JPH06161514A - 生産管理システムおよび方法 - Google Patents

生産管理システムおよび方法

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JPH06161514A
JPH06161514A JP33781092A JP33781092A JPH06161514A JP H06161514 A JPH06161514 A JP H06161514A JP 33781092 A JP33781092 A JP 33781092A JP 33781092 A JP33781092 A JP 33781092A JP H06161514 A JPH06161514 A JP H06161514A
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JP
Japan
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Application number
JP33781092A
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English (en)
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Haruo Akira
治雄 明楽
Shigeo Takahashi
繁夫 高橋
Sukeyuki Shirai
祐行 白井
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KORUNETSUTO KK
Original Assignee
KORUNETSUTO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産計画において,表示画面上で,全体をみ
ながら容易に,機械や設備の負荷の平準化等のための作
業計画変更を行なえるようにする。 【構成】 表示装置20の表示画面上に,ワーク・ステー
ション(WS)負荷状況およびロット工程状況が表示さ
れる。WS負荷状況の表示は,各ロットの負荷量(作業
量)を表わすブロックを積上げることにより形成され
る。変更のために移動したい対象ブロックをカーソルで
指定し,移動先の位置をカーソルで指定することによ
り,対象ブロックが表示画面上で指定された移動先に移
るとともに,メモリの作業計画データが書替えられ,さ
らにロット工程状況の表示もこれに伴って修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明はコンピュータ・システムを利用
した生産管理システムおよび方法に関する。
【0002】
【背景技術】生産管理システムで実行される処理の中心
は生産計画(スケジュール)の作成である。生産計画は
複数段階に分けて作成されることが多い。たとえば2段
階に分けて生産計画を立てる場合には,中日程計画と小
日程計画とが作成されることになろう。
【0003】中日程計画は受注情報(製品の種類,数
量,納期等),資材,原料等の在庫および購買の情報,
生産設備の能力および既に決定されているスケジュール
等を考慮して作成されるおおよその生産計画である。
【0004】小日程計画は中日程計画に基づいて作成さ
れるより詳細なかつより具体的な生産計画であり,生産
工程,各工程で使用される個々の機械または設備の負
荷,製品の種類等が考慮される。
【0005】小日程計画では機械,設備等ごとの稼働計
画,ロットごとの工程計画が具体的に(日,時を含め
て)検討される。
【0006】機械,設備等ごとの稼働計画では,これら
の一日の稼働時間が考慮され,毎日ほぼ同程度の稼働時
間となるように平準化が図られる。ロットごとの工程計
画では工程の順序,工程間の待時間,納期等が考慮され
る。
【0007】機械,設備等ごとの稼働計画において平準
化するために,あるロットの作業日時を変更すると,こ
の変更結果は他の日時の作業に影響を及ぼすのみなら
ず,ロットごとの工程計画にも影響を及ぼす。
【0008】このような生産計画を含む生産管理をコン
ピュータ化したシステムが散見されるが,いずれのシス
テムにおいても,作業日時の変更は小日程計画変更表を
表示装置に表示させ,この表の中で行なわれている。上
述のように一部の作業の日時の変更は他の作業の計画に
も影響を及ぼすので,全体的な作業の流れを把握しなが
ら計画変更作業を行う必要がある。従来のシステムで
は,変更すべき項目を含む表をウインドウの形で表示さ
せ,このウインドウの内部でのみ変更作業を行っていた
