JP2003037650A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2003037650A
JP2003037650A JP2001223959A JP2001223959A JP2003037650A JP 2003037650 A JP2003037650 A JP 2003037650A JP 2001223959 A JP2001223959 A JP 2001223959A JP 2001223959 A JP2001223959 A JP 2001223959A JP 2003037650 A JP2003037650 A JP 2003037650A
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JP
Japan
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music data
level
optimum
frequency characteristic
voice
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JP2001223959A
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Hiroyo Yamada
裕代 山田
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力者による入力レベルの大小に関わらず、
携帯電話機のスピーカ特性に対して最適な音量及び音質
で外部に出力することができる携帯電話機を提供するこ
と。 【解決手段】 外部から入力した音声・音楽データのピ
ークレベルを検出するレベル検出回路4、及びその再生
レベルを設定するボリューム5を有するデジタル信号処
理部と、前記検出されたピークレベル、及び予め設定さ
れた使用スピーカに対する最適なピークレベルを記憶す
るメモリ1を有する。制御手段2は、前記検出されたピ
ークレベルと前記最適なピークレベルとを比較し、その
差分を計算し、前記入力された音声・音楽データが前記
差分値に基いて最適な出力レベルでスピーカ11から出
力されるようにボリューム5を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部より入力した
音のデータを記憶し、記憶した音のデータを外部に出力
する機能を有する携帯電話機に関し、入力音データの出
力の増減に応じてスピーカから出力する音のレベルを調
整する携帯電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機には、外部より入力し
た音のデータを記憶し、記憶した音のデータを外部に出
力する機能が盛り込まれてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、音の入力レベ
ルは入力者により様々なレベルになり、外部に出力する
ときには音が大きすぎ割れた音として外部に出力された
り、小さすぎ聞こえないくらい小さな音として出力され
るなどの携帯電話機のスピーカ特性に合わないことがあ
った。
【0004】本発明の目的は、入力者による入力レベル
の大小に関わらず、携帯電話機のスピーカ特性に対して
最適な音量及び音質で外部に出力することができる携帯
電話機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外部か
ら入力した音声・音楽データのピークレベルを検出する
レベル検出回路、及び前記音声・音楽データの再生レベ
ルを設定するボリュームを有するデジタル信号処理部
と、前記入力された音声・音楽データ、前記検出された
ピークレベル、及び予め設定された使用スピーカに対す
る最適なピークレベルを記憶するメモリ部と、前記検出
されたピークレベルと前記最適なピークレベルとを比較
し、その差分を計算し、前記入力された音声・音楽デー
タが前記差分値に基いて最適な出力レベルで前記使用ス
ピーカから出力されるように前記ボリュームを制御する
制御手段を有することを特徴とする携帯電話機が得られ
る。
【0006】又、本発明によれば、外部から入力した音
声・音楽データの周波数特性を分析する周波数特性分析
回路、及び前記音声・音楽データの周波数特性を所定の
特性に設定する可変式フィルタを有するデジタル信号処
理部と、前記入力された音声・音楽データ、及び前記分
析された周波数特性を記憶するメモリ部と、前記分析さ
れた周波数特性と予め設定された使用スピーカに対する
最適な周波数特性とを比較し、前記分析された周波数特
性が前記最適な周波数特性になるように調整し、最適な
出力レベル及び音質で前記使用スピーカから出力される
ように前記可変式フィルタを制御する制御手段を有する
ことを特徴とする携帯電話機が得られる。
【0007】又、本発明によれば、外部から入力した音
声・音楽データのピークレベルを検出するレベル検出回
路、外部から入力した音声・音楽データの周波数特性を
分析する周波数特性分析回路、前記音声・音楽データの
再生レベルを設定するボリューム、及び前記音声・音楽
データの周波数特性を所定の特性に設定する可変式フィ
ルタを有するデジタル信号処理部と、前記入力された音
声・音楽データ、前記検出されたピークレベル、前記分
析された周波数特性、並びに予め設定された使用スピー
カに対する最適なピークレベル及び最適な周波数特性を
記憶するメモリ部と、前記検出されたピークレベルと前
記最適なピークレベルとを比較し、その差分を計算し、
前記入力された音声・音楽データが前記差分値に基いて
最適な出力レベルで前記使用スピーカから出力されるよ
うに前記ボリュームを制御すると共に、前記分析された
周波数特性と前記最適な周波数特性とを比較し、前記分
析された周波数特性が前記最適な周波数特性になるよう
に調整し、最適な出力レベル及び音質で前記使用スピー
カから出力されるように前記可変式フィルタを制御する
制御手段を有することを特徴とする携帯電話機が得られ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯電話機の
一実施の形態について、図面を参照して説明する。図1
