JPH0616432Y2 - 接続具の取付け構成体 - Google Patents
接続具の取付け構成体Info
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- JPH0616432Y2 JPH0616432Y2 JP4412890U JP4412890U JPH0616432Y2 JP H0616432 Y2 JPH0616432 Y2 JP H0616432Y2 JP 4412890 U JP4412890 U JP 4412890U JP 4412890 U JP4412890 U JP 4412890U JP H0616432 Y2 JPH0616432 Y2 JP H0616432Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は直管式ランプやガラス管ヒューズなどをタブ
端子等の外部接続部材に中継接続するに好適な対をなす
接続具の取付け構成体に関する。
端子等の外部接続部材に中継接続するに好適な対をなす
接続具の取付け構成体に関する。
[従来の技術] この種の接続装置としては従来例えば実公昭50−36
658号公報に記載されているものがある。
658号公報に記載されているものがある。
この従来の技術は、弾性を有する良導体の金属板を断面
コ字形に折曲し、その両側面に一対の長孔を穿設すると
ともに金属板の両端部に内側に傾斜するテーパ面と筒形
ヒューズの両端を挟持するための円弧状の支承部を設け
たヒューズ受金具と、この受金具の長孔に対峙する一対
の係止用凹部を具えた係合用突起をヒューズボックス本
体のヒューズ受金具取付部の側縁に設け、かつ受金具を
下面から装着できるように複数対の矩形の透孔を設けて
絶縁材料製のヒューズボックス本体を構成し、このヒュ
ーズボックス本体の取付部透孔の側縁に係止用凹部を具
えた係合用突起を設け、ヒューズ受金具の側面にはこの
突起に嵌着すべき長孔を設けることにより長孔の一辺が
係合用突起の係止用凹部に嵌着しヒューズ受金具を着脱
可能に係合することができるように構成したことを特徴
とするヒューズボックスである。
コ字形に折曲し、その両側面に一対の長孔を穿設すると
ともに金属板の両端部に内側に傾斜するテーパ面と筒形
ヒューズの両端を挟持するための円弧状の支承部を設け
たヒューズ受金具と、この受金具の長孔に対峙する一対
の係止用凹部を具えた係合用突起をヒューズボックス本
体のヒューズ受金具取付部の側縁に設け、かつ受金具を
下面から装着できるように複数対の矩形の透孔を設けて
絶縁材料製のヒューズボックス本体を構成し、このヒュ
ーズボックス本体の取付部透孔の側縁に係止用凹部を具
えた係合用突起を設け、ヒューズ受金具の側面にはこの
突起に嵌着すべき長孔を設けることにより長孔の一辺が
係合用突起の係止用凹部に嵌着しヒューズ受金具を着脱
可能に係合することができるように構成したことを特徴
とするヒューズボックスである。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は、ヒューズや直管ランプの受金具
を他の導電部材に接続する場合、ヒューズ受金具にリー
ド線等を半田付けして接続したり、バスバーと称する帯
状の小幅導電板をカシメ止めにより接続したものであ
る。
を他の導電部材に接続する場合、ヒューズ受金具にリー
ド線等を半田付けして接続したり、バスバーと称する帯
状の小幅導電板をカシメ止めにより接続したものであ
る。
したがってこの従来技術では半田鏝やカシメ工具等の接
続用工具が必要であるという問題点のほかに、上記接続
作業が面倒で、特に自動車のエンジンルーム等の狭所や
暗所では接続できないという大きな問題点があった。
続用工具が必要であるという問題点のほかに、上記接続
作業が面倒で、特に自動車のエンジンルーム等の狭所や
暗所では接続できないという大きな問題点があった。
またこの問題点のほかに、ヒューズや直管ランプの受金
具をボディやシャーシ等の導電板に設置するには特殊な
絶縁ブッシュをヒューズや直管ランプの受金具に1個ず
つ介在させる必要があるため繁雑で作業性が悪かった。
具をボディやシャーシ等の導電板に設置するには特殊な
