JPH01304502A

JPH01304502A - 工程管理システム

Info

Publication number: JPH01304502A
Application number: JP63136258A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Komai; 駒井　良夫; Yasuhisa Kitamura; 北村　泰久; Kunihiro Tao; 田尾　邦博; Koichi Uchida; 功一内田; Yukari Okishiro; 沖代　由香利
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-06-01
Filing date: 1988-06-01
Publication date: 1989-12-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕生産活動において製品や部品の納期面での工程管理を行
うための工程管理システムに関し、多数の品目に対して
容易に工程表を作成して工程管理を行うことができる工
程管理システムを提供することを目的とし、生産可能な多数の品目について、それぞれの各品目に対
応する品種を定めた品種対応テーブルと、前記各品種に
ついて、それぞれの各品種に対応する工程別標準手番を
定めた標準手番テーブルと、生産される品目、生産を開
始する基準時期、及び完成に至るまでの各工程のそれぞ
れの予定時期を、項目として含むように構成された工程
ファイルと、前記基準時期が書き込まれている品目につ
いて、前記品種対応テーブル及び前記ｙｉ、準手番テー
ブルを参照して前記予定時期を前記工程ファイル内に書
き込む予定時期書き込み手段と、前記工程ファイルの内
容を表示する表示手段とを有して構成される。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、生産活動において製品や部品の納期面での工
程管理を行うための工程管理システムに関する。

一般に、工場での生産活動を統制するために生産管理が
行われ、生産管理の一環として工程管理が行われる。

生産管理部門で作成された生産計画を基にして、工程管
理部門内で工程表が作成され、工程表によって進度や納
期などが管理される。

工場で生産される品目が増大している状況の中で、各部
門におびる日程の変動に対応でき、実情にあった工程表
を容易に作成できる工程管理システムの出現が望まれて
いる。

〔従来の技術〕

従来においては、工程管理のために予め定められた様式
が印刷された工程表が用いられ、この工程表には、生産
される品目について、その品目の生産開始から完成に至
るまでの各工程の日程が、人手によって記入されている
。

例えば、プリント板ユニット、及びこのプリント板ユニ
ットを組み込んだ装置を生産（製造）する工場において
は、プリント板ユニットの工程管理は次のようにして行
われていた。

まず、工場の生産管理部門において、生産月度毎に、調
香、機種、装置台数、プリント仮ユニット図番（品目）
の種類と枚数、及び完成納期などの生産計画を立て、こ
れらの情報を製造部門（工程管理部門）に引き渡す。

具体的には、生産管理部門は、プリント板ユニ７トの工
程管理のための工程表に、材料（部品）を材料倉庫から
出庫する予定日（用材予定日）と、完成品（プリント板
ユニット）を完成品倉庫へ入庫する予定日（倉入予定日
）とを筆記具で記入し、これを製造部門へ引き渡す。

製造部門は、生産管理部門から受は取った工程表を見て
、プリント板ユニットの製造に必要な工程、すなわち、
編成、挿入、組立、検査、及び試験などの各工程に必要
な日数又は時間を、その種類に応じて勘案した上で、工
程表に各工程の完了予定日を筆記具で記入し、これを生
産管理部門へ返す。

ところが、生産管理部門で立てられた生産計画は、通常
、製造部門で実際に製造される日の数カ月も以前に立て
られたものであるので、その間に装置納期や製造枚数な
どがしばしば変化する。また、用材予定日に材料が山村
されないこともしばしば起こり得る。

そのため、製造部門での各工程の完了予定日は絶えず変
動することとなり、プリント板ユニットの工程表を修正
し又は確認するため、生産管理部門と製造部門とは定期
的に頻繁に工程会議を開く必要があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のように従来においては、用材予定日や各工程の完
了予定日などを、生産管理部門及び製造部門などの担当
者が筆記具で記入することによって工程表を作成してい
たので、工程表の作成に多くの時間と労力とを要してい
るとともに、作成した工程表を種々の状況変化に対応し
て修正するための作業が担当者の大きな負担となってい
た。

そのため、刻々と変化する工程進捗状況に対応したきめ
細かな工程管理が行われ難いという問題があった。また
、品目の種類や製造数量の増加によって、人手による工
程表の作成や工程管理そのものが困難な状況となってき
ている。

