JP3119032U - ペレットストーブ - Google Patents

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豊 下谷
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Abstract

【課題】筐体が熱くならないために火傷の心配が無く小型で排気温度が低く、集合住宅を含む一般家庭で使用可能で完全燃焼により灰の少ないペレットストーブの提供。
【解決手段】排気系を含む燃焼室全体を、熱交換器に送られる空気の流路によって包むことにより、筐体への熱伝導を防ぐとともに、燃焼室外壁が高温になっても良いので小型化できる。
燃焼室上部に、火炎によって加熱された鉄板に、未燃焼部を含む灰が接近することにより再度引火し、完全燃焼させることによって灰を少なくすることを可能とした。
【選択図】図1

Description

本考案は燃焼室及び燃焼ガスの流路の外側全体に送風ファンによる空気の流路を設け、熱交換の効率を良くしたこと及び熱交換の効率を良くしたことにより小型化できることを特徴とするペレットストーブの構造に関する。
間伐材や製材の廃材などを使用した木質系燃料は、化石燃料と比べ森林として再生可能であり、SOxなどの有害物質を出さない等、環境への負担が少ない燃料として注目されている。
木質系燃料を使用した暖房器具としては、古くから使用されているだるまストーブなど、使用方法が労働集約的であり、火炎が大きいことから器具が大型であって、教室などの広い空間に適するが一般家庭では大き過ぎる。また輻射熱を利用するために器具そのものを過熱するので火傷の危険が大きく、特に室内犬、猫などの居る家庭では使用できないといった欠点がある。
このような欠点を解決するものとして、粉砕した木材を粒状に固めたペレットと呼ばれる固形燃料を使用する暖房器具が登場した。特開2004−316997の物は燃料タンクと供給装置及び燃焼室への強制吸気ファンを備え、労働集約的な要素は解決できたが器具そのものを加熱するため一般家庭のような狭い空間には適さず、火傷の危険も解決されていない。
近年化石燃料を使用した強制給排気(FF)を備えた暖房器具が増加しており、同様の機構を持つペレットストーブとして特開2004−138257があるが、火炎の大きな木質系燃料の場合は大きな燃焼室を必要とし、結果として筐体も大型とせざるを得ない。また熱交換器直上に天板があるため、以前のものほどではないが天板が熱くなり排気温度も高くなるため、一般家庭、特に集合住宅には使用しにくい。
特開2004−316997号 特開2004−138257号
小型で一般家庭、集合住宅に適したペレットストーブを提供する。
筐体が熱くならず、乳幼児が不用意に接触したり、室内犬、猫などが天板に乗っても火傷の危険が少ないペレットストーブを提供する。
本考案の請求項1記載のペレットストーブは、燃焼ガス排気系を含む燃焼室全体を、温風用のファンにより熱交換器に送られる空気の流路で包むことにより、輻射熱として放出される熱を熱交換器の予備加熱として利用し、排気系の熱も予備加熱として利用することにより、熱効率を向上させるとともに排気温度が低くなることを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載のペレットストーブは、小型化された燃焼室外壁が高温になっても、熱交換器に送られる空気の流路より外側は高温にならないために、ストーブ全体を小型化できることを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載のペレットストーブは、小型化された燃焼室上部に、火炎によって加熱される鉄板を有し、未燃焼部を含む灰が舞い上がっても、この鉄板に接触または接近することにより再度引火し、完全燃焼させ、灰を少なくすることが出来ることを特徴とするものである。
本考案のペレットストーブは、小型で排気温度が低く灰が少ないため、一般家庭、特に集合住宅にも適するものである。
本考案のペレットストーブは筐体が熱くならないため乳幼児、ペットの火傷の心配が少ない。
現代の住宅事情に適合し、安全で環境にやさしい性能を小型の筐体に凝縮したものである。
本考案によるペレットストーブの一例を図1を用いて説明する。
燃料供給及び灰の排出系統を説明する。ペレットタンクの蓋7をあけて燃料のペレットをペレットタンク2に供給する。燃料のペレットは供給装置6、シュート8を通り燃焼ポット11に供給される。
燃焼ポットは下から空気が供給されるためペレットより軽い灰は舞い上がる。このとき灰に未燃焼部分を含む場合は火炎によって高温になった鉄板14に接近し、再度引火して完全に燃焼する。ほぼ完全な無機質となった灰は燃焼ポットの左右を通って燃焼ポットの下の灰受け21に溜まる。
次に燃焼ガスの給排気系について説明する。排気ファン4によって燃焼室は常に負圧となっており、筐体後部の空気は吸気管20を通って燃焼ポット11の下部から燃焼ポットを吹き上げる。排気は熱交換器23の外側を通って前スクリーン12後スクリーン13の間を通り灰受け21の後方で残った灰を落とし、排気ファン4によって外部に排出される。このときの排気温度は200度以下である。この一連の流を図2(正面図)図3(平面図)に示す。
送風系について説明する。送風ファン5によって筐体内の空気は後スクリーン13の後方に供給され、筐体と燃焼室の隙間を通り上昇して熱交換器の上に達し、熱交換器の上を通って熱交換器の後方に至る。この間に燃焼室の壁を冷却するとともに筐体への熱伝導を防ぐ。最後に熱交換器を通り前方へ吹き出す。この空気の流れを図4(正面図)及び図5(平面図)に示す。
本考案のペレットストーブは小型で安全であり、集合住宅を含む一般家庭において、化石燃料を使用した暖房器具を含め、強制給排気を備えた暖房器具の選択肢の一つとなりうる。または化石燃料を使用した暖房器具の代替に使用することが可能であり、将来的には大量生産によって安価に提供可能である。
本考案の実施の一形態によるペレットストーブの正面図である。 燃焼ガス給排気系の流れを示した正面図である。 燃焼ガス給排気系の流れを示した平面図である。 送風系の空気の流れを示した正面図である。 送風系の空気の流れを示した平面図である。
符号の説明
1 筐体
2 ペレットタンク
3 貯蔵されている燃料のペレット
4 排気ファン
5 送風ファン
6 ペレット供給装置
7 ペレットタンクの蓋
8 ペレットシュート
9 火炎
10 燃焼ポット受け
11 燃焼ポット
12 前スクリーン
13 後スクリーン
15 外扉

