JPH0616266A - 給紙装置における分離爪退避機構 - Google Patents

給紙装置における分離爪退避機構

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JPH0616266A
JPH0616266A JP33525191A JP33525191A JPH0616266A JP H0616266 A JPH0616266 A JP H0616266A JP 33525191 A JP33525191 A JP 33525191A JP 33525191 A JP33525191 A JP 33525191A JP H0616266 A JPH0616266 A JP H0616266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
claw
print medium
receiving plate
release lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP33525191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Ikeda
由人 池田
Kenji Kohara
憲司 古原
Yasuo Motohashi
靖夫 本橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Orient Watch Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Orient Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Orient Watch Co Ltd filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP33525191A priority Critical patent/JPH0616266A/ja
Publication of JPH0616266A publication Critical patent/JPH0616266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字媒体をホッパーにセットする際の操作性
の向上をはかる、とともに装置のコンパクト化をする。 【構成】 ホッパーにレリースレバー1を取り付けた。
レリースレバーと爪レバー2の間に中間レバー3を取り
付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、堆積された印字媒体を
1枚ずつ分離する分離爪を備えた給紙装置における分離
爪退避機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給紙装置は、分離爪を設けて印字媒体の
座屈を利用し、堆積した印字媒体を1枚ずつ分離する手
段と、厚紙など腰の強い印字媒体を斜面により分離する
手段とを両方備えている。
【0003】印字媒体を斜面により分離する場合は分離
爪を退避させなければならない。
【0004】従来、分離爪を退避する機構は、印字媒体
を堆積するスライダ104と、スライダ104に軸支
し、回転操作により用紙圧板を給紙ローラから引き離
し、印字媒体の補給を可能とさせるレリースレバー10
1と、スライダ104に軸支し回転操作をする分離爪レ
バー102と、分離爪レバー102の爪部102aを印
字媒体に押圧する方向に力が働いているコイルバネ10
9とを有していた(図4)。
【0005】印字媒体をホッパーに供給する場合、分離
爪レバーが受板から離れている状態で、印字媒体の供給
をすると、第4図のように印字媒体が受板104bから
外れ重送の原因となるので、分離爪を受板に押圧した状
態にして印字媒体の供給を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような分
離爪退避機構では、レリースレバーと分離爪レバーが別
々であるので、印字媒体をスライダに供給する場合、用
紙圧板を給紙ローラから引き離すレリースレバーの操作
と、分離爪を受板に押圧する操作または確認を必要と
し、操作性が悪かった。また、レリースレバーと分離爪
レバーの干渉防止のため、装置が大きくなる欠点があっ
た。
【0007】そこで、本考案では、上記欠点に鑑み操作
性の向上および装置のコンパクト化を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の分離爪退避機構においては、堆積された印
字媒体の横方向を規制する側壁部材と、印字媒体の下面
を規制する受板と、印字媒体を給紙ローラに押圧する用
紙圧板とからなる一対のホッパー部材と、前記用紙圧板
を前記給紙ローラから引き離し印字媒体の供給を可能と
させるレリースレバーと、印字媒体を分離する爪部を有
する爪レバーと、前記レリースレバーと前記爪レバーを
連動させる中間レバーと、前記レリースレバーの前記爪
レバーを受板に押圧する方向に付勢するバネとを有して
いる。
【0009】用紙圧板は給紙ローラへ印字媒体を押圧
し、爪部はバネによって受板に押圧しており、レリース
レバーの操作が、用紙圧板を給紙ローラから引き離すこ
と、または、爪部を受板から引き離すものである。
【0010】
【作用】このように構成された分離爪退避機構におい
て、腰の弱い印字媒体を使用していた状態から用紙を供
給する状態にするには、レリースレバーの操作をするこ
とによって、用紙圧板を給紙ローラから引き離し、印字
媒体の供給を行う。
【0011】また、腰の強い印字媒体を使用していた状
態から印字媒体を供給する状態にするには、レリースレ
バーの操作をすることによって、用紙圧板を給紙ローラ
から引き離し、かつ、カム1eと中間レバー3との係合
をはずすことによって、爪レバー2の爪部がコイルバネ
9のバネ力によりスライダ4の受板4bに押圧された状
態にでき、印字媒体の供給を行う。
【0012】以上の動作を行うことにより目的を達成で
きる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は、ホッパーの実施例を示す側断面図
である。
【0015】給紙装置には、左右にサイドフレーム(図
示していない)があり、左右のサイドフレームに軸13
の左右の端部をそれぞれ固着している。軸13には、一
対のホッパーが移動可能に取り付けられている。
【0016】ホッパーには、単票用紙を堆積するスライ
ダ4がある。スライダ4には単票用紙の横端を規制する
側壁部材4aと、単票用紙の下端を支える受板4bとが
ある。単票用紙は、側壁部材4aと、受板4bと、単票
用紙の後部を支える用紙圧板11によって支持されてい
る。
【0017】用紙圧板11は、軸13に揺動可能に軸支
し、図示していないコイルバネによって、単票用紙を送
り出す給紙ローラ12に押圧する方向に付勢している。
【0018】スライダ4の側壁部材4aには穴4dがあ
り、用紙圧板11の突片11aが穴4dを通って突き出
