JPH06162504A - 記録型光ディスク - Google Patents
記録型光ディスクInfo
- Publication number
- JPH06162504A JPH06162504A JP4313460A JP31346092A JPH06162504A JP H06162504 A JPH06162504 A JP H06162504A JP 4313460 A JP4313460 A JP 4313460A JP 31346092 A JP31346092 A JP 31346092A JP H06162504 A JPH06162504 A JP H06162504A
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- JP
- Japan
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- groove
- recording
- signal
- optical disk
- normal
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 31
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 239000001007 phthalocyanine dye Substances 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0938—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、記録型光ディスク、特に光ビーム
により情報が記録可能である記録型光ディスクに関し、
通常のトラッキング極性のプレーヤで再生可能な記録型
光ディスクを提供することを目的とする。 【構成】 光ビームが追従すべきトラックに沿ってグル
ーブが形成された基板と、基板のグルーブ側表面に付与
されており、光ビームにより情報が記録される記録層
と、を含む記録型光ディスクにおいて、基板のグルーブ
は、記録後にグルーブ部からの戻り光量が他の部分から
の戻り光量よりも小となるように、その深さが設定され
るように構成する。
により情報が記録可能である記録型光ディスクに関し、
通常のトラッキング極性のプレーヤで再生可能な記録型
光ディスクを提供することを目的とする。 【構成】 光ビームが追従すべきトラックに沿ってグル
ーブが形成された基板と、基板のグルーブ側表面に付与
されており、光ビームにより情報が記録される記録層
と、を含む記録型光ディスクにおいて、基板のグルーブ
は、記録後にグルーブ部からの戻り光量が他の部分から
の戻り光量よりも小となるように、その深さが設定され
るように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録型光ディスク、特
に光ビームにより情報が記録可能である記録型光ディス
クに関する。
に光ビームにより情報が記録可能である記録型光ディス
クに関する。
【０００２】
【従来の技術】光ディスクプレーヤ、例えば、レーザデ
ィスク（ＬＤ）プレーヤでは、ＬＤに光ビームを照射
し、該ＬＤのピット列で変調された反射光を受光するこ
とにより、ＬＤに記録された情報を読み取っている。
ィスク（ＬＤ）プレーヤでは、ＬＤに光ビームを照射
し、該ＬＤのピット列で変調された反射光を受光するこ
とにより、ＬＤに記録された情報を読み取っている。
【０００３】上記ＬＤプレーヤにおいて、ディスク上の
ピット列を光学的に読み取る際には、光ビームをピット
列に追従させ、トラッキング制御している。このトラッ
キング制御では、ディスクからの反射光に基づいてトラ
ッキングエラー信号を生成し、該トラッキングエラー信
号の極性が（＋）から（−）に変化する際のゼロクロス
点で光ビームをピット列に追従させている。
ピット列を光学的に読み取る際には、光ビームをピット
列に追従させ、トラッキング制御している。このトラッ
キング制御では、ディスクからの反射光に基づいてトラ
ッキングエラー信号を生成し、該トラッキングエラー信
号の極性が（＋）から（−）に変化する際のゼロクロス
点で光ビームをピット列に追従させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】情報が予め記録されて
