JP3862121B2 - 副弁付バタフライ弁用操作装置 - Google Patents

副弁付バタフライ弁用操作装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主弁に副弁を内蔵する副弁付バタフライ弁と共に用いられ、特に一つの駆動源からの駆動力により主弁と副弁の両方を適切な開度調整の下に開閉させられる副弁付バタフライ弁用操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
大容量の流体を給送する大径管の管路に配設されるバタフライ弁においては、弁の急激な閉鎖が行われると、弁上流では圧力が急上昇して、管路中の急激な圧力伝播、いわゆる水撃(ウォータハンマ)現象が、一方、弁下流では圧力が急降下し、管路に気体による空洞部が生じる、いわゆる液柱分離現象がそれぞれ生じることが知られており、いずれの場合も管路中に高い衝撃圧を発生して破損事故等のトラブルの原因になる。これらの現象を防ぐために、管路全体を閉鎖する弁体(主弁)に小型の別のバタフライ弁(副弁)を配設し、閉鎖の際にはこの副弁を開いた状態にして流体の流れを維持しながら主弁を閉じ、この主弁を閉鎖した後に副弁を閉じることによって、管路の急激な閉鎖に伴う弁上下流での圧力の急変を防ぐ副弁付バタフライ弁が従来から使用されている。
【0003】
こうした従来の副弁付バタフライ弁の例としては実開昭63−96381号公報に開示されるものがあり、これを図8及び図9に示す。この図8は従来の副弁付バタフライ弁の概略構成断面図、図9は従来の副弁付バタフライ弁の要部概略構成図を示す。
【0004】
前記各図において従来の副弁付バタフライ弁100は、弁胴103内に配設され、主弁軸106が固着されるバタフライ型の主弁101と、この主弁101の中心部に配設され、副弁軸107が固着されるバタフライ型の副弁102と、前記弁胴103の頂部に配設される固定ケース104と、この固定ケース104上部に回動自在に配設され、前記主弁軸106の頂部を固定される回動ケース105と、主弁軸106内を貫通して回動ケース105内まで延びる副弁軸107の先端に固着されるギヤ部材107aと、前記回動ケース105の頂部内側の副弁軸107と同軸心位置に形成される固定ギヤ105aと、前記回動ケース105の頂部から固定ギヤ105aを貫通させて垂直方向に挿通され、先端にアーム108aを固定されるハンドル軸108と、前記アーム108aに軸支させて配設される上下一組の遊星歯車109とを備え、前記固定ギヤ105aには上部遊星歯車109aを噛合させ、前記ギヤ部材107aには下部遊星歯車109bを噛合させる構成である。
【0005】
この従来の副弁付バタフライ弁100においては、副弁102が流体力によって回動されようとしても減速比の大きい遊星歯車109によってロックされた状態となり、誤動作することはない。また、副弁102の操作力として遊星歯車109を介して行うので、従来の一般的ギヤに比べてスムーズな開閉動作が可能になる上、減速歯車を取付けるための軸を不要にし、ハンドル軸108を回動ケース105に支持するのみでよく、シンプルな構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の副弁付バタフライ弁100は以上のように構成されていたことから、主弁101と副弁102の駆動部分がそれぞれ独立しており、自動開閉とする場合には、駆動源及び制御系が二つ必要となってその分コストがかかる上、手動で開閉する場合には、副弁102の開閉では副弁操作ハンドル108bを、主弁101の開閉では主弁操作ハンドル110をそれぞれ別々に駆動しなければならない上、それぞれの弁の開度を確認しながらの操作となり、作業性が悪く、誤動作が生じやすいという課題を有した。
【0007】
また、操作方法によっては、主弁101を開状態としたときに副弁102が主弁101に対し開いた状態となる場合があり、この時は流体が主弁101中央の副弁102を設けた孔に流れ込んで主弁101付近での流体の流れが大きく乱れ、管路内で大きな抵抗として作用し、流れのスムーズさを損うという課題を有した。
【0008】
