出力の中に異常判別用基準値
以下のものがあるか否かが判別される（ステップ２）。
【００１４】イメージセンサ２３の画素出力の中に異常
判別用基準値以下のものがなかった場合には、上記ステ
ップ１に戻って、原稿押えローラ２の表面の次の１ライ
ンについて画像が読み取られ、イメージセンサ２３の画
素出力の中に異常判別用基準値以下のものがあるか否か
が判別される（ステップ２）。このようにして、イメー
ジセンサ２３の画素出力の中に異常判別用基準値以下の
ものがない場合には、上記ステップ１および２が繰り返
される。
判別用基準値以下のものがなかった場合には、上記ステ
ップ１に戻って、原稿押えローラ２の表面の次の１ライ
ンについて画像が読み取られ、イメージセンサ２３の画
素出力の中に異常判別用基準値以下のものがあるか否か
が判別される（ステップ２）。このようにして、イメー
ジセンサ２３の画素出力の中に異常判別用基準値以下の
ものがない場合には、上記ステップ１および２が繰り返
される。
【００１５】そして、原稿押えローラ２の１周分につい
て、基準反射面の画像がイメージセンサ２３によって読
み取られても、イメージセンサ２３の画素出力の中に異
常判別用基準値以下のものがないときには（ステップ
３）、読取系に異常はなくかつ基準反射面も汚れていな
いと判断され、正常である旨が表示装置１４に表示され
（ステップ４）、今回の読取系異常判別処理は終了す
る。
て、基準反射面の画像がイメージセンサ２３によって読
み取られても、イメージセンサ２３の画素出力の中に異
常判別用基準値以下のものがないときには（ステップ
３）、読取系に異常はなくかつ基準反射面も汚れていな
いと判断され、正常である旨が表示装置１４に表示され
（ステップ４）、今回の読取系異常判別処理は終了す
る。
【００１６】原稿押えローラ２の１周分について、基準
反射面の画像がイメージセンサ２３によって読み取られ
る前に、上記ステップ２において、イメージセンサ２３
の画素出力の中に異常判別用基準値以下のものがあると
判別されたときには、出力が異常判別用基準値以下であ
る画素の位置、すなわち主走査方向における異常発生位
置とその画素出力値とがＲＡＭ１２に記憶される（ステ
ップ５）。そして、原稿押えローラ２の表面の次のライ
ンの画像がイメージセンサ２３によって読み取られ（ス
テップ６）、ＲＡＭ１２に記憶されている異常発生位置
におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化
があったか否かが判別される（ステップ７）。
反射面の画像がイメージセンサ２３によって読み取られ
る前に、上記ステップ２において、イメージセンサ２３
の画素出力の中に異常判別用基準値以下のものがあると
判別されたときには、出力が異常判別用基準値以下であ
る画素の位置、すなわち主走査方向における異常発生位
置とその画素出力値とがＲＡＭ１２に記憶される（ステ
ップ５）。そして、原稿押えローラ２の表面の次のライ
ンの画像がイメージセンサ２３によって読み取られ（ス
テップ６）、ＲＡＭ１２に記憶されている異常発生位置
におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化
があったか否かが判別される（ステップ７）。
【００１７】ＲＡＭ１２に記憶されている異常発生位置
におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化
がなかった場合には、上記ステップ６に戻って、原稿押
えローラ２の表面の次の１ラインについて画像が読み取
られ、ＲＡＭ１２に記憶されている異常発生位置におけ
るイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化があっ
たか否かが判別される。このようにして、ＲＡＭ１２に
記憶されている異常発生位置におけるイメージセンサ２
３の画素出力のレベルに変化がない場合には、上記ステ
ップ６および７が繰り返される。
におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化
がなかった場合には、上記ステップ６に戻って、原稿押
えローラ２の表面の次の１ラインについて画像が読み取
られ、ＲＡＭ１２に記憶されている異常発生位置におけ
るイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化があっ
たか否かが判別される。このようにして、ＲＡＭ１２に
記憶されている異常発生位置におけるイメージセンサ２
３の画素出力のレベルに変化がない場合には、上記ステ
ップ６および７が繰り返される。
【００１８】そして、原稿押えローラ２の１周分につい
て、基準反射面の画像がイメージセンサ２３によって読
み取られる前に、上記ステップ７において、ＲＡＭ１２
に記憶されている異常発生位置におけるイメージセンサ
２３の画素出力のレベルに変化があったと判別されたと
きには、ＲＡＭ１２に記憶されている原稿押えローラ２
の表面における異常発生位置に対応する部分の一部が汚
れていると判断される。したがって、この場合には、原
稿押えローラ２の表面である基準反射面に汚れがある旨
が表示装置１４に表示され（ステップ１１）、今回の読
取系異常判別処理は終了する。
て、基準反射面の画像がイメージセンサ２３によって読
み取られる前に、上記ステップ７において、ＲＡＭ１２
に記憶されている異常発生位置におけるイメージセンサ
２３の画素出力のレベルに変化があったと判別されたと
きには、ＲＡＭ１２に記憶されている原稿押えローラ２
の表面における異常発生位置に対応する部分の一部が汚
れていると判断される。したがって、この場合には、原
稿押えローラ２の表面である基準反射面に汚れがある旨
が表示装置１４に表示され（ステップ１１）、今回の読
取系異常判別処理は終了する。
【００１９】上記ステップ６および７が繰り返され、原
稿押えローラ２の１周分について、基準反射面の画像が
イメージセンサ２３によって読み取られても、ＲＡＭ１
２に記憶されている異常発生位置におけるイメージセン
サ２３の画素出力のレベルに変化がなかったときには
（ステップ８）、原稿押えローラ２の表面における上記
異常発生位置に対応する部分が全周にわたって汚れてい
るかあるいは読取系に異常があるかのいずれかであると
判断され、基準反射面の汚れか読取系の異常かを判別す
るための処理が実行される。
稿押えローラ２の１周分について、基準反射面の画像が
イメージセンサ２３によって読み取られても、ＲＡＭ１
２に記憶されている異常発生位置におけるイメージセン
サ２３の画素出力のレベルに変化がなかったときには
（ステップ８）、原稿押えローラ２の表面における上記
