JPS6214481Y2 - - Google Patents

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JPS6214481Y2
JPS6214481Y2 JP10223181U JP10223181U JPS6214481Y2 JP S6214481 Y2 JPS6214481 Y2 JP S6214481Y2 JP 10223181 U JP10223181 U JP 10223181U JP 10223181 U JP10223181 U JP 10223181U JP S6214481 Y2 JPS6214481 Y2 JP S6214481Y2
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JP
Japan
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heating chamber
heat shield
shield plate
duct
insertion hole
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JP10223181U
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JPS587492U (ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加熱室からの輻射熱が電気部品の収
納室内へ輻射されることを防ぐとともにロツクス
イツチが取付けられた遮熱板および高周波発振器
を冷却した冷却風を前記加熱室内へ導くダクトを
備えた高周波加熱装置に関する。
第1図はオーブンレンジ(ヒータ付き電子レン
ジ)の外観を示すもので、1はケース、2は開閉
扉である。ケース1内には加熱室3(第2図およ
び第3図に示す)が形成されており、この加熱室
3の前面開口部が開閉扉2によつて開閉自在に閉
塞されている。また、第2図および第3図に示す
ようにケース1と加熱室3との間にはマグネトロ
ン(高周波発振器)4や高圧トランス(図示せ
ず)等の電気部品を収納する収納室5が形成され
ている。6は加熱室3と収納室5の内部とを仕切
り加熱室3からの輻射熱から収納室5の内部を保
護する遮熱板で、この遮熱板6は加熱室3に対し
て所定の間隔を存して設けられている。さらに、
この遮熱板6にはロツクスイツチが取付けられて
いる。このロツクスイツチは開閉扉2の開閉操作
に連動し、開閉扉2の開放時には高周波の発振を
停止するものである。また、収納室5内には冷却
フアン等が装着されており、この冷却フアンによ
つて冷却風がマグネトロン4に吹き付けられ、マ
グネトロン4が冷却されるようになつている。さ
らに、マグネトロン4を冷却した冷却風はダクト
7によつて加熱室3内へ導かれる構成になつてい
る。
ところで、マグネトロン4が収納室5の内部に
配設されているものにあつては遮熱板6にダクト
挿通孔8が設けられており、このダクト挿通孔8
を介して冷却風が加熱室3の内部へ導かれるよう
になつている。この場合、従来は第2図および第
3図に示すようダクト7を構成するダクト構成部
材9によつて冷却風を遮熱板6のダクト挿通孔8
まで導いていた。そして、遮熱板6と加熱室3と
の間にあつては第2図に示すように遮熱板6自体
をプレス等の手段によつて絞り成形してダクト挿
通孔8の近傍に加熱室3に向かつて膨出する膨出
部10aを形成し、この膨出部10aによつて通
風路を形成して冷却風を案内したり、或いは第3
図に示すように遮熱板6と加熱室3との間に別部
材からなる筒状のガイド部材10bを取付け、こ
のガイド部材10bによつて通風路を形成して冷
却風を案内するようにしていた。
しかしながら、第2図のように遮熱板6自体を
絞り成形して膨出部10aを形成した場合には絞
り成形時に遮熱板6全体が歪み、ロツクスイツチ
を正規の位置に保持することができないおそれが
多かつた。そのため、製品毎にロツクスイツチの
取付位置の微調節等の面倒な作業を行なわなけれ
ばならず、組立作業の能率化が図れない問題があ
つた。また、遮熱板6の絞り加工によつて膨出部
10aを形成した場合には膨出部10aの高さ寸
法を精度よく形成することが難しいので,絞り加
工後、膨出部10aの高さ寸法を遮熱板6と加熱
室3との間の間隔に合せて切削加工する等の面倒
な作業が必要になるとともに、膨出部10aの高
さ寸法が遮熱板6と加熱室3との間の間隔よりも
小さい場合には膨出部10aの先端と加熱室3と
の間に隙間が生じるので、この隙間を介して冷却
風が外部に漏洩するおそれもあつた。さらに、ダ
クト構成部材9を遮熱板6に取付ける場合にはダ
クト構成部材9の吐出口と遮熱板6のダクト挿通
孔8との間を位置合せした状態でダクト構成部材
9を遮熱板6にねじ止め等の手段によつて固定す
る作業をしなければならないので、ダクト構成部
材9の取付け作業が面倒なものとなる問題があつ
た。また、第3図のように別部材によるガイド部
材10bを設けた場合には部品数が増加するの
で、コスト低下を図るうえで問題であつた。
この考案は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、遮熱板の歪みを少なくすること
ができ、組立作業の能率化および冷却風の漏洩防
止図ることができるとともに、部品数を格別に増
加することもなく、コスト低下を図るうえで有利
な高周波加熱装置を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を第4図乃至第7図