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、主弁と副弁を同じ駆動源で開閉させられ、水撃等のトラブルを防ぎながら操作機構を単純且つコンパクト化して製造コストを下げられると共に、各弁を最適な開度に調整でき、流体に対する抵抗を小さくできる副弁付バタフライ弁用操作装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る副弁付バタフライ弁用操作装置は、バタフライ型の主弁の所定位置にバタフライ型の副弁が配設され、且つ副弁軸が主弁軸中心を貫通して配設されてなる副弁付バタフライ弁に対し、前記各弁軸を回動させて前記各弁の開閉操作を行う副弁付バタフライ弁用操作装置において、前記主弁を取囲む弁胴の外部に配設される装置枠と、当該装置枠に回動自在に軸支される駆動軸部を有し、当該駆動軸部から半径方向に所定径離れた位置に駆動軸部に平行な円筒体のピンが配設され、前記駆動軸部の一端部に歯車部が配設されてなり、駆動軸部に駆動力を入力されて回動する駆動車と、前記駆動車の駆動軸部に平行で且つ駆動車の回動範囲から外れた位置で装置枠に回動自在に軸支される被動軸部を有し、当該被動軸部と一体に軸方向に略垂直な略板状の基盤部が形成され、当該基盤部に前記駆動車のピンが係脱自在に嵌まり込む案内溝が被動軸部の半径方向に形成されると共に、当該案内溝近傍の駆動車の回動範囲から外れた所定位置に突片が形成されてなり、前記被動軸部に前記主弁軸が軸心を同じくして一体に固定される被動車と、前記被動車の被動軸部を貫通して回動自在に配設され、一端部に前記駆動車の歯車部と噛合して駆動力を得る歯車部を形成され、他端部に前記副弁軸が軸心を同じくして一体に固定されてなる歯車軸と、前記装置枠内で前記駆動車と回動中心を同じくして回動自在に配設される所定長さの部材で形成され、前記駆動車に対し近付こうとする回動方向に付勢されてなり、駆動車のピンが被動車の案内溝から外れている状態では被動車における前記突片に回動中心から離れた一端部を接触させて駆動車から離れ、且つ駆動車と被動車が接触する状態では回動する駆動車に接触して一体に回動すると共に一端部を突片から離すストッパアームとを備え、前記駆動車及び被動車が、前記主弁及び副弁の全閉状態においては駆動車のピンを被動車の案内溝から外している状態となると共に、前記全閉状態から副弁を回動させる途中で駆動車のピンを被動車の案内溝に係合させた状態となり、当該係合させた状態で少なくとも主弁を全開とするよう主弁及び副弁への連動を調整されてなるものである。
【0010】
このように本発明によれば、ピンを有してなる駆動車、案内溝及び突片を有してなる被動車、及びストッパアームをそれぞれ配設し、ピンと案内溝、並びにストッパアームと突片の各係合関係で適切な間欠回動機構を構成し、主弁及び副弁と適切に連動させることにより、主弁と副弁の全閉状態から駆動車を弁開き側に回転させると、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合しない所定期間は駆動車のみ回動して副弁のみを閉から開まで回転させ、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合すると被動車が駆動車と共に回転して副弁と共に主弁を回転させて開状態とし、逆に全開状態から駆動車を弁閉じ側に回転させると、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合している所定期間は被動車が駆動車と共に回動し、副弁と共に主弁を回動させてまず主弁を閉状態とし、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合しなくなってからは駆動車のみ回動して残った副弁を開状態から閉状態として全閉状態とすることとなり、副弁を開いた状態での主弁の開閉を一つの駆動源で実現でき、開閉時の圧力急変がなく水撃等が発生しない性質を確保しつつ、簡略な構造にして部品点数を減らせ、且つ制御系も一系統のみの配設で事足りるなど、大幅にコストダウンが図れると共に、手動で開閉する場合も操作が一箇所で済み、作業性が大きく向上する。
【0011】
また、本発明に係る副弁付バタフライ弁用操作装置は必要に応じて、前記駆動車及び被動車が、前記主弁の全開状態において副弁を主弁に対し閉止状態とするように各弁を連動させるものである。このように本発明によれば、駆動車及び被動車で全開状態の主弁に対して副弁を閉止状態とするように連動させることにより、全開状態で副弁を閉じた主弁に流体が通り抜けるような孔は生じず、副弁付近での流れの乱れを防いで流体に対する弁の抵抗を小さく抑えられる。
【0012】