ので,全体における位置付けが分りにくく,作業能率を
向上させることが困難であった。
【0009】
【発明の開示】この発明は,機械や設備の負荷の平準化
を図る場合や,納期の変更,機械の故障等に対処するた
めに,作業計画を変更する場合にも,作業の全体的な流
れの中で分りやすくかつ能率的にこれを行うことができ
るようにすることを目的とする。
【0010】この発明による生産管理システムは,各工
程に対象物を加工する1または複数のワーク・ステーシ
ョンが設けられ(ワーク・ステーションには対象物を加
工するための機械,設備があり,ここで加工作業が行な
われる),複数の工程のワーク・ステーションを経て製
品をロット単位で製造する生産システムの管理のための
システムであり,少くとも,工程を識別するための工程
コード,ワーク・ステーションを識別するためのワーク
・ステーション・コード,ロットを識別するためのロッ
ト・コード,および作業を行う日時を表わす日時データ
の組合せからなる,あらかじめ作成された作業計画デー
タを記憶したメモリ,ワーク・ステーション負荷状況と
ロット工程状況とを画面上に表示可能な表示装置,上記
メモリに記憶されている作業計画データから,指定され
たワーク・ステーションに関連する作業計画データを読
出し,一方の軸に日を,他方の軸に時間によって表わさ
れる負荷量をそれぞれとって,指定されたワーク・ステ
ーションに関連するロット・コードに対応する作業を行
う日時の領域を表現したワーク・ステーション負荷状況
を上記表示装置に表示させる第1の表示制御手段,上記
メモリに記憶されている作業計画データから,指定され
たロット・コードに対応して,そのロット・コードの作
業が行われる日時,工程およびワーク・ステーションの
一覧からなるロット工程状況を上記表示装置に表示させ
る第2の表示制御手段,上記表示装置に表示されたワー
ク・ステーション負荷状況において,移動させるべき日
時領域と移動させるべき位置とを指定する計画変更入力
手段,ならびに上記計画変更入力手段によって指定され
た日時領域に対応する作業計画データの少くとも日時デ
ータを,上記メモリ上で指定された位置によって表わさ
れる日時データに書替える計画変更制御手段を備え,上
記第1の表示制御手段は上記計画変更入力手段によって
指定された日時領域を指定された位置に移動させてワー
ク・ステーション負荷状況の表示を修正し,上記第2の
表示制御手段は,上記メモリにおける作業計画データの
書替えに応答して,データ書替えの内容にしたがってロ
ット工程状況の表示を修正するものである。
【0011】この発明による生産管理方法は,各工程に
対象物を加工する1または複数のワーク・ステーション
が設けられ,複数の工程のワーク・ステーションを経て
製品をロット単位で製造する生産システムの管理のため
の方法であり,少くとも,工程を識別するための工程コ
ード,ワーク・ステーションを識別するためのワーク・
ステーション・コード,ロットを識別するためのロット
・コード,および作業を行う日時を表わす日時データの
組合せからなる作業計画データをあらかじめ作成してメ
モリに記憶させておき,ワーク・ステーション負荷状況
とロット工程状況とを画面上に表示可能な表示装置を用
い,上記メモリに記憶されている作業計画データから,
指定されたワーク・ステーションに関連する作業計画デ
ータを読出し,一方の軸に日を,他方の軸に時間によっ
て表わされる負荷量をそれぞれとって,指定されたワー
ク・ステーションに関連するロット・コードに対応する
作業を行う日時の領域を表現したワーク・ステーション
負荷状況を上記表示装置に表示し,上記メモリに記憶さ
れている作業計画データから,指定されたロット・コー
ドに対応して,そのロット・コードの作業が行われる日
時,工程およびワーク・ステーションの一覧からなるロ
ット工程状況を上記表示装置に表示し,上記表示装置に
表示されたワーク・ステーション負荷状況において,移
動させるべき日時領域と移動させるべき位置とが指定さ
れたことに応答して,指定された日時領域を指定された
位置に移動させてワーク・ステーション負荷状況の表示
を修正するとともに,指定された日時領域に対応する作
業計画データの少くとも日時データを,上記メモリ上で
指定された位置によって表わされる日時データに書替
え,上記メモリにおける作業計画データの書替えに応答
して,データ書替えの内容にしたがってロット工程状況
の表示を修正するものである。
【0012】この発明によると,表示装置の表示画面上
に,既に作成されているワーク・ステーション負荷状況
