JPH06164734A - 電話交換機 - Google Patents

電話交換機

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Publication number
JPH06164734A
JPH06164734A JP31211792A JP31211792A JPH06164734A JP H06164734 A JPH06164734 A JP H06164734A JP 31211792 A JP31211792 A JP 31211792A JP 31211792 A JP31211792 A JP 31211792A JP H06164734 A JPH06164734 A JP H06164734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
intercom
line
telephone
arrival
Prior art date
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Pending
Application number
JP31211792A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Shibata
達朗 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP31211792A priority Critical patent/JPH06164734A/ja
Publication of JPH06164734A publication Critical patent/JPH06164734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 宅内電話交換システムにおいて、外線,内
線,ドアホン等の各着信の種類を、電話機の受話器をオ
フフックする前に確実に判別し得る手段を提供する。 【構成】 このため、電話交換機に一般市販電話機を接
続するためのスピーカ付モジュラジャック(SPMJ)
9,10,32と、音声合成出力回路を有する音声出力
部14とを内蔵させて、外線,内線及びドアホン等の各
着信音に続いて、その種類を判別するための音声メッセ
ージを出力するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電話交換機、特に着
信音の区別を音声メッセージにより認識し得る室内電話
交換機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアホンと電話機とが接続された
室内(家庭用)電話交換機においては一般に、外線(局
線)もしくは内線の着信音はリンガにより異なる鳴動音
で、またドアホンの来客の呼出音は“ピンポン”等のチ
ャイム音でそれぞれの着信音として認識させるように構
成されていた。
【0003】しかしながら、以上のように異なるリンガ
鳴動音の鳴り分けにより外/内線を判断する方法は、特
に周囲騒音等が存在する場合には聴き違い等によりその
応答内容を間違えて適正な対応を失する可能性があり、
ユーザ側の使い勝手が悪かった。
【0004】このため、例えば特開平3−40647号
公報に、着信時に電話機の受話器をオフフックすると、
受話器から音声応答メッセージを自動的に送出させ、外
/内の着信種別がメッセージにより容易に判別できるよ
うにした改良案が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような方法にあっては、判別するためには、まず一旦受
話器をオフフックする必要があるため、従来のように、
オフフックする前の着信音の鳴り分け時に早期に確実に
判別したい要望には添うことができなかった。
【0006】この発明は以上のような局面にかんがみて
なされたもので、上記の要望を満たし、着信音のみの鳴
り分けだけでなく、音声メッセージにより着信音の種類
を判別し得る使い勝手の良い電話交換システムの提供を
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、宅内電話交換機において、一般市販電話機を接
続するためのスピーカ付モジュラジャック及び音声合成
出力回路を内蔵することにより、外線,内線及びドアホ
ン等の着信音の区別を周囲に認識させるための音声メッ
セージを出力可能に構成することにより、前記目的を達
成しようとするものである。
【0008】
【作用】以上のようなシステム構成により、外線,内
線,ドアホン等のそれぞれ異なる着信音の鳴動に続いて
音声によるメッセージが出力されるため、受話器のオフ
フックに先立ってその着信種類を確実に判別することが
できる。
【0009】
【実施例】以下にこの発明を実施例に基づいて説明す
る。図1にこの発明に係る室内電話交換機の一実施例の
基本構成図を示す。 (構成)TT1 ,TT2 は第1,第2の外線、1,2は
それぞれの局線回路、3はドアホン子機(複数であって
も差支えない)、4はドアホン制御回路である。5,6
は2台(2台以上であっても差支えない)の一般市販電
話機、7,8はそれぞれの内線回路を示し、各電話機
5,6は、それぞれスピーカ付モジュラジャック(以
下、SPMJと略称する)9,10を介して各内線回路
7,8に接続されている。11はリレー制御部、12は
各通話路、13は、これらの制御用のマイクロプロセッ
サを示す。本実施例の特徴は、局線,ドアホン及び内線
各回路を通話路12間に、ドアホンの“ピンポン”等の
チャイム音を含む音声合成出力回路を有する音声出力部
14を設け、マイクロプロセッサ13の制御により、そ
