JPH0616356U - ケーブルドラム用のケーブル固定具 - Google Patents

ケーブルドラム用のケーブル固定具

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JPH0616356U
JPH0616356U JP5931992U JP5931992U JPH0616356U JP H0616356 U JPH0616356 U JP H0616356U JP 5931992 U JP5931992 U JP 5931992U JP 5931992 U JP5931992 U JP 5931992U JP H0616356 U JPH0616356 U JP H0616356U
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cable
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pressing bolt
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JP5931992U
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秀夫 赤井
正康 今井
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株式会社安田製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一人の作業者でも安全に且つ容易にケーブルド
ラムへのケーブルの固定作業を行なえ、しかも任意の位
置での固定が可能であり、またケーブルドラムの転動に
支障を与えることのないケーブル固定具の提供。 【構成】ケーブルドラムへの固定部である第1挟持部7
とケーブルCの固定部でる第2挟持部8とをそれぞれ独
立的に設け、先ず第1挟持部をケーブルドラムの側板P
に被せて第1押付けボルト13を操作することによりケ
ーブルドラムに固定し、それからケーブルを第2挟持部
に入れて第2押付けボルト14を操作することによりケ
ーブルの固定を行なえるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーブルドラムに巻かれているケーブルの先端をケーブルドラムの 側板に固定するためのケーブル固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば配電用のケーブルや通信用のケーブルは、ケーブルドラムに巻かれてお り、このケーブルドラムから必要な長さだけ引き出して用いるようになっている 。このため、ケーブルドラムには使い差しのケーブルが残る場合がある。この残 ったケーブルの先端を固定するについては、例えばバインド線で縛ったり、ある いはステープルでドラムの側板に止めたりする等、その場その場で適宜な工夫が なされている。しかし、ケーブルの種類によっては相当に剛性の強いものもあり 、固定作業中に跳ね返って思わぬ危険をおよぼすおそれがある。このため二人の 作業者、つまり跳ね返えらないようにケーブルを押さえる作業者及びケーブルの 固定を行なう作業者が不可欠となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような事情から一人の作業者でも安全に且つ容易にケーブルの固定作業を 行なえるようなケーブル固定具の開発が望まれているが、このケーブル固定具は 、単に上記のような作業性を満足させるだけでなく、任意の位置で固定を行なえ ること、ケーブルドラムを転がす際の支障になるようなものでないこと、ケーブ ルドラムを転がしても外れることのない確実な固定力が得られること等の条件を 充足することが要求される。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によるケーブル固定具は、一方の側面部に第1螺合部が設けられ他方の 側面部に第1挟持受け部が設けられた第1挟持部を有し且つ、一方の側面部に第 2螺合部が設けられ他方の側面部に第2挟持受け部が設けられた第2挟持部を有 するフレーム体と、第1螺合部に螺合する第1押付けボルトと、及び第2螺合部 に螺合する第2押付けボルトとを備えており、ケーブルドラムの側板を第1押付 けボルトにて第1挟持受け部に押し付けて挟持することによりケーブルドラムへ の固定をなし、ケーブルを第2押付けボルトにて第2挟持受け部に押し付けて挟 持することによりケーブルの固定をなせるようにしてなっている。
【0005】
【作用】
このケーブル固定具は、先ず第1挟持部をケーブルドラムの側板に被せて第1 押付けボルトを操作することによりケーブルドラムに固定し、それからケーブル を第2挟持部に入れて第2押付けボルトを操作することによりケーブルの固定を 行なうものである。つまり、ケーブルの固定に際しては予めケーブルドラムの側 板に固定されているケーブル固定具自体がケーブルの押さえに働くものである。 従って、一人の作業者でも安全に且つ容易にケーブルの固定作業を行なえる。
【0006】 また、このケーブル固定具は、側板を挟持してケーブルドラムに固定する構造 であるため側板の周囲の任意の位置に固定することができるので、任意の位置に ケーブルの固定を行なえるし、ケーブルドラムの側板の円周面に突出する部分が フレーム体の厚み分だけで済むので、ケーブルドラムを転がす際の支障になるこ ともない。
【0007】 さらに、このケーブル固定具は、ケーブルドラムへの固定部である第1挟持部 とケーブルの固定部である第2挟持部とをそれぞれ独立的に設けるようにしてい るので、それぞれの挟持力を互いに干渉させることなく確実に発揮させることが できる。従って、ケーブルドラムを転がしても外れることのない確実な固定力が 得られる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を説明する。 第1実施例(図1、図2) この実施例によるケーブル固定具1のフレーム体2は、互いに平行状態とされ た長い内側面部3と短い外側面部4及びこの両者を結ぶ横面部5、さらに内側面 部3と外側面部4の中間に横面部5から内側面部3とほぼ同じ長さで垂設された 中間側面部6を有する構造とされている。そして、内側面部3と外側面部4及び 横面部6で溝状に囲まれた部分が第1挟持部7とされ、内側面部3と中間側面部 6及び横面部5で溝状に囲まれた部分が第2挟持部8とされており、第2挟持部 8については、ケーブルCをセットするのに必要な開口部9を形成した補強板1 0を左右に取り付けることにより補強が図られている。
【0009】 内側面部3には縦方向に並べて第1、第2の各螺合部11、12が形成され、 第1螺合部11には第1押付けボルト13が、第2螺合部12には第2押付けボ ルト14がそれぞれ螺合させられている。第1押付けボルト13は単に先端がや や先細り形状にされているだけであるが、第2押付けボルト14にはその先端に 押付け部材15が回転可能な構造にして取り付けられている。そして、この押付 け部材15にはケーブルCの周面が若干食い込めるようにした受け溝16が形成 されている。
