JPH0616171Y2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

Info

Publication number
JPH0616171Y2
JPH0616171Y2 JP1986190397U JP19039786U JPH0616171Y2 JP H0616171 Y2 JPH0616171 Y2 JP H0616171Y2 JP 1986190397 U JP1986190397 U JP 1986190397U JP 19039786 U JP19039786 U JP 19039786U JP H0616171 Y2 JPH0616171 Y2 JP H0616171Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
manifold
terminals
power supply
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986190397U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6394376U (ja
Inventor
博美 中島
明 太田
Original Assignee
太陽鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 太陽鉄工株式会社 filed Critical 太陽鉄工株式会社
Priority to JP1986190397U priority Critical patent/JPH0616171Y2/ja
Publication of JPS6394376U publication Critical patent/JPS6394376U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616171Y2 publication Critical patent/JPH0616171Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流体圧又は真空圧を利用する各種産業機械に
使用される電磁弁、特に、弁本体の両側にソレノイドを
備えたダブルソレノイドタイプの電磁弁に関するもので
ある。
(従来の技術及びその問題点) 従来のダブルソレノイドタイプの電磁弁では、弁本体両
側のソレノイドに夫々個別に電源回路を配線接続するか
又は、弁本体の内部空間に通したリード線を利用して両
ソレノイドに対する電源接続部を電磁弁の片側に集合さ
せていた。
上記のように各ソレノイドに個別に配線するタイプで
は、作業性が悪く誤配線等の問題があり、片側に電源接
続部を集合させるタイプでも、特殊な弁本体やソレノイ
ドが必要なためにコストアップ等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し得る電磁弁
を提案するものであって、その特徴は、上記のようなダ
ブルソレノイドタイプの電磁弁に於いて、前記両ソレノ
イド3a、3bの底部に電源端子10、11を設け、一
方前記弁本体2を支持するマニホールド4の両端上部
に、前記電源端子10、11に対応して端子嵌合用凹部
18a、18aを形成してこれら両端子嵌合用凹部18
a、18aにソレノイド接続端子12、13を嵌着し、
更に前記マニホールド4には、その一側部に電源接続端
子14を装着すると共に、その外周面に配線用凹溝17
を形成してその両端部を前記両端子嵌合用凹部18a、
18aに連通形成し、前記両ソレノイド接続端子12、
13と前記電源接続端子14とは、両端子嵌合用凹部1
8a、18aと配線用凹溝17とに通した配線15、1
6によって接続されることを特徴とする点にある。
(作用) ダブルソレノイドタイプの電磁弁における両電源端子が
それぞれマニホールド両側部のソレノイド接続端子に電
気接続され、且つ両ソレノイド接続端子が当該マニホー
ルドの一側部の電源接続用端子に接続されているから、
両ソレノイドに対する電源接続部がマニホールドの片側
に集合することになり、外部からの電源配線の接続が極
めて容易となる。
また、前記弁本体2を支持するマニホールド4の両端上
部に、前記電源端子10、11に対抗して端子嵌合用凹
部18a、18aを形成してこれら両端子嵌合用凹部1
8a、18aにソレノイド接続端子12、13を嵌着し
てなるため、前記弁本体2を前記マニホールド4に結合
することによって、弁本体側ポート8とマニホールド側
ポート9とが連結されると共に、同時に弁本体側電源端
子10、11とマニホールド側ソレノイド接続端子1
2、13とが接続されることになり、弁本体側とマニホ
ールド側との間の結線作業が極めて容易であると共に、
特に弁本体側とマニホールド側との間にはなんらの配線
作業を必要としない。
しかも、両ソレノイド接続端子と前記電源接続端子との
配線を、前記端子嵌合用凹部18a、18aと、マニホ
ールド4の外周面に形成された配線用凹溝17とを通し
て行うようにしているから、この配線作業自体も非常に
容易である上、各ソレノイドに個別配線が必要な従来の
