JPH06164687A - レベル調整装置 - Google Patents

レベル調整装置

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Publication number
JPH06164687A
JPH06164687A JP31846192A JP31846192A JPH06164687A JP H06164687 A JPH06164687 A JP H06164687A JP 31846192 A JP31846192 A JP 31846192A JP 31846192 A JP31846192 A JP 31846192A JP H06164687 A JPH06164687 A JP H06164687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
circuit
output
output level
adjusting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP31846192A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ikuto
義弘 生藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Publication of JPH06164687A publication Critical patent/JPH06164687A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変抵抗器を手動で調整するレベル調整工程
をなくし、出力レベルの自動調整を可能とする。 【構成】 マイクロホン1から入力される所定音量の音
声信号は、増幅回路2で増幅されてレベル可変回路3に
入力され、ここで所定レベルに調整されてスピーチネッ
トワーク4を経て電話回線5上に送出される。レベル検
出ユニット21のレベル検出回路6は、スピーチネット
ワーク4の出力レベルを検出して比較回路8に入力す
る。比較回路8は、上記出力レベルを基準レベル発生源
7からの基準レベルと比較し、その比較結果を制御回路
9に出力する。制御回路9は、上記比較結果に基づいて
レベル可変回路3を制御し、出力レベルを設定値どおり
に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器における出
力レベルの調整に係り、例えば電話機から電話回線への
出力レベルを調整する出力レベル調整装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、電話機における従来の出力レベ
ル調整装置の概略構成を示すブロック図である。この装
置は、送受話器のマイクロホン41の出力を増幅する増
幅回路42の出力側に出力レベルを可変する可変抵抗器
43を接続し、この可変抵抗器43にスピーチネットワ
ーク44を接続し、このスピーチネットワーク44の出
力を電話回線45上に送出するように構成されている。
【0003】次に動作について説明する。マイクロホン
41からの音声信号は増幅回路42で増幅され、可変抵
抗器43を介してスピーチネットワーク44に入力され
る。この場合、スピーチネットワーク44から電話回線
45への出力レベルは規格により規定されているので、
マイクロホン41の出力レベルのバラツキや、増幅回路
42またはスピーチネットワーク44の増幅度のバラツ
キを補正するため、生産工程で可変抵抗器43を手動操
作して規定レベルに調整する必要がある。これによりス
ピーチネットワーク44から電話回線45への出力レベ
ルが規定値に設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレベル調整装置
は以上のように構成されているので、スピーチネットワ
ークからの出力レベルを規格値に合わせるため、生産工
程で可変抵抗器43を手動操作で調整しなければならな
い。また、可変抵抗器43は経年変化による劣化によ
り、スピーチネットワークへの出力レベルが調整後に変
動するなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、自動的に出力レベルを調整するこ
とができ、その経年変化にも対応することができる出力
レベル調整装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るレベル調整装置は、入力レベルに応じた出力レベルを
有する電子装置において、(i) 出力レベルを検出するレ
ベル検出手段と、(ii)出力レベルの基準となる基準レベ
ルを出力する基準レベル出力手段と、(iii) レベル検出
手段により検出された出力レベルと前記基準レベル出力
手段からの基準レベルとを比較する比較手段と、(iv)こ
の比較手段による比較結果に応じた前記出力レベルの調
整値を記憶する記憶手段と、(v) この記憶手段に記憶さ
れた調整値に従って前記出力レベルを調整する調整手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る電話機は、請求
項1記載のレベル調整装置を具備することを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】本発明に係るレベル調整装置では、出力レベル
が基準レベルと比較され、その比較結果に応じて出力レ
ベルの自動調整が行われる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0010】第一実施例 図1はこの発明の第一実施例に係るレベル調整装置を電
話機に応用した場合のブロック図である。この図で、送
受話器のマイクロホン1から入力された音声信号を増幅
する増幅回路2の出力側には、出力レベルを可変する電
子ボリューム等で構成されたレベル可変回路3が接続さ
れている。このレベル可変回路3の出力側にはスピーチ
ネットワーク4が接続され、このスピーチネットワーク
4を介して音声信号が電話回線5上に送出されるように
なっている。
【0011】上記スピーチネットワーク4の出力端に
は、出力レベルを平滑検波するレベル検出回路6が接続
され、このレベル検出回路6の出力端は基準レベル発生
源7とともに比較回路8の入力端に接続されている。レ
ベル検出回路6、基準レベル発生源7、比較回路8から
なるレベル検出ユニット21は電話機本体側のレベル調
整装置とは別個独立に構成され、必要に応じて接続され
るようになっている。レベル検出ユニット21接続時に
おいては、比較回路8は、上記レベル可変回路3を制御
する制御回路9に接続されている。この制御回路9に
は、設定レベル値を記憶するための記憶回路10が接続
されている。記憶回路10は、例えばEEPROM(電
気的読み書き可能メモリ)により構成される。
【0012】次に上記実施例構成の動作を図2、図3に
