JPH0616278Y2 - 生ごみ処理器 - Google Patents

生ごみ処理器

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JPH0616278Y2
JPH0616278Y2 JP1988099550U JP9955088U JPH0616278Y2 JP H0616278 Y2 JPH0616278 Y2 JP H0616278Y2 JP 1988099550 U JP1988099550 U JP 1988099550U JP 9955088 U JP9955088 U JP 9955088U JP H0616278 Y2 JPH0616278 Y2 JP H0616278Y2
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JP
Japan
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combustion furnace
heating element
resistance heating
primary
food waste
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JP1988099550U
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雅信 谷川
義昭 大橋
安昭 坂根
友一 吉村
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は家庭等で排出される野菜屑等の生ごみを焼却す
る生ごみ処理器、特にランニングコストを低減した生ご
み処理器に関する。
〈従来の技術〉 従来の生ごみ処理器は、生ごみを焼却する一次燃焼炉
と、この一次燃焼炉から発生する可燃性ガスを焼却して
無臭無煙化する二次燃焼炉と、一次燃焼炉及び二次燃焼
炉をそれぞれ加熱する一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱
体と、二次燃焼炉から排出される排ガスの熱を回収する
熱回収部と、熱回収部を介して一次燃焼炉及び二次燃料
炉に空気を供給する送風機とを有している。
一次燃焼炉に入れられた生ごみは、約600℃に加熱され
焼却されるが、一次燃焼炉には微小流量の空気しか供給
されないように設定されているので、燃焼せず乾留状態
となって可燃性ガスを外部に放出する。
この放出された可燃性ガスは、一次燃焼炉より高温の約
800〜900℃に予熱された二次燃焼炉で拡散燃焼され、排
ガスとして処理される。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した従来の生ごみ処理器には、以下のような問題点
がある。
すなわち、生ごみの燃焼には家庭用の交流100Vがエネ
ルギーとして用いられるので、そのランニングコストは
約3000円/月と高いものとなっている。このランニング
コストの高さは、この種の生ごみ処理器の普及を妨げて
いる要因の1つとなっている。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、ランニン
グコストの低減を図ることができる生ごみ処理器を提供
することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る生ごみ処理器は、生ごみを焼却する一次燃
焼炉と、一次燃焼炉から発生する可燃性ガスを焼却して
無臭無煙化する二次燃焼炉と、一次燃焼炉及び二次燃焼
炉をそれぞれ加熱する一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱
体とを有する生ごみ処理器において、予め設定された深
夜電力の供給時刻になると前記一次抵抗発熱体及び二次
抵抗発熱体に電力を供給し得る状態とする時刻設定器
と、前記電力を選択的にオン、オフするブレーカ部とを
有している。
〈作用〉 時刻設定器は、夜の11時から次の朝の7時まで、すなわ
ち電気料金が安い深夜電力の供給時に一次抵抗発熱体及
び二次抵抗発熱体に対して電力を供給するように設定さ
れている。
一次燃焼炉に生ごみをセットする。
夜の11時になると、一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱体
に深夜電力が供給される。一次抵抗発熱体によって一次
燃焼炉の炉温は約600℃にまで加熱されるが、生ごみは
燃焼せず乾留状態となって可燃性ガスを徐々に放出す
る。
前記可燃性ガスは、二次燃焼炉に送られる。この二次燃
焼炉は二次抵抗発熱体によって一次燃焼炉より高温の80
0〜900℃に予熱されており、この二次燃焼炉において前
記可燃性ガスは拡散燃焼して処理される。すなわち、二
次燃焼ノズルから供給された空気と、前記可燃性ガスと
が二次燃焼炉内部で混合されて燃焼し、排ガスとなって
