JPH06161664A - データ処理装置及び入力座標補正方法 - Google Patents
データ処理装置及び入力座標補正方法Info
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- JPH06161664A JPH06161664A JP31735692A JP31735692A JPH06161664A JP H06161664 A JPH06161664 A JP H06161664A JP 31735692 A JP31735692 A JP 31735692A JP 31735692 A JP31735692 A JP 31735692A JP H06161664 A JPH06161664 A JP H06161664A
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- display
- orientation
- tablet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】タブレットと表示装置とが一体化されたデータ
処理装置において、表示画面の向きに応じてユーザ自身
が視差補正情報を設定し直さなくとも、常に正しい入力
位置を得る。 【構成】タブレット10上の指定位置とLCD6上の表
示位置との間に生じる視差を補正するための視差補正情
報を、LCD6の表示画面の向きを示す表示方向情報と
共にRAM26の視差領域26aに記憶しておく。LC
D6の現在の表示画面の向きを診断し、その表示画面の
向きが視差領域26aに記憶された表示画面の向きと異
なる場合に、そのときの表示画面の向きに応じて視差補
正情報を変更し、この変更された視差補正情報に基づい
て、タブレット10からの指定位置のX座標位置および
Y座標位置を補正する。
処理装置において、表示画面の向きに応じてユーザ自身
が視差補正情報を設定し直さなくとも、常に正しい入力
位置を得る。 【構成】タブレット10上の指定位置とLCD6上の表
示位置との間に生じる視差を補正するための視差補正情
報を、LCD6の表示画面の向きを示す表示方向情報と
共にRAM26の視差領域26aに記憶しておく。LC
D6の現在の表示画面の向きを診断し、その表示画面の
向きが視差領域26aに記憶された表示画面の向きと異
なる場合に、そのときの表示画面の向きに応じて視差補
正情報を変更し、この変更された視差補正情報に基づい
て、タブレット10からの指定位置のX座標位置および
Y座標位置を補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレットを入力装置
として使用したワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置及び入力座標補正方法に関す
る。
として使用したワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置及び入力座標補正方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば小型のワードプロセッサや
パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置には、タッ
チパネル等の感圧式タブレットを入力装置として使用し
たものが開発されている。この入力装置は、パネルの表
面にペン等により荷重された位置の座標データを入力す
る。
パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置には、タッ
チパネル等の感圧式タブレットを入力装置として使用し
たものが開発されている。この入力装置は、パネルの表
面にペン等により荷重された位置の座標データを入力す
る。
【0003】感圧式タブレットは、図8に示すように、
パネルの表面部を形成する透明なフイルム基板1と底面
部を形成するガラス基板2との間に、2枚の透明電極材
3,4がギャップを以て対向し、このギャップに絶縁ス
ペーサ(絶縁ドットスペーサ)5を設けた構造からな
る。
パネルの表面部を形成する透明なフイルム基板1と底面
部を形成するガラス基板2との間に、2枚の透明電極材
3,4がギャップを以て対向し、このギャップに絶縁ス
ペーサ(絶縁ドットスペーサ)5を設けた構造からな
る。
【0004】透明電極材3,4はそれぞれ、透明導電膜
をコートした透明電極面を有し、X軸用の電極材(以下
X軸透明電極3と称する)とY軸用の電極材(以下Y軸
透明電極4と称する)である。絶縁スペーサ5は、非入
力操作時にはX軸透明電極3とY軸透明電極4との接触
を防止し、フィルム基板1をペン等により押圧したとき
には変形して、各透明電極3,4間を短絡させる球状の