いる通常のＬＤでは、ディスクのピット列で反射光の強
度が低く、ディクのピット列間で反射光の強度が高くな
っており、上述したように、トラッキングエラー信号が
（＋）から（−）に変化する際のゼロクロス点で、光ビ
ームをピット列に追従させることができる。
いる通常のＬＤでは、ディスクのピット列で反射光の強
度が低く、ディクのピット列間で反射光の強度が高くな
っており、上述したように、トラッキングエラー信号が
（＋）から（−）に変化する際のゼロクロス点で、光ビ
ームをピット列に追従させることができる。
【０００５】すなわち、通常のＬＤ、ＣＤ（コンパクト
ディスク）、Ｒ−ＣＤ（記録型ＣＤ）は、ピット列での
反射光強度が低いＨｉｇｈ−ｔｏ−Ｌｏｗ型の記録媒体
であり、この反射光強度の低いピット列に光ビームを追
従させてトラッキング制御を行っている。
ディスク）、Ｒ−ＣＤ（記録型ＣＤ）は、ピット列での
反射光強度が低いＨｉｇｈ−ｔｏ−Ｌｏｗ型の記録媒体
であり、この反射光強度の低いピット列に光ビームを追
従させてトラッキング制御を行っている。
【０００６】ところで、現在、使用者の要求に応じて任
意に記録が可能である記録可能なＬＤ（Recordable-LD
、以下Ｒ−ＬＤという）が開発されており、記録層と
して例えばフタロシアニン色素を用いたＲ−ＬＤでは、
前記通常のＬＤとは逆に、ディスクのグルーブ部（記録
部分）で反射光の強度が高く、ディスクのグルーブ部間
で反射光の強度が低くなっている。このため、通常のＬ
Ｄと同様のトラッキングエラ信号が（＋）から（−）に
変化する際のゼロクロス点では、光ビームをグルーブ部
に追従させることができない。
意に記録が可能である記録可能なＬＤ（Recordable-LD
、以下Ｒ−ＬＤという）が開発されており、記録層と
して例えばフタロシアニン色素を用いたＲ−ＬＤでは、
前記通常のＬＤとは逆に、ディスクのグルーブ部（記録
部分）で反射光の強度が高く、ディスクのグルーブ部間
で反射光の強度が低くなっている。このため、通常のＬ
Ｄと同様のトラッキングエラ信号が（＋）から（−）に
変化する際のゼロクロス点では、光ビームをグルーブ部
に追従させることができない。
【０００７】すなわち、Ｒ−ＬＤは、グルーブ部での反
射光強度が高いＬｏｗ−ｔｏ−Ｈｉｇｈ型の記録媒体で
あり、通常のＬＤと同様に反射光強度の低い部分でトラ
ッキングサーボを閉じると、光ビームは、グルーブ部間
のランド部に追従してしまい、グルーブ上でのトラッキ
ング制御が行われない。
射光強度が高いＬｏｗ−ｔｏ−Ｈｉｇｈ型の記録媒体で
あり、通常のＬＤと同様に反射光強度の低い部分でトラ
ッキングサーボを閉じると、光ビームは、グルーブ部間
のランド部に追従してしまい、グルーブ上でのトラッキ
ング制御が行われない。
【０００８】以上のように、通常のＬＤとＲ−ＬＤとで
は、トラッキング制御する際のトラッキング極性が逆で
あるので、通常のＬＤ用のプレーヤでＲ−ＬＤを再生で
きないという問題があった。
は、トラッキング制御する際のトラッキング極性が逆で
あるので、通常のＬＤ用のプレーヤでＲ−ＬＤを再生で
きないという問題があった。
【０００９】上記通常のＬＤ用のプレーヤでＲ−ＬＤを
再生できない旨の問題を図４を用いて詳述する。図４に
は、ＲＦ信号とトラッキングエラー信号との関係が示さ
れている。
再生できない旨の問題を図４を用いて詳述する。図４に
は、ＲＦ信号とトラッキングエラー信号との関係が示さ
れている。
【００１０】図４（Ａ）は、通常のＬＤの場合を示し、
トラッキングサーボを開いた状態で光ピックアップを半
径方向に移動させると、図示のようなトラッキングエラ
ー信号及びＲＦ信号が得られる。通常のＬＤ信号の場合
には、ディスクのピット列（半径方向位置Ａ）で反射光
の強度が低く、ディスクのピット列間すなわちランド部
（半径方向位置Ｂ）で反射光の強度が強くなっており、
トラッキングエラー信号の極性が（＋）から（−）に変
化する際のゼロクロス点（位置Ａ）でトラッキングサー
ボを閉じると、光ビームをピット列に追従させるこてが
できる。
トラッキングサーボを開いた状態で光ピックアップを半
径方向に移動させると、図示のようなトラッキングエラ
ー信号及びＲＦ信号が得られる。通常のＬＤ信号の場合