【0010】 外側面部4は第1挟持受け部17とされ食込み用のピン18が取り付けられて おり、また中間側面部6の内側面には押付け部材15の受け溝16と対になる受 け溝19を有する第2挟持受け部20が突設されている。
【0011】 このケーブル固定具1は、図2に示すようにして用いられる。即ち、先ず第1 挟持部7をケーブルドラムDの側板Pに被せて第1押付けボルト13を締め込む ことによりケーブルドラムDに固定する。次いで、ケーブルCの先端を第2挟持 部8に入れて第2押付けボルト14を締め込むことによりケーブルCの固定を行 なう。
【0012】 ここで、第2挟持部8用の第2挟持受け部20を設けたことにより、より強力 な固定力を得られる点について説明すると以下の通りである。即ち、もし第2挟 持受け部20を設けずに、ケーブルドラムDの側板PにケーブルCを第2押付け ボルト14で押し付けて挟持するような構造であると、第2押付けボルト14の 押付け力と第1押付けボルト13の押付け力が互いに減殺するように働いてしま い、確実は固定力を得られないが、本構造であるとこのような現象を招かずに済 むので確実な固定力を得ることができる。
【0013】 第2実施例(図3) この実施例のケーブル固定具30のフレーム体31は二段構造になっている。 即ち、ほぼ同じ長さに形成された第1内側面部32と第1外側面部33及びこの 両者を結ぶ第1横面部34を有すると共に、第1内側面部32の下端から曲折し てケーブルされた第2横面部35を有し、この第2横面部35の曲折部分から中 間側面部36が垂設され、さらに第2横面部35の他端に第2内側面部37が曲 折して形成された構造とされている。
【0014】 そして、第1内側面部32と第1外側面部33及び第1横面部34で囲まれた 部分が第1挟持部38とされ、第2内側面部37と中間側面部36及び第2横面 部35で囲まれた部分が第2挟持部39とされており、第1内側面部32に第1 螺合部40が、また第2内側面部35に第2螺合部41がそれぞれ形成されてい る。第1、第2の各螺合部40、41には第1実施例と同様の第1押付けボルト 13及び第2押付けボルト14が螺合させられ、第2挟持部39についても第1 実施例と同様の第2挟持受け部20が設けられているが、第1挟持受け部42に ついては食込み用として鋸歯状のギザギザ部43を有する構造とされている。
【0015】
【考案の効果】
本考案によるケーブル固定具は、以上説明してきた如く、任意の位置について 一人の作業者でも安全に且つ容易にケーブルの固定作業を行なえ、しかもケーブ ルドラムを転動の支障となることもなく、またケーブルドラムを転がしても外れ ることのない確実な固定力を得られるものであり、ケーブルドラムの扱い作業に ついての安全性及び作業性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるケーブル固定具の断面図。
【図2】図1のケーブル固定具の使用状態を示す部分斜
視図。
【図3】第2実施例によるケーブル固定具の断面図。
【符号の説明】
1 ケーブル固定具 2 フレーム体 3 内側面部 4 外側面部 6 中間側面部 7 第1挟持部 8 第2挟持部 11 第1螺合部 12 第2螺合部 13 第1押付けボルト 14 第2押付けボルト 17 第1挟持受け部 20 第2挟持受け部 P 側板 C ケーブル D ケーブルドラム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルドラムに巻かれたケーブルの先
    端をケーブルドラムの側板に固定するためのケーブル固
    定具であって、一方の側面部に第1螺合部が設けられ他
    方の側面部に第1挟持受け部が設けられた第1挟持部を
    有し且つ、一方の側面部に第2螺合部が設けられ他方の
    側面部に第2挟持受け部が設けられた第2挟持部を有す
    るフレーム体と、第1螺合部に螺合する第1押付けボル
    トと、及び第2螺合部に螺合する第2押付けボルトとを
    備えており、ケーブルドラムの側板を第1押付けボルト
    にて第1挟持受け部に押し付けて挟持することによりケ
    ーブルドラムへの固定をなし、ケーブルを第2押付けボ
    ルトにて第2挟持受け部に押し付けて挟持することによ
    りケーブルの固定をなせるようにされたことを特徴とす
    るケーブル固定具。
JP1992059319U 1992-08-03 1992-08-03 ケーブルドラム用のケーブル固定具 Expired - Lifetime JPH089107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992059319U JPH089107Y2 (ja) 1992-08-03 1992-08-03 ケーブルドラム用のケーブル固定具

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JP1992059319U JPH089107Y2 (ja) 1992-08-03 1992-08-03 ケーブルドラム用のケーブル固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0616356U true JPH0616356U (ja) 1994-03-01
JPH089107Y2 JPH089107Y2 (ja) 1996-03-13

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ID=13109926

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JP1992059319U Expired - Lifetime JPH089107Y2 (ja) 1992-08-03 1992-08-03 ケーブルドラム用のケーブル固定具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108505155A (zh) * 2018-06-01 2018-09-07 嘉兴市华益股份有限公司 一种亚麻条卷绕机构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530935U (ja) * 1978-08-18 1980-02-28
JPH0330380U (ja) * 1989-08-02 1991-03-26

Patent Citations (2)

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Publication number Publication date
JPH089107Y2 (ja) 1996-03-13

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Effective date: 19960924