JPH0616277U - はし袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 透明の細長いポリプロピレンフィルムを縦長
に二つ折りにし、縦長側縁を圧着して閉じ、割ばし１を
収納し、両端縁を圧着してはし袋２を形成している。 【効果】 シミ、汚れ等が付かず、収納されている割ば
しの品質・種類等を確認することができ、自動包装機で
包装することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、割ばしのはし袋に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、割ばしを収納する両端を閉じた細長い紙シートおよびポリエチレンシー トのはし袋は一般的に知られており、市場に多く出回っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述の紙シートのはし袋は、水分等が付着した場合に水分等を吸収し、シミ、 汚れ等となり、不衛生に見えるという欠点がある。

【０００４】 また、ポリエチレンシートのはし袋は、水分等を吸収することはないが、シー ト自体に腰がないため自動包装機に掛けることができず、包装を完全自動化でき ないという欠点がある。従って、現在では手作業で包装しているため非能率的で ある。

【０００５】 さらに、紙シートおよびポリエチレンシートは色彩を伴うため（ポリエチレン シートは乳白色）、はし袋の中を見通すことができず、中に収納されている割ば しの品質・種類等を直接確認することができないという欠点がある。

【０００６】 本考案の目的は、シミ、汚れ等が付かず、中に収納されている割ばしの品質等 を確認でき、自動包装機で包装することのできるはし袋を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は、透明の細長いポリプロピレンフィルムを縦長に二つ折りにし、縦長 側縁を圧着して閉じ、割ばしを収納し、両端縁を圧着したことを特徴としている 。

【０００８】

【実施例】

次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。

【０００９】 図１は、本考案のはし袋に割ばしを収納した状態を示す正面図である。図１に 示すはし袋２は、透明の細長いポリプロピレンフィルムを縦長に二つ折りにし、 縦長側縁を圧着して閉じ、割ばし１を収納し、両端縁を圧着して形成されている 。はし袋２の両端縁の圧着部４には、はし袋２を破って中に収納した割ばし１を 取り出すための切り込み３が設けられている。

【００１０】 なお、はし袋２の中には、割ばし１のほかに、つまようじが収納されることが あるものとし、切り込み３は、縦長側縁の圧着部４に設けられることがあるもの とする。

【００１１】 また、本実施例では、二つ折りしたポリプロピレンフィルムの縦長側縁および 両端縁を圧着してはし袋を形成しているが、縦長側縁および両端縁を融着しては し袋を形成してもよい。

【００１２】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、ポリプロピレンフィルムが水を吸収しないため 、シミ、汚れ等が付かず、見た目にも美しく、衛生的であり、また、ポリプロピ レンフィルムが透明であることから、中に収納された割ばしの品質等を直接確認 することができ、さらに、ある程度の腰があることから自動包装機に掛けること ができ、包装の完全自動化を可能にするという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のはし袋に割ばしを収納した状態を示す
正面図である。

【符号の説明】

１ 割ばし ２ はし袋 ３ 切り込み ４ 圧着部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】透明の細長いポリプロピレンフィルムを縦
   長に二つ折りにし、縦長側縁を圧着して閉じ、割ばしを
   収納し、両端縁を圧着したことを特徴とするはし袋。