JP2876600B2 - 光学式情報記録媒体 - Google Patents

光学式情報記録媒体

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JP2876600B2
JP2876600B2 JP63168307A JP16830788A JP2876600B2 JP 2876600 B2 JP2876600 B2 JP 2876600B2 JP 63168307 A JP63168307 A JP 63168307A JP 16830788 A JP16830788 A JP 16830788A JP 2876600 B2 JP2876600 B2 JP 2876600B2
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pit
pitch
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健夫 川瀬
聡 根橋
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学式情報記録媒体に関する。
[従来の技術] 光学式情報記録媒体(以下光ディスクという)は磁気
ディスクの数十倍の容量を有する可換型記憶媒体であ
る。光ディスク上には凹凸によって、或は、反射率の違
いによってここに照射された光の反射光または透過光に
変調をもたらす小孔(以下プリピットという)、集束光
をトラックに沿って走査させるための案内溝が形成され
ている。光学式情報記録装置は光ディスクの記録面上に
集束光の焦点を合わせるフォーカスサーボ、および案内
溝上、あるいは案内溝間、あるいはプリピット列上から
集束光の中心が外れないように位置制御するトラックサ
ーボによって、プリピット列上に集束光を走査すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] アドレスやコントロール情報をあらかじめ製造者がプ
リピットの形で記録しておくことが多い。アドレスはト
ラックサーボをかけて再生されるが、コントロール情報
はトラックサーボをかけて再生されるものと、トラック
サーボをかけないで再生するものとがある。トラックサ
ーボをかけないで再生するコントロール情報が共通の書
式で記録されていればトラックサーボをかける前にトラ
ッキング方式・セクタフォーマット等が異なる光ディス
クについてのコントロール情報を得ることが出来る。ト
ラックサーボをかけないで再生するコントロール情報が
記録されている領域(以下コントロールエリアという)
はトラックサーボをかけないので案内溝は設けられてお
らず、プリピットが集束光の走査方向に並んだプリピッ
ト列だけから構成される。このプリピット列が数十から
数百トラックに渡り同じ変調で記録されバーコードに似
たコントロールエリアを形成していることが多い。プリ
ピットが反射面の凹凸で作られているとき、集束光の焦
点がプリピット上にあるとき反射光の強度が小さくな
り、焦点がプリピットの外にありフラットな面を照射し
ているとき反射光の強度は大きくなる。この反射光の変
調を利用したプリピット信号によって情報の再生が可能
となるが、トラックサーボをかけないでこのプリピット
信号を再生しようとすると、必ずしもうまくいかない問
題が生じていた。コントロールエリアを再生する際、ト
ラックサーボをかけないので集束光がプリピット列上を
照射しているとは限らずプリピット列の間を照射してい
る場合もあり得る。プリピット列の間はフラットな面な
ので集束光がここを走査している間は、反射光量の大き
い状態が続くので反射光量の変調度が著しく小さくなっ
てしまう。一方、集束光がプリピット列上を走査してい
るときは変調度が大きくなる。そのため、プリピット信
号の変調度の変動が大きくここからコントロール情報を
得ることは極めて困難であるという問題点を有する。
そこで本発明はこの様な問題点を解決するもので、そ
の目的とするところはトラックサーボをかけないでプリ
ピット信号を再生しても変調度の変動が小さく情報の再
生が容易な光学式情報記録媒体を提供するところにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の光学式情報記録媒体は、反射光または透過光
の強度に変調をもたらすところのプリピットを有し、プ
リピットが集束光の走査方向に並ぶプリピット列を有
し、プリピット列が一定のピッチで並ぶ領域を有し、プ
リピット列が前記ピッチの10分の7以下のピッチで並ぶ
領域を有することを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明について実施例に基づき詳細に説明す
る。第1図は本発明の光ディスクのコントロールエリア
のプリピット配置を示したものである。これに対し従来
の光ディスクのコントロールエリアのプリピットの配置
図を第2図に示す。従来の光ディスクのコントロールエ
リアのプリピット201の配置の仕方に比べて、本発明の
光ディスクのコントロールエリアのプリピット101の配
置は集束光の走査方向に垂直な方向に密である。従来の
光ディスクではトラックサーボをかけてトラック上を走
査しながらプリピット信号を再生するので、トラック間
干渉が小さくなるようトラックピッチは焦点面での集束
光の直径より十分大きくとられるので第2図の様な配置
になる。これに対し本発明の光ディスクのコントロール