れぞれの着信音に続いて合成音声のメッセージSPMJ
9/10からを出力し得るよう構成したことにある。
【0010】(動作)つぎに、以上の構成における外線
着信時及びドアホン着信時の各動作について説明する。
他の内線着信時もこれに準ずる。
【0011】1)外線着信時(図2に各信号タイミング
チャートの一例を示す) 外線TT1 またはTT2 の着信を局線回路1,2が検
出してマイクロプロセッサ13に伝達する。
【0012】リレー制御部11は、その局線からの
“トルルル……”等の着信信号を接続子機電話機5/6
に直接接続し、これを鳴動させるよう動作する。ただ
し、この接続子機は直接外線に接続されるため、端末機
器技術基準により、接続台数を定めて、鳴動子機を鳴動
指定子機として限定している。
【0013】一方、通話路12では、上記着信を検出し
た後、通話路12を制御して、鳴動指定子機以外の子機
を接続したSPMJ9/10から着信音を送出するライ
ンを作成すると共に、この着信を報知するための合成音
の音声メッセージをSPMJ9/10から送出するライ
ンを作成する。
【0014】所定の着信音をマイクロプロセッサ13
で作り、SPMJ9/10へ送出すると共に、音声出力
部14の音声合成出力回路をマイクロプロセッサ13か
らの信号により起動して、例えば“外線1にお電話で
す”等の音声メッセージを、例えば1〜2秒間上記ライ
ンへ送出する。
【0015】内線回路7/8が接続子機5/6の電話
機のオフフックを検出すると、上記送出音を停止させ、
リレー制御部11において、鳴動指定子機以外のリレー
動作により外線通話可能状態とする。
【0016】2)ドアホン着信時(図3に各信号タイミ
ングチャートの一例を示す) 来客の押下によるドアホン3の着信を、ドアホン制御
回路4が検出し、マイクロプロセッサ13に伝達する。
【0017】この情報を基に、マイクロプロセッサ1
3からリレー制御部11及び通話路12の制御を行い、
リレー制御部11は、ドアホン3からの着信信号を検出
し、“ピンポン”等のチャイム音をドアホン3に送出す
るよう動作する。
【0018】一方、通話路12では、上記着信を検出し
た後、通話路12の接続を制御して、SPMJ9/10
及びドアホン子機3から前記チャイム音を送出するライ
ンを作成すると共に、この着信を報知するための音声合
成音のメッセージをSPMJ9/10から送出するライ
ンを作成する。
【0019】“ピンポン”音送出回路のマイクロプロ
セッサ13からの信号で起動し、SPMJ9/10へ送
出すると共に、音声出力部14の音声合成出力回路をマ
イクロプロセッサ13からの信号で起動して、例えば
“ドアホン1にお客様です”等の音声メッセージを例え
ばドアホン通話有効時間内に一ないし数回繰返して上記
ラインへ送出する。
【0020】内線回路7/8が接続子機5/6の電話
機のオフフックを検知すると、上記の送出音を停止さ
せ、リレー制御部11によりドアホン通話可能状態とす
る。なお、ドアホン子機が他にもある場合は、図3の最
下部に示すタイミングチャートに従うようにしている。
【0021】(適用システムの一例)図4に、本実施例
を適用した室内電話交換機システムの一例の構成図、図
5にその回路ブロック図を示す。両図に基づいてシステ
ムの概要を説明する。
【0022】図4において、21は、従来例と同様の基
本構成を有する電話交換機の主装置の一例を示すもの
で、TT1 ,TT2 は第1,第2の2本の外線(局
線)、22は外壁ボックスである。主装置21は、保安
器23,センサ中継ユニット24,TVドアホンインタ
フェースユニット25等を備えている。また、26,2
7は複数のセキュリティ(保安)ユニット、28は非常
ボタン、29は火災センサ、30はガスセンサを示す。
1 〜T6 は6本の内線子機装置を示す。T1 ,T2
第1,第2の各セキュリティ電話機、T3 〜T6 は第3
〜第6の内線各子機電話機、Fはファクシミリ(FA
X)である。各セキュリティ内線子機電話機T1,T2
には、それぞれTVドアホンモニタユニット31が、他
の普通の各子機電話機T3 〜T6 及びファクシミリFに
はそれぞれスピーカ付モジュラ32が接続されている。
一方、D1 は第1のTVカメラ付ドアホン子機、D2
3 は第2,第3の各ドアホン子機を示す。
【0023】すなわち、本システムは、つぎのような特
徴を有する; 複数の局線TT1 ,TT2 に接続でき、電話子機T1
〜T6 ,ファクシミリF,ドアホンD1 〜D3 ,セキュ
リティセンサ29,30等がそれぞれ複数台接続でき
る。
【0024】電話子機T1 〜T6 及びファクシミリF
は、スピーカ付モジュラジャック(電話コンセント)3
2により、一般市販の電話機やファクシミリを接続でき
る。
【0025】専用電話機として、通常の電話機にセキ
ュリティ表示,非常ボタン等が付いたセキュリティ電話
機T1 ,T2 等があり、TVカメラ付ドアホンP1 に対
応したモニタユニット31も接続できる。
【0026】ドアホンD1 〜D3 はそれぞれ2芯線で
接続できる。
【0027】TVドアホンインタフェースユニット5
を有し、モニタ1台につき1台が必要である。
【0028】セキュリティセンサは、例えば火災セン
サ29または煙感知センサ,ガスセンサ28等が接続で
きる。
【0029】つぎに、このシステムの基本動作は前記図
1構成におけると実質的に同様であるが、図4の本シス
テムは外線が2回線TT1 ,TT2 で子機が7台(T1
〜T 6 及びF),ドアホン1回線(子機3台D1 〜D
3 )の図例であり、動作概要を下記に示す。なお、図5
回路詳細の説明は省略する。
【0030】1)外線着信時 子機の前記着信規制設定がない場合、外線TT1 ,T