また、本発明に係る副弁付バタフライ弁用操作装置は必要に応じて、前記駆動車及び被動車が、前記主弁及び副弁の全閉状態から副弁を90°回動させた状態で駆動車のピンを被動車の案内溝に係合させた状態となり、当該係合させた状態で副弁をさらに180°、主弁を90°回動させて主弁を全開させると共に副弁を主弁と同じ向きとするよう各弁への連動を調整されてなるものである。このように本発明によれば、前記主弁及び副弁の全閉状態から駆動車のピンが被動車の案内溝に係合するまでの駆動車の回動を副弁の90°の回動と対応させ、且つさらなる副弁の180°の回動と主弁の90°の回動を同期させて行い、全閉状態から駆動車を弁開き側に回転させると、まず副弁のみが90°回転して閉から開となり、次に主弁が90°回動して閉から開となると共に副弁もさらに180°回動させて主弁に対し閉止状態となることにより、副弁を主弁に対し開いて流体の弁通過を可能とした状態で主弁の開閉を行え、主弁開閉時の圧力の急変を確実に防いで、水撃等を発生させないと共に、主弁が全開状態の場合に副弁は主弁に対して確実に閉止されて流体の通り抜けるような孔が生じない状態となり、副弁付近での流れの乱れを防いで流体に対する弁の抵抗を小さく抑えられる。
【0013】
また、本発明に係る副弁付バタフライ弁用操作装置は必要に応じて、最終減速段にウォームギヤを有し、前記駆動車の駆動軸部に駆動力を入力するアクチュエータを備えるものである。このように本発明によれば、駆動車の前段にウォームギヤを有するアクチュエータを配設し、アクチュエータで駆動軸部を駆動して各弁を操作することにより、出力側のウォームホイールから入力側のウォームへの逆転がほとんど不可能な性質で被動車及び駆動車側に外部の力が加わってもアクチュエータが影響を受けないこととなり、流体から弁を動かそうとする圧力が加わっても、アクチュエータで被動車及び駆動車を動かす駆動力は変化せず、各弁は制御された状態を維持でき、流れによる弁の異常動作が防げる。
【0014】
また、本発明に係る副弁付バタフライ弁用操作装置は必要に応じて、前記駆動車のピンとして、円筒状のローラが回動自在に軸支されるものである。このように本発明によれば、駆動車に回動自在なローラを配設し、ピンとして案内溝との係合を行わせることにより、ピンと案内溝との接触が転がり接触となって摩擦等の抵抗が減り、被動車及び主弁をよりスムーズに動かせると共に、摺動による摩耗が減少して耐久性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置を図1〜図6に基づいて説明する。この図1は本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の概略構成断面図、図2は本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部平面図、図3は本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の駆動車単独回動状態説明図、図4は本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の駆動車・被動車連動状態説明図、図5は本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による副弁回動状態説明図、図6は本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による主弁・副弁回動状態説明図を示す。
【0016】
前記各図に示すように、本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置1は、管路中に配設される弁胴103内に回動自在に軸支され、主弁軸106を上部に固着される主弁101、及び、この主弁101中央に設けられた孔101a内に回動自在に配設され、主弁軸106の中心を貫通して配設される副弁軸107を上部に固着される副弁102を有してなる副弁付バタフライ弁100(図8、図9参照)と組合わせて用いられる装置であり、前記弁胴103の上部に配設される装置枠2と、この装置枠2に回動自在に配設され、駆動力を入力されて回動する駆動車3と、駆動車3に回動自在に配設され、駆動車3にねじりばね4aを介して連結するストッパアーム4と、前記装置枠2に前記主弁軸106と一体に連結して回動自在に配設され、駆動車3の回動に対し所定期間はストッパアーム4先端の接触で動かないよう拘束され、それ以外は駆動車3の一部に係合して連動して回動する被動車5と、前記被動車5の回転中心を貫通して前記副弁軸107と一体に連結して回動自在に配設され、前記駆動車3から駆動力を得て回動する歯車軸6と、前記駆動車3を位置制御しながら駆動するアクチュエータ7とを備えてなる構成である。