を参照して説明する。第4図および第5図はオー
ブンレンジの内部の概略構成を示すもので、11
はケース、12は加熱室である。加熱室12は前
面板13、天井板14、背面板15、底板(図示
せず)および両側板16が溶接等の手段によつて
接合されて組立てられている。また、ケース11
と加熱室12との間にはマグネトロン17、高圧
トランス(図示せず)および冷却フアン18等の
電気部品を収納する収納室19が形成されてい
る。マグネトロン17は導波管20に取付けられ
ており、マグネトロン17から出力された高周波
は導波管20によつて導かれ加熱室12の内部へ
放射されるようになつている。また、21は一体
構造の遮熱板で、この遮熱板21の両側部には取
付部22,23が折曲形成されている。さらに、
遮熱板21には加熱室12側に向かつて切起こさ
れた複数の取付部24…が設けられている。そし
て、この遮熱板21は各取付部22,23,24
…が加熱室12の前面板13、ケース11の背面
板11aおよび加熱室12の天井板14等にそれ
ぞれねじ止め等の手段によつて加熱室12から適
宜の間隔離間させた状態で取付けられ、この遮熱
板21によつて加熱室12とともに、加熱室12
とケース11の天井板(図示せず)との間の第1
の空間部25および加熱室12とケース11の背
面板11aとの間の第2の空間部26が収納室1
9の内部と仕切られ、加熱室12からの輻射熱か
ら収納室19の内部が保護されるようになつてい
る。さらに、この遮熱板21には矩形状の導波管
挿通孔27およびダクト挿通孔28がそれぞれ設
けられているとともに、ロツクスイツチ29が取
付けられている。ダクト挿通孔28の矩形状態開
口部の前、後両縁部には加熱室12側へ向かつて
切起こされた離間対向する1対の切起こし片3
0,30が設けられている。両切起こし片30,
30は遮熱板21と加熱室12の側板16との間
の距離と同じ長さに形成されている。また、遮熱
板21にはダクト構成部材31が取付けられてい
る。このダクト構成部材31の冷却風導入口側は
マグネトロン17に連結されている。さらに,こ
のダクト構成部材31の冷却風導出口側には遮熱
板21に形成されたダクト挿通孔28の矩形状開
口部の上、下両縁部に沿つて加熱室12側に向か
つて延出された一対の延出部32,32が形成さ
れている。これらの延出部32,32は遮熱板2
1の切起こし片30,30とともに遮熱板21と
加熱室12との間の通風路を形成するもので、こ
れらの延出部32,32の先端部は加熱室12の
側壁に接触する位置まで延出されている。そし
て、前記マグネトロン17は冷却フアン18から
の冷却風によつて冷却され、マグネトロン17を
冷却した冷却風はダクト構成部材31によつて形
成されるダクト33を通じて加熱室12の内部へ
送り込まれるようになつている。また、前記ロツ
クスイツチ29は加熱室12の開閉扉34の開閉
操作にもとづいてON−OFF操作されるもので、
開閉扉34の開放時にはマグネトロン17を確実
に停止するものである。したがつて、調理途中に
開閉扉34を開いたとしても、高周波の発振が停
止しなければ開閉扉35は開かず、安全である。
そこで、上記構成のものにあつては、遮熱板2
1と加熱室12との間における冷却風の通風路は
遮熱板21の切起こし片30,30とダクト構成
部材31の延出部32,32とによつて形成され
ている。この場合、切起こし片30,30は遮熱
板21を切起こすことによつて形成されているの
で、絞り成形等のように遮熱板21全体に歪が生
じるおそれは少ない。そのため、従来のように製
品毎にロツクスイツチ29の取付位置を微調節す
る等の面倒がなく、組立作業の能率化を図ること
ができる。さらに、遮熱板21に一対の切起こし
片30,30を形成したので、絞り加工に比べて
切起こし片30,30の高さ寸法を精度よく成形
することができる。そのため、従来に比べて遮熱
板21の製作を容易化することができるととも
に、遮熱板21と加熱室12との間の通風路に隙
間が形成されることを防止することができ、遮熱
板21と加熱室12との間の通風路からの冷却風
の漏洩を防止することができる。また、遮熱板2
1の一対の切起こし片30,30をダクト挿通孔
28の矩形状開口部の前、後両縁部に離間対向状
態で設けるとともに、ダクト構成部材31の一対
の延出部32,32を遮熱板21の矩形状開口部
の上、下両縁部に沿つて加熱室12側に向かつて
延出させた状態で設け、これらの遮熱板21の一
対の切起こし片30,30とダクト構成部材31
の一対の延出部32,32とによつて遮熱板21
と加熱室12との間の通風路を形成させたので、
ダクト構成部材31の一対の延出部32,32を
遮熱板21の矩形状開口部の上、下両縁部に沿つ
て加熱室12側に向かつて挿入させることによ
り、ダクト構成部材31と遮熱板21のダクト挿
通孔28との間の位置決めを自動的に行なうこと
ができる。そのため、ダクト構成部材31の一対
の延出部32,32を遮熱板21の矩形状開口部
の上、下両縁部に沿つて加熱室12側に向かつて
挿入させて遮熱板21の矩形状開口部によつてダ
クト構成部材31と遮熱板21のダクト挿通孔2
8との間を位置決めした状態でダクト構成部材3
1を遮熱板21にねじ止め等の手段によつて固定
するダクト構成部材31の取付け作業を行なうこ
とができるので、従来のようにダクト構成部材3
1と遮熱板21のダクト挿通孔28との間の位置
合せ作業とダクト構成部材31を遮熱板21にね
じ止め等の手段によつて固定する作業とを同時に
行ない、ダクト構成部材31と遮熱板21のダク
ト挿通孔28との間を位置合せした状態を保持さ
せながらダクト構成部材31を遮熱板21にねじ
