JPS6038609B2 - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

Info

Publication number
JPS6038609B2
JPS6038609B2 JP9328078A JP9328078A JPS6038609B2 JP S6038609 B2 JPS6038609 B2 JP S6038609B2 JP 9328078 A JP9328078 A JP 9328078A JP 9328078 A JP9328078 A JP 9328078A JP S6038609 B2 JPS6038609 B2 JP S6038609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
incinerator
combustion chamber
air supply
incinerated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9328078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5520359A (en
Inventor
卓郎 境
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP9328078A priority Critical patent/JPS6038609B2/ja
Publication of JPS5520359A publication Critical patent/JPS5520359A/ja
Publication of JPS6038609B2 publication Critical patent/JPS6038609B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無煙状態で被焼却物を完全に焼却することが
出来、被焼却物の焼却後は自動的に運転を停止すること
が出来る焼却炉に係るものである。
従来、この様な無鰹焼却炉として、例えば特公昭45一
12638号公報掲載の「無鰹ごみ焼き炉」の如き型式
のものが提案されている。
第1図はその様な従来の焼却炉の概略図である。
第1図に於いて、一端側壁に被焼却物を投入する投入ド
ア2を備えた一次燃焼室1の炉床部と他端側壁上方部に
は、それぞれ燃焼用空気を燃焼室内に供給するための炉
床ダクト3及び上側空気供給口4が設けられており、こ
の炉床ダクト3及び上側空気供給口4はそれぞれ自動弁
V,及びV2を介してモーター駆動のブ。ア−5に接続
されている。この一次燃焼室1の上方には煙道8により
接続された二次燃焼室7が載層されており、この二次燃
焼室7は、その煙道8側側壁に燃料供給制御手段(図示
せず)及びブロアー5に接続されているバーナー9を備
え、その反対側天井部に煙突1 1を備えている。そし
て、一次燃焼室1と二次燃焼室7の天井部の適所には、
各燃焼室の室温を検出する熱電対6,10が設置されて
おり、これ等の熱亀対6,10からの信号に応答して、
バーナー9への燃料供給制御ならびにブロアー5を駆動
するモーターの作動制御が行なわれる様に構成されてい
る。以上の如く構成された従来の焼却炉の運転は次の様
に行なわれる。
先ず、投入ドア2を開いて一次燃焼室1に被焼却物を投
入し、ブロア−5を作動して炉床ダクト3及び上側空気
供給口4に燃焼用空気を供給する。
その後バーナー9を点火して二次燃焼室7を加熱する。
二次燃焼室7の室温が所定温度以上に上昇すると、熱電
対10からの信号に応答して自動点火装置(図示せず)
を作動し、一次燃焼室1内の被焼却物に点火する。こう
して一次燃焼室1内に投入された被焼却物は燃焼される
が、その時一次燃焼室1で発生する不完全燃焼ガスは煙
道8を経て二次燃焼室7に導かれ、バーナー9により完
全に燃焼されて煙突11から無蛭無臭状態で排出される
一次燃焼室1内に投入された被焼却物が燃焼して室温が
低下すると、投入ドア2を開いて焼却灰を掻き出し、再
び新たな被焼却物を投入する。
即ち、被焼却物はバッチ処理方式で焼却されるのである
。この焼却炉の運転を停止する時は、自動停止スイッチ
(図示せず)を操作する。
運転停止時の焼却炉の作動状態は第2図に示されている
。自動停止スイッチが操作されてもバーナー9への燃料
供給及びブロア−5からの燃焼用空気の供給は直ちに停
止されず「一次燃焼室1の室温が所定温度に低下する迄
被焼却物未燃分の焼却は継続される。
被焼却物未燃分が焼却され一次燃焼室1の室温が所定温
度以下に低下すると、熱電対6からの信号に応答してバ
ーナー9への燃料供給は直ちに停止されるが、ブロア−
5はそのま)運転を続け未燃分を完全に焼却すると共に
焼却炉を冷却し、熱電対6の検知温度がほぼ400℃を