によると、携帯電話機は、外部から音(以下、音声・音
楽データと呼ぶ。)を入力するマイク8と、マイクより
入力した音声・音楽データを増幅しA/D変換器に伝え
る増幅器7と、入力された音声・音楽データをアナログ
からデジタルに変換するA/D変換器6と、デジタルに
変換された音声・音楽データのピークレベルを検出する
レベル検出回路4と、デジタルに変換された音声・音楽
データとその付加情報を記憶しておくメモリ1と、メモ
リ内に記憶された音声・音楽データを外部に出力する時
にレベルを調整するボリューム5と、記憶された音声・
音楽データをデジタルからアナログに変換するD/A変
換器9と、D/A変換された音声・音楽データを増幅す
る増幅器10と、外部に音声・音楽データを出力するス
ピーカ11と、それらのすべてを制御する制御部2を含
んで構成される。
【0009】次に、上記した構成による携帯電話機の動
作について説明する。最初に、外部より入力した音声・
音楽データを記憶する動作について図1〜3を参照して
説明する。外部よりマイク8を使用して音声・音楽デー
タを取り込む(ステップS21)。取り込んだ音声・音
楽データを増幅器7により増幅し、A/D変換器6によ
り入力された音声・音楽データをアナログからデジタル
に変換する(ステップS22)。変換された音声・音楽
データよりそのピークレベルをレベル検出回路4で検出
し(ステップS24)、音声・音楽データをメモリ1に
記憶すると共に、音声・音楽データより検出したピーク
レベルと予め設定した使用しているスピーカ11に対す
る最適なピークレベルとの差分を音声・音楽データの付
加情報として同時に記憶する(ステップS23,2
5)。図3は音声・音楽データ及びその付加情報のメモ
リ1への記憶状態の一例を示した図である。
【0010】次に、記憶してある音声・音楽データを外
部に出力する動作について図1,4,5を参照して説明
する。メモリ1内に記憶してある音声・音楽データを読
み出す(ステップS31)。更に、音声・音楽データの
付加情報として記憶されている音声・音楽データのピー
クレベルとスピーカ11の最適なピークレベルとの差分
を読み出し(ステップS33)、ボリューム5でピーク
レベルの差をレベル調整する(ステップS32)。この
ように調整された音声・音楽データをD/A変換器9に
よりデジタルからアナログに変換し(ステップS3
4)、音声・音楽データを増幅器10で増幅しスピーカ
11より外部に出力する(ステップS35)。図5はス
ピーカ出力の一例を示した図である。使用しているスピ
ーカに対して小さな音声・音楽データが入力されたとき
の小さな出力レベル及び大きな音声・音楽データが入力
されたときの大きな出力レベルが調整されることによ
り、入力レベルの大小に関わらず、最適な出力レベルで
スピーカ11より出力される。
【0011】次に、本発明の他の実施の形態について図
6を参照して説明する。上記説明した実施の形態は、入
力した音声・音楽データのピークレベルを検出し、検出
したピークレベルにより出力する音声・音楽データのボ
リューム調整をすることで携帯電話機で使用しているス
ピーカの特性に合った最適なレベルでスピーカより出力
するとしているが、図6に示されるようにレベル検出回
路を周波数分析回路64に置き換え、ボリュームを可変
式フィルタ65に置き換えることにより、入力した音声
・音楽データに対して周波数特性の分析を行い、周波数
特性を分析した結果を入力した音声・音楽データの付加
情報としてメモリ61に記憶する。制御部62は、音声
・音楽データを出力する際に前記付加情報に基いて可変
式フィルタ65が制御する。すなわち、制御部62は、
前記分析された周波数特性と予め設定された使用スピー
カに対する最適な周波数特性とを比較し、前記分析され
た周波数特性が前記最適な周波数特性になるように調整
し、最適な出力レベル及び音質でスピーカ71から出力
されるように可変式フィルタ65を制御する。
【0012】尚、図示しないが、上記した一実施の形態
と上記した他の実施の形態とを併せた形態を有する形態
電話機も実現できるのは言うまでもない。すなわち、外
部から入力した音声・音楽データのピークレベルを検出
するレベル検出回路、外部から入力した音声・音楽デー
タの周波数特性を分析する周波数特性分析回路、前記音
声・音楽データの再生レベルを設定するボリューム、及
び前記音声・音楽データの周波数特性を所定の特性に設
定する可変式フィルタを有するデジタル信号処理部を有
し、前記入力された音声・音楽データ、前記検出された
ピークレベル、前記分析された周波数特性、並びに予め
設定された使用スピーカに対する最適なピークレベル及
び最適な周波数特性を記憶するメモリ部を有し、前記検
出されたピークレベルと前記最適なピークレベルとを比
較し、その差分を計算し、前記入力された音声・音楽デ
ータが前記差分値に基いて最適な出力レベルで前記使用
スピーカから出力されるように前記ボリュームを制御す
ると共に、前記分析された周波数特性と前記最適な周波
数特性とを比較し、前記分析された周波数特性が前記最
適な周波数特性になるように調整し、最適な出力レベル
及び音質で前記使用スピーカから出力されるように前記
可変式フィルタを制御する制御手段を備えて構成された
ことを特徴とするものである。
【0013】このような構成によれば、上記した一実施
の形態と上記した他の実施の形態に係る携帯電話機の有
する双方の効果が一度に得られ、入力された音声・音楽
データを、携帯電話機のスピーカ特性に対してより最適
な音量及び音質で外部に出力することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、外部より入力した音の
データを記憶し、記憶した音のデータを外部に出力する
機能を有する携帯電話機において、入力した音に対して
携帯電話機で使用しているスピーカの最適なピークレベ
ルに調整することで、入力者による入力レベルの大小に
関わらず、携帯電話機のスピーカ特性に対して最適な音
量及び音質で外部に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る携帯電話機の構成
を示した図である。
【図2】外部より入力した音声・音楽データを記憶する
動作を説明するフローチャートである。
【図3】音声・音楽データ及び付加情報のメモリへの記