熱回収部を介して外部に排出される。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案に係る生ごみ処理器の一実施例を示す概
略的構成図、第2図は生ごみ処理器の電気的回路図、第
3図は生ごみ処理器の外観斜視図である。
本考案に係る生ごみ処理器は、生ごみDを焼却する一次
燃焼炉10と、一次燃焼炉10から発生する可燃性ガスを焼
却して無臭無煙の排ガスとする二次燃焼炉20と、一次燃
焼炉10及び二次燃焼炉20をそれぞれ加熱する一次抵抗発
熱体11及び二次抵抗発熱体21とを有するものであって、
予め設定された時刻になると前記一次抵抗発熱体11及び
二次抵抗発熱体21に電力を供給する時刻設定器70と、前
記電力をオン、オフするブレーカ部80とを備えている。
まず、本考案に係る生ごみ処理器の概略的構成について
説明する。
この生ごみ処理器は、断熱材50内に一次燃焼炉10と、二
次燃焼炉20と、熱回収部30とを有している。二次燃焼炉
20は一次燃焼炉10の上方に設けられ、連絡口13で連通さ
れている。さらに、二次燃焼炉20は開口23を介して熱回
収部30と連通しており、当該熱回収部30は排気口61と連
なっている。一次燃焼炉10の周囲には一次抵抗発熱体11
が、二次燃焼炉20の周囲には二次抵抗発熱体21がそれぞ
れ設けられている。なお、第3図に示す14は一次燃焼炉
10の扉であって、耐熱ガラス製ののぞき窓141が設けら
れている。また、24は二次燃焼炉20の扉、42は給気口で
ある。
一次燃焼炉10及び二次燃焼炉20には、それぞれ一次燃焼
ノズル12及び二次燃焼ノズル22から空気が供給される。
一次燃焼ノズル12は一次燃焼炉10の上方に、二次燃焼ノ
ズル22は二次燃焼炉20の底部、かつ前記連絡口13の出口
周辺にそれぞれ開設されている。一次燃焼ノズル12の開
口面積は、生ごみDが乾留状態を維持し、可燃性ガスを
発生するような微小流量しか供給されないように設定さ
れている。この一次燃焼ノズル12及び二次燃焼ノズル22
には、送風機40によって送風路41を介して空気が供給さ
れる。送風路41の一部には、熱交換器としてのフィン41
1が設けられており、このフィン411を有する部分が前記
熱回収部30の内部に露出するように設けられている。こ
の熱回収部30は、二次燃焼路20から排出される排ガスの
温度を約200℃まで下げるとともに、一次燃焼路10及び
二次燃焼炉20に供給される空気を予め加熱して、一次燃
焼炉10及び二次燃焼炉20の炉温が下がるのを防止する作
用を同時に果たすものである。
次に、本考案に係る生ごみ処理器の電気的構成について
説明する。
一次抵抗発熱体11及び二次抵抗発熱体21には、スイッチ
部71及びブレーカ部80を介して200Vの深夜電力が供給
されるようになっている。前記スイッチ部71には、時刻
設定器70の出力が導入されている。この時刻設定器70に
は、深夜電力が供給される時刻、すなわち夜の11時から
次の朝の7時が予め設定してあって、夜の11時になると
スイッチ部71をオンするような信号を出力し、次の朝の
7時になるとスイッチ部71をオフするような信号を出力
する。ブレーカ部80は、深夜電力の供給を手動でオン、
オフするものである。従って、ブレーカ部80がオフされ
ていれば、深夜電力供給時、すなわち夜の11時になって
も、一次抵抗発熱体11及び二次抵抗発熱体21には電力が
供給されないので、このブレーカ部80の操作によって、
その夜に生ごみDの焼却を行うか否かの選択をすること
ができる。
次に、この生ごみ処理器の動作、作用について説明す
る。
生ごみDの焼却を行う場合にはブレーカ部80をオンに、
行わない場合にはオフにしておく。
一次燃焼炉10には、生ごみDがトレー62に載せられてセ
ットされる。
夜の11時になると、時刻設定器70がスイッチ部71がオン
になるような信号を出力する。ブレーカ部80がオンにな
っていると、一次抵抗発熱体11及び二次抵抗発熱体21に
深夜電力が供給される。一次燃焼炉10の炉温は、一次抵
抗発熱体11によって約600℃にまで加熱される。しか
し、一次燃焼炉10に供給される空気は微小流量に設定さ
れているので、生ごみDは、燃焼せずに乾留状態となっ
て可燃性ガスを徐々に放出する。
前記可燃性ガスは、連絡口13を介して二次燃焼炉20に入
り込む。二次燃焼炉20は二次抵抗発熱体21によって一次
燃焼炉10より高温の800〜900℃に予熱されているので、
前記可燃性ガスはこの二次燃焼炉20において拡散燃焼し
て処理される。すなわち、二次燃焼ノズル22から供給さ
れた空気と、前記可燃性ガスとが二次燃焼炉20内部で混
合して燃焼し、排ガスとなる。この排ガスは、前記可燃
性ガスが完全に燃焼されたものであって無臭無煙化され
ている。
この排ガスは、開口23を介して熱回収部30に導入され
る。この熱回収部30では、送風路41を通過している空気
が排ガスの熱によって加熱される。この熱回収部30を通
過した排ガスは、その温度を約200℃にまで下げて排気
口61から外部に放出される。