検知すると、ブロアー5を駆動するモーターの作動も停
止され、焼却炉の運転は自動的に停止する。しかるに、
上述した従来の焼却炉に於いては熱電対6,10が故障
する事故がま)発生し、自動停止スイッチを作動しても
バーナー9への燃料供給を止めることが出来ず、燃料を
無駄に使用する欠点があった。
また、前記熱電対6が故障すると信号を発信しなくなる
のでタイマーが作動しなくなり、その為に焼却炉の運転
を停止すべきとき‘こ自動的な停止が不能になるのであ
る。
そこで本発明は、上記欠点を解消し、熱電対を使用しな
いで焼却炉の運転を確実に自動的に停止させると共に、
自動停止手段を作動してから一定時間経過すると完全に
停止する焼却炉を提供することを目的とするものである
以下、本発明に係る焼却炉を説明する。
本発明に係る煉却炉の構成は、熱電対6,10が省略さ
れた点及び焼却炉の運転を自動的に停止させるための自
動停止制御系が異なる点を除いて第1図に示した従来例
と全く同一である。
そこで自動停止制御系についてのみ説明し、他の構成は
第1図に示した従来例のものを援用する。
第3図は本発明に係る焼却炉の自動停止制御系の一実施
例を示すもので、電源12は時間T,(投入ドアー2を
閉じてから一次燃焼室1内の被焼却物がほぼ燃焼するま
での所要時間)に予め設定された第一のタイマー14を
介して燃料供給制御手段1 5に接続されると共に「
時間T2(被焼却物の燃焼後、焼却炉をほぼ常温に空冷
するまでの所要時間)に予め設定された第二のタイマー
16を介して燃焼用空気供給手段17に接続されている
また、電源12は第一のタイマー14及び作動手段18
を経て上側空気供給制御手段19にも接続されている。
一方、自動停止電磁スイッチ等の自動停止手段13は第
一のタイマー14と作動手段18に接続されており、自
動停止手段13の操作出力信号に応じて第一のタイマー
14の作動を開始すると同時に、作動手段18も作動し
て第一のタイマー14から上側空気供給制御手段19へ
の電力供給が行なわれる様になっている。第一のタイマ
ー16は「また、第一のタイマー14に連絡されており
、第一のタイマー14の設定時間後の出力信号に応答し
て作動を開始する様に構成されている。ここで、燃料供
給制御手段15、燃焼用空気供給手段17及び上側空気
供給制御手段19は、それぞれ二次燃焼室7に配設され
たバーナー9への燃料供給管路中に設けたソレノィド制
御弁、燃焼用空気を供給するためのモーター駆動ブロア
ー5及び一次燃焼室1に配設された上側空気供給口4へ
の空気供給管路中に設けたソレノィド自動弁V2等で構
成されるものであり、作動手段18は電磁応敷スイッチ
等から構成されるものである。
次に第3図に示した様な自動停止制御系を備えた本発明
に係る焼却炉の運転について説明する。先ず、投入ドア
2を開いて一次燃焼室1に被焼却物を投入し、ブロアー
5を作動して炉床ダクト3及び上側空気供給口4に燃焼
用空気を供給する。その後バーナー9を点火して二次燃
焼室7の室温を上昇させる。二次燃焼室7の室温が上昇
すると、点火装置を作動して一次燃焼室1内の被焼却物
を点火し、被焼却物の燃焼が開始される。被焼却物が燃
焼した後には又空間ができるので、焼却運転中に投入ド
ア−2を開いては被焼却物の補充投入を繰り返えし、焼
却熱を有効に利用する。その反面一次燃焼室内には不燃
物と灰とが逐次蓄積されて、被焼却物の補充投入量を減
じさせ、燃焼活動も衰えて来て焼却が緩慢になる。そこ
で一次燃焼室1内に蓄積された不燃物と灰とを排除する
ために焼却炉の運転を停止する。焼却炉の運転を停止さ
せる時は、被焼却物を投入補充して投入ドアー2を閉じ
た後に、自動停止手段13を操作する。
運転停止時の焼却炉の作動状態は第5図に示されている
。自動停止手段13が操作されると、第一のタイマー1
4の作動が始まると共に作動手段i8も作動する。第一
のタイマー14が作動されても、設定時間T,の間は電
源1 2から燃料供給制御手段15への電力供給は継続
され、従って二次燃焼室7のバーナー9への燃料供給も
継続される。
しかし設定時間T,が経過すると、第一のタイマー14
の働きにより電源12から燃料供給制御手段15へは電
力が供給されなくなり、二次燃焼室7のバーナー9への
燃料供給は停止される。また、第一のタイマー14が作
動されても設定時間T,の間は電源12から第一のタイ
マー14を経て作動手段18への電力供給は継続される
が、設定時間T,が経過すると作動手段18には電力が
供給されなくなる。
従って、自動停止手段13の操作に応答して作動手段1
8が作動されると、直ちに電源12から第一のタイマー
14及び作動手段18を経て上側空気供給制御手段19
へ電力が供給され、一次燃焼室1の上側空気供給口4へ
の燃焼用空気の供給を停止する。しかし設定時間T,が
経過すると、第一のタイマー14の働きにより電源12