Claims (3)

  1. 本体前側に燃焼ポットを備えた燃焼室を有し、温風を前方に吹き出すための熱交換器を燃焼室上方に備え、後方に温風を吹き出すための送風ファンと、燃焼ガスを屋外に排出するための排気ファンを設け、その上方に燃料のペレットを収納するペレットタンクを設け、ペレットタンクの下に燃料供給機構を有する構造のペレットストーブで、燃焼室及び燃焼ガス排気系の外側全体を送風ファンによって送り込まれた空気で満たし、その空気を最後に熱交換器を通すことによって熱効率を向上させるとともに排気温度が低くなることを特徴としたペレットストーブ。
  2. 請求項1記載のペレットストーブで、熱交換効率向上により、送風系を含む燃焼系全体を小型化して燃焼室外壁が高温となっても、燃焼系の外部への熱伝導が少なくなり、小型化を可能としたことを特徴とするペレットストーブ。
  3. 請求項1記載のペレットストーブで、小型化された燃焼室を有し、燃焼室上部にペレットの燃焼による火炎で加熱される鉄板を有し、燃焼ポットから吹き上げられた未燃焼部分を含む灰がこの鉄板に接触または接近することによって再度引火することにより、完全燃焼させ、熱効率が良くなるとともに灰が少なくなることを特徴としたペレットストーブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0892954A (ja) * 1994-09-21 1996-04-09 Giken Seisakusho Co Ltd 杭装置及びその施工方法

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