JPS6116383Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6116383Y2
JPS6116383Y2 JP5325281U JP5325281U JPS6116383Y2 JP S6116383 Y2 JPS6116383 Y2 JP S6116383Y2 JP 5325281 U JP5325281 U JP 5325281U JP 5325281 U JP5325281 U JP 5325281U JP S6116383 Y2 JPS6116383 Y2 JP S6116383Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pin
glass
link
quarter window
handle
Prior art date
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Expired
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JP5325281U
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English (en)
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JPS57165774U (ja
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Publication date
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Priority to JP5325281U priority Critical patent/JPS6116383Y2/ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用クオータウインドガラス開閉
装置に関し、その目的は、クオータウインドに近
い後席着座者が直接ガラスの開閉が可能であるこ
とは勿論のこと、遠く隔てた前座着座者も着座状
態で遠隔開閉操作を可能としたことである。
一般にクオータウインドガラスは後車輪のタイ
ヤハウスの関係で昇降開閉させることが難しく、
車体側方に開閉する場合が多く採用されている。
この場合、後座に着座者があるときには容易に開
閉することができるが、前席着座者のみの場合に
は着座状態ではクオータウインドガラスまでは手
が届かないので開閉することができなかつた。
本考案は、このような従来の不都合を解消した
開閉装置を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図において1はクオータウインドガラス(以下
単にガラスという)、2はこのガラス1を車体側
方に開閉自在に枢着しているヒンジ金具、3はヒ
ンジ金具2とは反対側のガラス端部に設けられた
ロツク装置、4はロツク装置3を遠隔操作するコ
ントロール装置、5は操作レバー、6はトルクケ
ーブルを示す。
ロツク装置3の機構を第2図によつて説明する
と、21はガラス1端に固定されるヒンジ部材で
あり、ピンを挿入するための目玉22が形成され
ている。12はボデーに固定されるサポートであ
り、目玉13a,13bをし、下方の目玉13b
には後述するピン25を挿通するときに、ピン2
5に突設されたキー27を通過させる凹溝14を
有している。15はリンクであり、その両端には
ピン穴16a,16bを有し、一方のピン穴16
aには前記ピン25のキー27が係合するキー溝
17が形成されている。18は直接開閉用のハン
ドルであり、中央部と端部とにピン穴19,23
が明けられている。前記ピン25はキー27と角
穴26とを有しており、リンク15の一端のピン
穴16a側をサポート12の上下目玉13a,1
3b間に挿入し、さらにピン25を目玉13a,
13b及びピン穴16aに挿通してリング28で
回転可能に係止すると共に、リンク15をサポー
ト12に枢支し、且つピン25の回転によりキー
27、キー溝17を介してリンク15を旋回動す
るようにする。
一方、リンク15の他端のピン穴16bはハン
ドル18の中央部のピン穴19を介してピン20
により枢着され、さらにヒンジ部材21はその目
玉22とハンドル18の端部のピン穴23を介し
てピン24により枢着される。従つてハンドル1
8の回動によりピン20を支点にしてヒンジ部材
21を介してガラス1の開閉動を行うと共に、リ
ンク15の旋回動によつてもハンドル18を介し
てガラス1の開閉動が得られるものである。
このロツク装置3を遠隔操作するコントロール
装置4は第4図及び第5図に示すように、逆入力
駆動阻止機構7、例えば一方向クラツチ機構の入
力軸7a側に操作レバー5を取付け、出力軸7b
側には駆動ギヤ8を固着し、この駆動ギヤ8に回
転軸線を直交する従動ギヤ9を噛合させた構造で
ある。従つて操作レバー5の回動により入力軸7
aから出力軸7bに回転が伝わり、駆動ギヤ8を
介して従動ギヤ9を回転するが、従動ギヤ9側か
らの回転は逆入力駆動阻止機構7によつて阻止さ
れる。
このコントロール装置4と前記ロツク装置3と
をトルクケーブル6によつて連繋する。すなわ
ち、トルクケーブル6の両端には角軸10,11
が設けられ、一方の角軸10はコントロール装置
4の従動ギヤ9の角穴に嵌合され、他方の角軸1
1はロツク装置3のピン25の角穴26に嵌合さ
れ、操作レバー5の回転をピン25に遠隔伝達す
るようにしてある。
ピン25の角穴26に嵌合される角軸11は着
脱自在とされているが、第3図に示すように、角
軸11の上下2位置に係合溝32a,32bを設
け、角軸11に摺動可能に脱着金具29を嵌合
し、この脱着金具29に前記係合溝32a,32
