JPH0616169Y2 - 電気駆動機構付きバルブ - Google Patents

電気駆動機構付きバルブ

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JPH0616169Y2
JPH0616169Y2 JP1988074734U JP7473488U JPH0616169Y2 JP H0616169 Y2 JPH0616169 Y2 JP H0616169Y2 JP 1988074734 U JP1988074734 U JP 1988074734U JP 7473488 U JP7473488 U JP 7473488U JP H0616169 Y2 JPH0616169 Y2 JP H0616169Y2
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JP
Japan
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valve
electric drive
drive mechanism
mounting portion
stem
Prior art date
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JP1988074734U
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JPS63193174U (ja
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久男 都丸
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Kitz Corp
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Kitz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ボデー内に弁体(ボール、ディスク)を設
け、この弁体にステムの下端を接続して、このステムの
略90°回転によって開閉するようにしたボールバル
ブ、バタフライバルブ等のバルブに電気駆動機構を搭載
した電気駆動機構付きバルブに関し、特に、停電時等の
緊急時に手動操作を可能とした小口径サイズのバルブに
関するものである。
【従来の技術】
従来よりボールバルブやバタフライバルブ等において、
ボールやディスク等の弁体を減速モータ等によって開閉
する電気駆動機構付きのバルブが多く利用されている
が、この種のバルブは、停電時等の緊急時の際に、手動
操作によって弁体を開閉する必要があるため、通常バル
ブ自体に手動操作部を設けている。 この手動操作部は、電気駆動機構のフレームの上面、側
面又は下面に手動操作用のシャフトを突出させ、この突
出部をレンチ等によって略90°の範囲に回動させてバ
ルブを開閉操作するようにしている。 この場合の開閉の位置決めは、目視で表示に合せるか電
気駆動機構又は軸装部の何処かに設けた手動用ストッパ
機構によっている。
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来のバルブにあっては、前者の場合には、開
閉の位置を正確にすることが困難であり、後者の場合
は、手動用ストッパ機構がリミットスイッチで開閉の位
置決めを行なう電気駆動機構の作動に干渉したり妨害し
たりしないために複雑な構造にする必要があり、部品点
数も多数必要となってコスト面にも問題があり、またバ
ルブに搭載する装置全体が大型化する等問題点があっ
た。 また、電気駆動機構自体に手動用ストッパ機構を設ける
ためには、特殊な電気駆動機構を製作しなければなら
ず、電気駆動機構とこれを搭載するボデーとの結合に誤
差を生ずるようになった場合、手動用ストッパ機構のス
トッパ位置がズレを生ずる等の欠点がある。 本考案は上記した従来の問題点を解決するためになされ
たものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決するための手段として、ボ
デー内に設けた弁体をステムを介して略90°回動する
ことによって開閉するようにしたボールバルブ、バタフ
ライバルブ等のバルブにおいて、上記したステムを軸装
した軸装部をボデーの略中央上部にステムに対して垂直
横向き方向に突設形成し、この軸装部の肉厚中央部に
は、軸装部の垂直横向き方向と交叉する方向に軸装部中
心より略90°の範囲で放射状に操作窓を切欠き形成す
ると共に、この軸装部の両端上面には、電気駆動機構を
搭載するための搭載支持部を設け、更に、この電気駆動
機構には、上記ステムと連結するための回動軸を回動可
能に下方に突出させ、この回動軸に形成した手動操作用
の嵌合孔を上記した操作窓の位置に形成し、この操作窓
より挿入する手動操作用の操作杆を上記した嵌合孔に挿
入自在に設けると共に、上記した操作窓の両端部に、上
記操作杆を略90°の範囲で操作可能なストッパ部を配
置し、上記した両端の搭載支持部に搭載した電気駆動機
構をボルトを介して固着した電気駆動機構付きバルブと
した。
【作用】
本考案はボデーの軸装部上面に電気駆動機構を搭載し、
回動軸に形成した嵌合孔に操作杆を差込み、この操作杆
で回動軸を略90°回転させてバルブの開閉を行なう。
この場合、操作杆は、軸装部に設けた操作窓を通して行
なうが、操作窓は回動軸の中心から半径方向に略90°
範囲とし、その両端にストッパ部を形成してあるから操
作杆の移動範囲も略90°となり、バルブの開閉を適正
に行なうことができる。 更に、手動操作をしないときには、操作杆を外してある
ので、手動時のストッパ機構は作用しなくなりリミット
スイッチを用いた電気駆動機構の作動を干渉したり妨害
したりするものがなくなる。
【実施例】
以下に本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて
説明する。 第1図及び第3図において、1はボールバルブで、ボデ
ー2内に回動軸(ステム)3を軸装し、この回動軸3の
下端に貫通孔4を形成したボール5を内装して、回動軸
3を90°回転することによってバルブの開閉を行な
う。この回動軸3は、後述する回動軸8と適宜の連結手
段により連結するか、又は回動軸3と回動軸8を一体に
設けるようにしてもよい。6はボールシートである。 ステム3を軸装した軸装部2aをボデー1の略中央上部
にステム3に対して垂直横向き方向に突設形成し、この
軸装部2aの両端上面には、後述する電気駆動機構7を
搭載するための搭載支持部2bを設ける。上記した両端
の搭載支持部2bにボルト14を介して電気駆動機構7
を搭載して固着する。この電気駆動機構7は、ケースカ
バ7aとフレーム7bとこのフレーム7bの上部には、
モータ、リミットスイッチ機構やギヤ機構(図示せず)
