JPH025214Y2 - - Google Patents

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JPH025214Y2
JPH025214Y2 JP1983203279U JP20327983U JPH025214Y2 JP H025214 Y2 JPH025214 Y2 JP H025214Y2 JP 1983203279 U JP1983203279 U JP 1983203279U JP 20327983 U JP20327983 U JP 20327983U JP H025214 Y2 JPH025214 Y2 JP H025214Y2
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garbage
basket
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JP1983203279U
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JPS60111833U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は家庭や事務所で使われる煙突を用い
る暖房用ストーブを利用した塵芥焼却器に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来暖房用ストーブの排気を加熱室に導びき、
加熱室に取付けた煮炊釜や焼物ロストルを用いて
調理用に供するもの(実公昭26−11381号公報参
照)が知られており、また塵芥焼却器としては焼
却器枠体内に塵芥入バスケツトを挿入し、バスケ
ツト内の塵芥に点火して燃焼させる装置(実公昭
48−39192号参照)が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
家庭用に用いられる専用の塵芥焼却器は焼却を
補助するバーナを備えておらず、塵芥は燃えやす
い紙などと一緒にバスケツトに入れて燃焼させる
ものである。この為家庭用の塵芥焼却器で湿つた
生ゴミを燃焼させることはできず、紙塵とか木ぎ
れなどの燃えやすいものに限定されており、塵芥
焼却器として充分な性能が得られなかつた。
また排気を加熱室に導びき煮炊するものは、加
熱室内に加熱手段を設けておらず、排気の熱によ
つて煮炊するものであるから煮炊性能は不満足な
ものであつた。
更に暖房用ストーブでは燃焼可能な発熱量が定
まつており、最大発熱量以上燃焼させれば異常燃
焼となり、完全に冷え切つた部屋を暖房するには
長時間必要であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は家庭で生れる塵芥を効率よく燃焼さ
せる塵芥焼却器に係るものであり、暖房用ストー
ブと組合せて使用され、塵芥の他に固体燃料を使
用でき、煮炊器としての働きと暖房効率の向上を
計ることができるものである。
即ち、実施例である図に示す如く6は石油を燃
料とするポツト式バーナを備えた暖房用ストー
ブ、7は該暖房用ストーブ6の枠体側壁に形成し
た排気口であり、通常の暖房器としての使用法で
は直接排気口7に煙突8が連結されている。1は
側壁に排気導入口2を形成した箱体、11は箱体
1の脚であり、該脚11の長さは暖房用ストーブ
6の排気口7と箱体1の排気導入口2とが対向接
続する長さに設定してある。4は箱体1上部に形
成した開閉口、5は開閉口4から箱体1内に装着
する塵芥焼却バスケツトであり、該塵芥焼却バス
ケツト5は側壁に多数の小孔があけられ、開閉口
4を開いて箱体1内に挿入取付けられる。3は箱
体1に形成した煙突取付口であり、実施例では箱
体1の排気導入口2の反対側に位置しており、塵
芥焼却器を用いない時の煙突8等の排気設備がそ
のまま使用することができる。9は暖房用ストー
ブ6の燃焼空気送風フアン・油量調節器等を内装
する制御箱、10は箱体1に設けた係止具であ
り、排気口7と排気導入口2とが接続した箱体は
係止具11によつて暖房用ストーブ6に係合し、
外れないようにしてある。
〔作用の説明〕
この考案の箱体1は従来からある暖房用ストー
ブ6の排気口7と煙突8との接続部の間に直接取
付けられるものであり、具体的には排気設備が建
物に直接固設してある時には暖房用ストーブ6の
設置位置を箱体1のスペースだけ移動すれば、た
だちに塵芥焼却器が構成できるものである。
塵芥焼却バスケツト5に塵芥を投入し、開閉口
4を開いて箱体1内に塵芥焼却バスケツト5を挿
入して開閉口4を閉ざせば、塵芥焼却が可能とな
る。そして暖房用ストーブ6の燃焼を開始すると
高温度の燃焼排ガスは排気口7から箱体1内に流
入し、箱体1内の塵芥を高温度にさらした後煙突
8によつて排気される。
この時の燃焼排ガス温度は200℃以上であるか
ら塵芥バスケツト5内に生ゴミが入つていても排
気ガスは塵芥バスケツト5の小孔から生ゴミに直
接触れて加熱し、該生ゴミの水分は煙突から排出
されて乾燥状態となり、やがて引火燃焼を開始す
る。この燃焼熱は箱体1の開閉口4を加熱し、ま
た箱体1の壁面の温度を高めるものである。