絶縁ブッシュをヒューズや直管ランプの受金具に1個ず
つ介在させる必要があるため繁雑で作業性が悪かった。
さらにヒューズや直管ランプの受金具は電流によりその
接触部が発熱するため、ヒューズボックス全体を66ナ
イロンなどの高価な耐熱プラスチックで作る必要がある
という多くの問題点があった。
接触部が発熱するため、ヒューズボックス全体を66ナ
イロンなどの高価な耐熱プラスチックで作る必要がある
という多くの問題点があった。
この考案は前記した各問題点を除去するために、接続用
工具を用いないで抱き込みソケット式の接続具に他の導
電部材を容易かつ確実に接続可能となし、かつ接続具の
組立済構成体を導電・非導電部材を問わず何処にでも互
換性よく取着できるようにすることを目的とする。
工具を用いないで抱き込みソケット式の接続具に他の導
電部材を容易かつ確実に接続可能となし、かつ接続具の
組立済構成体を導電・非導電部材を問わず何処にでも互
換性よく取着できるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、絶縁材でほぼ直方体枠状に
成形した絶縁基体と、この絶縁基体の側片に突設した複
数の係止鉤片および鍔片と、前記絶縁基体の長さ方向の
両側に前記側片の内面からそれぞれ細長い側片逃がし孔
を存して形成した対をなす2組の対向片と、これら2組
の対向片の対向面に突設した対をなす突起と、弾性導電
板をほぼ形に成形し一対の挟持片およびリード線をそ
れぞれ備えた2個の接続具と、これら2個の接続具をそ
の挟持片の基部に形成した取付孔で前記対をなす突起を
介して前記対をなす2組の対向片間にそれぞれ装着した
接続具組立体と、前記絶縁基体の平面輪郭よりも僅かに
大きい取着孔を形成した被取付体とからなり、前記接続
具組立体を前記係止鉤片と鍔片とで被取付体に前記取着
孔で取着することで達成される。
成形した絶縁基体と、この絶縁基体の側片に突設した複
数の係止鉤片および鍔片と、前記絶縁基体の長さ方向の
両側に前記側片の内面からそれぞれ細長い側片逃がし孔
を存して形成した対をなす2組の対向片と、これら2組
の対向片の対向面に突設した対をなす突起と、弾性導電
板をほぼ形に成形し一対の挟持片およびリード線をそ
れぞれ備えた2個の接続具と、これら2個の接続具をそ
の挟持片の基部に形成した取付孔で前記対をなす突起を
介して前記対をなす2組の対向片間にそれぞれ装着した
接続具組立体と、前記絶縁基体の平面輪郭よりも僅かに
大きい取着孔を形成した被取付体とからなり、前記接続
具組立体を前記係止鉤片と鍔片とで被取付体に前記取着
孔で取着することで達成される。
[作用] 絶縁基体の係止鉤片の外面が被取付体の取着孔の縁辺間
に圧入する際、前記側片はその弾力に抗して側片逃がし
孔が狭くなる方向に押し寄せられた後、係止鉤片が取着
孔の縁辺から外れることで前記側片が元に戻りパチンと
1発係止により、いわゆる「カセットポン」式に接続具
組立体を被取付体にその取着孔で容易に装着できる。
に圧入する際、前記側片はその弾力に抗して側片逃がし
孔が狭くなる方向に押し寄せられた後、係止鉤片が取着
孔の縁辺から外れることで前記側片が元に戻りパチンと
1発係止により、いわゆる「カセットポン」式に接続具
組立体を被取付体にその取着孔で容易に装着できる。
そしてこの装着状態においては被取付体に対する絶縁基
体の上下方向の動きは係止鉤片の鉤縁と鍔片の上面とが
それぞれ被取付体の上・下両面に当接しているから規制
され、ガタツクことがない。
体の上下方向の動きは係止鉤片の鉤縁と鍔片の上面とが
それぞれ被取付体の上・下両面に当接しているから規制
され、ガタツクことがない。
また絶縁基体の水平動きは被取付体の取着孔の周縁で規
制されガタツカない。
制されガタツカない。
1つの接続具に1対の挟持片と差込み接続部を有する差
込み接続片とを一体形成することで、直管ランプやガラ
ス管ヒューズ等を1対の挟持片できつく抱え込んで挟持
使用でき、差込み接続片にタブ端子やバスバーを直接に
きつく差込んで接続使用することができる。
込み接続片とを一体形成することで、直管ランプやガラ
ス管ヒューズ等を1対の挟持片できつく抱え込んで挟持
使用でき、差込み接続片にタブ端子やバスバーを直接に