一般的なダブルソレノイドタイプの電磁弁をそのまま利
用して、そのマニホールドに前記両ソレノイド接続端子
および電源接続用端子の装着と配線用凹溝の形成を行う
だけで本考案の電磁弁に転用できる。
これに対し、両ソレノイド接続端子と電源接続用端子と
の間に配線をマニホールドの内部や弁本体との接合面で
行う構成では、複数のポートならびに弁本体との結合用
ボルト孔を避けて配線する必要上、配線経路の複雑可が
避けられず、当然にマニホールドの製作コストが高く付
くと共に配線の作業性が悪くなり、ポートのシール性の
面でも問題があり、また前記従来の電磁弁に対して大幅
な仕様変更を余儀なくされ、実際上、既存のものをその
まま活用することは不可能である。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に於いて、1は電磁弁であって、弁本
体2とこの両側に付設された一対のソレノイド3a、3
bから構成され、ガスケット5を介してマニホールド4
上に取り付けられている。
前記マニホールド4は周知の分割積層タイプのマニホー
ルドであって、その上面に形成されたガスケット嵌合凹
部6に当該凹部の深さよりも若干肉厚の前記ガスケット
5を嵌合した状態で弁本体2の下側にボルト7で結合さ
れることにより、弁本体2側の各ポート8とマニホール
ド4側の各ポート9とが連通する。又、各ソレノイド3
a,3bの下側に組み込まれた電源端子10,11に対
接するマニホールド4の両側上部には、当該マニホール
ド4を弁本体2に結合したときに前記各電源端子10,
11と接続するソレノイド接続端子12,13が当該マ
ニホールド4に形成した上方に開く端子嵌合凹部18
a,18a内に組み込まれている。
14はマニホールド4の一側部に取り付けた電源接続端
子であって、当該電源接続端子14と前記両ソレノイド
接続端子12,13とを接続する配線15,16は、前
記マニホールド4の正面側に各ポート9に干渉しないよ
うに刻設された配線用凹溝17内に収納されている。
前記ソレノイド接続端子12,13をマニホールド4に
組み込む方法は種々考えられるが、例えば第1図及び第
2図に示すようにこれらソレノイド接続端子12,13
をマニホールド4の端子嵌合凹部18a内に当該マニホ
ールド4の上面側から嵌合させて位置決めする方法の
他、第3図に示すようにマニホールド4の端子嵌合凹部
18bの両側とソレノイド接続端子12,13の両側と
に互いに嵌合して水平横方向の摺動のみ許すスライドガ
イド部19を形成し、ソレノイド接続端子12,13を
端子嵌合凹部18b内に横方向から摺動嵌合させて位置
決めする方法等が採用出来る。
上記構成によれば、電磁弁1の片側に位置する一つの電
源接続端子14に当該電源接続端子に適合する接続端子
を利用して電源回路を接続することにより、配線15,
16、マニホールド4側のソレノイド接続端子12,1
3、及びソレノイド側の電源端子10,11を介して各
ソレノイド3a,3bに電力を供給して所要動作を行わ
せることが出来る。
従って、製作工程としては、弁本体2とソレノイド3
a、3bとの間の組み立て配線作業と、マニホールド4
と電源接続端子14との間の組み立て配線作業とを互い
に平行して行い、最終工程において弁本体2とマニホー
ルド4とを結合することによって、弁本体側電源端子1
0、11が自動的にマニホールド側ソレノイド接続端子
12、13に接続されて完成品に組み立てることができ
る。
尚、ソレノイド3a,3b側の電源端子10,11とマ
ニホールド4側のソレノイド接続端子12,13は図示
のような差し込み方式のコネクターに限定されない。例
えばマニホールド4と弁本体2とを結合させたとき、端
子部材が互いに圧接する方式の端子を利用することも出
来る。又、電源接続端子14としても図示のようにリー
ド線を固定するビス20を備えた所謂端子台21の他、
第2図仮想線で示すような差し込み式コネクター22等
も利用することが出来る。
(考案の特有の効果) 以上のように本考案のダブルソレノイドタイプの電磁弁
によれば、マニホールドの片側に位置する一つの電源接
続端子の両方のソレノイドの電源端子を電気接続させて
あるので、各ソレノイドに個別に配線しなければならな
い場合と比較して電磁弁に対する配線の作業性が著しく
向上し、誤配線の防止に役立つ。
また本考案によれば、前記弁本体を支持するマニホール
ドの両端上部に、前記電源端子に対抗して端子嵌合用凹
部を形成してこれら両端子嵌合用凹部にソレノイド接続
端子を嵌着してなるため、前記弁本体を前記マニホール
ドに結合することによって、弁本体側ポートとマニホー
ルド側ポートとが連結されると共に、同時に弁本体側電
源端子とマニホールド側ソレノイド接続端子とが接続さ
れることになり、弁本体側とマニホールド側との間の結
線作業が極めて容易であると共に、特に弁本体側とマニ
ホールド側との間にはなんらの配線作業を必要としない
から、弁本体側とマニホールド側とを互いに平行して製
作し、最終工程で両者を戦記端子間の接続作業によって
完成品に組み立てることができ、組み立て作業が極めて
容易であり、尚かつ能率良く迅速に製作することができ
る。
しかも本考案によれば、マニホールドの両端上部にソレ