部材である。ガラス基板2の下側には、例えばキーボー
ドに相当するキー配列の画面を表示するための液晶表示
器(LCD)6が配置される。LCD6は、システムの
出力装置の一部である表示装置を構成する。
をコートした透明電極面を有し、X軸用の電極材(以下
X軸透明電極3と称する)とY軸用の電極材(以下Y軸
透明電極4と称する)である。絶縁スペーサ5は、非入
力操作時にはX軸透明電極3とY軸透明電極4との接触
を防止し、フィルム基板1をペン等により押圧したとき
には変形して、各透明電極3,4間を短絡させる球状の
部材である。ガラス基板2の下側には、例えばキーボー
ドに相当するキー配列の画面を表示するための液晶表示
器(LCD)6が配置される。LCD6は、システムの
出力装置の一部である表示装置を構成する。
【0005】このようなタブレットの原理は、フィルム
基板1の入力位置をペン等により押圧すると、X軸透明
電極3とY軸透明電極4とが接触し、その入力位置に応
じたX方向座標とY方向座標に対応する入力信号(アナ
ログの電圧信号)を生成する。このアナログ信号をディ
ジタル信号に変換して、指定位置の位置情報を検出す
る。この位置情報と例えばLCD6に表示されたキー配
列との関係から、指定のキー入力が操作された場合と同
様のキー入力データを生成することができる。
基板1の入力位置をペン等により押圧すると、X軸透明
電極3とY軸透明電極4とが接触し、その入力位置に応
じたX方向座標とY方向座標に対応する入力信号(アナ
ログの電圧信号)を生成する。このアナログ信号をディ
ジタル信号に変換して、指定位置の位置情報を検出す
る。この位置情報と例えばLCD6に表示されたキー配
列との関係から、指定のキー入力が操作された場合と同
様のキー入力データを生成することができる。
【0006】ところで、表示装置と一体化されたタブレ
ットによりデータ入力を行う装置では、図7に示すよう
に、タブレット10が厚みを持っていることから、ペン
を置いた位置との間に視差が生じる。視差とは、実際に
ペンを置いた位置と、ペンでタブレット10をタッチし
たときにLCD6に表示される位置との差(図中D)の
ことである。一般には、視差がどのくらいあるかを予め
測定しておき、その補正情報に基づいて入力位置を補正
するような処理を行っている。
ットによりデータ入力を行う装置では、図7に示すよう
に、タブレット10が厚みを持っていることから、ペン
を置いた位置との間に視差が生じる。視差とは、実際に
ペンを置いた位置と、ペンでタブレット10をタッチし
たときにLCD6に表示される位置との差(図中D)の
ことである。一般には、視差がどのくらいあるかを予め
測定しておき、その補正情報に基づいて入力位置を補正
するような処理を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、表示装置とタブレットとが一体化された装置では、
予め設定された視差補正情報に基づいて入力位置の補正
処理を行っていた。しかしながら、例えば図6(a)に
示すように、表示装置の表示画面を縦長(これをポート
レートと呼ぶ)の状態で使用する場合と、同図(b)に
示すように、横長(これをランドスケープと呼ぶ)の状
態で使用する場合とでは、X軸とY軸との座標系が異な
る。このため、表示画面をどの向きで使用するかによっ
て、視差補正情報を設定し直す必要があり、非常に面倒
である等の問題があった。
来、表示装置とタブレットとが一体化された装置では、
予め設定された視差補正情報に基づいて入力位置の補正
処理を行っていた。しかしながら、例えば図6(a)に
示すように、表示装置の表示画面を縦長(これをポート
レートと呼ぶ)の状態で使用する場合と、同図(b)に
示すように、横長(これをランドスケープと呼ぶ)の状
態で使用する場合とでは、X軸とY軸との座標系が異な
る。このため、表示画面をどの向きで使用するかによっ
て、視差補正情報を設定し直す必要があり、非常に面倒
である等の問題があった。
【0008】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、表示画面の向きに応じてユーザ自身が視差補正情
報を設定し直さなくとも、常に正しい入力位置を得るこ
とのできるデータ処理装置及び入力座標補正方法を提供
することを目的とする。
ので、表示画面の向きに応じてユーザ自身が視差補正情
報を設定し直さなくとも、常に正しい入力位置を得るこ
とのできるデータ処理装置及び入力座標補正方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、タブレットと
表示装置とが一体化されたデータ処理装置において、上
記タブレット上の指定位置と上記表示装置上の表示位置
との間に生じる視差を補正するための視差補正情報を、