等を搭載し、モータに連動した回動軸(回転シャフト)
8を電気駆動機構7のフレーム7bの下端より突出さ
せ、この回動軸8には手動操作用の操作杆9を嵌入する
嵌合孔10を形成し、更に、ボデー2の軸装部2aの上
部或いは上面に一体に又は別体に、前記手動操作用の操
作杆9を操作する操作窓11を設ける。この操作窓11
は回動軸8、3の中心から放射方向に略90°の範囲に
設けて、その両端にストッパ部12を設ける。操作窓1
1は、両端にストッパ部12を有し、かつ操作杆9を操
作できる範囲を持つものであれば良いから、たとえば、
軸装部2aを切り欠き形成するか又は上面に段部を形成
するようにしても良いことは勿論のことである。しか
も、本例では、ストッパ部12、12の範囲を90°の
範囲に設定し、一方のストッパ部12に当接している操
作杆9の中心から他方のストッパ部12に操作杆9が当
接したときの、操作杆9の中心までを90°の範囲に設
置し、手動操作を確実に90°の範囲で行うことができ
るようにしている。 本実施例では以上のように構成したから、停電時等にバ
ルブを手動開閉する場合には、軸装部2aに設けた操作
窓11から操作杆9を挿入して、操作杆9の先端を回動
軸8に形成した嵌合孔10に差し込んだ後、操作杆9を
回動しシャフト8及びステム3を回転してボデー2内の
ボール5を回転し、バルブの開閉を行なう。この場合、
操作窓11はシャフト8及びステム3の中心から半径方
向に略90°の範囲に設けてあり、その両端に操作杆9
が当接するストッパ部12を設けてあるので、バルブの
開閉は90°の範囲で適正に行なわれる。 次いで、操作杆9は嵌合孔10から抜いておくので、電
気駆動機構より作動する場合、これに干渉したり妨害し
たりすることがない。 なお、本実施例ではボールバルブについて説明したが、
これに限られるものではなく、その他バタフライバルブ
等の90°開閉バルブに適用できるのは勿論である。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案ではバルブのステムと電気
駆動機構の回動軸をカプラ等の部品を介す必要がなく、
又、電気駆動機構には従来のように手動操作用の連動機
構を別途設ける必要がないから、装置を軽量に、かつコ
ンパクトで小型化した極限設計が可能となる。さらにバ
ルブの手動操作も操作杆を嵌入孔に嵌入して操作杆を回
動させるのみで、略90°の範囲で操作窓のストッパ部
に係止されるため、停電時等の緊急時における手動操作
は、従来に比して極めて簡単に、かつ確実に行なうこと
ができる。更に、電気駆動時には、操作杆が外されてお
り、電気駆動に干渉したり妨害したりするものがない等
の多大な効果を有する。 しかも、通常の電気駆動機構をボデーの軸装部上面に搭
載するのみで、手動用ストッパ機構を設けることができ
ると共に、ストッパ機構を軸装部に設けているので、ス
トッパ位置に誤差を生じることなく、長期間に亘って確
実に使用に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は本考
案の一部切欠の側面図、第2図は第1図の正面図、第3
図は電気駆動機構の正面図、第4図は操作窓の説明図で
ある。 1……ボールバルブ、2a……軸装部 2b……搭載支持部、3……回動軸 5……ボール、7……電気駆動機構 8……回動軸、9……操作杆 10……嵌合孔、11……操作窓 12……ストッパ部、14……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデー内に設けた弁体をステムを介して略
    90°回動することによって開閉するようにしたボール
    バルブ、バタフライバルブ等のバルブにおいて、上記し
    たステムを軸装した軸装部をボデーの略中央上部にステ
    ムに対して垂直横向き方向に突設形成し、この軸装部の
    肉厚中央部には、軸装部の垂直横向き方向と交叉する方
    向に軸装部中心より略90°の範囲で放射状に操作窓を
    切欠き形成すると共に、この軸装部の両端上面には、電
    気駆動機構を搭載するための搭載支持部を設け、更に、
    この電気駆動機構には、上記ステムと連結するための回
    動軸を回動可能に下方に突出させ、この回動軸に形成し
    た手動操作用の嵌合孔を上記した操作窓の開口位置に形
    成し、この操作窓より挿入する手動操作用の操作杆を上
    記した嵌合孔に挿入自在に設けると共に、上記した操作
    窓の両端部に、上記操作杆を略90°の範囲で操作可能
    なストッパ部を配置し、上記した両端の搭載支持部に搭
    載した電気駆動機構をボルトを介して固着したことを特
    徴とする電気駆動機構付きバルブ。
JP1988074734U 1988-06-07 1988-06-07 電気駆動機構付きバルブ Expired - Lifetime JPH0616169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988074734U JPH0616169Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07 電気駆動機構付きバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988074734U JPH0616169Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07 電気駆動機構付きバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63193174U JPS63193174U (ja) 1988-12-13
JPH0616169Y2 true JPH0616169Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=30920224

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988074734U Expired - Lifetime JPH0616169Y2 (ja) 1988-06-07 1988-06-07 電気駆動機構付きバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509829U (ja) * 1973-05-23 1975-01-31
JPS5335782Y2 (ja) * 1975-11-13 1978-09-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63193174U (ja) 1988-12-13

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