きつく差込んで接続使用することができる。
そして接続具の取付構成体すなわち接続具組立済構成体
は絶縁基体で囲まれているから、この基体を介し2個の
接続具を導電板・絶縁板を問わず互換性よく実装でき
る。
は絶縁基体で囲まれているから、この基体を介し2個の
接続具を導電板・絶縁板を問わず互換性よく実装でき
る。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの考案の基本構成は第1図、第2図に示すよう
に、絶縁材でほぼ直方体枠状に成形した耐熱性プラスチ
ック等の絶縁基体1の側片1a,1aに突設した複数の
係止鉤片2a,2aおよび鍔片2b,2bと、前記絶縁
基体1の長さ方向の両側に前記側片1a,1aの内面か
らそれぞれ細長い側片逃がし孔3a,3aを存して形成
した対をなす2組の対向片3,3と、これら2組の対向
片3,3の対向面に突設した対をなす突起4,4とで絶
縁基体1を構成する。
に、絶縁材でほぼ直方体枠状に成形した耐熱性プラスチ
ック等の絶縁基体1の側片1a,1aに突設した複数の
係止鉤片2a,2aおよび鍔片2b,2bと、前記絶縁
基体1の長さ方向の両側に前記側片1a,1aの内面か
らそれぞれ細長い側片逃がし孔3a,3aを存して形成
した対をなす2組の対向片3,3と、これら2組の対向
片3,3の対向面に突設した対をなす突起4,4とで絶
縁基体1を構成する。
また接続具7としては弾性導電板をほぼ形に成形し一
対の挟持片5,5およびリード線接続部6をそれぞれ一
体的に備えた2個の接続具7,7を用いる。
対の挟持片5,5およびリード線接続部6をそれぞれ一
体的に備えた2個の接続具7,7を用いる。
そしてこれら2個の接続具7,7をその挟持片5,5の
基部に形成した取付け孔8,8で前記対をなす突起4,
4を介して第4図、第5図に示す状態を経て第2図、第
6図に示すように接続具挿着孔にそれぞれ装着して接続
具組立体9を構成する。
基部に形成した取付け孔8,8で前記対をなす突起4,
4を介して第4図、第5図に示す状態を経て第2図、第
6図に示すように接続具挿着孔にそれぞれ装着して接続
具組立体9を構成する。
被取付体11としては前記絶縁基体1の平面輪郭よりも僅
かに大きい取着孔10を形成し、第2図に示すように被取
付体11を構成する。
かに大きい取着孔10を形成し、第2図に示すように被取
付体11を構成する。
そして前記接続具組立体9を前記係止鉤片2a,2aと
鍔片2b,2bとで被取付体11に第7図、第8図に示す
状態を経て第3図、第9図に示すように前記取着孔10に
挿入し取着してなるものである。
鍔片2b,2bとで被取付体11に第7図、第8図に示す
状態を経て第3図、第9図に示すように前記取着孔10に
挿入し取着してなるものである。
なお第2図、第3図において符号11aで示す部分は必要
に応じて設けた逃がし孔である。
に応じて設けた逃がし孔である。
次にこの考案の接続具の取付け構成体の具体例について
さらに詳述する。
さらに詳述する。
前記絶縁基体1は例えば66ナイロンやポリブチレンテ
レフタレートなどの耐熱性プラスチックの成形により第
1図に示すようにその上面側に所定の間隔を設けて2個
の接続具7,7の挿着孔3b,3bを形成し、該挿着孔
3bは同図に示すように基体1の下面側に開孔し、相対
向する内壁面には前記接続具7を係止する一対の突起
4,4が設けてある。
レフタレートなどの耐熱性プラスチックの成形により第
1図に示すようにその上面側に所定の間隔を設けて2個
の接続具7,7の挿着孔3b,3bを形成し、該挿着孔
3bは同図に示すように基体1の下面側に開孔し、相対
向する内壁面には前記接続具7を係止する一対の突起
4,4が設けてある。
接続具7は第1図に示すように、導電性板ばね材例えば
燐青銅、洋白、ベリリウム銅等の導電板を用い、これを
ほぼ士字状に打抜き、分岐部分に底部が形成するようほ
ぼ字状に折曲げて抱き込みソケット部としての1対の
挟持片5,5を構成し、前記底部の側辺から延在するリ
ード線接続片6は例えば一対の挟持片5,5と平行的に
折曲形成されている。
燐青銅、洋白、ベリリウム銅等の導電板を用い、これを
ほぼ士字状に打抜き、分岐部分に底部が形成するようほ