には、ディスクのピット列（半径方向位置Ａ）で反射光
の強度が低く、ディスクのピット列間すなわちランド部
（半径方向位置Ｂ）で反射光の強度が強くなっており、
トラッキングエラー信号の極性が（＋）から（−）に変
化する際のゼロクロス点（位置Ａ）でトラッキングサー
ボを閉じると、光ビームをピット列に追従させるこてが
できる。
【００１１】次に、図４（Ｂ）は、Ｒ−ＬＤの場合を示
し、トラッキングサーボを開いた状態で光ピックアップ
を半径方向に移動させると、図示のようなトラッキング
エラー信号及びＲＦ信号の波形が得られる。ここで、Ｒ
−ＬＤは、ディスク基板１０と、該ディスク基板１０の
表面に付与された記録層と、から構成されており、ディ
スク基板１０には、光ビームが追従すべきトラックに沿
って、グルーブ１２〜１２が形成されている。また、記
録層は、光ビームが照射されると、情報が記録されるよ
うになっており、記録層の材料としては、例えばフタロ
シアニン色素が用いられており、フタロシアニン色素
は、以下の式で示される。
し、トラッキングサーボを開いた状態で光ピックアップ
を半径方向に移動させると、図示のようなトラッキング
エラー信号及びＲＦ信号の波形が得られる。ここで、Ｒ
−ＬＤは、ディスク基板１０と、該ディスク基板１０の
表面に付与された記録層と、から構成されており、ディ
スク基板１０には、光ビームが追従すべきトラックに沿
って、グルーブ１２〜１２が形成されている。また、記
録層は、光ビームが照射されると、情報が記録されるよ
うになっており、記録層の材料としては、例えばフタロ
シアニン色素が用いられており、フタロシアニン色素
は、以下の式で示される。
【００１２】
【数１】
【００１３】このフタロシアニン色素を用いたＲ−ＬＤ
では、上記通常のＬＤと逆に、ディスクの記録部である
グルーブ部（半径方向位置Ｂ）で反射光の強度が高く、
ディスクのグルーブ部間すなわちランド部（半径方向位
置Ａ）で反射光の強度が低くなっている。このため、通
常のＬＤと同様に、トラッキングエラー信号の極性が
（＋）から（−）に変化する際のゼロクロス点（位置
Ａ）でトラッキングサーボを閉じると、光ビームは、グ
ルーブ部間のランド部に追従してしまい、トラッキング
制御が行われない。
では、上記通常のＬＤと逆に、ディスクの記録部である
グルーブ部（半径方向位置Ｂ）で反射光の強度が高く、
ディスクのグルーブ部間すなわちランド部（半径方向位
置Ａ）で反射光の強度が低くなっている。このため、通
常のＬＤと同様に、トラッキングエラー信号の極性が
（＋）から（−）に変化する際のゼロクロス点（位置
Ａ）でトラッキングサーボを閉じると、光ビームは、グ
ルーブ部間のランド部に追従してしまい、トラッキング
制御が行われない。
【００１４】以上のように、Ｒ−ＬＤの場合には、トラ
ッキング極性が通常のＬＤと逆であるので、通常のＬＤ
用プレーヤでＲ−ＬＤを再生できないという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、通常のトラッキング極性
のプレーヤで再生可能な記録型光ディスクを提供するこ
とにある。
ッキング極性が通常のＬＤと逆であるので、通常のＬＤ
用プレーヤでＲ−ＬＤを再生できないという問題があっ
た。そこで、本発明の目的は、通常のトラッキング極性
のプレーヤで再生可能な記録型光ディスクを提供するこ
とにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ビームが追
従すべきトラックに沿ってグルーブが形成された基板
と、前記基板のグルーブ側表面に付与されており、光ビ
ームにより情報が記録される記録層と、を含む記録型光
ディスクにおいて、前記基板のグルーブは、記録後にグ
ルーブ部からの戻り光量が他の部分からの戻り光量より
も小となるように、その深さが設定されていることを特
徴とする。
従すべきトラックに沿ってグルーブが形成された基板
と、前記基板のグルーブ側表面に付与されており、光ビ
ームにより情報が記録される記録層と、を含む記録型光
ディスクにおいて、前記基板のグルーブは、記録後にグ
ルーブ部からの戻り光量が他の部分からの戻り光量より
も小となるように、その深さが設定されていることを特
徴とする。
【００１６】
【作用】本発明の記録型光ディスクでは、記録後にグル