本発明は、上述の問題に鑑み、多数の品目に対して容易
に工程表を作成して工程管理を行うことができる工程管
理システムを提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上述の課題を解決するため、第１図に示すよ
うに、生産可能な多数の品目ＭＯＫについて、それぞれ
の各品目ＭＯＫに対応する品種ＳＹＵを定めた品種対応
テーブル１と、前記各品種ＳＹＵについて、それぞれの
各品種ＳＹＵに対応する工程別標準手番ＴＥＢを定めた
標準手番テーブル２と、生産される品目ＭＯＫ、生産を
開始する基準時期ＫＩＪ、及び完成に至るまでの各工程
のそれぞれの予定時ｖＩＹ　ＯＴを、項目として含むよ
うに構成された工程ファイル３と、前記基準時期に＋ｊ
が書き込まれている品目ＭＯＫについて、前記品種対応
テーブル１及び前記標準手番テーブル２を参照して前記
予定時期ＹＯＴを前記工程ファイル３内に書き込む予定
時期書き込み手段４と、前記工程ファイル３の内容を表
示する表示手段５とを有して構成される。

〔作　用］予定時期書き込み手段４によって、生産を開始する基準
時Ｍ（例えば出社予定日）が書き込まれている品目ＭＯ
Ｋについて、前記品種対応テーブルｌ及び前記標準手番
テーブル２を参照し、各工程の予定日又は時刻などが当
該工程ファイル３内に書き込まれる。

品種対応テーブル１は、前記予定時期書き込み手段４に
よって工程ファイル３に書き込まれるときに、その品目
ＭＯＫに対応する品種ＳＹＵを得るために用いられ、標
準手番テーブル２は、品種ＳＹＵに対応する標準手番Ｔ
ＥＢを得るために用いられる。

したがって、標準手番テーブル２がら得られた標準手番
ＴＥＢから、必要に応じて暦や工場稼働日などが参照さ
れ、予定時期書き込み手段４によって各工程の完了予定
日などが求められ、これが工程ファイル３に書き込まれ
る。

各工程の完了予定日などが書き込まれた工程ファイル３
の内容は、表示手段５によって、画面上又はプリント紙
上に表示される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第２図は、本発明に係る工程管理システムＳのハード構
成を示すブロック図であり、本実施例においては、工程
管理システムＳによってプリント仮ユニットの工程管理
を行う場合について説明する。

工程管理システムＳは、主記憶装置１２を有したＣＰＵ
　（中央処理装置）１１、外部記憶装置に格納された機
種ファイル１３、調香ファイル１４、組立ファイルＩ５
、出社ファイル１６、進度ファイル１７、工程ジャーナ
ルファイル１８、品種対応テーブル１９、及び標準手番
テーブル２０、そして、キーボード２１、表示部２２、
プリンタ２３、及び、ホストコンピュータなどの上位装
置２５及び多数の端末装置２６と接続するための通信制
御装置２４から構成されている。

機種ファイル１３には当該工場において製造される装置
の機種名が、調香ファイル１４には、組立型番、装置数
、及び倉入完了日などが、組立ファイル１５には、図番
、組立型番、ＰＯ３（組立型番の追番）、オーダ数、品
種コード、納期、出社予定日などが、それぞれ格納され
ている。

調香ファイル１４及び組立ファイル１５は、生産管理部
門によって立てられた生産計画に基づいて上位装置２５
から送られてくる組立指令データニヨって、レコードの
追加が行われる。

出社ファイル１６は、組立指令Ｎ０１図番、組立型番、
出社指令数などが格納されたファイルであり、材料倉庫
に材料が揃ったときに上位装置２５から送られてくる出
社指令データによって、レコードの追加が行われる。

進度ファイル１７は、組立指令ＮＯ、ロフト番号、図番
、組立型番、ＰＯ８、出社予定日及びその他の各工程の
完了予定日、各工程の完了日時、納期などが格納された
ファイルであり、上述の出社指令データによってレコー
ドの追加が行われる。

進度ファイル１７は、また、上位装置２５から送られて
くる日程計画データ、他のファイル１３〜１６の内容、
キーボード２１からの入力、端末装置２６からの受信デ
ータなどによって更新される。

進度ファイル１７は、本発明における工程ファイルに相
当するファイルであり、キーボード２１を操作すること
によって、この進度ファイル１７の中から所定の項目が
編集され、表示部２２の画面上に工程表として表示され
、またプリンタ２３によって種々の帳票が出力される。

これについては後で詳述する。

工程ジャーナルファイル１８は、各ファイル１３〜１７
の履歴情報やメツセージなどが格納されるファイルであ
る。

品種対応テーブル１９は、工場において登録された生産
可能な多数のブＪント板ユニント（例えば６０００品目
）について、設計区分、基板サイズ、実装形態等の条件
によって複数の品種（例えば２７品種）にグループ分け
し、グループ単位に固有の品種コードを定めたものであ
り、第４図に示すように、それぞれのプリント板ユニッ
トの図番ＺＵＢをキーにして、対応する品種コードＳＹ
Ｕを検索可能に構成したものである。

