JPH0616255U - 燃料タンクの注入口蓋 - Google Patents

燃料タンクの注入口蓋

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JPH0616255U
JPH0616255U JP5499592U JP5499592U JPH0616255U JP H0616255 U JPH0616255 U JP H0616255U JP 5499592 U JP5499592 U JP 5499592U JP 5499592 U JP5499592 U JP 5499592U JP H0616255 U JPH0616255 U JP H0616255U
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JP
Japan
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fuel tank
inlet
injection port
lid
string
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Pending
Application number
JP5499592U
Other languages
English (en)
Inventor
亮二 座間
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 小松ゼノア株式会社 filed Critical 小松ゼノア株式会社
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Publication of JPH0616255U publication Critical patent/JPH0616255U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクの注入口蓋の脱落防止用の紐等を
注入口蓋内および注入口内に装着して、注入口蓋の着脱
作業を容易にする。 【構成】 注入口蓋37の内部に凹形の筒体41を設
け、注入口33から燃料タンク31内に挿入して係止さ
れる係止体55に一端を連結する紐体57の他端を筒体
41の底部61に回動自在に係合し、筒体41の側壁
に、逆止弁53を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジンの燃料タンクの注入口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料タンクの注入口蓋には脱落防止のため紐、バンド、鎖等の紐体によ って注入口に連結されていた。一般に注入口蓋は注入口の外径に螺合し、中心部 に通気孔が設けられ、逆止弁(ブリーザー弁)またはフィルターを内蔵している ので、従来は紐体は図2に示すように注入口蓋の外部と注入口の外部とを連結し ていた。このため注入口蓋の着脱の際に、この紐体が作業の邪魔になり、また損 傷のおそれがあり、外観上も好ましくなかった。すなわち、図2は従来例を示す もので、燃料タンク1の注入口3には、外径に形成されたねじ5に注入口蓋7が 螺合している。注入口蓋7の中心には通気孔9が開口し、通気孔9を覆ってスポ ンジ等の多孔性材料よりなるフィルター11が、開口部に鍔部13を備えた凹形 の合成樹脂の筒体15内に支持されている。筒体15はパッキン17を介して注 入口3の端面に挟持され、内方向に設けた底部18には通気用の小孔19が開口 している。注入口蓋7の外面中心には、根元外周に溝部21を設けた突起23が 形成され、溝部21に係合する係合孔25を備えた合成樹脂製の連結バンド26 の他端に形成された環部27は注入口3の外径に設けた溝部29に係合している 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は注入口の外部と注入口蓋の外部とを連結する脱落防止用の連結バンド を注入口蓋の内部と注入口の内部を通過させ、注入口蓋の着脱の際の障害を防止 しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、注入口蓋の内部に開口端部を係合し、内方向端部に底部を設けた凹 形の筒体を設け、注入口から燃料タンク内に挿入して係止される脱落防止用の係 止体に一端を連結する紐体の他端を筒体の底部に回動自在に係合し、筒体の側壁 に、燃料タンクの方向にのみ連通する逆止弁を設けたものである。
【0005】
【作用】
組み付けに際しては、紐体の端部の係止体を注入口から燃料タンク内に押し込 んで係止し、他端を、たとえば紐体の他端に形成した球状体を筒体の底部の係止 孔に押圧して挿入して紐体と筒体を連結する。脱落防止用の紐体等はすべて注入 口蓋と注入口の内部に隠されるので、注入口蓋を回動させる際に手先が触れる等 の支障を生じない。しかも逆止弁を筒体の側壁に設けたので筒体がコンパクトと なり、取り付けも容易となるものである。
【0006】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例について詳細に説明する。図1において、 燃料タンク31の注入口33には、外径に形成されたねじ35に注入口蓋37が 螺合している。注入口蓋37の中心には通気孔39が開口し、通気孔39の内方 を囲って凹形の合成樹脂製の筒体41の開口端部が注入口蓋37の内面に突出す る円筒部43に係合し、開口端部の鍔部45は注入口蓋37の内ねじ47の末端 部に係止された環状のゴム製のパッキン49を介して注入口蓋37の端面に締め 付けられる。筒体41の側壁に設けた取付孔51には燃料タンク31方向にのみ 連通するゴム製の逆止弁53が係合している。
【0007】 注入口33から燃料タンク31内に押し込んで内部に係止させる脱落防止用の 適宜形状の係止体55は合成樹脂で形成され、この係止体55に一端を連結して 一体に形成された断面円形の紐体57の他端には球状体59が一体に形成されて いる。
【0008】 球状体59は筒体41の底部61の中央に開口する係止孔63に回動自在に押 し込んで挿入する形状に形成されている。
【0009】 注入口蓋37を着脱するには、注入口蓋37の外周部を把持して回動させるが 、紐体57が外部に露出していないので、手に触れることがなく、着脱作業の支 障とならない。また、注入口蓋37を取り外したとき、紐体57、係止体55に よって燃料タンク31に係止されているので、落下、紛失のおそれがない。
【0010】 なお、注入口蓋37を装着したとき、エンジンの作動によって燃料タンク31 内の燃料が減少すると、その分だけ空気が逆止弁53を通って吸入されるので燃 料タンク31内の圧力が低下することはない。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、注入口蓋の着脱の際に脱落防止用の紐体等が邪魔にならず、 着脱作業が容易となり、しかも注入口蓋を取り外したときに、落下、紛失のおそ れがない。また、外観もよく、構造簡単で、製作、組み付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側断面図である。
【図2】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
31 燃料タンク 33 注入口 37 注入口蓋 41 筒体 53 逆止弁 55 係止体 57 紐体 61 底部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク31の管状の注入口33の外
    径に螺合する注入口蓋37の内部に開口端部を係合し、
    内方向端部に底部61を形成する凹形の筒体41を設
    け、前記注入口33から前記燃料タンク31内に挿入し
    て係止される脱落防止用の係止体55に一端を連結する
    紐体57の他端を前記底部61に回動自在に係合し、前
    記筒体41の側壁に、燃料タンク31の方向にのみ連通
    する逆止弁53を設けたことを特徴とする燃料タンクの
    注入口蓋。
JP5499592U 1992-08-05 1992-08-05 燃料タンクの注入口蓋 Pending JPH0616255U (ja)

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JPH0616255U true JPH0616255U (ja) 1994-03-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213152A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Suzuki Motor Corp 車両の燃料給油部構造
JP2012197088A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Makita Corp エンジン用液体タンクのキャップの抜防止部材
JP2013114998A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Anritsu Sanki System Co Ltd 電子機器におけるキャップの構造

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