異常発生位置に対応する部分が全周にわたって汚れてい
るかあるいは読取系に異常があるかのいずれかであると
判断され、基準反射面の汚れか読取系の異常かを判別す
るための処理が実行される。
【００２０】すなわち、まず、送信原稿が画像読取位置
Ｐまでくるのを待ち、送信原稿が画像読取位置Ｐまで送
られてくると、発光素子２１からの出射光が送信原稿に
照射され、その反射光がイメージセンサ２３に受光され
る。そして、送信原稿の１ライン分の画像がイメージセ
ンサ２３によって読み取られ（ステップ９）、ＲＡＭ１
２に記憶されている異常発生位置におけるイメージセン
サ２３の画素出力のレベルに変化があったか否かが判別
される（ステップ１０）。
Ｐまでくるのを待ち、送信原稿が画像読取位置Ｐまで送
られてくると、発光素子２１からの出射光が送信原稿に
照射され、その反射光がイメージセンサ２３に受光され
る。そして、送信原稿の１ライン分の画像がイメージセ
ンサ２３によって読み取られ（ステップ９）、ＲＡＭ１
２に記憶されている異常発生位置におけるイメージセン
サ２３の画素出力のレベルに変化があったか否かが判別
される（ステップ１０）。
【００２１】ＲＡＭ１２に記憶されている異常発生位置
におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化
がなかった場合には、上記ステップ９に戻って、次の１
ラインについて原稿画像が読み取られ、ＲＡＭ１２に記
憶されている異常発生位置におけるイメージセンサ２３
の画素出力のレベルに変化があったか否かが判別され
る。このようにして、ＲＡＭ１２に記憶されている異常
発生位置におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベ
ルに変化がない場合には、上記ステップ９、１０が繰り
返される。
におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベルに変化
がなかった場合には、上記ステップ９に戻って、次の１
ラインについて原稿画像が読み取られ、ＲＡＭ１２に記
憶されている異常発生位置におけるイメージセンサ２３
の画素出力のレベルに変化があったか否かが判別され
る。このようにして、ＲＡＭ１２に記憶されている異常
発生位置におけるイメージセンサ２３の画素出力のレベ
ルに変化がない場合には、上記ステップ９、１０が繰り
返される。
【００２２】そして、送信原稿１ページ分について、原
稿画像がイメージセンサ２３によって読み取られる前
に、上記ステップ１０において、ＲＡＭ１２に記憶され
ている異常発生位置におけるイメージセンサ２３の画素
出力のレベルに変化があったと判別されたときには、読
取系に異常はなく、原稿押えローラ２の表面における上
記異常発生位置に対応する部分が全周にわたって汚れて
いたと判断され、基準反射面に汚れがある旨が表示装置
１４に表示され（ステップ１１）、今回の読取系異常判
別処理は終了する。
稿画像がイメージセンサ２３によって読み取られる前
に、上記ステップ１０において、ＲＡＭ１２に記憶され
ている異常発生位置におけるイメージセンサ２３の画素
出力のレベルに変化があったと判別されたときには、読
取系に異常はなく、原稿押えローラ２の表面における上
記異常発生位置に対応する部分が全周にわたって汚れて
いたと判断され、基準反射面に汚れがある旨が表示装置
１４に表示され（ステップ１１）、今回の読取系異常判
別処理は終了する。
【００２３】上記ステップ９および１０が繰り返され、
送信原稿１ページ分について、原稿画像がイメージセン
サ２３によって読み取られても、ＲＡＭ１２に記憶され
ている異常発生位置におけるイメージセンサ２３の画素
出力のレベルに変化がなかったときには（ステップ１
２）、読取系に異常があったと判断され、その旨が表示
装置１４に表示され（ステップ１３）、今回の読取系異
常判別処理は終了する。
送信原稿１ページ分について、原稿画像がイメージセン
サ２３によって読み取られても、ＲＡＭ１２に記憶され
ている異常発生位置におけるイメージセンサ２３の画素
出力のレベルに変化がなかったときには（ステップ１
２）、読取系に異常があったと判断され、その旨が表示
装置１４に表示され（ステップ１３）、今回の読取系異
常判別処理は終了する。
【００２４】上記実施例によれば、基準反射面の汚れお
よび読取系の異常を正確に区別して検出でき、これらの
検出結果を表示装置に表示させることができる。このた
め、操作者は、基準反射面の汚れおよび読取系の異常を
正確に把握でき、適切な処理を行うことができる。
よび読取系の異常を正確に区別して検出でき、これらの
検出結果を表示装置に表示させることができる。このた
め、操作者は、基準反射面の汚れおよび読取系の異常を
正確に把握でき、適切な処理を行うことができる。
【００２５】
【発明の効果】この発明によれば、基準反射面の汚れお
よび読取系の異常を正確に区別して検出できる。
よび読取系の異常を正確に区別して検出できる。
【図１】ファクシミリ装置における画像読取装置の概略
構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
【図２】画像読取装置における異常検出装置の電気的構
成を示す電気ブロック図である。
成を示す電気ブロック図である。
【図３】ＣＰＵによる異常検出処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
１ 送りローラ ２ 原稿押さえローラ ３ 密着型イメージセンサユニット ４ タイミングスイッチ １０ ＣＰＵ １１ ＲＯＭ １２ ＲＡＭ ２１ 発光素子 ２３ イメージセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城間 淳二 大阪府大阪市中央区玉造１丁目２番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 宮崎 資久 大阪府大阪市中央区玉造１丁目２番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 有馬 啓之 大阪府大阪市中央区玉造１丁目２番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 稲田 潤一 大阪府大阪市中央区玉造１丁目２番28号 三田工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 白色基準反射面の画像を読取センサによ
り読み取らせ、上記読取センサの画素出力の中に所定の
異常判別用基準値以下のものがあるか否かを判別し、上