また塵芥バスケツト5内に固体燃料を投入して
マツチ等で着火すれば、暖房用ストーブ6の点火
直後であつて高温の燃焼排ガスが得られない時で
も塵芥バスケツト5内で燃焼を行うことができ、
暖房用ストーブ6の能力以上の燃焼量で室内暖房
が可能となつた。
一方塵芥が燃焼した時発生した灰はバスケツト
5の底に残つて箱体1内をよごすことなく、塵芥
が燃えてしまつた後で焼却バスケツト5を箱体1
から取出して任意の場所へ灰を捨てることができ
るものである。
〔効果の説明〕
以上の様にこの考案では暖房用ストーブ6の排
気熱を利用して塵芥を加熱燃焼させるものである
から、従来の塵芥だけを燃焼する家庭用塵芥焼却
器と比べて水分の多い生ゴミであつても確実に焼
却できるようになり、塵芥が燃焼時発生する燃焼
排ガスは煙突8で室外へ排出されるので非常に衛
生的である。
また塵芥を燃焼している間は箱体1から室内へ
放熱されて暖房に供することができ、暖房用スト
ーブ6の発熱量を絞つても一定の暖房能力が得る
ことができ、省エネルギーの効果がある。
更に塵芥焼却バスケツト5は固体燃料を投入し
て燃焼させることができ、寒冷地などでは点火直
後に暖房用ストーブ6は最大燃焼量以上の発熱量
で室内を暖房することができ、急速に室内を暖め
ることができるようになつた。
また塵芥バスケツト5内に固体燃料や塵芥を投
入して燃焼している間は箱体1の開閉口4が高温
度に加熱されており、暖房用ストーブ6の発熱量
を絞つた時にも開閉口4に載架した煮炊具を効果
的に加熱できるようになつたものであり、箱体1
と焼却用バスケツト5とを組合せる簡単な構造に
もかかわらず優れた実用性能が得られたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案品の断面図である。 1……箱体、2……排気導入口、3……煙突取
付口、4……開閉口、5……塵芥焼却バスケツ
ト、6……暖房用ストーブ、7……排気口、8…
…煙突、11……脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体の側壁に煙突8と接続する排気口7を形成
    した暖房用ストーブ6に於て、上方に開閉口4を
    有し、側壁に排気導入口2を形成した箱体1を設
    け、該箱体1には脚11を取付けて前記暖房用ス
    トーブ6の排気口7と箱体1の排気導入口2とを
    対向接続すると共に、側壁に多数の小孔をあけた
    有底の塵芥焼却バスケツト5を設け、前記箱体1
    の開閉口4から箱体1内に塵芥焼却バスケツト5
    を挿入し、かつ箱体1には煙突取付口3を形成し
    たことを特徴とするストーブ用塵芥焼却器。
JP20327983U 1983-12-28 1983-12-28 ストーブ用塵芥焼却器 Granted JPS60111833U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20327983U JPS60111833U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ストーブ用塵芥焼却器

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JP20327983U JPS60111833U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ストーブ用塵芥焼却器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111833U JPS60111833U (ja) 1985-07-29
JPH025214Y2 true JPH025214Y2 (ja) 1990-02-08

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ID=30765692

Family Applications (1)

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JP20327983U Granted JPS60111833U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ストーブ用塵芥焼却器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839192U (ja) * 1971-09-13 1973-05-15
JPS492891A (ja) * 1972-04-21 1974-01-11

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JPS4715377U (ja) * 1971-03-20 1972-10-23
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JPS60111833U (ja) 1985-07-29

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