JP2501801Y2 - ディスプレイモニタの外装パネル - Google Patents

ディスプレイモニタの外装パネル

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JP2501801Y2
JP2501801Y2 JP1989108252U JP10825289U JP2501801Y2 JP 2501801 Y2 JP2501801 Y2 JP 2501801Y2 JP 1989108252 U JP1989108252 U JP 1989108252U JP 10825289 U JP10825289 U JP 10825289U JP 2501801 Y2 JP2501801 Y2 JP 2501801Y2
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panel
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locking
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英司 天谷
和男 稲井田
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、モニタ本体をカバーするディスプレイモニ
タの外装パネルに関する。
[考案の概要] 本考案は、モニタ本体の周囲を被うトップパネル部と
左右一対のサイドパネル部とリアパネル部とをそれぞれ
に導電性部材にて構成し、前記トップパネル部の周縁と
前記左右一対のサイドパネル部及び前記リアパネル部の
上面周縁とには、一方に上方に開口の係止溝を有する被
係止部を、他方にこの被係止部の係止溝に挿入する鉤状
の係止部をそれぞれ設けることにより、 モニタ本体にトップパネル部を取り付けた後に例えば
トップパネル部の被係止部の係止溝にサイドパネル部や
リアパネル部の係止部を挿入することにより各サイドパ
ネル部やリアパネル部を仮止めできるため、組み付け作
業性が良く、また、トップパネ部と各サイドパネル部若
しくはリアパネル部の接合箇所が係止溝を構成する被係
止部とこれに挿入される鉤状の係止部にて構成されて内
部の電磁波が従来よりも多く反射しなければ外部に放出
せれず、又、多数回反射で十分に減衰されるため仮に外
部に放出されても微弱な電磁波のみであり不要輻射に対
するシールド性が良い。
[従来の技術] 従来のディスプレイモニタの外装パネルは、モニタ本
体の前面(表示画面部分を除く)、上面、左右の側面及
び後面をそれぞれ被うフロントパネル部とトップパネル
部と左右一対のサイドパネル部とリアパネル部との5ピ
ース部材から成る。これらのパネル部はモールドプラス
チック材にて形成され、その内面には導電塗装が施され
ている。
而して、各パネル部をモニタ本体の外面に例えばネジ
止めで取り付けてモニタ本体の外周を被う。すると、各
パネル部間の接合箇所は、一方の周縁端面が他方の周縁
面に当接されて、又は双方の周縁端面同士が当接されて
モニタ本体の外周が各パネル部にて間隙なく被われる。
一方、上記組み付け時にモニタ本体のアース部とパネル
部内面の間にアースバネ等を配置して双方の間を導通す
る。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記各パネル部の組み付けは、作業者が各
パネル部をモニタ本体の所定位置に配置しこれを手で仮
支持してネジ止め等を行っていたため、組み付け作業性
が悪かった。トップパネル部はモニタ本体上面で仮支持
するため容易であるが、サイドパネル部やリアパネル部
は垂直面に対して仮支持しなければならず作業がトップ
パネル部に比較して面倒であった。
また、各パネル部の接合箇所は単に双方の部材が当接
するだけなので、内部の電磁波が接合箇所の近傍で1,2
回反射するだけで外部に放出するため不要輻射に対する
シールド性に問題があった。特に、高周波(50Hz〜30MH
z)を取り扱う装置においては、かかる不具合が顕著に
現れその改善の必要性があった。
そこで、本考案は組み付け作業性及び不要輻射に対す
るシールド性が共に良好なディスプレイモニタの外装パ
ネルを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案に係るディスプレイ
モニタの外装パネルは、モニタ本体のカバー部の上面、
左右の側面及び後面をそれぞれ被うトップパネル部と左
右一対のサイドパネル部とリアパネル部とを有し、この
トップパネル部と左右一対のサイドパネル部とリアパネ
ル部とをそれぞれ導電性部材にて構成し、前記トップパ
ネル部の周縁と前記左右一対のサイドパネル部及び前記
リアパネル部の上面周縁とには、一方に上方に開口の係
止溝を有する被係止部を折曲によって形成し、他方にこ