2 が同時に着信したとき、第1の外線TT1 の着信音
及び音声メッセージを専用電話機,一般電話機のSPM
J32へ送出し、その子機応答後、外線TT1 の着信音
及びメッセージを停止させ、第2の外線TT2 の着信音
及び音声メッセージを専用電話機,一般電話機のSPM
J32へ送出する。
【0031】子機に着信規制設定がある場合、着信規
制設定された外線に対しては、着信音及び音声メッセー
ジは送出せず、従って子機も鳴動せず、着信規制設定さ
れていない外線に対しては着信音及びメッセージを前記
図1構成と同様に専用電話機,一般電話機のSPMJ3
2へ送出する。
【0032】2)ドアホン着信時 来客によるドアホンD1 〜D3 着信の場合、着信規制
の動作は、前記1)外線着信時の動作と同様である。た
だし、着信規制子機がオフフックしても通話は可能であ
る。
【0033】ドアホン着信時は、前記図3に示すよう
にドアホン通話有効時間(例えば30秒間)内(オフフ
ックにより“ピンポン”着信音と音声メッセージが来た
ドアホンが通話可能時間)には、他のドアホンが押下さ
れても、後から押されたドアホンの上記着信音及び音声
メッセージは送出しない。このドアホン通話有効時間を
過ぎれば通常動作となる。
【0034】ドアホンの“ピンポン”着信音は、ドア
ホン子機D1 〜D3 及び各SPMJ32へ共に送出する
が、その後の音声メッセージは図5に示す各ルートセレ
クトスイッチ33によりそれぞれのSPMJ32のみに
送出するよう構成されている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電話外線またはドアホンの着信音に続いて合成音の
音声メッセージを送出するよう構成したため、各子機の
受話器をオフフックする前に着信の種類を確実に判別し
得るため、それぞれの着信に対して適切な応答ができ
る。また、着信信号をそのまま次々と着信音および音声
メッセージにすることなく、オフフック応答できる着信
音,メッセージのみを送出することにより、ユーザ側の
混乱を防ぎ使い勝手のよいシステムを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の基本構成図
【図2】 外線着信時の各信号タイミングチャート
【図3】 ドアホン着信時の各信号タイミングチャート
【図4】 実施例を適用した宅内電話交換システムの一
例の構成図
【図5】 その回路ブロック図
【符号の説明】
1,2 局線回路 3,D1 ,D2 ,D3 ドアホン子機 5,6,T1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 ,T6 電話機 7,8, 内線回路 14 音声出力部 9,10,32 スピーカ付モジュラジャック(SPM
J) TT1 /TT2 第1/第2外線(局線)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅内電話交換機において、一般市販電話
    機を接続するためのスピーカ付モジュラジャック及び音
    声合成出力回路を内蔵することにより、外線,内線及び
    ドアホン等の着信音の区別を周囲に認識させるための音
    声メッセージを出力可能に構成したことを特徴とする電
    話交換機。
JP31211792A 1992-11-20 1992-11-20 電話交換機 Pending JPH06164734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31211792A JPH06164734A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 電話交換機

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JP31211792A JPH06164734A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 電話交換機

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JPH06164734A true JPH06164734A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18025453

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31211792A Pending JPH06164734A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 電話交換機

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JP (1) JPH06164734A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359691A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Matsushita Electric Works Ltd 住宅情報盤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359691A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Matsushita Electric Works Ltd 住宅情報盤

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