上記表示装置の表示画面の向きを示す表示方向情報と共
に記憶しておき、上記表示装置の現在の表示画面の向き
が上記記憶された表示画面の向きと異なる場合に、その
ときの表示画面の向きに応じて上記視差補正情報を変更
し、この変更された上記視差補正情報に基づいて、上記
タブレットからの指定位置のX座標位置およびY座標位
置を補正するようにしたものである。
表示装置とが一体化されたデータ処理装置において、上
記タブレット上の指定位置と上記表示装置上の表示位置
との間に生じる視差を補正するための視差補正情報を、
上記表示装置の表示画面の向きを示す表示方向情報と共
に記憶しておき、上記表示装置の現在の表示画面の向き
が上記記憶された表示画面の向きと異なる場合に、その
ときの表示画面の向きに応じて上記視差補正情報を変更
し、この変更された上記視差補正情報に基づいて、上記
タブレットからの指定位置のX座標位置およびY座標位
置を補正するようにしたものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、表示画面の向きを変更し
た際、その向きに応じて視差補正情報が変更され、その
変更された視差補正情報に基づいて座標位置が補正され
る。したがって、表示画面の向きに応じてユーザ自身が
視差補正情報を設定し直す必要はない。
た際、その向きに応じて視差補正情報が変更され、その
変更された視差補正情報に基づいて座標位置が補正され
る。したがって、表示画面の向きに応じてユーザ自身が
視差補正情報を設定し直す必要はない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係るタブレット
を使用したワードプロセッサまたはパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。本装置は、入力装置として用いられる感圧式タブレ
ット10、表示装置(出力装置)として用いられるLC
D(液晶表示器)6、および本装置全体の制御を行う制
御装置21からなる。
を使用したワードプロセッサまたはパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。本装置は、入力装置として用いられる感圧式タブレ
ット10、表示装置(出力装置)として用いられるLC
D(液晶表示器)6、および本装置全体の制御を行う制
御装置21からなる。
【0013】タブレット10は、図8で説明したような
構造からなり、同実施例では、図2に示すようにLCD
6上に積層されて制御装置21に一体化されている。タ
ブレット10とLCD6とは同じ座標面を有し、LCD
6上の座標位置をタブレット10で直接指定し得ると共
に、LCD6での表示情報がタブレット10を介して視
認し得るように構成されている。
構造からなり、同実施例では、図2に示すようにLCD
6上に積層されて制御装置21に一体化されている。タ
ブレット10とLCD6とは同じ座標面を有し、LCD
6上の座標位置をタブレット10で直接指定し得ると共
に、LCD6での表示情報がタブレット10を介して視
認し得るように構成されている。
【0014】制御装置21は、マイクロプロセッサ(以
下、CPUと称す)22、入力制御部23、表示制御部
24、ROM25およびRAM26を有する。CPU2
2は、図3に示すような視差補正処理等を実行する。入
力制御部23は、タブレット10からの指定位置のX座
標位置およびY座標位置を入力する。表示制御部24
は、LCD6に対する表示制御を行う。ROM25は、
CPU22の動作に必要なプログラム等の各種情報を記
憶している。RAM26には、各種情報を格納するため
の領域が設けられており、ここでは視差補正情報および
表示方向情報を格納するための視差領域26aが設けら
れている。
下、CPUと称す)22、入力制御部23、表示制御部
24、ROM25およびRAM26を有する。CPU2
2は、図3に示すような視差補正処理等を実行する。入
力制御部23は、タブレット10からの指定位置のX座
標位置およびY座標位置を入力する。表示制御部24
は、LCD6に対する表示制御を行う。ROM25は、
CPU22の動作に必要なプログラム等の各種情報を記
憶している。RAM26には、各種情報を格納するため
の領域が設けられており、ここでは視差補正情報および
表示方向情報を格納するための視差領域26aが設けら
れている。
【0015】視差補正情報は、図7に示すようにタブレ
ット10上の指定位置とLCD6上の表示位置との間に
生じる差をX軸およびY軸にどの程度補正すべきかを示
したパラメータ情報である。この視差補正情報は、当該
補正情報が設定されたときのLCD6の表示画面の向き
(ここでは、図6(a)に示すようにポートレートまた
は同図(b)に示すようなランドスケープ)を示す表示
