JPH0342640Y2 - - Google Patents

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JPH0342640Y2
JPH0342640Y2 JP5563287U JP5563287U JPH0342640Y2 JP H0342640 Y2 JPH0342640 Y2 JP H0342640Y2 JP 5563287 U JP5563287 U JP 5563287U JP 5563287 U JP5563287 U JP 5563287U JP H0342640 Y2 JPH0342640 Y2 JP H0342640Y2
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JP
Japan
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heater
heating chamber
power supply
support insulator
supply port
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JP5563287U
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JPS63162496U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はヒータ加熱を併用する高周波加熱装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 この種高周波加熱装置、所謂オーブンレンジの
ヒータを加熱室内に支持する構造は、例えば実公
昭55−33126号公報にみられる様に支持ガイシの
取付けにネジを用いたものがあるが、加熱室内で
のネジを用いた取付けは行ないにくく、作業性が
悪い。また、取付けに用いたビス等のネジとヒー
タ、ヒータカバーとの距離が短ければ、高周波運
転を行なう場合にこれらの間で放電を起こす虞れ
がある。
実開昭57−12507号公報や実開昭57−164993号
公報にみられる様に、支持ガイシの取付けのため
にアングル等の別部材を用いたものもあるが、別
部材の使用により部品点数が増加し、またこのア
ングル等を加熱室内へ固定するためにスポツト溶
接等を行なわねばならず、コスト高であつた。
さらに、実開昭60−2722号公報、実開昭60−
4807号公報に開示された如く、加熱室の側板、天
板に取付穴を設けて支持ガイシと係合し、別部材
やネジを用いずに支持ガイシの固定を行なうこと
も提案されているが、これらはその取付穴を通じ
て加熱室外へ高周波が漏洩する虞れがあり、好ま
しくない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、
ヒータの支持ガイシの取付けがビス、ボルト等を
用いずに作業性良く行なえ、高周波運転時の放電
や電波漏洩の虞れがなく、コスト面でも有利な高
周波加熱装置の提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案高周波加熱装置は本体内に形成した加熱
室と、該加熱室を開閉する扉と、高周波発生源
と、該高周波発生源で発生した高周波を前記加熱
室へ導入する給電口と、前記加熱室内に配設され
たヒータと、該ヒータを支持する支持ガイシとを
備え、前記給電口周縁をその給電口内へ延出して
延出部を設けると共にその端縁を折曲して爪部を
形成し、前記支持ガイシは前記延出部の端縁を挿
入する固定溝と、前記ヒータを支持する支持部と
を有し、前記固定溝には前記爪部と係合する係合
部を形成し、前記固定溝に前記延出部の端縁を挿
入して前記爪部と前記係合部とを係合固定したこ
とを特徴とする。
(ホ) 作用 高周波加熱装置を前述の如き構成とすることに
より、ヒータの支持ガイシの係合部と給電口の爪
部とが係合し、別部材やネジ、取付穴を使用する
ことなく支持ガイシが加熱室内へ固定される。
(ヘ) 実施例 本考案高周波加熱装置を図面に示す実施例につ
いて以下に説明する。
第1図乃至第4図において、1はその内部に加
熱室2を形成したオーブンレンジの本体、3は加
熱室2の前面開口を開閉する扉、4は本体1内に
設けた高周波発生源であるマグネトロン、5は該
マグネトロン4のアンテナ、6は該アンテナ5か
ら発生する高周波を前記加熱室2へ導く導波管
で、上部プレート6aと下部プレート6bとから
成り、下部プレート6bは加熱室2の天板を兼ね
ていて、さらに加熱室2と連通する給電口7が設
けられている。また下部プレート6bの給電口7
周縁の一部を前記給電口7の内へ延出して延出部
8が設けられており、その端縁には略ヘ字状に弾
性的に切り起こした爪部9が形成される。10は
前記給電口7を閉塞する誘電体製の保護カバー
で、その一端側には後述する支持ガイシ13が挿
入固定される挿入孔10aが設けられている。1
1は略ロ字状に折曲され前記加熱室2の上部に配
設されたヒータ、12は該ヒータ11の上部をお
おうヒータカバーであり、鉄板にホーロー処理を
施したもので、加熱室2への高周波導入を容易な
らしめるための中央開口12a,支持ガイシ13
に固定するための支持孔12b、ヒータ11を挿