示すフローチャートに基づいて説明する。まず、生産工
程における動作を図2に従って説明する。マイクロホン
1から所定音量の音声信号を入力すると、これは増幅回
路2で増幅されてレベル可変回路3に供給され、このレ
ベル可変回路3の出力はスピーチネットワーク4を介し
て電話回線5上に送出される。
【0013】このとき、レベル検出回路6はステップS
101においてスピーチネットワーク4の出力レベルを
平滑検波して検出し、この検出レベルを基準レベル発生
源7からの基準レベルとともに比較回路8に供給する。
比較回路8はステップS102において検出レベルと基
準レベルとを比較し、検出レベルが基準レベルより低い
ときは、その旨を示す信号を制御回路9に出力する(ス
テップS103)。これを受けた制御回路9は、上記信
号に基づき、レベル可変回路3に対し、出力レベルを上
げるための制御を行ない(ステップS104)、ステッ
プS101に戻る。
【0014】また、上記ステップS102の判断におい
て、検出レベルが基準レベルより高いことが判断された
ときは、その旨を示す信号を制御回路9に出力する(ス
テップS105)。これを受けた制御回路9は、上記信
号に基づき、レベル可変回路3に対し、出力レベルを下
げるための制御を行い(ステップS106)、ステップ
S101に戻る。
【0015】上記ステップS102の判断において、最
適出力レベルが判断されると、制御回路9はその最適出
力レベルを記憶回路10に記憶して調整動作を終了する
(ステップS107)。
【0016】次に、実際に電話機として使用する場合の
動作を図3に従って説明する。ステップS201におい
て電源が投入されると(ステップS201)、上記生産
工程において、記憶回路10に記憶されたレベル設定情
報が制御回路9によって読出される(ステップS20
2)。制御回路9はこの情報に基づいてレベル可変回路
3を制御し、出力レベルを調整する。これにより、スピ
ーチネットワーク4から電話回線5上に送出される出力
レベルは、規定値に設定されることとなる。
【0017】第二実施例 図4は、この発明の第2実施例に係るレベル調整装置を
電話機に応用した場合のブロック図である。本実施例で
は、上記第一実施例におけるレベル検出回路6の代りに
アナログ・ディジタル変換回路11を用い、このアナロ
グ・ディジタル変換回路11によりディジタル値として
得られる検出レベルと基準レベル設定レジスタ12にデ
ィジタル値として設定された基準レベルを比較回路8で
比較するようにレベル検出ユニット22を構成する。他
の構成および作用は上記第一実施例と同様である。
【0018】なお、本実施例のように、レベル検出ユニ
ット21,22を生産工程においてのみ接続して使用
し、製品としての電話機の出荷時には取り外すことがで
きるように構成することにより、製品コストの低下を図
ることが可能となる。反対に、このユニットを電話機に
内蔵させた状態で出荷するように構成すれば、出荷後の
出力レベルの経年変化にも対応することが容易となる。
すなわち、マイクロホンから、基準となるレベルの音声
入力を与えるだけで、出力レベルが所定の設定値に自動
調整されるため、これを定期的に行うことにより出力レ
ベルを適正に保つことが可能となる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、出力レベルを検出して
これを基準レベルと比較し、その比較結果に応じて出力
レベルを自動調整することとしたので、従来のように人
手によるレベル調整が不要になるという効果がある。
【0020】また、出力レベルの調整値を記憶しておく
こととしたので、製品出荷後においてもレベル調整が容
易で、出力レベルの経年変化にも対応することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例におけるレベル調整装置
を示すブロック図である。
【図2】図1のレベル調整装置の生産工程における動作
を説明するフローチャートである。
【図3】図1のレベル調整装置の実際の使用時の動作を
説明するフローチャートである。
【図4】この発明の第二実施例におけるレベル調整装置
を示すブロック図である。
【図5】従来のレベル調整装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 レベル可変回路 6 レベル検出回路 7 基準レベル発生源 8 比較回路 9 制御回路 10 記憶回路 11 A/D変換回路 12 基準レベル設定レジスタ 21,22 レベル検出ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力レベルに応じた出力レベルを有する
    レベル調整装置において、 出力レベルを検出するレベル検出手段と、 出力レベルの基準となる基準レベルを出力する基準レベ
    ル出力手段と、 前記レベル検出手段により検出された出力レベルと前記
    基準レベル出力手段からの基準レベルとを比較する比較
    手段と、 この比較手段による比較結果に応じた前記出力レベルの
    調整値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された調整値に従って前記出力レベ
    ルを調整する調整手段と、 を具備することを特徴とするレベル調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレベル調整装置を備えた
    ことを特徴とする電話機。
JP31846192A 1992-11-27 1992-11-27 レベル調整装置 Pending JPH06164687A (ja)

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JP31846192A JPH06164687A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 レベル調整装置

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JP31846192A JPH06164687A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 レベル調整装置

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JPH06164687A true JPH06164687A (ja) 1994-06-10

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JP31846192A Pending JPH06164687A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 レベル調整装置

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