から上側空気供給制御手段19へは電力が供給されなく
なり、一次燃焼室1の上側空気供給口4への燃焼用空気
の供給を再開する。即ち、一次燃焼室1の上側空気供給
口4への燃焼用空気の供給は設定時間T,の間中断され
ることになる。一方、第二のタイマー16は、設定時間
T,経過後第一のタイマー14からの指令信号に応答し
て作動を開始する。
第二のタイマー16が作動されても設定時間m2の間は
電源12から燃焼用空気供給手段17への電力供給は継
続され、燃焼用空気供給手段17の運転は継続される。
しかし設定時間Lが経過すると、第二のタイマー16の
働きにより電源12から燃焼用空気供給手段17へは電
力が供給されなくなり、燃焼用空気供給手段17の運転
は停止される。このことは、自動停止手段13の操作後
T,十T2時間経過すると、一次燃焼室1の炉床ダクト
3への燃焼用空気の供給が停止されることを意味すると
同時に、一次燃焼室1の上側空気供給口4への燃焼用空
気の供給も再び停止されることを意味する。前記焼却炉
は被焼却物を操り返えし補充投入して燃焼運転を継続し
、一次燃焼室内に灰や不燃物が貯まると、運転を停止し
て燃焼室内の灰や不燃物を除去するのであるから、焼却
炉の熱効率が高くなる。
運転停止しようとするときは、一次燃焼室1の蓄積灰分
が多く、被焼却物の補充没入量が少量となって、可燃分
率が低いので、炉床ダクト3から供給する燃焼用空気の
みで十分であり、このようにすると蓄積灰中の可燃ガス
も押し出されるので、一定時居中,を設定しておけば、
一次燃焼室1内の可燃分をほぼ完燐できて、バーナー9
による燃焼促進が不要になる。その後は、蓄積灰の噴出
を抑制するように、炉床ダクト3を上側空気供給口4の
両方から分散して空気を供給し、L時間経過する間にほ
ぼ常温になるまで強制冷却をする。令却された焼却炉は
、灰や不燃物を取出し、炉内の内張り等を補修して、次
の焼却運転に備える。第4図は本発明に係る焼却炉の自
動停止制御系の別の実施例を示すもので、時間T,十T
2に予め設定された第二のタイマー16が自動停止手段
13の操作出力信号に直接応答して作動を開始する様に
構成されている点に於いて第3図に示した自動停止制御
系と相違している。
従って、自動停止手段13を操作すると、第一のタイマ
ー14、第二のタイマー16及び作動手段18の作動が
同時に始まり、第一のタイマー14の設定時間T,の間
は上側空気供給制御手段19が作動されて上側空気供給
口4への燃焼用空気の供給が中断される。
第一のタイマー14の設定時間可,が経過すると、上側
空気供給制御手段l9は作動解除されると共に燃料供給
制御手段15も作動解除されるから、上側空気供給口4
への燃焼用空気の供給を再開すると共にバーナー9への
燃料供給を停止する。その後T2時間経過すると第二の
タイマー16の働きにより燃焼用空気供給手段17の運
転が停止され、上側空気供給口4及び炉床ダクト3への
空気供給を止めて、焼却炉の運転を完了するのである。
以上の説明から明らかな様に、本発明に係る焼却炉は、
タイマーを使用して自動停止制御系を構成したので、熱
露対を省略しても、被焼却物を完焼することができて更
に炉体を冷却するから「自動停止手段の操作をして一定
時間後には確実に且つ、安全に焼却炉の運転を停止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の焼却炉の概略図、第2図はその作動状態
図、第3図は本発明に係る焼却炉の自動停止制御系の一
実施例のブロック図、第4図は同上の別の実施例のブロ
ック図、第5図は本発明に係る焼却炉の作動状態図であ
る。 1:一次燃焼室、3:炉床ブロア−、4:上側空気供給
口、5:ブロアー、9:バーナー、13:自動停止手段
、14:第一のタイマー、15:燃料供給制御手段、1
6:第二のタイマー、17:燃焼用空気供給手段、18
:作動手段、19:上腿空気供給制御手段。 才「図 才2図 才3図 才4図 才5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炉床部と上方部とに連通する燃焼用空気供給手段と
    投入ドアとを有する一次燃焼室とバーナーを備えた二次
    燃焼室とを竪方向に連結した焼却炉において、第1のタ
    イマーに前記バーナーの燃料供給制御手段を接続し、第
    2のタイマーに燃焼用空気供給手段を接続し、投入ドア
    ーを閉鎖した後に操作される自動停止手段に前記二つの
    タイマーと、上方空気の供給を中断させる作動手段とを
    応動する如く連結したことを特徴とする焼却炉。 2 第2のタイマーが第1のタイマーを経て自動停止手
    段に連結している特許請求の範囲第1項記載の焼却炉。 3 第1のタイマー及び第2のタイマーがそれぞれ直接
    自動停止手段に連結している特許請求の範囲第1項記載