ーブ部からの戻り光量が他の部分からの戻り光量よりも
小となるように構成されており、これは、通常の光ディ
スク（ＬＤ，ＣＤ，Ｒ−ＣＤ）の特性と同様である。従
って、本発明の記録型光ディスクは、通常のトラッキン
グ極性のプレーヤで再生することが可能である。
ーブ部からの戻り光量が他の部分からの戻り光量よりも
小となるように構成されており、これは、通常の光ディ
スク（ＬＤ，ＣＤ，Ｒ−ＣＤ）の特性と同様である。従
って、本発明の記録型光ディスクは、通常のトラッキン
グ極性のプレーヤで再生することが可能である。
【００１７】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図１には、本発明の実施例による光ディス
クについてＲＦ信号とトラッキングエラー信号との関係
が示されている。
て説明する。図１には、本発明の実施例による光ディス
クについてＲＦ信号とトラッキングエラー信号との関係
が示されている。
【００１８】図１（Ａ）において、光ディスクは、ディ
スク基板１４と、該ディスク基板１４のグルーブ側表面
に付与された記録層と、から構成されている。ディスク
基板１４には、光ビームが追従すべきトラックに沿っ
て、グルーブ１６〜１６が形成されている。また、記録
層は、光ビームが照射されると、情報が記録されるよう
になっており、記録層の材料としては、例えば、前述し
たようなフタロシアニン色素が用いられている。ここ
で、前記グルーブ１６〜１６は、記録後にグルーブ部１
６〜１６からの戻り光量が他の部分からの戻り光量より
も小となるように、その深さが設定されている。
スク基板１４と、該ディスク基板１４のグルーブ側表面
に付与された記録層と、から構成されている。ディスク
基板１４には、光ビームが追従すべきトラックに沿っ
て、グルーブ１６〜１６が形成されている。また、記録
層は、光ビームが照射されると、情報が記録されるよう
になっており、記録層の材料としては、例えば、前述し
たようなフタロシアニン色素が用いられている。ここ
で、前記グルーブ１６〜１６は、記録後にグルーブ部１
６〜１６からの戻り光量が他の部分からの戻り光量より
も小となるように、その深さが設定されている。
【００１９】記録前の光ディスクにおいて、トラッキン
グサーボを開いた状態で光ピックアップを半径方向に移
動させると、図１（Ｂ）に示されるようなＲＦ信号の波
形が得られる。ここで、図１（Ｂ）から明かなように、
グルーブ部でのＲＦ信号は、ランド部でのＲＦ信号より
低い。
グサーボを開いた状態で光ピックアップを半径方向に移
動させると、図１（Ｂ）に示されるようなＲＦ信号の波
形が得られる。ここで、図１（Ｂ）から明かなように、
グルーブ部でのＲＦ信号は、ランド部でのＲＦ信号より
低い。
【００２０】記録後の光ディスクにおいて、トラッキン
グサーボを開いた状態で光ピックアップを半径方向に移
動させると、図１（Ｃ），（Ｄ）に示されるようなＲＦ
信号及びトラッキングエラー信号の波形が得られる。こ
こで、グルーブ部でのＲＦ信号は、図１（Ｂ）の記録前
のグルーブ部でのＲＦ信号より高くなるが、ランド部で
のＲＦ信号より低い。常にグルーブに記録し続けるわけ
ではなく、ピットとして有る無いの状態とするため、平
均的には図１（Ｃ）の点線のような関係となる。従っ
て、記録後のＲＦ信号の特性は、前記図４（Ａ）の通常
のＬＤの特性と同様であり、記録後のトラッキングエラ
ー信号の特性も前記図４（Ａ）の通常のＬＤと同様であ
る。それゆえ、本発明の実施例による光ディスクは、通
常のトラッキング極性のプレーヤで再生することができ
る。
グサーボを開いた状態で光ピックアップを半径方向に移
動させると、図１（Ｃ），（Ｄ）に示されるようなＲＦ
信号及びトラッキングエラー信号の波形が得られる。こ
こで、グルーブ部でのＲＦ信号は、図１（Ｂ）の記録前
のグルーブ部でのＲＦ信号より高くなるが、ランド部で
のＲＦ信号より低い。常にグルーブに記録し続けるわけ
ではなく、ピットとして有る無いの状態とするため、平
均的には図１（Ｃ）の点線のような関係となる。従っ
て、記録後のＲＦ信号の特性は、前記図４（Ａ）の通常
のＬＤの特性と同様であり、記録後のトラッキングエラ
ー信号の特性も前記図４（Ａ）の通常のＬＤと同様であ
る。それゆえ、本発明の実施例による光ディスクは、通
常のトラッキング極性のプレーヤで再生することができ