ノイド接続端子嵌合用凹部を、その外周面に配線用凹部
をそれぞれ形成し、マニホールドの一側面に電源接続端
子を装着するだけでよいから、従来から使用されている
ブロック状のマニホールドに簡単な加工を施すだけで製
作することができ、大幅なコストダウンを図ることがで
きる。
さらにはマニホールド側の配線は、マニホールドの外周
面に外部に露出して設けられる前記端子嵌合用凹部と配
線用凹部を通して行われるため、配線作業が極めて容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る電磁弁の正面図、第2図
は同電磁弁におけるマニホールドの斜視図、第3図はソ
レノイド接続端子の組み込み構造の他の例を示す要部の
正面図である。 1…電磁弁、2…弁本体、3a,3b…ソレノイド、4
…マニホールド、5…ガスケット、8,9…各ポート、
10,11…各ソレノイドの電源端子、12,13…ソ
レノイド接続端子、14…電源接続端子、15,16…
配線、17…配線用凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁本体を支持するマニホールドと弁本体の
    両側にソレノイドとを備えたダブルソレノイドタイプの
    電磁弁において、前記両ソレノイドの底部に電源端子を
    設け、一方前記マニホールドの両端上部に、前記電源端
    子に対抗して端子嵌合用凹部を形成してこれら両端子嵌
    合用凹部にソレノイド接続端子を嵌着し、更に前記マニ
    ホールドには、その一側部に電源接続端子を装着すると
    共に、その外周面に配線用凹溝を形成してその両端部を
    前記両端子嵌合用凹部に連通形成し、前記両ソレノイド
    接続端子と前記電源接続端子とは、両端子嵌合用凹部と
    配線用凹溝とに通した配線によって接続されることを特
    徴とする電磁弁。
JP1986190397U 1986-12-10 1986-12-10 電磁弁 Expired - Lifetime JPH0616171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986190397U JPH0616171Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986190397U JPH0616171Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6394376U JPS6394376U (ja) 1988-06-17
JPH0616171Y2 true JPH0616171Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31143577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986190397U Expired - Lifetime JPH0616171Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 電磁弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616171Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5872503U (ja) * 1981-11-10 1983-05-17 黒田精工株式会社 電磁弁用マニホ−ルド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6394376U (ja) 1988-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0445217Y2 (ja)
JPH11339910A (ja) 電線中継方法及び電気コネクタ構造
JPH0616171Y2 (ja) 電磁弁
KR20040041067A (ko) 기판탑재형 매니폴드밸브
JPH04138677A (ja) 複合コネクタ
JPH0324944Y2 (ja)
JPH06203908A (ja) シールを設けた電気コネクタコンポーネント
JPH0438131Y2 (ja)
JPH0247818Y2 (ja)
JPH02160383A (ja) 積層ブスバー配線板の層間接続構造
JPH058698Y2 (ja)
JPH0430454Y2 (ja)
CN109428226A (zh) 电插接件,电路板和电插接件的生产方法
JPS606694Y2 (ja) パイロット形電磁切換弁
JPS6328534Y2 (ja)
JPH0615000Y2 (ja) フラット電線接続部インサート成形用金型
JPH0639183Y2 (ja) 信号接続部を有するマニホールド
JP2674782B2 (ja) 弁装置
JPH0342295Y2 (ja)
JPH035734Y2 (ja)
CN1093992C (zh) 插座电连接器
CN2518233Y (zh) 电连接器
JPH0445396Y2 (ja)
JPS6338543Y2 (ja)
JP2001303923A (ja) エンジン