ぼ字状に折曲げて抱き込みソケット部としての1対の
挟持片5,5を構成し、前記底部の側辺から延在するリ
ード線接続片6は例えば一対の挟持片5,5と平行的に
折曲形成されている。
なおリード線接続部6としては単なる突片でもよく、さ
らにリード線6aを挟持片5,5間の底部にハンダ付け
やカシメ止めしたリード線接続部6としてもよい。
らにリード線6aを挟持片5,5間の底部にハンダ付け
やカシメ止めしたリード線接続部6としてもよい。
前記した挟持片5,5の基部には接続具挿着孔3bの突
起4,4が突入係止する取付け孔8,8と該挟持片5,
5の補強と接続具挿着孔3bの対向片3との間にギャッ
プを形成し、放熱のための煙突効果を得るための打出し
リブ18,18が形成されている。
起4,4が突入係止する取付け孔8,8と該挟持片5,
5の補強と接続具挿着孔3bの対向片3との間にギャッ
プを形成し、放熱のための煙突効果を得るための打出し
リブ18,18が形成されている。
そしてこの接続具7は第2図に示すように1対の挟持片
5,5の各基部に形成した取付け孔8,8を前記絶縁基
体1の接続具挿着孔3bの対向片3に対向突設した前記
突起4,4内に挟持片5,5の弾性を利用してパチンと
嵌め込んで実装して接続具組立体9を作る。
5,5の各基部に形成した取付け孔8,8を前記絶縁基
体1の接続具挿着孔3bの対向片3に対向突設した前記
突起4,4内に挟持片5,5の弾性を利用してパチンと
嵌め込んで実装して接続具組立体9を作る。
また、被取付体11はプラスチックや金属板で作られてい
て第2図に示すように前記絶縁基体1の平面輪郭よりも
僅かに大きい取着孔10を有し、前記接続具組立体9を第
3図に示すように前記係止鉤片2a,2aと鍔片2b,
2bとで被取付体11の取着孔10に第7図から第9図まで
に示す順序で挿着して実装する。
て第2図に示すように前記絶縁基体1の平面輪郭よりも
僅かに大きい取着孔10を有し、前記接続具組立体9を第
3図に示すように前記係止鉤片2a,2aと鍔片2b,
2bとで被取付体11の取着孔10に第7図から第9図まで
に示す順序で挿着して実装する。
すなわちこの場合第8図に示すように絶縁基体1の係止
鉤片2aの外面が被取付体11の取着孔10の縁辺間に圧入
される際、前記側片1a,1aはその弾力に抗して側片
逃がし孔3a,3aが狭くなる方向に押し寄せられた
後、係止鉤片2aが取着孔10の縁辺から外れることで第
9図に示すように前記側片1a,1aが元に戻りパチン
と1発係止により、いわゆる「カセットポン」式に接続
具組立体9を被取付体11にその取着孔10で容易に装着で
きる。
鉤片2aの外面が被取付体11の取着孔10の縁辺間に圧入
される際、前記側片1a,1aはその弾力に抗して側片
逃がし孔3a,3aが狭くなる方向に押し寄せられた
後、係止鉤片2aが取着孔10の縁辺から外れることで第
9図に示すように前記側片1a,1aが元に戻りパチン
と1発係止により、いわゆる「カセットポン」式に接続
具組立体9を被取付体11にその取着孔10で容易に装着で
きる。
そしてこの装着状態においては被取付体11に対する絶縁
基体1の上下方向の動きは係止鉤片2aの鉤縁と鍔片2
bの上面とがそれぞれ被取付体11の上・下両面に当接し
ているから規制され、ガタツクことがない。
基体1の上下方向の動きは係止鉤片2aの鉤縁と鍔片2
bの上面とがそれぞれ被取付体11の上・下両面に当接し
ているから規制され、ガタツクことがない。
また、絶縁基体1の水平動きは被取付体11の取着孔10の
周縁で規制されガタツカない。
周縁で規制されガタツカない。
なお一対の挟持片5,5間には直管式ランプLやガラス
管ヒューズ等の接続用導電部,を挿着し、リード線
6aを電源回路等に接続して使用する。
管ヒューズ等の接続用導電部,を挿着し、リード線
6aを電源回路等に接続して使用する。
また第12図から第15図まではこの考案の他の実施例
を示すのもので、第12図にに示すものは第11図に示
す実施例におけるリード線接続部6の配置方向を左右反
転して外向きに実装した例を示すものである。
を示すのもので、第12図にに示すものは第11図に示
す実施例におけるリード線接続部6の配置方向を左右反