【0017】
前記駆動車3は、前記装置枠2に回動自在に軸支され、上端側をアクチュエータ7の最終段のウォームホイール7bに固定される駆動軸部3aと、駆動軸部3aから半径方向に所定長さ延出させて形成されるクランクアーム3bと、このクランクアーム3bの先端下側に駆動軸部3aと平行なローラ軸3cを中心に回動自在に配設されるローラ3dと、駆動軸部3aの下端部に一体に配設される歯車部3eとを有してなる構成である。駆動車3のローラ3dは摺動するため、材質として砲金が用いられる。
【0018】
前記ストッパアーム4は、前記駆動車3のクランクアーム3b下側における駆動軸部3aに回動自在に取付けられ、駆動軸部3a半径方向に突出する板状体である。ストッパアーム4とクランクアーム3bとの間には、両端部をそれぞれストッパアーム4とクランクアーム3bに固定されるねじりばね4aが配設され、ストッパアーム4をクランクアーム3bに近接させる回転方向(図3における反時計回り方向)に付勢する。これにより、ストッパアーム4は他から拘束力を受けない限りクランクアーム3b先端部分に接触して駆動車3と共に回動する。
【0019】
前記被動車5は、前記駆動車3の駆動軸部3aに平行で且つ駆動車3に接触しない位置で、すなわち図1に実線及び二点鎖線で示される駆動車3の回動範囲から外れた位置で装置枠2に回動自在に軸支され、下端内側に主弁軸106端部を挿入固定される被動軸部5aと、この被動軸部5aの上部に略板状に形成される基盤部5bと、基盤部5bの上面に軸心に対して半径方向に形成され、前記駆動車3のローラ3dが係脱自在に嵌まり込む案内溝5cと、基盤部5bの上面の案内溝5c近傍の駆動車3と干渉しない所定位置、すなわち図3及び図4で示される駆動車3の回動範囲から外れた所定位置案内溝5cより上側へ突出して形成され、前記ストッパアーム4先端が必要に応じて接触する突片としてのストッパ接触部5dとを備える構成である。被動車5の案内溝5cは摺接するローラ3dから力を受けるため、表面を焼き入れ等で硬化させて十分な強度に形成される。なお、駆動車3と被動車5の収納される装置枠2内は潤滑剤が封入されて双方の摺動部分は十分に潤滑される状態となっている。
【0020】
前記歯車軸6は、一端部に駆動車3の歯車部3eと1:1のギヤ比で噛合して駆動力を得る歯車部6aを形成され、被動車5の回転中心を貫通する他端部内側に副弁軸107端部を挿入固定される構成である。
【0021】
前記アクチュエータ7は、最終の減速段にウォームギヤを配した公知の電動式の弁開閉用装置で、ウォーム7aの軸端に緊急時等における手動開閉用のハンドル(図示を省略)を備える構成である。流体から弁を勝手に動かそうとする力が加わっても、出力側のウォームホイール7bから入力側のウォーム7aへの逆転がほとんど不可能な性質によるセルフロック機能で、ウォームギヤより先の機構部分は制御された状態を維持でき、弁の異常動作が起りにくくなっている。
【0022】
前記駆動車3と被動車5で構成される回動伝達機構は、駆動車3の一回転に対し、被動車5が所定角度回転すると共に所定期間休止する間欠機構であり、駆動車3と被動車5の軸間距離を小さくして機構を小型にできること、また、被動車5の回転角を駆動車3の回転角に比べて小さく減速側に設定できると共に、駆動車3の一回転における被動車5の休止期間を回動期間に比べて短くして、駆動車3から被動車5への駆動力の伝達がスムーズ且つ強力に行われることを特徴とする内接ゼネバ機構を応用したものとなっている。駆動車3は、装置枠2による規制で270°の範囲で回動させ、これと一体に副弁102が弁胴103に対して270°回動するようにしている。被動車5は、駆動車3の270°の回動のうち90°の回動期間は休止し、残りの180°の回動期間に駆動車3による駆動で90°だけ回転し、主弁101を弁胴103に対し90°回動させるようにしている。
【0023】
ここで、被動車5の休止期間を、主弁101及び副弁102の全閉状態からの開き初めの段階に設定することで、主弁101を閉止させた状態で副弁102を90°、すなわち閉から開まで回転させ、次に副弁102を回転させつつ主弁101を閉止状態から開まで90°回転させる構成となり、逆に弁を閉じる際においても、副弁102が回転しながらまず主弁101が閉じ、その後に副弁102が開から閉となる仕組みが実現する。こうして、主弁101を閉じる際に流体のわずかな流れを確保して管路を急閉鎖しないようにし、管路内圧力の急変を防いでいる。
【0024】
また、一般の内接ゼネバ機構では、駆動側のみが回動して被動側に駆動力が伝わらない場合、駆動側が被動側に接触、摺動しながら被動側の運動を拘束する仕組みであるが、本発明の装置では、内接ゼネバ機構の駆動側となる駆動車3とストッパアーム4を分離構造としていることから、駆動車3のみを回動させて被動車5は回動させない場合に、ストッパアーム4を駆動車3と一緒には動かさずに被動車5に接触させた状態で静止させられ、ストッパアーム4及び被動車5に摺動による摩耗が生じにくくなっている。
【0025】
次に、前記構成に基づく副弁付バタフライ弁用操作装置の弁開閉動作について説明する。主弁101、副弁102共に閉止した全閉状態(図3(A)、図5(A)参照)から、アクチュエータ7を作動させると、アクチュエータ7の最終段のウォームホイール7bが、ウォーム7aに対し所定の減速比で回転し、ウォームホイール7bに一体に取付けられた駆動車3の駆動軸部3aに駆動力を与える。駆動車3は駆動力を受けて回転し、図3(A)に示す主弁及び副弁の全閉状態で駆動車3のローラ3dが被動車5の案内溝5cから外れて案内溝5cに係合していないために駆動車3のみで回転し、歯車部3e、6aを介して副弁軸107を駆動し、副弁102を回転させる(図5(B)参照)。図3に示すように、この駆動車3の前記ピンとしてのローラ3dが被動車5の案内溝5cから外れて案内溝5cに係合していない期間は、駆動車3と被動車5が接触していない状態であり、ストッパアーム4の回動中心から離れた先端部が被動車5の前記突片としてのストッパ接触部5d側面に接触して駆動車3とは離れつつも被動車5を回転しないよう拘束していることから、主弁101に流体からの圧力が加わっても、主弁101をはじめ主弁軸106、被動車5及び駆動車3にがたつき等の発生もなく確実に主弁101の閉止状態を保つ。
【0026】
駆動車3が回転を続け、駆動車3のローラ3dが被動車5の案内溝5cに係合する直前に、駆動車3のクランクアーム3bがストッパアーム4に接触し(図3(B)参照)、ストッパアーム4が駆動車3のクランクアーム3bに押されて回転を開始する。回転でストッパアーム4の先端がストッパ接触部5dから離れると(図4(A)参照)、ストッパアーム4とストッパ接触部5dの接触による運動の拘束がなくなるため、被動車5は駆動車3の駆動に伴って回動できるようになる。さらに駆動車3が回転を続け、副弁102が閉止位置から90°回転して開になると(図6(A)参照)、駆動車3のローラ3dが被動車5の案内溝5cに係合し、回転する駆動車3のローラ3dが案内溝5cの側壁を転がりつつ押すことにより、被動車5も回転し、主弁軸106を介して主弁101を回動させる(図4(B)、図6(B)参照)。
【0027】
主弁101の任意の開度位置において、流体から主弁101を勝手に動かそうとする圧力が加わっても、ローラ3dと案内溝5cがガタなく係合していることに加え、被動車5と一体に回転する駆動車3の前段には入力側と出力側の逆転が困難なウォームギヤが配設されているため、被動車5並びに駆動車3が出力側からの力、すなわち流体から弁に加わる力で動くことはなく、主弁101は常に正しく開度制御された状態を保つ。
【0028】
アクチュエータ7による駆動車3の回転を続けると、最終的に主弁101が閉止状態から90°回転して開となると共に、副弁102が開位置から180°、すなわち初めの全閉状態から270°回動し、主弁101に対し開−閉−開の各状態を経て閉状態(弁胴103に対しては開)となる(図4(C)、図6(C)参照)。この位置で、駆動車3は装置枠2による規制でそれ以上回動できないので、アクチュエータ7を停止制御して、各弁を全開状態に保持する。
【0029】
一方、閉止動作においては、主弁101、副弁102共に全開の状態(図4(C)、図6(C)参照)から、アクチュエータ7を前記と逆向きに作動させると、ウォームホイール7bと共に駆動車3が逆向きに回転し、歯車部3e、6aを介して副弁軸107を駆動し、副弁102を回転させると共に、駆動車3のローラ3dが被動車5の案内溝5cの側壁を転がりつつ押すことにより被動車5を回転させ、主弁軸106を介して主弁101を回転させる。前記同様、流体から弁を勝手に動かそうとする圧力が加わっても、主弁101は常に正しく開度制御された状態を保つ。また、駆動車3の回転と共に、ストッパアーム4もねじりばね4aの付勢によってクランクアーム3bに近接した状態のままで駆動車3に追随して逆向きに回転する。
【0030】
駆動車3が回転を続け、主弁101が90°回転して閉状態になると共に副弁が180°回転して再び開状態になる(図4(A)、図6(A)参照)と、ローラ3dの案内溝5cへの係合が外れ、さらにクランクアーム3bと共に回転してきたストッパアーム4の先端部と被動車5のストッパ接触部5dが接触し(図3(B)参照)、被動車5の運動を拘束するため、被動車5は開方向に回転できなくなり、主弁101は確実に閉状態に保たれる。
【0031】
さらに駆動車3を回転させると、図3に示すように駆動車3のローラ3dが被動車5の案内溝5cから外れて案内溝5cに係合していないために駆動車3のみで回転して、副弁102を開位置からさらに回転させる。副弁102は、この開位置から90°、すなわち当初の全開位置から270°回転して閉状態となり、駆動車3は装置枠2による規制でそれ以上回動しないので、アクチュエータ7を停止制御し、各弁を全閉状態に保持する(図3(A)、図5(A)参照)。
【0032】
このように、本実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置では、駆動車3、被動車5、及びストッパアーム4を組合わせて間欠回動機構を構成し、主弁101及び副弁102と適切に連動させて開閉させられることから、副弁102を開いた状態で主弁101の開閉を行い、弁開閉時の管路中の圧力急変を防いで水撃等を発生させない機能を有しながら、主弁101と副弁102の駆動力を駆動車3からそれぞれ適切に分配してアクチュエータ7を一つにすることができ、制御系も一系統で済み、シンプルな機構として部品点数を減らせ、コストダウンが図れると共に、手動開閉の場合には一箇所の操作ですみ、作業性が大きく向上する。また、主弁101が開状態の場合に副弁102は主弁101に対して閉となり、流体が副弁102付近で乱れることがなく、流体に対する抵抗が小さくなって流れの効率を高められる。
【0033】
なお、前記実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置においては、駆動車3と被動車5による回転伝達機構が、内接ゼネバ機構を応用した間欠機構となっている構成であるが、この他に、外接ゼネバ機構や間欠ピン歯車機構などの間欠機構を用いる構成とすることもできる。
【0034】
また、前記実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置においては、ストッパアーム4の運動拘束をねじりばね4aを用いて行う構成としているが、この他、図7に示すように、ストッパアーム4と駆動車3、及び被動車5にマグネット8を取付ける構成とすることもでき、駆動車3のローラ3dが案内溝5cに接触していない間はストッパアーム4と被動車5を吸着させて被動車5の拘束を確実に維持し(図7(A)参照)、駆動車3のクランクアーム3bがストッパアーム4を押して回転させる際にはこれらを互いに吸着させ(図7(B)参照)、逆回転の際にクランクアーム3bに吸着させたストッパアーム4をそのまま駆動車3と一体に回転させられることとなり、ストッパアーム4の適切な回動が簡略な機構で実現でき、装置製作におけるコストダウンが図れる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、ピンを有してなる駆動車、案内溝及び突片を有してなる被動車、及びストッパアームをそれぞれ配設し、ピンと案内溝、並びにストッパアームと突片の各係合関係で適切な間欠回動機構を構成し、主弁及び副弁と適切に連動させることにより、主弁と副弁の全閉状態から駆動車を弁開き側に回転させると、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合しない所定期間は駆動車のみ回動して副弁のみを閉から開まで回転させ、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合すると被動車が駆動車と共に回転して副弁と共に主弁を回転させて開状態とし、逆に全開状態から駆動車を弁閉じ側に回転させると、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合している所定期間は被動車が駆動車と共に回動し、副弁と共に主弁を回動させてまず主弁を閉状態とし、駆動車のピンが被動車の案内溝に係合しなくなってからは駆動車のみ回動して残った副弁を開状態から閉状態として全閉状態とすることとなり、副弁を開いた状態での主弁の開閉を一つの駆動源で実現でき、開閉時の圧力急変がなく水撃等が発生しない性質を確保しつつ、簡略な構造にして部品点数を減らせ、且つ制御系も一系統のみの配設で事足りるなど、大幅にコストダウンが図れると共に、手動で開閉する場合も操作が一箇所で済み、作業性が大きく向上するという効果を奏する。
また、本発明においては、駆動車及び被動車で全開状態の主弁に対して副弁を閉止状態とするように連動させることにより、全開状態で副弁を閉じた主弁に流体が通り抜けるような孔は生じず、副弁付近での流れの乱れを防いで流体に対する弁の抵抗を小さく抑えられるという効果を有する。
また、本発明においては、前記主弁及び副弁の全閉状態から駆動車のピンが被動車の案内溝に係合するまでの駆動車の回動を副弁の90°の回動と対応させ、且つさらなる副弁の180°の回動と主弁の90°の回動を同期させて行い、全閉状態から駆動車を弁開き側に回転させると、まず副弁のみが90°回転して閉から開となり、次に主弁が90°回動して閉から開となると共に副弁もさらに180°回動させて主弁に対し閉止状態となることにより、副弁を主弁に対し開いて流体の弁通過を可能とした状態で主弁の開閉を行え、主弁開閉時の圧力の急変を確実に防いで、水撃等を発生させないと共に、主弁が全開状態の場合に副弁は主弁に対して確実に閉止されて流体の通り抜けるような孔が生じない状態となり、副弁付近での流れの乱れを防いで流体に対する弁の抵抗を小さく抑えられるという効果を有する。
また、本発明においては、駆動車の前段にウォームギヤを有するアクチュエータを配設し、アクチュエータで駆動軸部を駆動して各弁を操作することにより、出力側のウォームホイールから入力側のウォームへの逆転がほとんど不可能な性質で被動車及び駆動車側に外部の力が加わってもアクチュエータが影響を受けないこととなり、流体から弁を動かそうとする圧力が加わっても、アクチュエータで被動車及び駆動車を動かす駆動力は変化せず、各弁は制御された状態を維持でき、流れによる弁の異常動作が防げるという効果を有する。
また、本発明においては、駆動車に回動自在なローラを配設し、ピンとして案内溝との係合を行わせることにより、ピンと案内溝との接触が転がり接触となって摩擦等の抵抗が減り、被動車及び主弁をよりスムーズに動かせると共に、摺動による摩耗が減少して耐久性が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の概略構成断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部平面図である。
【図3】(A)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の主弁及び副弁全閉時状態説明図である。
(B)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の駆動車とストッパアームの接触開始状態説明図である。
【図4】(A)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の駆動車と被動車の係合開始状態説明図である。
(B)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の主弁45°開時状態説明図である。
(C)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の主弁及び副弁全開時状態説明図である。
【図5】(A)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による主弁及び副弁全閉状態説明図である。
(B)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による副弁開状態説明図である。
【図6】(A)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による副弁全開状態説明図である。
(B)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による主弁45°開状態説明図である。
(C)は本発明の一実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置による主弁及び副弁全開状態説明図である。
【図7】(A)は本発明の他の実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の主弁及び副弁全閉時状態説明図である。
(B)は本発明の他の実施の形態に係る副弁付バタフライ弁用操作装置の要部の駆動車と被動車の係合開始状態説明図である。
【図8】従来の副弁付バタフライ弁の概略構成断面図である。
【図9】従来の副弁付バタフライ弁の要部概略構成図である。
【符号の説明】
1 副弁付バタフライ弁用操作装置
2 装置枠
3 駆動車
3a 駆動軸部
3b クランクアーム
3c ローラ軸
3d ローラ
3e 歯車部
4 ストッパアーム
4a ねじりばね
5 被動車
5a 被動軸部
5b 基盤部
5c 案内溝
5d ストッパ接触部
6 歯車軸
6a 歯車部
7 アクチュエータ
7a、111 ウォーム
7b、112 ウォームホイール
8 マグネット
100 副弁付バタフライ弁
101 主弁
101a 孔
102 副弁
103 弁胴
104 固定ケース
105 回動ケース
105a 固定ギヤ
106 主弁軸
107 副弁軸
107a ギヤ部材
108 ハンドル軸
108a アーム
108b 副弁操作ハンドル
109 遊星歯車
109a 上部遊星歯車
109b 下部遊星歯車
110 主弁操作ハンドル

Claims (5)

  1. バタフライ型の主弁の所定位置にバタフライ型の副弁が配設され、且つ副弁軸が主弁軸中心を貫通して配設されてなる副弁付バタフライ弁に対し、前記各弁軸を回動させて前記各弁の開閉操作を行う副弁付バタフライ弁用操作装置において、
    前記主弁を取囲む弁胴の外部に配設される装置枠と、
    当該装置枠に回動自在に軸支される駆動軸部を有し、当該駆動軸部から半径方向に所定径離れた位置に駆動軸部に平行な円筒体のピンが配設され、前記駆動軸部の一端部に歯車部が配設されてなり、駆動軸部に駆動力を入力されて回動する駆動車と、
    前記駆動車の駆動軸部に平行で且つ駆動車の回動範囲から外れた位置で装置枠に回動自在に軸支される被動軸部を有し、当該被動軸部と一体に軸方向に略垂直な略板状の基盤部が形成され、当該基盤部に前記駆動車のピンが係脱自在に嵌まり込む案内溝が被動軸部の半径方向に形成されると共に、当該案内溝近傍の駆動車の回動範囲から外れた所定位置に突片が形成されてなり、前記被動軸部に前記主弁軸が軸心を同じくして一体に固定される被動車と、
    前記被動車の被動軸部を貫通して回動自在に配設され、一端部に前記駆動車の歯車部と噛合して駆動力を得る歯車部を形成され、他端部に前記副弁軸が軸心を同じくして一体に固定されてなる歯車軸と、
    前記装置枠内で前記駆動車と回動中心を同じくして回動自在に配設される所定長さの部材で形成され、前記駆動車に対し近付こうとする回動方向に付勢されてなり、駆動車のピンが被動車の案内溝から外れている状態では被動車における前記突片に回動中心から離れた一端部を接触させて駆動車から離れ、且つ駆動車と被動車が接触する状態では回動する駆動車に接触して一体に回動すると共に一端部を突片から離すストッパアームとを備え、
    前記駆動車及び被動車が、前記主弁及び副弁の全閉状態においては駆動車のピンを被動車の案内溝から外している状態となると共に、前記全閉状態から副弁を回動させる途中で駆動車のピンを被動車の案内溝に係合させた状態となり、当該係合させた状態で少なくとも主弁を全開とするよう主弁及び副弁への連動を調整されてなることを特徴とする副弁付バタフライ弁用操作装置。
  2. 前記請求項1に記載の副弁付バタフライ弁用操作装置において、
    前記駆動車及び被動車が、前記主弁の全開状態において副弁を主弁に対し閉止状態とするように各弁を連動させることを
    特徴とする副弁付バタフライ弁用操作装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載の副弁付バタフライ弁用操作装置において、
    前記駆動車及び被動車が、前記主弁及び副弁の全閉状態から副弁を90°回動させた状態で駆動車のピンを被動車の案内溝に係合させた状態となり、当該係合させた状態で副弁をさらに180°、主弁を90°回動させて主弁を全開させると共に副弁を主弁と同じ向きとするよう各弁への連動を調整されてなることを
    特徴とする副弁付バタフライ弁用操作装置。
  4. 前記請求項1ないし3のいずれかに記載の副弁付バタフライ弁用操作装置において、
    最終減速段にウォームギヤを有し、前記駆動車の駆動軸部に駆動力を入力するアクチュエータを備えることを
    特徴とする副弁付バタフライ弁用操作装置。
  5. 前記請求項1ないし4のいずれかに記載の副弁付バタフライ弁用操作装置において、
    前記駆動車のピンとして、円筒状のローラが回動自在に軸支されることを
    特徴とする副弁付バタフライ弁用操作装置。
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