JPH0542711U - ダイアフラム式アクチユエータ - Google Patents

ダイアフラム式アクチユエータ

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JPH0542711U
JPH0542711U JP9131091U JP9131091U JPH0542711U JP H0542711 U JPH0542711 U JP H0542711U JP 9131091 U JP9131091 U JP 9131091U JP 9131091 U JP9131091 U JP 9131091U JP H0542711 U JPH0542711 U JP H0542711U
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JP
Japan
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diaphragm
breathing hole
atmosphere
lower cover
spring retainer
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JP9131091U
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浩樹 山本
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロワーカバーの呼吸穴から侵入したオイルや
砂等の異物がダイアフラムまで直接侵入付着してダイア
フラムの耐久性を悪くするのを防止する。 【構成】 ダイアフラムを付勢するスプリング12の左
端を受ける皿形のスプリングリテーナ10に部分的に浮
き出し10aを形成してスプリングリテーナ10に空気
通路を設け、ロワーカバー2の呼吸穴2aから大気室8
へ通じる迷路化した大気通路15を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダイアフラム式アクチュエータに関し、特にターボ過給機を備えた内 燃機関で、ターボの切替の為の排気バルブを開閉制御するウェイストゲートアク チュエータに好適なダイアフラム式アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のウェイストゲートアクチュエータは、例えば図6のように、ブラケット 1に固定されたロワーカバー2と、このロワーカバー2を外周鍔部にかしめ付け たアッパカバー3と、外周縁をロワーカバー2とアッパカバー3の鍔部に挾着さ れたダイアフラム4と、このダイアフラムを右側と左側から挾着するアッパーシ ェル5とロワーシェル6と、ダイアフラムの中央にその一端が固着されて他端が ロワーカバー2とブラケット1を貫通して突出した作動ロッド7と、ロワーカバ ー2の作動ロッド貫通部分に設けられた大気室8に塵埃が侵入するのを防止する フィルタ9と、このフィルタ9を止めるリテーナ10と、このリテーナ10とロ ワーシェル6との間に装着されダイアフラム4を圧力室11側に付勢するスプリ ング12とを備えていた。
【0003】 2aは大気室8へ大気を導入するためにロワーカバー2に明けた呼吸穴、13 は作動ロッドの一端に嵌めたワッシャ、14は圧力を導入するためにアッパーカ バー3に取付けられたチューブである。(例えば実開平1−173502号公報 )。
【0004】 このような構造のウェイストゲートアクチュエータ15は、図7のように、ウ ェイストゲートバルブのバルブシャフト16の一端にその一端を固着したウェイ ストゲートリンク17の可動端にピン18で連結されている。19はE型止め輪 である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、ロワーカバー2の呼吸穴2aから大気室8に入ったオイ ルや砂等の異物が、ダイアフラム4に直接付着して、ダイアフラムを摩耗させる ため、耐久性が低下するという問題点があった。
【0006】 そこで、本考案はこのような問題を解消できるダイアフラムアクチュエータを 提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のダイアフラムアクチュエータは、大気室 (8)へ大気を導入する呼吸穴(2a)を有するダイアフラム式アクチュエータ において、ダイアフラム(4)を付勢するスプリング(12)の一端を受けるス プリングリテーナ(10)を呼吸穴(2a)とダイアフラム(4)との間に配設 し、このスプリングリテーナ(10)を利用して呼吸穴(2a)から大気室(8 )へ通じる迷路化した大気通路(15)を形成した。
【0008】
【作用】
迷路化された大気通路は、呼吸穴から侵入するオイルや砂等の異物がダイア フラムに直接付着するのを防止する。
【0009】
【実施例】
図1〜図5の実施例で、1はブラケット、2はロワーカバーでブラケット1に 固定されている。2aはロワーカバー2に明けた呼吸穴、2bはその外周縁をロ ワーカバー2に溶接した底板である。
【0010】 3はアッパカバーでその外周鍔部に前記ロワーカバー2がかしめ付けている。 4は外周縁をロワーカバー2とアッパカバー3の鍔部に挾着されたダイアフラム で、このダイアフラム4を右側と左側から挾着するアッパシェル5とロワーシェ ル6が設けられ、両シェル5、6により、作動ロッド7の上端がダイアフラム4 の中央に固着されている。
【0011】 8はロワーカバー2とダイアフラム4の間に形成された大気室、9Aはブッシ ュ、10はスプリングリテーナ、11はアッパカバー3とダイアフラム4の間に 形成された圧力室、12はダイアフラム4を圧力室11側に付勢するスプリング 、13は作動ロッドの右端に嵌めたワッシャ、14は圧力を導入するためにアッ パーカバー3に取けられたチューブである。
【0012】 スプリングリテーナ10は全体がほぼ皿型で、ロワーカバー2の呼吸穴2aの 内側に対向するように配設されている。10aはスプリングリテーナ10に形成 した浮き出しで、円周を4等分した4個所に設けられ、呼吸穴2aからの大気は 、大気通路15を通り、浮き出し10aの開口10bから矢印Aに示すように大 気室8へと流入する。
【0013】 大気通路15はロワーカバー2の呼吸穴2aからスプリングリテーナ10の浮 き出し10aの開口10bまでの間で迷路状に形成され、こうすることで、呼吸 穴2aから大気室8のダイアフラム4まで異物が直接侵入付着しないようにして いる。
【0014】 なお、呼吸穴2aと浮き出し10aとの側面図上での位置関係は、一致してい ても、又図5のように一致していなくてもよい。 又、呼吸穴2aからの水抜けも問題なく可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案のダイアフラム式アクチュエータは上述のように構成されているので、 呼吸穴からの異物が直接ダイアフラムまで侵入付着することをスプリングリテー ナが防止する。
【0016】 その結果異物によるダイアフラムへの害が少なく、耐久性が向上し、ダイアフ ラムの高寿命化につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】図2のP視図。
【図4】図1の実施例におけるスプリングリテーナの一
部破断斜視図。
【図5】図1の実施例におけるスプリングリテーナの側
面図。
【図6】従来技術の断面図。
【図7】従来のアクチュエータをウェイストゲートバル
ブのバルブシャフトに連結した状態を示す一部断面図。
【符号の説明】
2 ロワーカバー 2a 呼吸穴 4 ダイアフラム 8 大気室 10 スプリングリテーナ 10a 浮き出し 12 スプリング 15 大気通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気室(8)へ大気を導入する呼吸穴
    (2a)を有するダイアフラム式アクチュエータにおい
    て、ダイアフラム(4)を付勢するスプリング(12)
    の一端を受けるスプリングリテーナ(10)を呼吸穴
    (2a)とダイアフラム(4)との間に配設し、このス
    プリングリテーナ(10)を利用して呼吸穴(2a)か
    ら大気室(8)へ通じる迷路化した大気通路(15)を
    形成したダイアフラム式アクチュエータ。
JP1991091310U 1991-11-08 1991-11-08 ダイアフラム式アクチュエータ Expired - Lifetime JP2546353Y2 (ja)

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JPH0542711U true JPH0542711U (ja) 1993-06-11
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JP2546353Y2 (ja) 1997-08-27

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