bに係合する凸起31とピン25の角穴26に嵌
脱する角軸部30を設けた接続機構を介して連繋
してもよい。
次に本考案の作用について説明する。ガラス1
の開閉をロツク装置3で直接操作する場合には、
第2図においてトルクケーブル6の角軸11をピ
ン25の角穴26より引き抜くか、又は第3図イ
に示すように脱着金具29を上方に引き上げて角
軸部30をピン25の角穴26より離脱させる。
これによりハンドル18は自由に回動することが
でき、ピン20を支点とする回動によりヒンジ部
材21を介してガラス1は車前側方に開閉するこ
とができる。
一方、前席より遠隔操作を行う場合には、第2
図においてはトルクケーブル6の角軸11はピン
25の角穴26に嵌合させるか、又第3図ロに示
すように脱着金具29を引き下げて角軸30をピ
ン25の角穴26に結合する。これにより操作レ
バー5を回動すると、そのトルクはトルクケーブ
ル6を介してピン25に伝達され、ピン25の回
転によりキー27とリンク15のキー溝17との
係合でリンク15はピン25を支点にして旋回動
し、ハンドル18を直接操作したときと同等の回
動を行い、ヒンジ部材21を介してガラス1は開
閉するのである。
以上のように本考案は簡単な構造と操作によつ
てクオータウインドガラスの側方開閉を後席着座
者が直接操作できることは勿論、前席着座者も着
座したまま操作レバーによる遠隔操作を可能と
し、トルクケーブルを左右のガラスのロツク装置
に振り分けることにより左右何れのガラスでも遠
隔開閉操作を行うことができる利点と、開閉位置
での確実なロツクを行う利点とを有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の側面図、第2図はロツク
装置の分解斜視図、第3図はピンとトルクケーブ
ルとの脱着機構の実施例を示す要部斜視図、第4
図はコントロール装置の側面図、第5図は同分解
斜視図である。 1……クオータウインドガラス、2……ヒンジ
金具、3……ロツク装置、4……コントロール装
置、5……操作レバー、6……トルクケーブル、
7……逆入力駆動阻止機構、8……駆動ギヤ、9
……従動ギヤ、10,11……角軸、12……サ
ポート、13a,13b……目玉、15……リン
ク、18……ハンドル、20……ピン、21……
ヒンジ部材、24……ピン、25……ピン、26
……角穴、27……キー、29……脱着金具、3
0……角軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の側方に開閉可能に枢着したクオータウイ
    ンドガラスにおいて、このガラスの枢着部とは反
    対側の端部にヒンジ部材を固定し、このガラス端
    側のボテーにサポートを固定すると共に、このサ
    ポートにはリンクの一端を旋回方向に係合するピ
    ンを介して枢支し、他端はハンドルを枢支し、こ
    のハンドルに前記ヒンジ部材を枢着させ、前記ク
    オータウインドガラスから遠く隔てた車室内位置
    に逆入力駆動阻止機構を備えた回転操作レバーを
    設置し、この操作レバーと前記リンクの一端を枢
    支するピンとの間をトルクケーブルによつて連繋
    したことを特徴とする自動車用クオータウインド
    ガラス開閉装置。
JP5325281U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6116383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5325281U JPS6116383Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5325281U JPS6116383Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165774U JPS57165774U (ja) 1982-10-19
JPS6116383Y2 true JPS6116383Y2 (ja) 1986-05-20

Family

ID=29849897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5325281U Expired JPS6116383Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JP (1) JPS6116383Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1600583A2 (en) * 2004-05-10 2005-11-30 Kabushiki Kaisha Honda Lock Apparatus for locking and unlocking vehicle door

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1600583A2 (en) * 2004-05-10 2005-11-30 Kabushiki Kaisha Honda Lock Apparatus for locking and unlocking vehicle door
EP1600583A3 (en) * 2004-05-10 2007-04-04 Kabushiki Kaisha Honda Lock Apparatus for locking and unlocking vehicle door

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57165774U (ja) 1982-10-19

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