転して外向きに実装した例を示すものである。
さらに第13図に示す他の実施例は被取付体11の取着孔
10の縁辺を高くして額縁状となし取付状態にある絶縁基
体1の下面と被取付体11の下面とを第14図に示すよう
に面一化したものである。
10の縁辺を高くして額縁状となし取付状態にある絶縁基
体1の下面と被取付体11の下面とを第14図に示すよう
に面一化したものである。
そして第14図および第15図はさらにこの考案の他の
実施例を示すもので、係止鉤片2aの鉤部の突出寸法を
少なくして被取付体11の取着孔10に取着しやすくした例
である。
実施例を示すもので、係止鉤片2aの鉤部の突出寸法を
少なくして被取付体11の取着孔10に取着しやすくした例
である。
なお第12図から第15図までの各図において第1図か
ら第11図までに示す実施例と同一符号で示した部分は
前記実施例に示す各部と同一部分または均等部分を示
す。
ら第11図までに示す実施例と同一符号で示した部分は
前記実施例に示す各部と同一部分または均等部分を示
す。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
下に記載する効果を奏する。
この考案の接続具の取付構成体においては、絶縁基体1
の係止鉤片2aの外面が被取付体11の取着孔10の縁辺間
に圧入される際、前記側片1a,1aはその弾力に抗し
て側片逃がし孔3a,3aが狭くなる方向に押し寄せら
れた後、係止鉤片2aが取着孔10の縁辺から外れること
で前記側片1a,1aが元に戻りパチンと1発係止によ
り、いわゆる「カセットポン」式に接続具組立体9を被
取付体11にその取着孔10で容易に装着できる。
の係止鉤片2aの外面が被取付体11の取着孔10の縁辺間
に圧入される際、前記側片1a,1aはその弾力に抗し
て側片逃がし孔3a,3aが狭くなる方向に押し寄せら
れた後、係止鉤片2aが取着孔10の縁辺から外れること
で前記側片1a,1aが元に戻りパチンと1発係止によ
り、いわゆる「カセットポン」式に接続具組立体9を被
取付体11にその取着孔10で容易に装着できる。
そしてこの装着状態においては被取付体11に対する絶縁
基体1の上下方向の動きは係止鉤片2aの鉤縁と鍔片2
bの上面とがそれぞれ被取付体11の上・下両面に当接し
ているから規制され、ガタツクことがない。
基体1の上下方向の動きは係止鉤片2aの鉤縁と鍔片2
bの上面とがそれぞれ被取付体11の上・下両面に当接し
ているから規制され、ガタツクことがない。
また絶縁基体1の水平動きは被取付体11の取着孔10の周
縁で規制されガタツカない。
縁で規制されガタツカない。
接続具組立体9を構成する絶縁基体1に形成した係止鉤
片2aは基体1に対し動くことなく強固に一体成形され
ているので機械的に頑強であり、被取付体に実装後は妄
りに絶縁基体が動くことがない。
片2aは基体1に対し動くことなく強固に一体成形され
ているので機械的に頑強であり、被取付体に実装後は妄
りに絶縁基体が動くことがない。
また接続具7,7の組立済構成体は接続具7,7が絶縁
基体1で囲まれているから、この絶縁基体1を介し2個
の接続具7,7を導電板・絶縁板を問わず互換性よく実
装できるという第1の効果を有する。
基体1で囲まれているから、この絶縁基体1を介し2個
の接続具7,7を導電板・絶縁板を問わず互換性よく実
装できるという第1の効果を有する。
また絶縁基体1は比較的に小型であり、使用樹脂量とし
て僅かで済むので、高価な耐熱性プラスチックで成形し
てもコスト的に充分採算がとれると共に、比較的に大型
の被取付用絶縁板には特に高価な耐熱性プラスチックを
用いないで済むので、結局全体的にコスト安になるとい
う第2の効果がある。
て僅かで済むので、高価な耐熱性プラスチックで成形し
てもコスト的に充分採算がとれると共に、比較的に大型
の被取付用絶縁板には特に高価な耐熱性プラスチックを
用いないで済むので、結局全体的にコスト安になるとい
う第2の効果がある。
そして特にこの考案では直管ランプやヒューズ等の多数
を狭所に集中的に実装する場合、接続具の2個を取着済
の絶縁基体1をその係止鉤片2a,2aで被取付体11の
取着孔10にいわゆる「カセットポン」式に実装できるの
