JPH043171Y2 - - Google Patents

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JPH043171Y2
JPH043171Y2 JP19404484U JP19404484U JPH043171Y2 JP H043171 Y2 JPH043171 Y2 JP H043171Y2 JP 19404484 U JP19404484 U JP 19404484U JP 19404484 U JP19404484 U JP 19404484U JP H043171 Y2 JPH043171 Y2 JP H043171Y2
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JP
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valve body
air
breather pipe
breather
opening
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JP19404484U
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クランク室と外気とを連通させ、空
気の排出及び吸い込みを行うためのエアブリーザ
に関するものである。
〔従来の技術〕
この種エアブリーザとしては、例えば実開昭53
−47218号公報に、ブリーザパイプの開口端にス
プリングにより下方に付勢させたシール部材(ブ
リーザバルブ)を配置し、係止機構を介してスプ
リングの付勢力を少なくとの二段階に変更し得る
よう構成したものが、また実開昭57−94769号公
報に、ブリーザ孔を防水性、通気性を兼ね備えた
合成樹脂素材で被覆し、更にその外面を網製の保
護カバーで被覆したものがそれぞれ提案されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記実開昭53−47218号公報の
ものは、水の浸入を確実に防止するため、シール
部材(ブリーザバルブ)として通常ゴム材を使用
しているが、これではシール部材でブリーザパイ
プの開口端を閉塞させた時、空気の吸い込みを行
うことができず、この吸い込みが不十分となつて
しまうという欠点があつた。
また、実開昭57−94769号公報に記載のものは、
ブリーザ孔を合成樹脂素材で被覆しているため、
クランク室の内圧が高くなつた時、空気の逃げ道
が少なすぎて、この逃げが不十分になつてしまう
と考えられる。
すなわち、上記の如き従来のエアブリーザにお
いては、水の浸入の確実な防止と、十分な空気の
出し入れの双方を満足させるものが存在しないの
が現状であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き従来の問題点に鑑み、水の
浸入の確実な防止と、十分な空気の出し入れの双
方を十分満足させるものを提供せんとして案出さ
れたものであり、その要旨は、ブリーザパイプの
先端開口部上面に、上下動してここを閉塞自在に
配置されたバルブ本体を防水性及び通気性を有す
る合成樹脂で形成するとゝもに、該バルブ本体を
覆う固定カバーとの間にブリーザパイプの先端開
口部方向に付勢させたスプリングを介装し、更に
前記バルブ本体の外周縁下面にゴム材をコーテイ
ングしたことを特徴とするエアブリーザにある。
(作用) 而して、空気の吸い込みに際しては、バルブ本
体を下動させてブリーザパイプの開口部を閉塞さ
せ、両者の接合部にはゴム材を介在させることに
よりブリーザパイプを伝わる水のブリーザパイプ
内への浸入を確実に防止し、この状態でバルプ本
体内に空気を流通させて空気の吸入を行うのであ
り、空気を排出させる際には、バルブ本体内に空
気を流通させ、更にブリーザパイプ内圧が高くな
つた時にはこの内圧でスプリングの弾性力に抗し
てバルブ本体を上動させ、ブリーザパイプの開口
部を開放させて、ここからも空気の排出を行うも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図および第2図に示す実施
例により詳細に説明する。なお、第1図はバルブ
が開いた状態を示す断面図で、第2図は同じく閉
じた状態を示す断面図である。
図において、1はポリプロピレン、ゴアテツク
ス等の防水性及び通気性を有する合成樹脂で形成
されたバルブ本体で、クランク室(図示せず)に
連通したブリーザパイプ(ニツプル)2の先端開
口部2aの上面に、上下動してここを閉塞自在に
配置され、このバルブ本体1を覆う固定カバー3
との間には下方、すなわちブリーザパイプ2の方
向に付勢させたスプリング4が介装されている。
而して、クランク室、ひいてはブリーザパイプ
2の内圧が高くなつた時には、この内圧でスプリ
ング4の弾性力に抗してバルブ本体1を上動させ
てブリーザパイプ2の開口部2aを開放させ、こ
の内圧が低い時には、スプリング4の弾性力でバ
ルブ本体1を下方に押し付け、ブリーザパイプ2
の開口部2aを閉塞させるよう構成されている。
また、ブリーザパイプ2の先端にはフランジ部
2bが形成され、この上面と前記バルブ本体1の
外周縁下面とが当接するよう構成されているとゝ
もに、この当接部であるバルブ本体1の外周縁下
面にはゴム材5がコーテイングされていて、スプ
リング4の弾性力でバルブ本体を下方に押し付け
て両者1,2を圧接させたとき、ここでの密着性
を高めてここからブリーザパイプ2内に水が浸入
することを防止するよう構成されている。
更に、バルブ本体1の上面のスプリング4との
当接部には金属製のリング部材6が固着されて、
スプリング4の押し付けでバルブ本体が破損して
しまうことが防止されている。
而して、空気の吸い込みに際しては、バルブ本体
1をスプリング4の弾性力で下方に押し付けてブ
リーザパイプ2の開口部2aを閉塞させ、両者の
接合部にはゴム材5を介在させることによりブリ
ーザパイプ2を伝わる水のブリーザパイプ2内へ
の浸入を確実に防止し、この状態でバルブ本体1
内に空気を流通させて空気の吸入を行うのであ
り、空気を排出させる際にはバルブ本体1内に空
気を流通させ、更にクランク室、ひいてはブリー
ザパイプ2の内圧が高くなつた時には、この内圧
でバルブ本体1を上動させブリーザパイプ2の開
口部2を開放させて、ここからも空気の排出を行
うよう構成されているのである。
〔考案の効果〕
本考案に係るエアブリーザは、上記のように、
ブリーザパイプの先端開口部上面に、上下動して
ここを閉塞自在に配置されたバルブ本体を防水性
及び通気性を有する合成樹脂で形成すると共に、
該バルブ本体を覆う固定カバーとの間にブリーザ
パイプの先端開口部方向に付勢させたスプリング
を介装し、更に前記バルブ本体の外周縁下面にゴ
ム材をコーテイングした構成であるので、エアブ
リーザ内への水の浸入はバルブ本体及びゴム材を
介して確実に防止され、しかもクランク室内への
十分な空気の吸い込み及びクランク室内からの十
分な空気の排出といつたブリーザ本来の機能を何
等損なうことがないといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はエア
ブリーザの開口部が開いた状態を示す断面図、第
2図は同じく閉じた状態を示す断面図である。 1……バルブ本体、2……ブリーザパイプ、2
a……同開口部、3……固定カバー、4……スプ
リング、5……ゴム材、6……リング部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブリーザパイプの先端開口部上面に、上下動し
    てここを閉塞自在に配置されたバルブ本体を防水
    性及び通気性を有する合成樹脂で形成するとゝも
    に、該バルブ本体を覆う固定カバーとの間にブリ
    ーザパイプの先端開口部方向に付勢させたスプリ
    ングを介装し、更に前記バルブ本体の外周縁下面
    にゴム材をコーテイングしたことを特徴とするエ
    アブリーザ。
JP19404484U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH043171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19404484U JPH043171Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JP19404484U JPH043171Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS61108574U JPS61108574U (ja) 1986-07-09
JPH043171Y2 true JPH043171Y2 (ja) 1992-01-31

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