を表わすグラフとロット工程状況の一覧とが同時に表示
される。
【0013】ワーク・ステーション負荷状況は,指定さ
れたワーク・ステーションに設けられた機械または設備
の負荷(稼働時間)を日付ごとにグラフで表わすもので
ある。機械または設備の負荷を平準化する場合には,こ
のグラフ上において,特定のロット・コードに対応する
日時領域の一部または全部を他の場所に移すようにマウ
ス等を用いて指示すればよい。すると,この作業の稼働
によって修正されたワーク・ステーション負荷状況が表
示される。したがって,オペレータはグラフ表示のワー
ク・ステーション負荷状況の全体的な流れを目で確認し
ながら生産計画の変更を行うことができ,非常に能率的
であるとともに分りやすいものとなっている。納期の変
更や機械の故障によって生産計画を変更する場合にも同
じようにして特定のワーク・ステーションにおける作業
日程を修正ないしは変更することができる。
【0014】また,ワーク・ステーション負荷状況の表
示において修正された作業計画データに基づいてロット
工程状況の表示も変更されるので,変更のあったロット
についての作業日程も修正されたものが一目して分るよ
うになる。しかも,このロット工程状況はワーク・ステ
ーション負荷状況と同時に表示されているから,ワーク
・ステーション負荷状況の変更に同期してロット工程状
況も変化するので,変更が把握しやすいものとなってい
る。
【0015】
【実施例の説明】図1は生産管理システムの構成を示し
ている。
【0016】この生産管理システムは,いわゆるパーソ
ナル・コンピュータ等のコンピュータ・システムを用い
て実現することができる。コンピュータ・システムに
は,CRT表示装置20,マウス21,キーボード22,要す
ればプリンタ等の入出力装置が接続されているととも
に,外部メモリとして磁気ディスク・メモリ14が接続さ
れている。表示装置20の表示画面には,後に詳述するワ
ーク・ステーション負荷状況およびロット工程状況が上
下に同時に表示される。ワーク・ステーションを以下単
にWSと略記する。
【0017】コンピュータ・システムの内部の構成はこ
の実施例で説明に必要な部分のみが図示されている。コ
ンピュータ・システムのオペレーション・システム(プ
ログラム)の一部がマネージャ・プロセス10として示さ
れている。アプリケーション・プログラムとしては,こ
の実施例に関連するものとしてウインドウ1プロセス
(プログラム)11およびウインドウ2プロセス(プログ
ラム)12が設けられている。ウインドウ1プロセス11
は,表示装置20に表示されるWS負荷状況の表示の制御
およびこの表示に関連してマウス21またはキーボード22
から入力される信号の取込みを担当する。ウインドウ2
プロセス12は,表示装置20の表示画面に表示されるロッ
ト工程状況の表示制御およびこの表示に関連してマウス
21またはキーボード22から入力される信号の取込みを担
当する。
【0018】RAM等によって実現される内部メモリの
一部は,両プロセス11および12が共通にアクセス可能な
共用メモリ13として用いられる。内部メモリの他の一部
はウインドウ1プロセス11用のワーク・エリアおよびウ
インドウ2プロセス12用のワーク・エリアとして用いら
れる。
【0019】小日程に関する詳細な作業計画データが既
に作製されているものとし,この作業計画データはディ
スク・メモリ14に格納されている。
【0020】作業計画データの一例が図2に示されてい
る。各作業計画データを識別するためのキー・コード
は,この実施例では,工程コード,セルコード,WSコ
ード,スケジュール日付およびロットNO. から構成され
る。
【0021】製品の材料,資材等の対象物が一定の順序
で複数の工程でそれぞれ加工されることにより製品が製
造される。たとえば,鋳造工場では,鋳造工程,機械加
工工程,熱処理工程および仕上げ工程を経て最終的な製
品ができ上がる。工程コードとはこれらの複数の工程を
識別するためのコードである。
【0022】各工程における対象物の加工作業を行うた
めに機械または設備が設置されている。これらの機械ま
たは設備をWSという。一つの工程において1または複
数のWSがある。これらのWSを識別するためのコード
がWSコードである。WSコードはたとえば1号機,2
号機,1号炉,2号炉等の機械または設備の番号を指
す。
【0023】一般にロット生産では一群の製品が一塊と
なって製造される。このような一塊の製品の単位をロッ
トといい,それらを識別するためのコードがロット番号
である。鋳物工場では,ロットは一つの炉の一回の溶解
量によって定まるであろう。