で頗る簡単にしかも整然と配置実装できるし、側片逃が
し孔3aが4個有るから対流による対向片3,3および
接続具7,7の放熱効果に優れ高密度実装が可能である
という第3の効果を有する。
を狭所に集中的に実装する場合、接続具の2個を取着済
の絶縁基体1をその係止鉤片2a,2aで被取付体11の
取着孔10にいわゆる「カセットポン」式に実装できるの
で頗る簡単にしかも整然と配置実装できるし、側片逃が
し孔3aが4個有るから対流による対向片3,3および
接続具7,7の放熱効果に優れ高密度実装が可能である
という第3の効果を有する。
さらにこの考案では、1つの接続具7に1対の挟持片
5,5とリード線6aを接続するリード線接続部6とを
一体形成したり、接続具底部にリード線6aを半田付け
やカシメ止めしてリード線接続部6を予じめ作った構成
となしたので、前記従来技術のものにおいて必要であっ
た車体実装途上における半田鏝やカシメ用工具等が不要
であり、自動車のエンジンルームのような狭所や暗所に
おいてもリード線6aが予じめ引き出されているので容
易にリード線引き回し接続作業が行なえるという第4の
効果を有する。
5,5とリード線6aを接続するリード線接続部6とを
一体形成したり、接続具底部にリード線6aを半田付け
やカシメ止めしてリード線接続部6を予じめ作った構成
となしたので、前記従来技術のものにおいて必要であっ
た車体実装途上における半田鏝やカシメ用工具等が不要
であり、自動車のエンジンルームのような狭所や暗所に
おいてもリード線6aが予じめ引き出されているので容
易にリード線引き回し接続作業が行なえるという第4の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】 図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
はこの考案に用いる接続具と絶縁基体とを分離した状態
の斜視図、第2図は接続具組立体と被取付体を分離した
状態の斜視図、第3図は同上を組立てた後の使用状態の
斜視図、第4図から第10図までの各図はそれぞれ各部
材を挿着実装する手順を示す断面図、第11図は実装後
の被取付体と接続具組立体の切断方向を異にした断面
図、第12図は接続具の挿着向きを異にした断面図、第
13図は他の実施例の被取付体に絶縁基体を取付けた断
面図、第14図および第15図は第8図、第9図の他の
実施例を示す断面図である。 1……絶縁基体、5……挟持片 1a……側片、6a……リード線 2a……係止鉤片、7……接続具 2b……鍔片、8……取付け孔 3……対向片、9……接続具組立体 3a……側片逃がし孔、10……取着孔 4……突起、11……被取付体
はこの考案に用いる接続具と絶縁基体とを分離した状態
の斜視図、第2図は接続具組立体と被取付体を分離した
状態の斜視図、第3図は同上を組立てた後の使用状態の
斜視図、第4図から第10図までの各図はそれぞれ各部
材を挿着実装する手順を示す断面図、第11図は実装後
の被取付体と接続具組立体の切断方向を異にした断面
図、第12図は接続具の挿着向きを異にした断面図、第
13図は他の実施例の被取付体に絶縁基体を取付けた断
面図、第14図および第15図は第8図、第9図の他の
実施例を示す断面図である。 1……絶縁基体、5……挟持片 1a……側片、6a……リード線 2a……係止鉤片、7……接続具 2b……鍔片、8……取付け孔 3……対向片、9……接続具組立体 3a……側片逃がし孔、10……取着孔 4……突起、11……被取付体
Claims (1)
- 【請求項1】接続具を取付けたブロックを被取付部材に
取着して使用するものにおいて、絶縁材でほぼ直方体枠
状に成形した絶縁基体1と、この絶縁基体1の側片1
a,1aに突設した複数の係止鉤片2a,2aおよび鍔
片2b,2bと、前記絶縁基体1の長さ方向の両側に前
記側片1a,1aの内面からそれぞれ細長い側片逃がし
孔3a,3aを存して形成した対をなす2組の対向片
3,3と、これら2組の対向片3,3の対向面に突設し
た対をなす突起4,4と、弾性導電板をほぼ形に成形
し一対の挟持片5,5およびリード線6aをそれぞれ備
えた2個の接続具7,7と、これら2個の接続具7,7