第４図の品種対応テーブル１９によると、図番ＺＵＢが
「Ａ１」のプリント板ユニットは、品種コードＳＹＵが
ｒ２１３０．であり、図番ＺＵＢが「Ｚｌ」の場合は品
種コードＳＹＵが「２１６０」である。

なお、品種対応テーブルエ９は、プリント板ユニットの
図番ＺＵＢ及びその版数毎に組立試験条件をファイル化
した図示しないプリント仮ユニット製造条件マスク（Ｓ
ＳＭ）の中に組み込まれている。

標準手番テーブル２０は、第５図に示すように、各品種
ＳＹＵについて、それぞれの各品種ＳＹＵに対応する工
程別のＩＩ手番ＴＥＢを定めたもので、品種コードＳＹ
Ｕをキーにして、対応する標準手番ＴＥＢを検索可能に
構成したものである。

プリント板ユニットの製造工程は、編成、挿入、組立、
検査、及び試験の各工程からなり、標準手番ＴＥＢは、
これら各工程に要する標準的な期間を日単位で表したも
のである。

第５図の標準手番テーブル２０によると、例えば品種コ
ードＳＹＵが’２１３０Ｊのプリント板ユニットでは、
編成手番ＴＥＨ１挿入手番ＴＥＮ、組立手番ＴＥＫ、検
査手番ＴＥＡ、及び試験手番ＴＢＳが、それぞれ２日、
３日、２日、２日、２日とされている。

また、プリント板ユニットの製造工程は、第６図に示す
ように、山村日（用材予定日又は山村実績日）を基準日
として、この基準日から上述の各工程が開始され、最終
の工程である試験工程が完了した後に、倉入れが行われ
る。したがって、工程表には、標準手番が定められた上
述の工程の予定日ＹＯＴの他に、用材予定、実際に山村
が行われた山林実績、及び倉入予定が日単位で表示され
る。

そこで、例えば図番ＺＵＢが「Ａ１」について用材予定
日（基準日）が設定されると、品種対応テーブル１９に
よって図番「Ａ１」に対応する品種コードｒ２１３０Ｊ
が得られ、標準手番テーブル２０によって品種コードｒ
２１３０Ｊに対応する標準手番２日、３日、２日、２日
、２日が得られる。この標準手番と、図示しない記憶装
置に格納された工場稼働日テーブルとによって、用材予
定日より後の各工程の予定日ＹＯＴが自動的に付は込ま
れるのである。

品種対応テーブル１９及び標準手番テーブル２０の内容
は、キーボード２１又は端末装置２６から追加又は修正
が可能である。

表示部２２は、ブラウン管などを用いて、ＣＰＵ１ｌか
ら出力されるデータを文字、表、又は図形などとしてカ
ラーで表示可能に構成したものである。

プリンタ２３は、ＣＰＵＩ　１からの出力をプリントし
て、工程表、その他各種のリストや帳票を発行するため
のものである。

端末装置２６は、製造部門の各工程の現場に設けられて
おり、それぞれの工程現場において、当日の作業リスト
などを表示可能であり、また、カ−ドを読み込ませるこ
とによってその工程の完了日時などを入力するようにな
っている。

ＣＰＵＩＩは、上述した各ファイル１３〜１８又はテー
ブル１９〜２０などへの読み書きを行う他、表示部２２
や通信制御装置２４などを制御する。

次に、第３図に示すフローチャートを参照しながら、工
程管理システムＳの動作について説明する。

まず、上位装置２５から送られてきた組立指令データ、
出社指令データ、及び日程計画データなどによって、進
度ファイル１７に新しいレコードを追加する（ステップ
＃１）。

これによって、新しく設けられた組立型番、及びその組
立型番に含まれた図番、山林予定日、倉入予定日などが
、進度ファイル１７に書き込まれる。

ところで、進度ファイル１７の内容は、表示部２２の画
面上で工程表として表示されることについて先に述べた
が、その工程表には、組立型番を指定することによって
表示される調香別工程表ＴＭと、図番を指定することに
よって表示される図番側工程表ＴＮとがある。なお、工
程表を表示させる場合に、いずれかの工程表ＴＭ、ＴＮ
の指定、及び組立型番ＳＥＩ又は図番ＺＵＢの指定は、
オペレータが画面を見ながらキーボード２１から入力す
ることによって行う。