方向情報と共にRAM26の視差領域26aに格納され
ている。
ット10上の指定位置とLCD6上の表示位置との間に
生じる差をX軸およびY軸にどの程度補正すべきかを示
したパラメータ情報である。この視差補正情報は、当該
補正情報が設定されたときのLCD6の表示画面の向き
(ここでは、図6(a)に示すようにポートレートまた
は同図(b)に示すようなランドスケープ)を示す表示
方向情報と共にRAM26の視差領域26aに格納され
ている。
【0016】また、上記視差補正情報の設定は、例えば
装置を初めて使用する場合等において、特定の登録画面
に表示された視差補正用のマークの中心をペン等により
指定することにより行うものとする。なお、この設定方
法については、各種の方法があり、特に限定されるもの
ではない。次に、同実施例の動作を説明する。
装置を初めて使用する場合等において、特定の登録画面
に表示された視差補正用のマークの中心をペン等により
指定することにより行うものとする。なお、この設定方
法については、各種の方法があり、特に限定されるもの
ではない。次に、同実施例の動作を説明する。
【0017】今、RAM26の視差領域26aに、LC
D6の表示画面が図6(a)に示すようなポートレート
状態で設定された視差補正情報が格納されているものと
して説明する。
D6の表示画面が図6(a)に示すようなポートレート
状態で設定された視差補正情報が格納されているものと
して説明する。
【0018】図3のフローチャートに示すように、ペン
等によって指定された位置のX座標位置およびY座標位
置がタブレット10によって検出されると、CPU22
は入力制御部23を通じてそのX座標位置およびY座標
位置を入力する(ステップS1)。ここで、CPU22
は、LCD6の表示画面の向きを例えばアプリケーショ
ンによって定められる文字等の表示情報の向き、また
は、モード等によって指定されている文字等の表示情報
の向きに基づいて判断する(ステップS2)。
等によって指定された位置のX座標位置およびY座標位
置がタブレット10によって検出されると、CPU22
は入力制御部23を通じてそのX座標位置およびY座標
位置を入力する(ステップS1)。ここで、CPU22
は、LCD6の表示画面の向きを例えばアプリケーショ
ンによって定められる文字等の表示情報の向き、また
は、モード等によって指定されている文字等の表示情報
の向きに基づいて判断する(ステップS2)。
【0019】その結果、LCD6の現在の表示画面の向
きがRAM26の視差領域26aに格納されている表示
方向情報で示される表示画面の向きと一致する場合、つ
まり、LCD6の表示画面が図6(a)に示すようなポ
ートレートの状態であると判断された場合には(ステッ
プS3)、CPU22は視差領域26aに格納されてい
る視差補正情報をそのまま読出し(ステップS4)、同
視差補正情報に基づいて、入力したX座標位置およびY
座標位置を補正する(ステップS5)。
きがRAM26の視差領域26aに格納されている表示
方向情報で示される表示画面の向きと一致する場合、つ
まり、LCD6の表示画面が図6(a)に示すようなポ
ートレートの状態であると判断された場合には(ステッ
プS3)、CPU22は視差領域26aに格納されてい
る視差補正情報をそのまま読出し(ステップS4)、同
視差補正情報に基づいて、入力したX座標位置およびY
座標位置を補正する(ステップS5)。
【0020】一方、LCD6の現在の表示画面の向きが
RAM26の視差領域26aに格納されている表示方向
情報で示される表示画面の向きと一致しない場合、つま
り、LCD6の表示画面が図6(b)に示すようなラン
ドスケープの状態であると判断された場合には(ステッ
プS3)、CPU22は視差領域26aに格納されてい
る視差補正情報を現在の表示画面の向きに応じて変更し
た後(ステップS6)、その変更後の視差補正情報に基
づいて、入力したX座標位置およびY座標位置を補正す
る(ステップS5)。ここで、視差補正情報の変更方法
について説明する。
RAM26の視差領域26aに格納されている表示方向
情報で示される表示画面の向きと一致しない場合、つま
り、LCD6の表示画面が図6(b)に示すようなラン
ドスケープの状態であると判断された場合には(ステッ
プS3)、CPU22は視差領域26aに格納されてい
る視差補正情報を現在の表示画面の向きに応じて変更し
た後(ステップS6)、その変更後の視差補正情報に基
づいて、入力したX座標位置およびY座標位置を補正す
る(ステップS5)。ここで、視差補正情報の変更方法
について説明する。
【0021】図6に示すように、LCD6の表示画面
(装置本体)を矢印で示すように時計方向に90度回転
させて、LCD6の表示画面を同図(a)に示すような
ポートレート状態から同図(b)に示すようなランドス