【0024】上述した工程コード,WSコードおよびロ
ット番号がキー・コードの中核をなすものである。
【0025】セルコードは汎用品(普通品)か特殊品か
を表わすもので,とくに無くてもよい。
【0026】スケジュール日付は,ロット番号で特定さ
れる製品が工程コードで特定される工程においてWSコ
ードで特定される機械または設備を用いて加工される予
定日(計画された日)を表わすものである。後に示すよ
うに,生産計画の変更においてこのスケジュール日付は
変更されることがあるので,キー・コードの中に必ずし
も含めなくてもよい。
【0027】このようなキー・コードに対応して,製造
予定数量,負荷時間,開始予定時刻,終了予定時刻,W
S内経過日数等のデータが付随している。キー・コード
によって規定されるWSで加工作業が開始される時刻が
開始予定時刻であり,作業が終了する時刻が終了予定時
刻である。そして,作業に要する時間(開始予定時刻か
ら終了予定時刻まで;但し休み時間を除く)が負荷時間
である。
【0028】作業計画の変更ないしは修正作業によっ
て,これらの開始予定時刻,終了予定時刻(場合によっ
ては負荷時間),およびスケジュール日付が変更される
ことになる。
【0029】図5はWS負荷状況の表示例を示すもので
あり,指定された特定のWSについて1ケ月分の稼働計
画を表わしている。この例ではWSコードはS01,月度
は92年11月となっている。横軸はその月の1日〜31日を
示し,縦軸は各日における稼働時間(これを負荷とい
う)を示す。負荷を表わす時間にWSの始動時間(たと
えば午前8時)を加えることにより,時刻に変換するこ
とができる。
【0030】WS負荷状況の表示は,横軸上の各日付の
位置に,その日に行なわれる作業を,その順序で,かつ
作業に要する時間帯(負荷時間)ずつブロックを積上げ
ることにより形成される一種の棒グラフによって表わさ
れる。各ブロックは1つのロットNO. に対応する。ロッ
トNO. がR011 ,R012 ,…,R015 ,R016 等で表わ
されている。
【0031】WSの一日の稼働時間は定まっており,こ
れが負荷上限である。負荷上限を超える位置に積上げら
れたブロックは,特定の色,たとえば黄色で表示され
る。好ましい表示状態においては,製品の品種ごとに異
なる色が用いられ,かつロットNO. ごとに(ブロックご
とに)色調が変えられる。
【0032】図7はロット工程状況の表示例を示すもの
である。横方向が日付を表わし,縦方向にロットNO. が
並んでいる。日付を指定日付の前日(指定日付マイナス
1)に加算して実際の日が求められる。
【0033】このロット工程状況表示においては,ロッ
トNO. ごとに,そのロットの製品が加工される工程およ
びWSと日とが一連に表示される。マウス21を用いて横
方向および縦方向にスクロールして,他の日付,他のロ
ットNO. に関する計画を表示することができる。
【0034】図3はウインドウ1プロセス11による処理
手順の概要を,図4はウインドウ2プロセス12による処
理手順の概要をそれぞれ示している。
【0035】オペレータによるマウス21またはキーボー
ド22からの表示指令に応答して,マネージャ・プロセス
10はウインドウ1プロセス11およびウインドウ2プロセ
ス12を起動する。このとき,マネージャ・プロセス10は
ディスク・メモリ14から作業計画データを共用メモリ13
にロードし,そのID(共用メモリ13のアドレス)を両
プロセス11および12に渡しておく。
【0036】ウインドウ1プロセス11は共用メモリ13を
アクセスして必要な作業計画データを読出し,これらに
基づいてワーク・エリア上で表示用データを編集する。
マウス21またはキーボード22を通して指定されたWSに
関する指定された月度のWS負荷状況のグラフが表示装
置20の画面に表示される(図3,ステップ31)。
【0037】ウインドウ2プロセス12もまた共用メモリ
13をアクセスして必要な作業計画データを読出し,これ
らに基づいてワーク・エリア上で表示用データを編集す
る。マウス21またはキーボード22を通して指定されたロ
ットNO. に関するロット工程状況の一覧が表示装置20の
表示画面に表示される(図4,ステップ41)。
【0038】表示装置20の表示画面上には,図5に示す
WS負荷状況と図7に示すロット工程状況とが表示され
ているものとする。
【0039】WS負荷状況の表示をみると,6日の負荷
がその上限を超えていることが分るので,オペレータは
WS S01の負荷状況の修正を試みる。ロットNO. R01
4 (ハッチングで示す)の作業が負荷上限を超えている
