JPH0616196Y2 - ホース - Google Patents

ホース

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JPH0616196Y2
JPH0616196Y2 JP1988076869U JP7686988U JPH0616196Y2 JP H0616196 Y2 JPH0616196 Y2 JP H0616196Y2 JP 1988076869 U JP1988076869 U JP 1988076869U JP 7686988 U JP7686988 U JP 7686988U JP H0616196 Y2 JPH0616196 Y2 JP H0616196Y2
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JP
Japan
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hose
synthetic resin
molding
stretched film
base material
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JP1988076869U
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JPH01180087U (ja
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正司 宮村
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Toyox Co Ltd
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Toyox Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホース、詳しくは水中ポンプで地下水や汚水等
を汲み上げたり輸送する際に使用される折り畳み自在な
偏平状をなした合成樹脂製の送・排水ホースに関する。
(従来の技術) 従来におけるこの種のホースは押し出し成形により製造
されており、内管を押し出し成形した後、耐圧強度を付
与するために補強糸(ブレード)を巻き付け、更に外管
を被覆して筒状に形成しているものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来のホースは押し出し成形であり、しかも補
強糸を巻き付けるという工程上、内管の肉厚はある程度
の厚みを有することになり、その結果完成されたホース
は肉厚く、重量も重く、取り扱いに不便であるという問
題点を有している。
本考案は上述した従来の事情に鑑みてなされたもので、
その目的とする処は、肉薄で、軽量化されていながら耐
圧強度の優れたホースを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案におけるホースは、
延伸フィルムの表裏両面に軟質合成樹脂シートをラミネ
ートした基材を筒状に丸め、その重合した端縁を接着又
は接合部材を用いて端縁を連結したことを特徴とする。
上記基材を構成する延伸フィルムとしてはポリプロピレ
ン(PP),ポリエチレンテレクタレート(PET)等
の一軸延伸,二軸延伸が使用される。
又、上記延伸フィルムにラミネートされる軟質合成樹脂
シートとしては、軟質塩化ビニルシート,ポリウレタン
シート等が挙げられ、それらは延伸フィルムの両面にラ
ミネートされる。更に、強度を高める時はラミネートの
層間に補強線材を添設する。
上記補強線材は、合成樹脂繊維,天然繊維,金属線等、
何れでもよく、それら繊維,線材の使用形態は繊維を一
方向に引き揃えたシート,織成した織布等、何れでもよ
いものである。
(作用) 上記構成によれば、成形基材が延伸フィルムに合成樹脂
シートをラミネートしたものであるから、肉厚は薄く、
軽量で、しかも十分な強度を有したホースが得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明すると、ホー
スは成形基材A,A′又はA″を円筒状に丸め、その重
合した端縁を接着固定したものである。
上記成形基材Aは所定幅の帯状をなした延伸フィルム1
の表裏両面に、軟質の合成樹脂シート2,2′をラミネ
ートしたものである。又、成形基材の耐圧強度を高める
時は第3図に示す如く、補強線材3で構成した引き揃え
シート又は織布を延伸フィルム1でサンドイッチ状に挾
み、更にその外側に軟質合成樹脂シート2,2′をラミ
ネートした積層構成の成形基材A′とする。
第4図は更に他の変形例で、延伸フィルム1の表・裏面
に補強線材3のシート又は織布を添設し、更にその外側
に軟質の合成樹脂シート2,2′をラミネートした成形
基材A″としてもよいものである。
以上の如き積層構造の成形基材A,A′又はA″におけ
る筒状に丸めた端縁の接着は第5図〜第7図に示す如く
行ない、その接着は熱溶着,高周波溶着,或いは超音波
溶着等の手段を用いて行なう。
又、成形基材A,A″,A″の円筒化は上記した端縁の
接着に限定されるものではなく、別途形成した合成樹脂
製の接合部材4を用い、これに両端縁を嵌着接合して行
なうなど任意である。
更に、本案ホースは成形基材A,A′又はA″を筒状に
丸め、重合部を固着して成形するため、重合部の位置を
変えることによりホースの内径を自由に変更調整するこ
とが出来る。
(考案の効果) 本考案のホースは以上詳述した如く、延伸フィルムに軟
質合成樹脂シートをラミネートして成形基材を形成し、
その成形基材を筒状に丸め、重合部を接着又は端部相互
を接合部材で連結したものであるから次のような効果が
得られる。
非常に肉薄で軽量でありながら強度的に優れたホース
を提供できる。
シート状を成形基材を丸めて成形するため、従来の押
し出し成形装置に比較して非常に簡単な装置でよく、製
造ラインの低廉化を計り得る。
成形基材を丸めてホースとするため、端縁による重合
位置を変えることによりホース内径を簡単にして自由に
変更調整することが出来ると共に、ホースの内径・外径
の寸法精度も従来の押し出し成形品に比較して非常に安
定する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
乃至第4図は成形基材の変形例を示す断面図、第5図乃
至第7図は端縁重合の変形例を示す正面図、第8図は接
合部材を用いた端縁連結を示す正面図である。 図中、A,A′,A″:成形基材 1:延伸フィルム 2,2′:軟質合成樹脂シート 3:補強線材 4:接合部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】延伸フィルムの表裏両面に軟質合成樹脂シ
    ートをラミネートして成形基材を形成し、その成形基材
    を筒状の丸め、重合部を接着又は端部相互を接合部材で
    連結してなるホース。
  2. 【請求項2】上記成形基材に補強線材が添設された請求
    項(1)記載のホース
JP1988076869U 1988-06-10 1988-06-10 ホース Expired - Lifetime JPH0616196Y2 (ja)

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JPH01180087U JPH01180087U (ja) 1989-12-25
JPH0616196Y2 true JPH0616196Y2 (ja) 1994-04-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135830Y2 (ja) * 1972-05-11 1976-09-02
JPS5542822A (en) * 1978-09-20 1980-03-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Heat-shrinkable tube of longitudinally split type
JPS5617223A (en) * 1979-07-24 1981-02-19 Nordson Kk Tube made of flexible laminate film and production thereof

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JPH01180087U (ja) 1989-12-25

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