る。
【００２１】次に、記録後にグルーブ部１６〜１６の戻
り光量が他の部分からの戻り光量よりも小となるような
グルーブ部１６〜１６の深さについて実験を行った。図
２には、グルーブの溝深さ、溝幅によるＲＦ信号の相違
が示されており、溝深さ６０ｎｍ、溝幅０．６μｍのグ
ルーブの場合には、ＲＦ信号（総戻り光量）の変位が小
さいが、溝深さ１６０ｎｍ、溝幅０．５μｍのグルーブ
の場合には、ＲＦ信号（総戻り光量）の変位が大きい。
り光量が他の部分からの戻り光量よりも小となるような
グルーブ部１６〜１６の深さについて実験を行った。図
２には、グルーブの溝深さ、溝幅によるＲＦ信号の相違
が示されており、溝深さ６０ｎｍ、溝幅０．６μｍのグ
ルーブの場合には、ＲＦ信号（総戻り光量）の変位が小
さいが、溝深さ１６０ｎｍ、溝幅０．５μｍのグルーブ
の場合には、ＲＦ信号（総戻り光量）の変位が大きい。
【００２２】そして、図３には、記録後にグルーブ部で
の平均ＲＦ信号の値とランド部でのＲＦ信号の値との大
小関係が示されている。図３において、溝深さ６０ｎｍ
のグルーブの場合には、グルーブ部でのＲＦ信号の平均
値は、ランド部でのＲＦ信号の値より大きく、このグル
ーブは、本発明の光ディスクとして適切ではない。これ
に対し、溝深さ１６０ｎｍのグルーブの場合には、グル
ーブ部でのＲＦ信号の平均値は、ランド部でのＲＦ信号
の値より小さく、このグルーブは、本発明の光ディスク
として適切である。従って、溝深さ１６０ｎｍのグルー
ブが形成された光ディスクによれば、記録後にグルーブ
からの戻り光量をランド部からの戻り光量より小さくで
きる。
の平均ＲＦ信号の値とランド部でのＲＦ信号の値との大
小関係が示されている。図３において、溝深さ６０ｎｍ
のグルーブの場合には、グルーブ部でのＲＦ信号の平均
値は、ランド部でのＲＦ信号の値より大きく、このグル
ーブは、本発明の光ディスクとして適切ではない。これ
に対し、溝深さ１６０ｎｍのグルーブの場合には、グル
ーブ部でのＲＦ信号の平均値は、ランド部でのＲＦ信号
の値より小さく、このグルーブは、本発明の光ディスク
として適切である。従って、溝深さ１６０ｎｍのグルー
ブが形成された光ディスクによれば、記録後にグルーブ
からの戻り光量をランド部からの戻り光量より小さくで
きる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録型光
ディスクによれば、通常のトラッキング極性のプレーヤ
で再生可能である。
ディスクによれば、通常のトラッキング極性のプレーヤ
で再生可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例による光ディスクについてＲＦ
信号とトラッキングエラー信号との関係を示し、（Ａ）
はディスクの構造を示し、（Ｂ）は記録前のＲＦ信号を
示し、（Ｃ）は記録後のＲＦ信号を示し、（Ｄ）は記録
後のトラッキングエラー信号を示す。
信号とトラッキングエラー信号との関係を示し、（Ａ）
はディスクの構造を示し、（Ｂ）は記録前のＲＦ信号を
示し、（Ｃ）は記録後のＲＦ信号を示し、（Ｄ）は記録
後のトラッキングエラー信号を示す。
【図２】グルーブの溝深さ、溝幅によるＲＦ信号の相違
を示すグラフ図である。
を示すグラフ図である。
【図３】グルーブ部での平均ＲＦ信号の値とランド部で
のＲＦ信号の値との大小関係を示すグラフ図である。
のＲＦ信号の値との大小関係を示すグラフ図である。
【図４】ＲＦ信号とトラッキングエラー信号との関係を
示し、（Ａ）は通常のＬＤの場合を示し、（Ｂ）はＲ−
ＬＤの場合を示す。
示し、（Ａ）は通常のＬＤの場合を示し、（Ｂ）はＲ−
ＬＤの場合を示す。
１４…ディスク基板 １６〜１６…グルーブ
Claims (1)
- 【請求項１】 光ビームが追従すべきトラックに沿って
グルーブが形成された基板と、 前記基板のグルーブ側表面に付与されており、光ビーム
により情報が記録される記録層と、を含む記録型光ディ
スクにおいて、 前記基板のグルーブは、記録後にグルーブ部からの戻り
光量が他の部分からの戻り光量よりも小となるように、
その深さが設定されていることを特徴とする記録型光デ