ている。スライダ4には、スライダ4の側壁部材4aに
レリースレバー1と、分離爪レバーと、中間レバー3が
それぞれ軸5、軸7、軸6に軸支している。
【0019】スライダ4の側壁部材4aには、レリース
レバー1の停止した位置を決めるための軸8がある。
【0020】レリースレバー1には、用紙圧板11の突
片11aを押し動かす偏心状のカム部1fと、軸8に係
合しレリースレバーの位置を決めるカム部1c、1d
と、中間レバー3と係合し、中間レバー3と係合するた
めのカム部1eがある。
【0021】分離爪レバー2には、単票用紙を1枚ずつ
分離する爪部2aがある。また、分離爪レバー2の他端
は、中間レバー3と係合する。爪レバー2は、爪部2a
を受板4bに押圧する方向に力が働いている。
【0022】次に動作について説明する。
【0023】図1は、ホッパーに単票用紙を供給するた
めのレリース状態を示したホッパーの側面図である。レ
リースレバー1の偏心状のカム部1fが、用紙圧板11
の突片11aを押圧し、ホッパーに単票用紙を供給でき
る状態になっている。爪レバー2は、ねじりコイルばね
9によってスライダー4の受板4bに押圧している。図
2は爪部2aを用いた単票用紙の分離をする状態を示
す。レリース状態から爪部2aを用いた単票用紙の分離
をする状態にするには、レリースレバー1を回動し、偏
心状のカム部1fが、用紙圧板11の突片11aの押圧
を解除し、カム部1cを軸8に係合させる。このとき、
爪レバー2は、受板4bに押圧したままの状態にある。
【0024】単票用紙は、給紙ローラ12を回転させ
て、爪レバー2の爪部2aで1枚ずつ分離する。
【0025】図3は、印字媒体を斜面4cで分離する状
態を示している。
【0026】はがきや封筒のように腰の強い印字媒体を
用いる場合には、図1のレリース状態にして、腰の強い
印字媒体をセットする。レリース状態から斜面4cを用
いた印字媒体の分離をする状態にするには、レリースレ
バー1を回動し、偏心状のカム部1fが、用紙圧板11
の突片11aの押圧を解除し、レリースレバー1のカム
部1dを軸8に係合させる。このとき、レリースレバー
1のカム部1eが、中間レバー3と係合し、中間レバー
3を回動させる。中間レバー3の回動は、爪レバー2を
回動し、爪レバー2の爪部2aは受板4bから引き離さ
れる。
【0027】用紙は、給紙ローラ12を回転させて、斜
面4cで1枚ずつ分離する。
【0028】このように、ホッパーに印字媒体をセット
する状態にするには、レリースレバー1の操作だけで可
能であり、そのときには、爪レバー2の爪部2aは必ず
受板4bに押圧しており、印字媒体が斜面4cの方向に
滑り落ち、給紙をするさいに重送することがない。
【0029】また、爪レバー2の爪部2aにより印字媒
体を分離する状態にするのも、斜面4cにより印字媒体
を分離する状態にするにも、レリースレバー1の操作だ
けでできる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、分離爪レ
バーを廃止し、給紙ローラから引き離し印字媒体の供給
を可能とさせるレリースレバーと連動させることにより
操作性の向上と装置の省スペース化をはかることが実現
できた。また、印字媒体をセットする時の受板からの外
れによる重送を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホッパーの実施例を示す側断面図であ
る。
【図2】本発明のホッパーの実施例を示す側断面図であ
る。
【図3】ホッパーの実施例を示す側断面図である。
【図4】ホッパーの従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 レリースレバー 2 爪レバー 2a 爪部 3 中間レバー 4 スライダー 4a 側壁部材 4b 受板 4c 斜面 9 ねじりコイルバネ 10 印字媒体 11 用紙圧板 12 給紙ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本橋 靖夫 東京都日野市日野347番地 オリエント時 計株式会社日野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堆積された印字媒体の横方向を規制する
    側壁部材と、印字媒体の下面を規制する受板と、印字媒
    体を給紙ローラに押圧する用紙圧板とからなる一対のホ
    ッパー部材と、前記用紙圧板を前記給紙ローラから引き
    離し印字媒体の供給を可能とさせるレリースレバーと、
    印字媒体を分離する爪部を有する爪レバーと、前記レリ
    ースレバーと前記爪レバーを連動させる中間レバーと、
    前記爪レバーを受板に押圧する方向に付勢するバネとを
    有し、用紙圧板は給紙ローラへ印字媒体を押圧し、爪部
    はバネによって受板に押圧しており、レリースレバーを
    操作し、用紙圧板を給紙ローラから引き離すこと、また
    は、爪部を受板から引き離すことを特徴とする給紙装置
    における分離爪退避機構。
JP33525191A 1991-12-18 1991-12-18 給紙装置における分離爪退避機構 Pending JPH0616266A (ja)

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JP33525191A Pending JPH0616266A (ja) 1991-12-18 1991-12-18 給紙装置における分離爪退避機構

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JP (1) JPH0616266A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0615937A2 (en) * 1993-03-15 1994-09-21 Nec Corporation Sheet feeder
US8020853B2 (en) * 2007-02-27 2011-09-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and sheet feeding apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0615937A2 (en) * 1993-03-15 1994-09-21 Nec Corporation Sheet feeder
EP0615937A3 (en) * 1993-03-15 1994-11-30 Nec Corp Sheet feeder.
US8020853B2 (en) * 2007-02-27 2011-09-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and sheet feeding apparatus

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