憶状態を示した図である。
【図4】記憶された音声・音楽データを外部に出力する
動作を説明するフローチャートである。
【図5】スピーカから出力された音声・音楽データの波
形を示した図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話機の構
成を示した図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 制御部 3 デジタル信号処理部 4 レベル検出回路 5 ボリューム 6 A/D変換器 7,10 増幅器 8 マイク 9 D/A変換器 11 スピーカ 61 メモリ 62 制御部 63 デジタル信号処理部 64 周波数分析回路 65 可変式フィルタ 66 A/D変換器 67,70 増幅器 68 マイク 69 D/A変換器 71 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力した音声・音楽データのピ
    ークレベルを検出するレベル検出回路、及び前記音声・
    音楽データの再生レベルを設定するボリュームを有する
    デジタル信号処理部と、 前記入力された音声・音楽データ、前記検出されたピー
    クレベル、及び予め設定された使用スピーカに対する最
    適なピークレベルを記憶するメモリ部と、 前記検出されたピークレベルと前記最適なピークレベル
    とを比較し、その差分を計算し、前記入力された音声・
    音楽データが前記差分値に基いて最適な出力レベルで前
    記使用スピーカから出力されるように前記ボリュームを
    制御する制御手段を有することを特徴とする携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 前記検出したピークレベルを前記メモリ
    に記憶する際、前記検出されたピークレベルと前記最適
    なピークレベルとの差分値は前記入力された音声・音楽
    データの付加情報として前記メモリに記憶されることを
    特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 外部から入力した音声・音楽データの周
    波数特性を分析する周波数特性分析回路、及び前記音声
    ・音楽データの周波数特性を所定の特性に設定する可変
    式フィルタを有するデジタル信号処理部と、 前記入力された音声・音楽データ、及び前記分析された
    周波数特性を記憶するメモリ部と、 前記分析された周波数特性と予め設定された使用スピー
    カに対する最適な周波数特性とを比較し、前記分析され
    た周波数特性が前記最適な周波数特性になるように調整
    し、最適な出力レベル及び音質で前記使用スピーカから
    出力されるように前記可変式フィルタを制御する制御手
    段を有することを特徴とする携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記予め設定された使用スピーカに対す
    る最適な周波数特性は前記入力された音声・音楽データ
    の付加情報として前記メモリに記憶されることを特徴と
    する請求項3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 外部から入力した音声・音楽データのピ
    ークレベルを検出するレベル検出回路、外部から入力し
    た音声・音楽データの周波数特性を分析する周波数特性
    分析回路、前記音声・音楽データの再生レベルを設定す
    るボリューム、及び前記音声・音楽データの周波数特性
    を所定の特性に設定する可変式フィルタを有するデジタ
    ル信号処理部と、 前記入力された音声・音楽データ、前記検出されたピー
    クレベル、前記分析された周波数特性、並びに予め設定
    された使用スピーカに対する最適なピークレベル及び最
    適な周波数特性を記憶するメモリ部と、 前記検出されたピークレベルと前記最適なピークレベル
    とを比較し、その差分を計算し、前記入力された音声・
    音楽データが前記差分値に基いて最適な出力レベルで前
    記使用スピーカから出力されるように前記ボリュームを
    制御すると共に、前記分析された周波数特性と前記最適
    な周波数特性とを比較し、前記分析された周波数特性が
    前記最適な周波数特性になるように調整し、最適な出力
    レベル及び音質で前記使用スピーカから出力されるよう
    に前記可変式フィルタを制御する制御手段を有すること
    を特徴とする携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記検出したピークレベルを前記メモリ
    に記憶する際、前記検出されたピークレベルと前記最適
    なピークレベルとの差分値は前記入力された音声・音楽
    データの付加情報として前記メモリに記憶され、前記予
    め設定された使用スピーカに対する最適な周波数特性は
    前記入力された音声・音楽データの付加情報として前記
    メモリに記憶されることを特徴とする請求項5記載の携
    帯電話機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050090283A (ko) * 2004-03-08 2005-09-13 엘지전자 주식회사 다운로드 받은 음악파일의 이득조정방법
JP2007006370A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Nec Corp 携帯端末装置及びその音楽再生方法
JP2008209646A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Sony Corp 雑音低減装置及び雑音低減方法
JP2015206928A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 富士通株式会社 音声処理装置、音声処理プログラムおよび音声処理方法

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