の被係止部の係止溝に挿入する鉤状の係止部を折曲によ
って形成することによりそれぞれ設けたものである。
[作用] モニタ本体にトップパネル部を取り付けた後にトップ
パネル部の被係止部の係止溝にサイドパネル部やリアパ
ネル部の係止部を挿入することにより、又、トップパネ
ル部の係止部にサイドパネル部やリアパネル部の被係止
部の係止溝を引っ掛けることによりサイドパネル部やリ
アパネル部が仮止めされ、サイドパネル部やリアパネル
部の組み付けが容易に行われる。又、モニタ本体より発
生した電磁波は各パネル部の接合箇所近傍で多数回反射
しなければ外部に放出されないが、多数回の反射で十分
に減衰される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図乃至第4図には本考案の一実施例が示されてい
る。
第1図にはディスプレイモニタの分解斜視図が示され
ている。第1図において、ディスプレイモニタはモニタ
本体Aとこの外周を被う外装パネルBとから構成されて
いる。
モニタ本体Aは前面に表示画面1を有し、アルミ合金
製のカバー部2にて内部の電子機器が被われている。
外装パネルBはフロントパネル部3とトップパネル部
4と左右一対のサイドパネル部5,6とリアパネル部7の
5ピース部材から成る。フロントパネル部3はモニタ本
体Aの表示画面1以外の前面を被い、プラスチック製の
ベズル部8と導電性部材のセンターキャビネット部9と
から成る。ベズル部8は表示画面1を囲む枠体形状を有
し、センターキャビネット部9はさらにこのベズル部8
の略四周を囲みベスル部8にネジ(図示せず)止めされ
ている。このセンターキャビネット部9の後面には内側
に一段折曲されたホールド部9aが設けられ、このホール
ド部9aのさらに後方には取付ブラケット部9aが突設され
ている。さして、ホールド部9aがカバー部2の前端周縁
に挿入され、取付ブラケット部9bの孔9cに挿入されたネ
ジ10がカバー部2のネジ孔2aに螺入されている。トップ
パネル部4は導電性部材にてカバー部2の上面と略同一
形状に形成されてモニタ本体1の上面を被っている。ト
ップパネル部4の前端には下方に折曲された前端折曲部
4aが形成され、この前端折曲部4aの端面が第2図に示す
如くセンターキャビネット部9のホールド部9a上面に当
接されている。トップパネル部4の前端以外の周縁、即
ち、左右周縁と後周縁には上方に開口の係止溝4bを有す
る被係止部4cが折曲によって形成されている。又、トッ
プパネル部4には4箇所に孔4dが形成され、この孔4dに
挿入されたネジ10がカバー部2のネジ孔2aに螺入されて
いる。左右一対のサイドパネル部5,6は導電性部材にて
カバー部2の側面と略同一形状に形成されてモニタ本体
1の左右の側面をそれぞれ被っている。各サイドパネル
部5,6の上面周縁と下面周縁には鉤状の係止部5a,6aがそ
れぞれ折曲によって形成されており、この上面周縁の係
止部5a,6aが第3図に示す如く前記トップパネル部4の
係止溝4bに挿入されて被係止部4cに引っ掛けられてい
る。又、各サイドパネル部5,6の前方側内面及び後方側
内面には当接金具5b(図示せず),が設けられ、この当
接金具5b(図示せず),がカバー部2に当接していると
共に各サイドパネル部5,6の前方側には2箇所に孔5c,6c
が形成され、この孔5c,6cに挿入されたネジ10がカバー
部2のネジ孔(図示せず),2aに螺入されている。リア
パネル部7は導電性部材にてカバー部2の後面と略同一
形状に形成されてモニタ本体1の後面を被っている。リ
アパネル部7の上面周縁にも前記サイドパネル部5,6と
同様に鉤状の係止部7aが折曲によって形成されており、
この係止部7aが第4図に示す如く前記トップパネル部4
の係止溝4bに挿入されて被係止部4cに引っ掛けられてい
る。又、リアパネル部7には4箇所に孔7bが形成され、
この孔7bに挿入されたネジ10がカバー部2のネジ孔(図
示せず)に螺入されている。
上述した外装パネルBの組み付けは、先ず、フロント
パネル部3のホールド部9aをモニタ本体Aの前面周縁に
挿入して取付ブラケット部9bの孔9cよりカバー部2のネ
ジ孔2aにネジ10を螺入する。次に、トップパネル部4を
モニタ本体Aの上面に載置して孔9dよりカバー部2のネ
ジ孔2aにネジ10を螺入する。この次に、左右一対のサイ
ドパネル部5,6の係止部5a,6aをそれぞれトップパネル部
4の被係止部4cに引っ掛け孔5c,6cよりカバー部2のネ
ジ孔2aにネジ10を螺入する。最後に、サイドパネル部5,
6と同様にリアパネル部7の係止部7aをトップパネル部
4の被係止部4cに引っ掛け孔7bよりカバー部2のネジ孔
2aにネジ10を螺入すれば完了する。上記サイドパネル部
5,6及びリアパネル部7の組み付けにおいては、これら