エリアはトラックサーボをかけないでプリピット信号を
再生するのでトラック間干渉が大きい方が望ましいので
第1図に示すようなプリピットを作製した。ここの実施
例では、本発明の光ディスクのコントロールトラックが
0.8マイクロメートルのピッチで、従来の光ディスクで
は、1.6マイクロメートルのピッチで、それぞれのプリ
ピット列が形成されている。
次に、第1図,第2図に示した光ディスクをトラッキ
ングサーボをかけないで再生したとき得られるプリピッ
ト信号を比較する。第4図は従来の光ディスクのコント
ロールエリアをトラックサーボをかけないで再生したと
きのプリピット信号の波形図で、信号の振幅が大きく揺
らいでいる。波形図中の平らな部分は案内溝、プリピッ
トのない平坦部からの信号レベルでこれをIoとして、プ
リピット信号の振幅の上のレベルをIt、下のレベルをIb
としたとき、変調度を示す(It−Ib)/Ioの値が第4図
の例では0.33〜0.03の範囲で変動している。これに対し
て、第3図は本発明の光ディスクのコントロールエリア
をトラックサーボをかけないで再生したプリピット信号
の波形図で、振幅の変動が殆ど無く、変調度の値も0.28
と一定の値を示している。従来の光ディスクのように変
調度が大きく変動したのでは、コントロールトラックの
データを読み出すのに適していないのに対し、本発明の
光ディスクは変調度が一定であり実用的であるといえ
る。
ここまでの実施例では本発明のコントロールエリアの
プリピット列のピッチを、他のエリアのピッチの2分の
1で作製した例について述べてきたが、この2分の1と
いう値に特殊性はない。そこでコントロールエリアのプ
リピット列のピッチをいくら以下にすればトラックサー
ボを外して再生する際の変調率の変動が実用的なレベル
に達するかを明らかにするため、コントロールエリアの
プリピット列のピッチを変えた光ディスクを作製し、各
々の変調度を測定した。その結果を第5図に示す。コン
トロールエリアのプリピット列のピッチが他のエリアの
何割かを横軸に、変調度を縦軸に示してある。実線501
は変調度の最大値を、破線502は最小値を表し、実線と
破線との距離が小さいほど変調度の変動が小さく良好な
コントロールエリアを得ている状態を示す。変調度の最
大値と最小値との比を第5図から計算すると、コントロ
ールエリアのプリピット列のピッチを他のエリアのピッ
チの7割にしたとき3dBという値が得られ、変動が3dB以
下であれば実用的と判断される。つまり、コントロール
エリアのプリピット列のピッチは、他のエリアのプリピ
ット列のピッチの7割以下の値であることが望ましいと
言える。
[発明の効果] 以上述べたように、トラックサーボをかけて再生する
プリピット列のピッチの7割以下のピッチでプリピット
列を形成したので、トラックサーボを外して再生する際
に問題となる変調度の変動が3dB以下に抑えられコント
ロールエリア等の再生に極めて有効である。尚、光ディ
スクの作製時にはトラックサーボをかけて再生するプリ
ピット列のピッチの5割のピッチでプリピット列を形成
することが容易であるので、実施例中に挙げた5割とい
う値が特に重要であることを強調しておく。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の光ディスクのコントロールエリアの
プリピットの配置図。 第2図は、従来の光ディスクのコントロールエリアのプ
リピットの配置図。 第3図は、本発明の光ディスクのコントロールエリアを
トラックサーボを外して再生したときのプリピット再生
信号の波形図。 第4図は、従来の光ディスクのコントロールエリアをト
ラックサーボを外して再生したときのプリピット再生信
号の波形図。 第5図は、プリピット列のピッチと、このプリピット列
をトラックサーボを外して再生したときのプリピット信
号の変調度との相関図。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のトラックピッチで隣り合うトラック
    と、 アドレスまたはコントロール情報を有し第1のピッチで
    隣り合う複数のプリピット列と、 を有する光学式情報記録媒体において、 前記第1のピッチは、前記トラックピッチの10分の7以
    下であることを特徴とする光学式情報記録媒体。
  2. 【請求項2】前記第1のピッチは、前記トラックピッチ
    の10分の5であることを特徴とする請求項1に記載の光
    学式情報記録媒体。
JP63168307A 1988-07-05 1988-07-05 光学式情報記録媒体 Expired - Lifetime JP2876600B2 (ja)

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WO2014199467A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 パイオニア株式会社 記録媒体

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JPS6228935A (ja) * 1985-07-30 1987-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学情報記録再生デイスク

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