ので,オペレータはこの作業を次の7日に移動する操作
を次のようにして行う。
【0040】まず,オペレータはマウス21を用いてカー
ソルを,移動させるべきロットNO.R014 のブロック内
に移動させてクリックする。すると,ウインドウ1プロ
セスはロットNO. R014 が修正対象ブロックとして指定
されたことを認識する。
【0041】次にオペレータは,ロットNO. R014 のブ
ロックの移動先としてロットNO. R015 のブロックの位
置を入力するために,マウス21を用いてカーソルをロッ
トNO. R015 のブロック内に移動させ,クリックする。
ウインドウ1プロセス11はこれにより移動先の位置を認
識する。
【0042】このようにして特定のロットNO. のブロッ
クの移動(作業計画の修正)に関するデータの入力が確
定すると(図3,ステップ32),この作業計画の修正に
関連する作業計画データが共用メモリ13内で書替えられ
る。上記の例では,ロットNO. R014 についてはスケジ
ュール日付,開始予定時刻および終了予定時刻が書替え
られることになる。また,ロットNO. R015 およびR01
6 の作業時間帯もずれるので,これらのロットについて
の開始予定時刻および終了予定時刻が書替えられること
になる。さらに,共用メモリ13におけるこれらの作業計
画データの書替えを反映するようにWS負荷状況の表示
も変更される(図3,ステップ33)。変更後の表示例が
図6に示されている。
【0043】作業計画データに変更があった旨がウイン
ドウ1プロセス11からマネージャ・プロセス10に通知さ
れる(ステップ34)。
【0044】マネージャ・プロセス10は作業計画データ
に変更があった旨の通知を受取ると,ウインドウ2プロ
セス12にその旨を通知するので(図4,ステップ42),
ウインドウ2プロセス12は書替え後の共用メモリ13の作
業計画データを再度取込み,ロット工程状況表示を変更
する(ステップ43)。変更後のロット工程状況表示の例
が図8に示されている。WS S01での鋳造作業が11月
7日に変更されている。
【0045】オペレータはこの変更後のロット工程状況
表示をみてその妥当性の有無を判定し,必要に応じて修
正作業を繰返す。
【0046】このようにして,WS負荷状況がグラフ表
示され,このグラフ上で生産作業計画の修正ないしは変
更を行なえるので,オペレータはWSにおける負荷状況
の全体をみながら容易に計画変更の操作を行え,操作性
が向上する。
【0047】納期の変更や,特定のWSの機械または設
備の故障等が生じたときにも,上記と同じようにして生
産計画とくに小日程計画の修正ないしは変更が容易に可
能となる。
【0048】必要ならば,ロット工程状況の表示におい
ても作業計画の変更が可能となるようにすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】生産管理システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】作業計画データの一例を示す。
【図3】ウインドウ1プロセスの処理手順を示すフロー
・チャートである。
【図4】ウインドウ2プロセスの処理手順を示すフロー
・チャートである。
【図5】ワーク・ステーション負荷状況の表示例を示
す。
【図6】修正後のワーク・ステーション負荷状況の表示
例を示す。
【図7】ロット工程状況の表示例を示す。
【図8】修正後のロット工程状況の表示例を示す。
【符号の説明】
10 マネージャ・プロセス 11 ウインドウ1プロセス 12 ウインドウ2プロセス 13 共用メモリ 14 ディスク・メモリ 20 表示装置 21 マウス 22 キーボード
フロントページの続き (72)発明者 白井 祐行 千葉県千葉市美浜区中瀬1−3−CD5 幕張テクノガーデンビル 株式会社コルネ ット幕張事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各工程に対象物を加工する1または複数
    のワーク・ステーションが設けられ,複数の工程のワー
    ク・ステーションを経て製品をロット単位で製造する生
    産システムの管理のためのシステムであり,少くとも,
    工程を識別するための工程コード,ワーク・ステーショ
    ンを識別するためのワーク・ステーション・コード,ロ
    ットを識別するためのロット・コード,および作業を行
    う日時を表わす日時データの組合せからなる,あらかじ
    め作成された作業計画データを記憶したメモリ,ワーク