朝の7時になると、深夜電力の供給が停止されるととも
に、時刻設定器70からの出力される信号によってスイッ
チ部71がオフされて、生ごみDの焼却が終了する。
〈考案の効果〉 本考案に係る生ごみ処理器は、生ごみを焼却する一次燃
焼炉と、一次燃焼炉から発生する可燃性ガスを焼却して
無臭無煙化する二次燃焼炉と、一次燃焼炉及び二次燃焼
炉をそれぞれ加熱する一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱
体とを有する生ごみ処理器であって、予め設定された時
刻になると前記一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱体に電
力を供給する時刻設定器と、前記電力をオン、オフする
ブレーカ部とを備えている。
時刻設定器は、深夜電力が供給される時刻になると、深
夜電力を一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱体に対して電
力を供給するように予め設定されているので、昼間の電
力より安い深夜電力で生ごみの焼却を行うことができ
る。また、ブレーカ部が設けられているので、深夜の焼
却を行うか否かの選択をいつでも行うことができる。
深夜電力を焼却のエネルギーとして使用することによっ
て、ランニングコストを低減した生ごみ処理器とするこ
とができる。これによって、生ごみ処理器のより幅広い
普及を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る生ごみ処理器の一実施例を示す概
略構成図、第2図は生ごみ処理器の電気的回路図、第3
図は生ごみ処理器の外観斜視図である。 10……一次燃焼炉、11……一次抵抗発熱体、20……二次
燃焼炉、21……二次抵抗発熱体、70……時刻設定器、80
……ブレーカ部、D……生ごみ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉村 友一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−133817(JP,A) 特開 昭58−124147(JP,A) 特開 昭52−87746(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ごみを焼却する一次燃焼炉と、一次燃焼
    炉から発生する可燃性ガスを焼却して無臭無煙化する二
    次燃焼炉と、一次燃焼炉及び二次燃焼炉をそれぞれ加熱
    する一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱体とを有する生ご
    み処理器において、予め設定された深夜電力の供給時刻
    になると前記一次抵抗発熱体及び二次抵抗発熱体に電力
    を供給し得る状態とする時刻設定器と、前記電力を選択
    的にオン、オフするブレーカ部とを具備したことを特徴
    とする生ごみ処理器。
JP1988099550U 1988-07-26 1988-07-26 生ごみ処理器 Expired - Lifetime JPH0616278Y2 (ja)

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JP1988099550U JPH0616278Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 生ごみ処理器

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JPH0221431U JPH0221431U (ja) 1990-02-13
JPH0616278Y2 true JPH0616278Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31326812

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5287746A (en) * 1976-01-16 1977-07-22 Sanyo Electric Co Ltd Electrical water warmer utilizing midnight electric power
JPS58124147A (ja) * 1982-01-20 1983-07-23 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式電気温水器の制御装置
JPS58133817A (ja) * 1982-02-02 1983-08-09 Brother Ind Ltd 廃棄物処理装置

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JPH0221431U (ja) 1990-02-13

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