ィスク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31346092A JP3179899B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 記録型光ディスク |
| US08/154,275 US5386411A (en) | 1992-11-24 | 1993-11-18 | Recordable optical disk and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31346092A JP3179899B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 記録型光ディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06162504A true JPH06162504A (ja) | 1994-06-10 |
| JP3179899B2 JP3179899B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=18041573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31346092A Expired - Fee Related JP3179899B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 記録型光ディスク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5386411A (ja) |
| JP (1) | JP3179899B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09237441A (ja) * | 1996-02-29 | 1997-09-09 | Nikon Corp | 光ディスク及びその記録再生方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2481501B1 (fr) * | 1980-04-25 | 1985-09-13 | Philips Nv | Porteur d'enregistrement comportant une structure d'information lisible par voie optique et dispositif pour la lecture d'un tel porteur d'enregistrement |
| JPS5862842A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学的記録用円盤 |
| US5144552A (en) * | 1986-07-25 | 1992-09-01 | Ricoh Company, Ltd. | Optical information storage medium having grooves and pits with specific depths, respectively |
| JPH01258243A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Fujitsu Ltd | 互換型書き換え可能光ディスク |
| JPH0423239A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-27 | Sony Corp | 光記録媒体 |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP31346092A patent/JP3179899B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-18 US US08/154,275 patent/US5386411A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3179899B2 (ja) | 2001-06-25 |
| US5386411A (en) | 1995-01-31 |
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