    の焼却炉。4 上方空気供給制御手段を作動手段を介し
    て第1のタイマーに接続すると共に、前記作動手段を自
    動停止手段に連結した特許請求の範囲第1項又は第2項
    又は第3項記載の焼却炉。
JP9328078A 1978-07-31 1978-07-31 焼却炉 Expired JPS6038609B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9328078A JPS6038609B2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 焼却炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9328078A JPS6038609B2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 焼却炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5520359A JPS5520359A (en) 1980-02-13
JPS6038609B2 true JPS6038609B2 (ja) 1985-09-02

Family

ID=14078012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9328078A Expired JPS6038609B2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 焼却炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6038609B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59197716A (ja) * 1983-04-22 1984-11-09 Babcock Hitachi Kk 流動層燃焼装置の運転方法
JPS62147210A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Matsushita Electric Works Ltd 焼却炉
JP4825477B2 (ja) * 2005-09-21 2011-11-30 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベヤの内レッジ、乗客コンベヤ、乗客コンベヤの固定サポートの位置決め方法、並びに乗客コンベヤの固定サポート

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5520359A (en) 1980-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3669041A (en) Double combustion firing
JPS6038609B2 (ja) 焼却炉
KR100193547B1 (ko) 폐기물의 건류 가스화 소각 처리 장치
US3527177A (en) Smokeless and odorless domestic incinerators
JP3437951B2 (ja) 乾留ガス化燃焼装置の燃焼制御システム
JPH0443702Y2 (ja)
JP3091181B2 (ja) 焼却装置
JP2580964Y2 (ja) 薪燃焼兼用流体燃料燃焼装置
JPS6142033Y2 (ja)
JPS6113128B2 (ja)
JP2535274B2 (ja) 廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置
JPH0429223Y2 (ja)
JP3152588B2 (ja) 廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置
JP3057518U (ja) 蒸し焼式電気焼却炉
JPS6053809B2 (ja) ガス安全燃焼装置
KR100193694B1 (ko) 소각기
JPH08128617A (ja) 焼却装置
JPH05141638A (ja) 廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置
JP2000121014A (ja) ごみ焼却炉と炭焼窯の二つの機能を備えた単独の燃焼設備
JPH0221119A (ja) ゴミの焼却方法
JPH028652A (ja) 給湯風呂装置
JPH02247405A (ja) 固形燃料燃焼制御方法
JPH11241814A (ja) 焼却機の焼却バーナ制御方法
JPH11211049A (ja) 焼却機
JPH10253024A (ja) 焼却炉