の係止部5a,6a,7aをトップパネル部4の被係止部4cに引
っ掛けて仮止めし、この状態で作業者が単にネジ10の螺
入をすればよいため容易に組み付けできる。
このようにして組み付けられたディスプレイモニタ
は、その動作時にモニタ本体A内より電磁波が発生する
が、この電磁波はカバー部2にて遮蔽されて外への放出
を阻止される。カバー部2より外に放出された電磁波が
存する場合にはこの電磁波はトップパネル部4とサイド
パネル部5,6若しくはリアパネル部7の接合箇所近傍で
多数回反射しなければ上記の接合箇所からは外に出るこ
とができず、又、多数回の反射で十分に減衰されるため
仮に外に放出されても微弱な電磁波形のみである。
尚、この実施例においては、トップパネル部4に被係
止部4cを、各サイドパネル5,6とリアパネル部7に係止
部5a,6a,7aをそれぞれ設けたが、逆にトップパネル部4
に係止部を各サイドパネル部5,6とリアパネル部7に被
係止部をそれぞれ設けてもよい。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、モニタ本体の周囲
を被うトップパネル部と左右一対のサイドパネル部とリ
アパネル部とをそれぞれ導電性部材にて構成すると共に
これらをそれぞれ被うべき前記モニタ本体のカバー部と
略同一形状に形成し、トップパネル部の周縁と前記左右
一対のサイドパネル部及び前記リアパネル部の上面周縁
とには、一方に上方に開口の係止溝を有する被係止部を
折曲によって形成し、他方にこの被係止部の係止溝に挿
入する鉤状の係止部を折曲によって形成することによっ
てそれぞれ設けたので、トップパネル部に各サイドパネ
ル部とリアパネル部を仮止めできるため組み付け作業性
が良く、又、トップパネル部と各サイドパネル部若しく
はリアパネル部の接合箇所が係止溝を有する被係止部と
これに挿入される鉤状の係止部にて構成されるため電磁
波が接合付近で多数回反射しなければ外部に放出され
ず、又、多数回反射で十分に減衰されるため、仮に外部
に放出されても微弱な電磁波のみであり不要輻射に対す
るシールド性が良いという効果を奏する。
また、従来においては各パネル部の接合箇所が単に双
方の部材を当接するだけなので、部材の設計誤差や組み
付け誤差によって間隙を生じるおそれがあったが、本考
案によれば係止溝を有する被係止部とこれに挿入される
鉤状の係止部にて構成されるため上述の不都合が生じな
いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は
ディスプレイモニタの分解斜視図、第2図はトップパネ
ル部とフロントパネル部の接合箇所の断面図、第3図は
トップパネル部とサイドパネル部の接合箇所の断面図、
第4図はトップパネル部とリアパネル部の接合箇所の断
面図である。 A…モニタ本体、B…外装パネル、4…トップパネル
部、4b…係止溝、4c…被係止部、5,6…サイドパネル
部、5a,6a,7a…係止部、7…リアパネル部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モニタ本体のカバー部の上面、左右の側面
    及び後面をそれぞれ被うトップパネル部と左右一対のサ
    イドパネル部とリアパネル部とを有し、 このトップパネル部と左右一対のサイドパネル部とリア
    パネル部とをそれぞれ導電性部材にて構成し、 前記トップパネル部の周縁と前記左右一対のサイドパネ
    ル部及び前記リアパネル部の上面周縁とには、一方に上
    方に開口の係止溝を有する被係止部を折曲によって形成
    し、 他方にこの被係止部の係止溝に挿入する鉤状の係止部を
    折曲によって形成することによりそれぞれ設けたことを
    特徴とするディスプレイモニタの外装パネル。
JP1989108252U 1989-09-14 1989-09-14 ディスプレイモニタの外装パネル Expired - Fee Related JP2501801Y2 (ja)

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JPS6296680U (ja) * 1985-12-06 1987-06-19
JPS62177097U (ja) * 1986-04-30 1987-11-10

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
小間登「機械器具設計便覧」(昭39−7−5)太陽閣p.148−149

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JPH0347583U (ja) 1991-05-02

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