JPH0616438B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH0616438B2
JPH0616438B2 JP60264052A JP26405285A JPH0616438B2 JP H0616438 B2 JPH0616438 B2 JP H0616438B2 JP 60264052 A JP60264052 A JP 60264052A JP 26405285 A JP26405285 A JP 26405285A JP H0616438 B2 JPH0616438 B2 JP H0616438B2
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JP
Japan
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magnetron
waveguide
mounting plate
high frequency
cut
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JP60264052A
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English (en)
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JPS62123685A (ja
Inventor
浩二 神崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波加熱装置における導波管と高周波発振
装置の結合部の改良に関するものである。
従来の技術 一般に高周波発振装置(以下マグネトロンと称す)と導
波管とは2辺を各2ケ所、計4ケ所をボルトナット又は
ねじにより固定されている。しかし、部品点数および工
数などを考えると、4ケ所で固定するよりも1辺を2ケ
所、1辺を1ケ所とする計3ケ所で固定できるのであれ
ばそちらの方が有利である。
発明が解決しようとする問題点 ところが、3ケ所で固定する場合4ケ所で固定するのに
比べ密着力が弱くなり、1辺1ケ所に用いられたネジが
ゆるんでしまうと、マグネトロンと導波管に隙間が生じ
てしまい、アンテナからの高周波が外部に漏洩するとい
うように、信頼性の点で問題があった。
また、第4図の従来の構造の場合、マグネトロン1の下
面のアンテナ8周辺には、真輸またはステンレスからな
る金属がスケットが固着され、導波管3の開口部3aの
周辺の一段高くなった突起部分3bと接触させ高周波の
漏洩を防いでいる。しかし、マグネトロン本体1と導波
管が接触する部分では同図矢印で示すように下方に力が
作用し、マグネトロン底板部1aと取付け板2のネジの
締め付け部には、マグネトロン底板部1aには下方に、
取付け板2には上方に力が作用する。このとき、取付け
板2の板厚はマグネトロン底板部1aに比べ薄くなって
いるため、導波管3と取付け板2の接触端部に負担がか
かり折れ曲ってしまい、その後組立時又は運送時の振動
等により折れがさらに大きくなり、マグネトロン1と導
波管3の接触が不充分になり、高周波が外部へ漏洩する
といった問題があった。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、簡単な構成で信頼性の高いマグネトロンと導波管の
固定手段を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明の高周波加熱装置は、本体内に食品を収納して加
熱調理する加熱室と、加熱室内に高周波を放射するマグ
ネトロンと、前記マグネトロンから発振される高周波を
前記加熱室内に導く導波管と、前記マグネトロンと導波
管を密着固定する取付け板とを備え、前記取付け板に1
つ以上の切り起し部を設け、前記切り起し部にマグネト
ロンの底板部を差し込むことにより、3ケ所をねじで固
定する構成のマグネトロンを導波管に密着固定するもの
である。
作 用 本発明の高周波加熱装置は、取付け板に切り起し部を設
け、その切り起し部にマグネトロンの底板部を差し込む
ことにより、3ケ所のねじ止めで固定するマグネトロン
において、1本のねじのゆるみによりマグネトロンと導
波管との間に隙間を防ぐとともにマグネトロンの底板の
厚さに比べ取付け板の板厚が薄い場合、ネジ等で締め付
けたとき、取付け板の強度がマグネトロンの底板に比べ
弱いため、ネジにより取付け板がマグネトロン側に折れ
曲り、マグネトロンと導波管との間に隙間を生じ高周波
の外部への漏洩を防ぐものである。
また、切り起し部にマグネトロンの底板部を差し込むこ
とで、マグネトロンを導波管に仮固定できるため、作業
性についても改善されるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の高周波加熱装置を図面を参照
して説明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるマグネトロン取付
け部の要部断面図、第2図は第1図を上方から見た要部
平面図、そして第3図は要部拡大断面図である。
1はマグネトロンで底板部1aには3ケ所のねじ止め用
の穴6a,6b,6cが設けられている。2は取付け板
で、導波管3にスポット溶接により固定され、また導波
管3は加熱室4の壁面にスポット溶接により固定されて
いる。マグネトロンのねじ止め用の穴6aと6b,6c
は対向する辺に設けられており、取付け板に設けられた
穴(図示せず)にねじ止めされる。取付け板の切り起し
部7a,7bは、ねじ止めが1本だけの辺に設けられて
いる。切り起し部7a,7bと取付け板2との間隔y
は、導波管3の開口突起部3bの突起寸法aとマグネト
ロン底板部1aの厚さ寸法bを加えた値になっており、
取付け板2と導波管3の接触端部が折合曲った場合で
も、マグネトロン本体1と取付け板2との間隔は(y−
b)の値が確保できるため、振動等による導波管3とマ
グネトロン1の接触不充分が原因となる高周波の漏洩を
防いでいる。
取付け方法は、マグネトロンのアンテナ部8を取付け板
の開口部2aと、導波管の開口部3aに差し込む。取付
け板の開口部2a,導波管の開口部3aとアンテナとの
間隔xは、切り起し部の横寸法xより大きくなって
いる。アンテナ部を差し込む場合はできるだけ開口部の
切り起しのない方向に挿入する。そしてマグネトロンを
切り起し部の方向に横移動させることにより、マグネト
ロンの底板部が、切り起し部と取付け板との隙間に挿入
され、マグネトロンを導波管に仮固定するわけである。
発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置は、取付け板に設
けられた切り起し部にマグネトロンの底板部を差し込み
仮固定する構成であり、3ケ所のねじ止めで固定するマ
グネトロンにおいて、1本のねじがゆるむことによりマ
グネトロンと導波管との間に隙間が生じるのを防ぐと同
時にまた、マグネトロン底板の板厚より取付け板の板厚
が薄い構成の場合でも、取付け板の折れ曲り等によるマ
グネトロンと導波管との間の隙間を生じるのを防ぐこと
により高周波の外部への漏洩を防ぐものであり、マグネ
トロンの固定の信頼性向上に大いに役立つものである。
また、マグネトロンを導波管に仮固定するので、作業性
についても改善され、実用上きわめて有利なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるマグネトロン取付部
の要部断面図、第2図は同平面図、第3図は同要部拡大
断面図、第4図は従来例におけるマグネトロンの取付け
状態を示す要部拡大断面図である。 1……マグネトロン、2……取付け板、3……導波管、
7a,7b……切り起し部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に食品を収納して加熱調理する加熱
    室と、その加熱室内に高周波を放射する高周波発振装置
    と、その高周波発振装置から発振される高周波を前記加
    熱室内に導く導波管と、前記高周波発振装置と導波管を
    密着固定する取付け板とを備え、その取付け板に単数ま
    たは複数の切り起こし部を設け、前記高周波発振装置の
    底板部を前記切り起こし部に差し込むとともに前記切り
    起こし部を有する辺の1所とこの辺に対向する辺の2
    所とを前記導波管にねじで固定する構成とした高周波
    加熱装置。
  2. 【請求項2】取付け板の厚さ寸法は、高周波発振装置の
    取付け部の厚さ寸法より小さい構成とした特許請求の範
    囲第1項記載の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】切り起こし部の横寸法は、高周波発振装置
    のアンテナと、取付け板の開口端との間隔よりも小さい
    構成とした、特許請求の範囲第1項記載の高周波加熱装
    置。
JP60264052A 1985-11-25 1985-11-25 高周波加熱装置 Expired - Lifetime JPH0616438B2 (ja)

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JP60264052A JPH0616438B2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25 高周波加熱装置

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JPS62123685A JPS62123685A (ja) 1987-06-04
JPH0616438B2 true JPH0616438B2 (ja) 1994-03-02

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5362947U (ja) * 1976-10-29 1978-05-27
JPS5624045U (ja) * 1979-07-31 1981-03-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62123685A (ja) 1987-06-04

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