をその挟持片5,5の基部に形成した取付孔8,8で前
記対をなす突起4,4を介して前記対をなす2組の対向
片3,3間にそれぞれ装着した接続具組立体9と、前記
絶縁基体1の平面輪郭よりも僅かに大きい取着孔10を形
成した被取付体11とからなり、前記接続具組立体9を前
記係止鉤片2a,2aと鍔片2b,2bとで被取付体11
に前記取着孔10で取着してなる接続具の取付け構成体。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4412890U JPH0616432Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 接続具の取付け構成体 |
US07/683,703 US5108314A (en) | 1990-04-25 | 1991-04-11 | Connector assembly for electrical components |
CA002040286A CA2040286C (en) | 1990-04-25 | 1991-04-11 | Connector attachment component |
GB9108767A GB2244391B (en) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | Connector device |
DE4113559A DE4113559A1 (de) | 1990-04-25 | 1991-04-25 | Verbinder-einbauanordnung |
SG16395A SG16395G (en) | 1990-04-25 | 1995-02-04 | Connector device |
HK52995A HK52995A (en) | 1990-04-25 | 1995-04-06 | Connector device. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4412890U JPH0616432Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 接続具の取付け構成体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045083U JPH045083U (ja) | 1992-01-17 |
JPH0616432Y2 true JPH0616432Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31557152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4412890U Expired - Lifetime JPH0616432Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 接続具の取付け構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616432Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715112Y2 (ja) * | 1992-11-24 | 1995-04-10 | 第一電装部品株式会社 | 接続具の取付け構成体 |
JPH0719107Y2 (ja) * | 1993-01-25 | 1995-05-01 | 第一電装部品株式会社 | 接続具の取付構成体 |
JP3000192B2 (ja) * | 1994-09-30 | 2000-01-17 | 第一電装部品株式会社 | ウェッジベースバルブ用ソケット |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP4412890U patent/JPH0616432Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH045083U (ja) | 1992-01-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |