JP2002031262A - 電動バルブ用クラッチ装置 - Google Patents

電動バルブ用クラッチ装置

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JP2002031262A
JP2002031262A JP2000249059A JP2000249059A JP2002031262A JP 2002031262 A JP2002031262 A JP 2002031262A JP 2000249059 A JP2000249059 A JP 2000249059A JP 2000249059 A JP2000249059 A JP 2000249059A JP 2002031262 A JP2002031262 A JP 2002031262A
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JP
Japan
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coupling
valve
outer coupling
inner coupling
stem
Prior art date
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Application number
JP2000249059A
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English (en)
Inventor
Koushiyun Kin
浩春 金
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Kawaden Co Ltd
Original Assignee
Kawaden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動バルブ用クラッチ装置を提供すること。 【解決手段】 バルブ用アクチュエータの出力軸に連結
される円筒状の外カップリングと、バルブのステムに連
結され、前記外カップリングに嵌挿される円筒状の内カ
ップリングと、該内カップリングに嵌挿され、スプリン
グにより常時ステム方向に付勢される摺動ブロックと、
外カップリング及び内カップリングを通じて該摺動ブロ
ックに固着される操作レバーとから構成され、前記外カ
ップリングには前記操作レバーが外カップリング内を上
下動でき、且つ、水平方向に移動できるようなL字型の
ガイド孔を形成すると共に、前記内カップリングには前
記操作レバーが内カップリング内を上下動できるような
縦長の案内孔を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの駆動によ
り出力軸を回転させてバルブを開閉する電動バルブに使
用されるクラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、モータの駆動により出力軸を
回転させてバルブを開閉する所謂電動バルブは公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の電動バ
ルブにあっては、アクチュエータの出力軸とバルブのス
テムとは直結されていたため、停電等によってアクチュ
エータ内のモータが駆動しないときには手動で操作する
以外バルブを開閉する手段はなかった。
【0004】手動でバルブを開閉する手段として、アク
チュエータの出力軸をスパナのような工具で回転させる
方法や、出力軸を駆動する内部減速ギアに手動操作機構
を設ける方法があるが、前者の方法にあっては、出力軸
以外の回転系機構の一部が一緒に回転するため出力軸を
回転させるのに重いだけでなく、内部減速ギアが破損す
る問題点があり、後者の方法にあっては、前者の方法に
比べて省力化は現実的に可能ではあるが、手動機構を作
動させる程度が分からず、回し過ぎによる回転系機構又
はバルブの損傷事故が起きるという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記問題点を解決するための
クラッチ装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動バルブ
用クラッチ装置は、バルブ用アクチュエータの出力軸に
連結される円筒状の外カップリングと、バルブのステム
に連結され、前記外カップリングに嵌挿される円筒状の
内カップリングと、該内カップリングに嵌挿され、スプ
リングにより常時ステム方向に付勢される摺動ブロック
と、外カップリング及び内カップリングを通じて該摺動
ブロックに固着される操作レバーとから構成され、前記
外カップリングには前記操作レバーが外カップリング内
を上下動でき、且つ、水平方向に移動できるようなL字
型のガイド孔を形成すると共に、前記内カップリングに
は前記操作レバーが内カップリング内を上下動できるよ
うな縦長の案内孔を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の作用】内、外のカップリングが操作レバーによ
り係脱して、アクチュエータの出力軸とバルブのステム
が一体化したり分離したりする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明クラッチ装置の実施の形態
を図面について具体的に説明する。図1は、本発明クラ
ッチ装置を具備したバルブとアクチュエータの自動運転
中の要部縦断側面図、図2は、同手動操作中の要部縦断
側面図、図3は、本発明クラッチ装置の外カップリング
と内カップリングの関係を表す斜視図、図4は、自動運
転中の外カップリングと内カップリングの関係を表す斜
視図、図5は、手動操作中の外カップリングと内カップ
リングの関係を表す斜視図、図6は、自動運転中の外カ
ップリングと内カップリングの関係を表す横断面図、図
7は、手動操作中の外カップリングと内カップリングの
関係を表すとの関係を表わす横断面である。
【0009】Vは、バルブで、弁体に直結されるステム
V1が上方に突出している。
【0010】Aは、前記バルブを駆動するアクチュエー
タで、前記バルブにフレームを介して取り付けられ、ケ
ーシング内部に図示しないがモータ、減速ギア、制御機
構等を収納しており、前記バルブVのステムV1を回転
させる出力軸A1がステムV1の回転中心と一致するよ
うに下方に突出している。
【0011】1は、本発明クラッチ装置を構成する有底
円筒状の外カップリングで、前記アクチュエータAの出
力軸A1に連結される連結部11が設けられ、周面には
縦孔12aと横孔12bとから成るL字型のガイド孔1
2が形成されている。
【0012】2は、前記外カップリング1内に嵌挿され
る有底円筒状の内カップリングで、前記バルブVのステ
ムV1に連結される連結部21が設けられ、周面には縦
長の案内孔22が形成されている。
【0013】3は、前記内カップリング2内に嵌挿さ
れ、スプリング31によって常時ステムV1方向に付勢
される摺動ブロックであって、後述する操作レバーのネ
ジ部が螺合する螺孔32が形成されている。
【0014】4は、内、外カップリング2、1を係脱さ
せ、アクチュエータの出力軸A1とバルブのステムV1
を一体化したり分離したりする操作レバーで、前記摺動
ブロック3の螺孔32に螺合するネジ部41と握り部4
2が形成されている。
【0015】次に、本発明クラッチ装置の組み付け方法
並びに具体的用法を説明する。
【0016】先ず、内カップリング2内に摺動ブロック
3を嵌挿し、この内カップリング2をスプリング31を
介在させて外カップリング1内に押し込み、内カップリ
ング2の案内孔22を外カップリング1のガイド孔12
の縦孔12aと一致させた状態で縦孔12aから操作レ
バー4のネジ部41を内外カップリング内に嵌入し、内
カップリング2内の摺動ブロック3の螺孔32に操作レ
バー4のネジ部41を螺合させて図4のようにクラッチ
装置を組み立てる。
【0017】上述のように組み立てたクラッチ装置は、
左右方向から差し入れるだけで外カップリング1の連結
部11がアクチュエータAの出力軸A1の割れ目に嵌合
し、内カップリング2の連結部21の割れ目がバルブV
のステムV1に嵌合するようになっているので、そのよ
うに差し入れてアクチュエータAの出力軸A1とバルブ
VのステムV1とをクラッチ装置を介して連結する。連
結後はそれぞれの連結部をピン等で止めて抜け止めを施
すことによって取り付けが終了する。
【0018】クラッチ装置が図1の状態即ち図3の状態
のときは、スプリング31に付勢される摺動ブロック3
と一体の操作レバー4は外カップリング1のガイド孔1
2の縦孔12aに嵌合しているので、外カップリング1
と内カップリング2は操作レバー4を介して一体回転す
るようになっている。
【0019】従って、アクチュエータAのモータを駆動
し、出力軸A1を回転させると、その回転力はその侭バ
ルブVのステムV1に伝達され、バルブは開閉動作す
る。
【0020】停電等によりアクチュエータAが作動しな
いときに手動でバルブを開閉したいときには、操作レバ
ー4を握って同操作レバーをスプリング31の復元力に
抗して上方に押し上げてやると、操作レバー4は外カッ
プリング1のガイド孔12の縦孔12aから外れ、外カ
ップリング1の状態に拘らず横孔12bに沿って内カッ
プリング2のみを回転させることができるので、外カッ
プリング1の状態に拘らずバルブVのステムV1を回転
させることができてバルブVを開放又は閉鎖することが
できる。(図2、図5の状態)
【0020】操作レバー4を元の位置に戻すと、スプリ
ング31の復元力によって摺動ブロック3即ち操作レバ
ー4は下方に押し下げられてガイド孔12の縦孔12a
に嵌合して自動的に内外カップリングが一体化してアク
チュエータの出力軸A1とバルブのステムV1とが直結
される。
【0021】また、図2、図5の状態にした侭アクチュ
エータAを作動した場合、外カップリング1が回転して
縦孔12aが操作レバー4の位置迄来ると、上述の作動
により自動的に内外カップリングが一体化してアクチュ
エータの出力軸A1とバルブのステムV1とが直結され
るので、以後アクチュエータによるバルブの開閉が行わ
れる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るクラッチ装置によれば、バ
ルブ用アクチュエータの出力軸に連結される円筒状の外
カップリングと、バルブのステムに連結され、前記外カ
ップリングに嵌挿される円筒状の内カップリングと、該
内カップリングに嵌挿され、スプリングにより常時ステ
ム方向に付勢される摺動ブロックと、外カップリング及
び内カップリングを通じて該摺動ブロックに固着される
操作レバーとから構成され、前記外カップリングには前
記操作レバーが外カップリング内を上下動でき、且つ、
水平方向に移動できるようなL字型のガイド孔を形成す
ると共に、前記内カップリングには前記操作レバーが内
カップリング内を上下動できるような縦長の案内孔を形
成したもので、内、外のカップリングが操作レバーによ
り簡単に係脱して、アクチュエータの出力軸とバルブの
ステムが一体化したり分離したりするため、従来のよう
に出力軸以外の回転系機構の一部が一緒に回転して内部
減速ギアが破損するようなことがなく、また、回し過ぎ
による回転系機構又はバルブの損傷事故が起きるという
ようなことがなく、簡単な操作で確実なクラッチの入切
が行えるという効果がある。
【0023】また、構造が簡単で、コンパクトであるた
め、既存のアクチュエータとバルブを利用し、その間隔
を調節するだけで簡単に取り付けることができるので、
電動と手動の切り替えができない旧式の電動バルブでも
手動操作機能を備えた電動バルブに改良することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明クラッチ装置を具備したバルブとアクチ
ュエータの自動運転中の要部縦断側面図
【図2】同手動操作中の要部縦断側面図である。
【図3】本発明クラッチ装置の外カップリングと内カッ
プリングの関係を表す斜視図である。
【図4】自動運転中の外カップリングと内カップリング
の関係を表す斜視図である。
【図5】手動操作中の外カップリングと内カップリング
の関係を表す斜視図である。
【図6】自動運転中の外カップリングと内カップリング
の関係を表す横断面図である。
【図7】手動操作中の外カップリングと内カップリング
の関係を表すとの関係を表わす横断面である。
【符号の説明】
1 外カップリング 2 内カップリング 3 摺動ブロック 4 操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ用アクチュエータAの出力軸A1
    に連結される円筒状の外カップリング1と、バルブVの
    ステムV1に連結され、前記外カップリング1に嵌挿さ
    れる円筒状の内カップリング2と、該内カップリングに
    嵌挿され、スプリングにより常時ステム方向に付勢され
    る摺動ブロック3と、外カップリング及び内カップリン
    グを通じて該摺動ブロックに固着される操作レバー4と
    から構成され、前記外カップリングには前記操作レバー
    が外カップリング内を上下動でき、且つ、水平方向に移
    動できるようなL字型のガイド孔12を形成すると共
    に、前記内カップリングには前記操作レバーが内カップ
    リング内を上下動できるような縦長の案内孔22を形成
    したことを特徴とする電動バルブ用クラッチ装置。
JP2000249059A 2000-07-14 2000-07-14 電動バルブ用クラッチ装置 Pending JP2002031262A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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