入するための切欠12cを有する略ロ字形状であ
る。13は前記ヒータ9を加熱室2内に支持する
支持ガイシで、前記下部プレート6bの延出部8
の端縁を挿入する固定溝14と、前記ヒータ11
を支持する支持凹所15が同一方向に設けられて
いる。さらに、前記固定溝14内には前記爪部9
と係合する係合凹部16が形成されている。
而して、前記保護カバー10の一端側を下部プ
レート6bに設けた係止部6cに挿入係止しつつ
保護カバー10で前記給電口7を閉塞し、同時に
他端側に設けた挿入孔10aに支持ガイシ13を
挿入して、第3図aに示す如く、その固定溝14
に挿入孔10aの周縁部と前記延出部8をはめ入
れる。次に第3図b,cに示す様に前記支持ガイ
シ13を図中右方向に移動させて、前記爪部9を
その弾性により前記係合凹部16に係合させて支
持ガイシ13を加熱室2内に固定する。しかる後
に、ヒータカバー12に設けた支持孔12bを支
持ガイシ13の支持凹所15と係合し、ヒータ1
1の口金部11a側をヒータカバー12の切欠き
12cにはめ入れて加熱室2側壁に挿入固定しつ
つ、口金部11aと対向するヒータ11の一辺を
支持ガイシ13の支持凹所15に嵌合する。即ち
ヒータ11及びヒータカバー12は第2図に示す
様に支持ガイシ13によつて加熱室2内に支持さ
れる。
尚、加熱むらを防止するため、前記給電口7上
部の導波管6内に電波攪拌のためのスタラ(図示
せず)を用いることも多い。
この様に本考案によれば、加熱室への給電口周
縁を利用して別部材やネジを用いず、また加熱室
に余分な取付穴を設けることなく支持ガイシを固
定しているので、取付けの作業性が良いうえに、
高周波運転時の放電や電波漏洩の虞れもなく、コ
スト面でも有利である。
さらに、本実施例にあつては、給電口を閉塞す
る保護カバーに挿入孔を設け、該挿入孔の周縁部
を前記延出部と重畳して固定溝にはめ入れて固定
しているので、支持ガイシの固定と同時に保護カ
バーの固定も行なえ工程数が少なくできるなど、
さらに有用である。
(ト) 考案の効果 以上の説明から明らかな如く本考案高周波加熱
装置は、加熱室への給電口縁に延出部を設け、支
持ガイシの固定溝に設けた係合部と延出部に設け
た爪部とを係合して支持ガイシの固定を行ない、
支持ガイシの取付けに別部材やネジ、取付穴を使
用する必要がないので固定の作業性が良く、高周
波運転時の放電や電波漏洩の虞れもなく、製造コ
ストの面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案高周波加熱装置の一実施例を示
し、第1図aは一部切欠の水平断面図、同図bは
同図aのB−B′線における要部断面図、第2図
及び第3図は要部断面図、第4図は第3図cのA
矢視図である。 1……本体、2……加熱室、3……扉、4……
マグネトロン、6……導波管、7……給電口、8
……延出部、9……爪部、11……ヒータ、13
……支持ガイシ、14……固定溝、15……支持
凹所、16……係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内に形成した加熱室と、該加熱室を開閉す
    る扉と、高周波発生源と、該高周波発生源で発生
    した高周波を前記加熱室へ導入する給電口と、前
    記加熱室内に配設したヒータと、該ヒータを支持
    する支持ガイシとを備え、前記給電口周縁をその
    給電口内へ延出して延出部を設けると共にその端
    縁を折曲して爪部を形成し、前記支持ガイシは前
    記延出部の端縁を挿入する固定溝と、前記ヒータ
    を支持する支持部とを有し、前記固定溝には前記
    爪部と係合する係合部を形成し、前記固定溝に前
    記延出部の端縁を挿入して前記爪部と前記係合部
    とを係合固定したことを特徴とする高周波加熱装
    置。
JP5563287U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0342640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5563287U JPH0342640Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5563287U JPH0342640Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63162496U JPS63162496U (ja) 1988-10-24
JPH0342640Y2 true JPH0342640Y2 (ja) 1991-09-06

Family

ID=30883707

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JP5563287U Expired JPH0342640Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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JPS63162496U (ja) 1988-10-24

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