ケープ状態にして使用した場合には、X軸およびY軸の
座標系が図4に示すように変化する。すなわち、ポート
レート状態でのX軸はランドスケープ状態でのY軸、ポ
ートレート状態でのY軸はランドスケープ状態での−X
軸に変化する。
(装置本体)を矢印で示すように時計方向に90度回転
させて、LCD6の表示画面を同図(a)に示すような
ポートレート状態から同図(b)に示すようなランドス
ケープ状態にして使用した場合には、X軸およびY軸の
座標系が図4に示すように変化する。すなわち、ポート
レート状態でのX軸はランドスケープ状態でのY軸、ポ
ートレート状態でのY軸はランドスケープ状態での−X
軸に変化する。
【0022】図5を参照して具体的に説明する。図5
(a)はポートレート状態での座標系を示し、同図
(b)はランドスケープ状態での座標系を示している。
例えばポートレート状態において、入力位置Pに対する
視差補正情報のX座標位置およびY座標位置が(10
0,200)であったとすると、ランドスケープ状態で
は(−200,100)となる。
(a)はポートレート状態での座標系を示し、同図
(b)はランドスケープ状態での座標系を示している。
例えばポートレート状態において、入力位置Pに対する
視差補正情報のX座標位置およびY座標位置が(10
0,200)であったとすると、ランドスケープ状態で
は(−200,100)となる。
【0023】このように、LCD6の表示画面の向きに
応じてX軸およびY軸の座標系を変えることにより、視
差補正情報を正しい値に変更することができる。したが
って、LCD6の表示画面の向きを変えた際、ユーザ自
身が視差補正情報を設定し直さなくとも、常に正しい入
力位置に表示情報を表示することができる。
応じてX軸およびY軸の座標系を変えることにより、視
差補正情報を正しい値に変更することができる。したが
って、LCD6の表示画面の向きを変えた際、ユーザ自
身が視差補正情報を設定し直さなくとも、常に正しい入
力位置に表示情報を表示することができる。
【0024】なお、上記実施例では、図6に示すよう
に、LCD6の表示画面を時計方向に90度回転させた
場合を例にして説明したが、例えば反時計方向に90度
回転させた場合、または、180度回転させた場合につ
いても、上記同様の手法にて同様の効果が得られるもの
である。
に、LCD6の表示画面を時計方向に90度回転させた
場合を例にして説明したが、例えば反時計方向に90度
回転させた場合、または、180度回転させた場合につ
いても、上記同様の手法にて同様の効果が得られるもの
である。
【0025】また、LCD6の表示画面の形状を長方形
としたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば円
形または三角形等の特殊な形状を有する場合であって
も、上記同様、例えばアプリケーションによって定めら
れる文字等の表示情報の向き、または、モード等によっ
て指定されている文字等の表示情報の向きに基づいて表
示画面の向きを判断することにより、同様の効果が得ら
れるものである。
としたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば円
形または三角形等の特殊な形状を有する場合であって
も、上記同様、例えばアプリケーションによって定めら
れる文字等の表示情報の向き、または、モード等によっ
て指定されている文字等の表示情報の向きに基づいて表
示画面の向きを判断することにより、同様の効果が得ら
れるものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表示画面
の向きを変更した際、その向きに応じて視差補正情報が
変更され、その変更された視差補正情報に基づいて座標
位置が補正される。したがって、表示画面の向きに応じ
てユーザ自身が視差補正情報を設定し直さなくとも、常
に正しい入力位置を得ることができる。これにより、表
示装置とタブレットとが一体化された装置において、そ
の操作性の向上を図ることができる。
の向きを変更した際、その向きに応じて視差補正情報が
変更され、その変更された視差補正情報に基づいて座標
位置が補正される。したがって、表示画面の向きに応じ
てユーザ自身が視差補正情報を設定し直さなくとも、常
に正しい入力位置を得ることができる。これにより、表
示装置とタブレットとが一体化された装置において、そ
の操作性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るデータ処理装置の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】同実施例のデータ処理装置の外観構成を示す概
念図。