    ・ステーション負荷状況とロット工程状況とを画面上に
    表示可能な表示装置,上記メモリに記憶されている作業
    計画データから,指定されたワーク・ステーションに関
    連する作業計画データを読出し,一方の軸に日を,他方
    の軸に時間によって表わされる負荷量をそれぞれとっ
    て,指定されたワーク・ステーションに関連するロット
    ・コードに対応する作業を行う日時の領域を表現したワ
    ーク・ステーション負荷状況を上記表示装置に表示させ
    る第1の表示制御手段,上記メモリに記憶されている作
    業計画データから,指定されたロット・コードに対応し
    て,そのロット・コードの作業が行われる日時,工程お
    よびワーク・ステーションの一覧からなるロット工程状
    況を上記表示装置に表示させる第2の表示制御手段,上
    記表示装置に表示されたワーク・ステーション負荷状況
    において,移動させるべき日時領域と移動させるべき位
    置とを指定する計画変更入力手段,ならびに上記計画変
    更入力手段によって指定された日時領域に対応する作業
    計画データの少くとも日時データを,上記メモリ上で指
    定された位置によって表わされる日時データに書替える
    計画変更制御手段を備え,上記第1の表示制御手段は上
    記計画変更入力手段によって指定された日時領域を指定
    された位置に移動させてワーク・ステーション負荷状況
    の表示を修正し,上記第2の表示制御手段は,上記メモ
    リにおける作業計画データの書替えに応答して,データ
    書替えの内容にしたがってロット工程状況の表示を修正
    する,生産管理システム。
  2. 【請求項2】 各工程に対象物を加工する1または複数
    のワーク・ステーションが設けられ,複数の工程のワー
    ク・ステーションを経て製品をロット単位で製造する生
    産システムの管理のための方法であり,少くとも,工程
    を識別するための工程コード,ワーク・ステーションを
    識別するためのワーク・ステーション・コード,ロット
    を識別するためのロット・コード,および作業を行う日
    時を表わす日時データの組合せからなる作業計画データ
    をあらかじめ作成してメモリに記憶させておき,ワーク
    ・ステーション負荷状況とロット工程状況とを画面上に
    表示可能な表示装置を用い,上記メモリに記憶されてい
    る作業計画データから,指定されたワーク・ステーショ
    ンに関連する作業計画データを読出し,一方の軸に日
    を,他方の軸に時間によって表わされる負荷量をそれぞ
    れとって,指定されたワーク・ステーションに関連する
    ロット・コードに対応する作業を行う日時の領域を表現
    したワーク・ステーション負荷状況を上記表示装置に表
    示し,上記メモリに記憶されている作業計画データか
    ら,指定されたロット・コードに対応して,そのロット
    ・コードの作業が行われる日時,工程およびワーク・ス
    テーションの一覧からなるロット工程状況を上記表示装
    置に表示し,上記表示装置に表示されたワーク・ステー
    ション負荷状況において,移動させるべき日時領域と移
    動させるべき位置とが指定されたことに応答して,指定
    された日時領域を指定された位置に移動させてワーク・
    ステーション負荷状況の表示を修正するとともに,指定
    された日時領域に対応する作業計画データの少くとも日
    時データを,上記メモリ上で指定された位置によって表
    わされる日時データに書替え,上記メモリにおける作業
    計画データの書替えに応答して,データ書替えの内容に
    したがってロット工程状況の表示を修正する,生産管理
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094494A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 生産計画支援システム、生産計画支援方法及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094494A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 生産計画支援システム、生産計画支援方法及びプログラム

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