記読取センサの画素出力の中に所定の異常判別用基準値
以下のものがあるときには、上記異常判別用基準値以下
の画素出力およびその画素位置を記憶手段に記憶させた
後、原稿画像を上記読取センサにより読み取らせてい
き、上記記憶手段に記憶された画素位置における上記読
取センサの画素出力に変化があるか否かを判別する判別
手段、ならびに、 上記記憶手段に記憶された画素位置における上記読取セ
ンサの画素出力に変化があると上記判別手段によって判
別されたときには、上記白色基準反射面が汚れていると
判定し、原稿画像が所定ライン数分上記読取センサによ
り読み取らても、上記記憶手段に記憶された画素位置に
おける上記読取センサの画素出力に変化がないと上記判
別手段によって判別されたときには、画像読取装置に異
常があると判定する異常判定手段、 を備えている画像読取装置における異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4335166A JPH06164846A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 画像読取装置における異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4335166A JPH06164846A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 画像読取装置における異常検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06164846A true JPH06164846A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18285503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4335166A Pending JPH06164846A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 画像読取装置における異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06164846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7174041B2 (en) | 2002-04-25 | 2007-02-06 | Fujitsu Ten Limited | Diagnostic apparatus for abnormalities in image recognition system |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP4335166A patent/JPH06164846A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7174041B2 (en) | 2002-04-25 | 2007-02-06 | Fujitsu Ten Limited | Diagnostic apparatus for abnormalities in image recognition system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6563938B1 (en) | Sheet-through type document reader | |
| JP4035920B2 (ja) | 画像読取装置 | |
| US10129415B2 (en) | Image reading apparatus, image forming apparatus, image reading method, and storage medium | |
| JP4222546B2 (ja) | 紙葉類識別装置および方法 | |
| JPH09197566A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2013168104A (ja) | 汚れ検知装置、カード読み取り装置、自動取引装置および汚れ検知方法 | |
| JPS6247026B2 (ja) | ||
| JPH06164846A (ja) | 画像読取装置における異常検出装置 | |
| US7672023B2 (en) | Document handler systems and methods | |
| JP2004120425A (ja) | 原稿読取装置 | |
| JPH06303428A (ja) | 画像読取装置 | |
| US6643037B1 (en) | Apparatus and method for detecting the presence of a page in an image scanner | |
| JPH08317138A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP4012096B2 (ja) | 画像読取装置 | |
| JP3391161B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| EP0765070B1 (en) | Method for detecting the leading edge of a document and associated device | |
| JP2000278466A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP3203030B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
| JP3241831B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JPS61201559A (ja) | 画像読取装置 | |
| JPS63221766A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2572865B2 (ja) | 電子写真装置 | |
| JP2001186312A (ja) | 汚れ検出機能を備えた画像読み取り装置 | |
| JP4060302B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
| JP2001016406A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 |