念図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図4】同実施例の表示画面の向きと座標系との関係を
示す図。
示す図。
【図5】同実施例の視差補正情報の変更方法を説明する
ための図。
ための図。
【図6】同実施例の表示画面の状態を示す図。
【図7】視差を説明するための図。
【図8】タッチパネルの構造を説明するための概念図。
3…X軸透明電極、4…Y軸透明電極、6…LCD、1
0…タッチパネル、21…制御装置、22…CPU、2
3…入力制御部、24…表示制御部、25…ROM、2
6…RAM、26a…視差領域。
0…タッチパネル、21…制御装置、22…CPU、2
3…入力制御部、24…表示制御部、25…ROM、2
6…RAM、26a…視差領域。
Claims (2)
- 【請求項1】 タブレットと表示装置とが一体化された
データ処理装置において、 上記タブレットによって検出される指定位置のX座標位
置およびY座標位置を入力する座標入力手段と、 上記タブレット上の指定位置と上記表示装置上の表示位
置との間に生じる視差を補正するための視差補正情報
を、上記表示装置の表示画面の向きを示す表示方向情報
と共に記憶した記憶手段と、 上記表示装置の現在の表示画面の向きを判断する判断手
段と、 この判断手段の結果、上記表示装置の現在の表示画面の
向きが上記記憶手段に記憶された上記表示方向情報で示
される表示画面の向きと異なる場合に、そのときの表示
画面の向きに応じて上記視差補正情報を変更する変更手
段と、 この変更手段によって変更された上記視差補正情報に基
づいて、上記座標入力手段によって入力された上記指定
位置のX座標位置およびY座標位置を補正する補正手段
とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項2】 タブレットと表示装置とが一体化された
データ処理装置において、 上記タブレット上の指定位置と上記表示装置上の表示位
置との間に生じる視差を補正するための視差補正情報
を、上記表示装置の表示画面の向きを示す表示方向情報
と共に記憶しておき、 上記表示装置の現在の表示画面の向きが上記記憶された
表示画面の向きと異なる場合に、そのときの表示画面の
向きに応じて上記視差補正情報を変更し、 この変更された上記視差補正情報に基づいて、上記タブ
レットからの指定位置のX座標位置およびY座標位置を
補正するようにしたことを特徴とする入力座標補正方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31735692A JPH06161664A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | データ処理装置及び入力座標補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31735692A JPH06161664A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | データ処理装置及び入力座標補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161664A true JPH06161664A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18087323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31735692A Pending JPH06161664A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | データ処理装置及び入力座標補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06161664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014181435A1 (ja) | 2013-05-09 | 2014-11-13 | 株式会社 東芝 | 電子機器、補正方法、及びプログラム |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP31735692A patent/JPH06161664A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014181435A1 (ja) | 2013-05-09 | 2014-11-13 | 株式会社 東芝 | 電子機器、補正方法、及びプログラム |
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