止めする作業を行なう場合に比べてダクト構成部
材31の取付け作業の容易化を図ることができ
る。さらに、例えば、遮熱板21のダクト挿通孔
28の矩形状開口部に隣接状態で一対の切起こし
片30,30を設けた場合のように遮熱板21と
加熱室12との間の通風路における両切起こし片
30,30の接合部位に隙間が形成されることを
防止することができ、通風路内の冷却風の漏洩を
一層確実に防止することができる。また、遮熱板
21と加熱室12との間の通風路を別部品によつ
て形成する必要もないので、部品数を格別に増加
することもなく、コスト低下を図るうえで有利と
なる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施できることは勿論である。
以上説明したように、この考案によれば遮熱板
のダクト挿通孔を形成する矩形状開口部の前、後
両縁部に前記加熱室側へ向かつて切起こされた離
間対向する一対の切起こし片を設けるとともに、
前記ダクトを構成するダクト構成部材に前記遮熱
板の矩形状開口部の上、下両縁部に沿つて前記加
熱室側に向かつて延出され、前記切起こし片とと
もに前記遮熱板と加熱室との間の通風路を形成す
る一対の延出部を設けたので、遮熱板の歪みを少
なくすることができ、組立作業の能率化および冷
却風の漏洩防止を図ることができるとともに、部
品数を格別に増加することもなく、コスト低下を
図るうえで有利である等実用上優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はオーブンレンジの外観を示す正面図、
第2図および第3図はそれぞれ別の従来例を示す
要部の横断面図、第4図乃至第7図はこの考案の
一実施例を示すもので、第4図はオーブンレンジ
内部の概略構成を示す横断面図、第5図は第4図
のV−V線断面図、第6図は要部の横断面図、第
7図は同斜視図である。 11……ケース、12……加熱室、17……マ
グネトロン(高周波発振器)、19……収納室、
21……遮熱板、28……ダクト挿通孔、29…
…ロツクスイツチ、30……切起こし片、31…
…ダクト構成部材、32……延出片、33……ダ
クト、34……開閉扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースと加熱室との間に高周波発振器等の電気
    部品を収納する電気部品の収納室が形成され、こ
    の収納室の内部と前記加熱室との間を仕切る遮熱
    板が前記加熱室に対して適宜の間隔を存して設け
    られるとともに、前記高周波発振器を冷却した冷
    却風を前記遮熱板のダクト挿通孔を介して前記加
    熱室内へ導くダクトが装着された高周波加熱装置
    において、前記遮熱板のダクト挿通孔を形成する
    矩形状開口部の前、後両縁部に前記加熱室側へ向
    かつて切起こされた離間対向する一対の切起こし
    片を設けるとともに、前記ダクトを構成するダク
    ト構成部材に前記遮熱板の矩形状開口部の上、下
    両縁部に沿つて前記加熱室側に向かつて延出さ
    れ、前記切起こし片とともに前記遮熱板と加熱室
    との間の通風路を形成する一対の延出部を設けた
    ことを特徴とする高周波加熱装置。
JP10223181U 1981-07-09 1981-07-09 高周波加熱装置 Granted JPS587492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10223181U JPS587492U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 高周波加熱装置

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JP10223181U JPS587492U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 高周波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS587492U JPS587492U (ja) 1983-01-18
JPS6214481Y2 true JPS6214481Y2 (ja) 1987-04-14

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ID=29896879

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JP10223181U Granted JPS587492U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 高周波加熱装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8858004B2 (en) 2005-12-22 2014-10-14 Cree, Inc. Lighting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8858004B2 (en) 2005-12-22 2014-10-14 Cree, Inc. Lighting device

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JPS587492U (ja) 1983-01-18

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