JPH056123U - エンジンの2次空気導入装置 - Google Patents

エンジンの2次空気導入装置

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JPH056123U
JPH056123U JP5129391U JP5129391U JPH056123U JP H056123 U JPH056123 U JP H056123U JP 5129391 U JP5129391 U JP 5129391U JP 5129391 U JP5129391 U JP 5129391U JP H056123 U JPH056123 U JP H056123U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダヘッド5における排気マニホルド8
と2次空気注入弁13の取付け構造を簡易し、かつ気密
性を保持する。 【構成】 シリンダヘッド5に排気マニホルド8と注入
弁13に共通の取付け面15を設け、これらに共通のガ
スケット14を介在させて固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃エンジンの排気中の未燃成分を燃焼させるための2次空気を供 給する注入弁の取付け部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の2次空気の注入弁は、排気マニホルドとは別個に設けられるのが一般で ある。しかし、小型のエンジンにおいては、該注入弁を取付けるためのスペース が狭く、シリンダヘッドに充分な面積の取付け面を設定することが困難であり、 取付け面に介設するガスケットの内周から外周までの距離即ちシール幅を充分に とることができない不都合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、2次空気の注入弁及び排気マニホルドを近接配置するものにおいて 、これらの取付け部の構造及びガスケットを簡単にすると共に、ガスケットのシ ール幅を充分にとることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案における前記課題の解決手段は、シリンダヘッド側面の排気出口に排気 マニホルドの取付け面を設けるエンジンにおいて、排気ポートに連通する2次空 気の導入口を前記排気出口の近傍に設け、該導入口に連設する2次空気の注入弁 の取付け面を排気マニホルドの前記取付け面の延長上に設け、前記排気マニホル ドと注入弁の取付け部に共通の一連のガスケットを用いてこれらを前記取付け面 に取付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
前記の手段を備えるから、注入弁と排気マニホルドの取付け部に共通のガスケ ットを使用することができ、両取付け部が接近した部分においてもガスケットの シール幅を大きくとることができて充分な気密性を得ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1において、1は本考案 を実施したV型エンジン、2、3は左右のシリンダ、4、5はそれらのシリンダ ヘッド、6、7は排気出口、8は該排気口に接続される排気マニホルド、9はマ フラ、10、11は該排気マニホルド8を前記排気出口6、7に接続するための フランジ、12はクランク軸である。
【0007】 図2に示すように、前記フランジ11の近くに2次空気の注入弁13が狭い境 界部Aを介して近接配置され、該注入弁13とフランジ11は、共通の一連のガ スケット14を用いてシリンダヘッド5に取付けられる。図中11aはフランジ 11を固定するためのねじ、13aは注入弁13を固定するためのねじである。 図3に示すようにシリンダヘッド5の側面には取付け面15が平坦に形成され、 これに前記ガスケット14を介して注入弁13と排気マニホルド8のフランジ1 1が取付けられる。
【0008】 注入弁13は、図3のようにガスケット14上に締付けられる取付け部16と 一体に弁ケース17が形成され、これに流入口18を有するカバー19がねじ2 0で固定され、該弁ケース17とカバー19の間には弁座21が介設され、該弁 座21には弁穴22が穿設されると共に該弁穴22にリード23が添設されてお り、弁ケース17の底には流出口24が穿設されている。そして、該注入弁13 は前記取付け部16をねじ13aで締付けてガスケット14上に取付けられ、ま た、排気マニホルド8のフランジ11は該排気マニホルドの取付け部となってね じ11aで固定される。両取付け部間には図2の狭い境界部Aが形成され、ガス ケット14は、該境界部Aにおいて分断されることのない一連のものが用いられ ている。
【0009】 図4に示すようにシリンダヘッド5には排気ポート25が設けられて排気弁2 6で開閉されるようになっており、該排気ポート25は、クランク軸12の方向 に湾曲して、シリンダヘッド5の側面に形成された取付け面15に出口7として 開口しており、これに排気マニホルド8のフランジ11が接続されている。そし て、注入弁13の流出口24と排気ポート25の側面を結ぶ位置に、シリンダヘ ッド5を貫いて2次空気導入口28が設けられており、上部に備えるエアクリー ナ29からホース30を介して新気を導入するようになっている。
【0010】 エンジン1が作動したとき、排気ポート25内の高圧によりリード23が弁座 21に密着して弁穴22を閉じるが、排気の脈動により負圧になったとき該弁穴 22を開いて新気を排気中に流入させ、排気中の未燃成分の燃焼を促進させるこ とができる。
【0011】 なお、前記の実施例は、注入弁13をシリンダ3側のみに設けているが、両シ リンダ2、3に設けることもできる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案は、シリンダヘッドに排気マニホルドと2次空気の注入弁 を取付けるための取付け面を一連の平面として設けると共に、ガスケットも排気 マニホルドと注入弁の両部材に亘る一連のものとしたから、取付け面を加工する 際の位置決めが一度で済むため加工を迅速に行なうことができ、ガスケットも一 枚で済むため部品数を減少できる効果を有する。更に、排気マニホルドと注入弁 を近接して配置しても、両部材の境界部においてガスケットが分割されていない ためシール幅が狭くならず充分な気密性を維持できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施したエンジンの正面図
【図2】 要部拡大正面図
【図3】 同上横断面図
【図4】 同上縦断面図
【符号の説明】
4、5 シリンダヘッド 8 排気マニホルド 1
3 注入弁 14 取付け面 15 ガスケット 25
排気ポート 28 2次空気導入口 A 境界部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 シリンダヘッド側面の排気出口に排気マ
    ニホルドの取付け面を設けるエンジンにおいて、排気ポ
    ートに連通する2次空気の導入口を前記排気出口の近傍
    に設け、該導入口に連設する2次空気の注入弁の取付け
    面を排気マニホルドの前記取付け面の延長上に設け、前
    記排気マニホルドと注入弁の取付け部に共通の一連のガ
    スケットを用いてこれらを前記取付け面に取付けたこと
    を特徴とする、エンジンの2次空気導入装置。
JP5129391U 1991-07-03 1991-07-03 エンジンの2次空気導入装置 Expired - Lifetime JP2535339Y2 (ja)

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JPH056123U true JPH056123U (ja) 1993-01-29
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JP2009281159A (ja) 2008-05-19 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置

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JP2535339Y2 (ja) 1997-05-14

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