第６図ａ　−ｄは表示部２２の画面に表示される調香別
工程表ＴＭを、第７図ａ　−ｃ及び第８図ａ。

ｂは同じく図番側工程表ＴＮを、それぞれ示す。

表示部２２の画面は、それぞれの図においてアルファベ
ット順に進行する。なお、組立型番「ＧＢｌ、には、図
番ｒＡＩＪ及び「Ｚｌ」が含まれるとする。

まず、第６図ａの工程表ＴＭ（Ｇｌ）は、図示しないメ
ニュー画面において調香別工程表ＴＭを指定し、調香別
工程表ＴＭの項目名が表示された画面において、組立型
番ＳＥＩとしてｒＧＢ　Ｉ　Ｊを指定することによって
、進度ファイル１７から所定の項目にしたがってデータ
が編集されて表示される。

工程表ＴＭ（Ｇｌ）には、指定した組立型番ｒＧＢ　Ｉ
　Ｊに関するデータが第１行に表示され、第２行以下に
画面に表示可能な範囲で後に続く組立型番に関するデー
タが表示される。

組立型番ｒＧＢＩＪでは、用材予定ＺＡＹが９月３０日
（９／３０Ｌ倉入子定ＫＵＲが１０月１６日（１０／１
６）である。これらの予定日付は、原則として上位装置
２５からのデータに含まれているが、含まれていない場
合には、この画面上でキーボード２１から入力する（ス
テップ＃２）。

用材予定ＺＡＹが付は込まれると、組立型番ｒＧＢＩＪ
に含まれる図番「Ａ１」及び「Ｚｌ」について、用材予
定ＺＡＹの日付を基準日として、上述したように品種対
応テーブル１９、標準手番テーブル２０、及び工場稼働
日カレンダーを参照し、各工程に対する予定日（完了予
定日）ＹＯＴが進度ファイル１７に書き込まれる（ステ
ップ＃５）。

この状態において、図番側工程表ＴＮを指定し、図番Ｚ
ＬＩＢとして「Ａ１」を指定すると、第７図ａに示す工
程表ＴＮ　（Ａ２）が表示される。工程表ＴＮ　（Ａ２
）には、指定した図番「ＡＩ」を含んだ組立型番に関す
るデータが表示される。

また、図番ＺｔＪＢとして「Ｚｌ」を指定すると、第８
図ａに示す工程表ＴＮ　（Ｚ２）が表示される。

このときに、調香別工程表ＴＭを指定し、組立型番ｒＧ
Ｂ　Ｉ　Ｊを指定すると、第６図すに示す工程表ＴＭ（
Ｇ２）が表示される。工程表ＴＭ　（Ｃ；２）には、図
番「Ａ１」と「Ｚｌ」との内、工程の予定日の遅い方の
日付が編集表示され、この場合には、図番「Ａ１」の各
工程の予定日が組立型番ｒＧＢＩＪの各工程の予定日と
して表示される。

なお、工程表ＴＭ（Ｇｌ）及び工程表ＴＮ　（Ａ２）以
外の工程表においては、組立型番ｒＧＢ１」に関係しな
いデータの表示を省略する。

工程表ＴＮ　（Ａ２）、ＴＮ　（Ｚ２）において、試験
予定ＳＩＫが倉入予定ＫＵＲよりも以前であるので、こ
の時点では工程管理上の問題がない。

次に、実際に山林が行われると、端末装置２６から山村
実１ＺＡＪのデータが入力されて進度ファイル１７に書
き込まれる（ステップ＃６）。

そうすると、書き込まれた用材実績ＺＡＪを基準日とし
て、上述の用材予定ＺＡＹの場合と同様に、品種対応テ
ーブル１９、標準手番テーブル２０、及び適当な記憶装
置に格納された工場稼働日カレンダーを参照し、各工程
に対する修正された予定日ＹＯＴが進度ファイル１７に
書き込まれる（ステップ＃７）。

第６図Ｃに示す工程表ＴＭ（Ｇ３）＝第７図１）に示す
工程表ＴＮ（Ａ３）、第８図すに示す工程表ＴＮ　（Ｚ
３）には、いずれも山村実３４　Ｚ　Ａ　Ｊにより修正
された予定日ＹＯＴが表示されている。

したがって、工程進捗の実績が自動的に反映されること
となる。

ところが、工程表ＴＭ（Ｇ３）及び工程表ＴＮ（Ａ３）
に表示されているように、倉入予定ＫＵＲが１０月１６
日であるにもかかわらず、図番「Ａ１」の試験予定ＳＩ
Ｋが１０月２４日となっており、これでは図番「Ａ１」
のプリント板ユニツトが納期遅れとなってしまうため、
納期調整の必要が生じる（ステップ＃８でイエス）。

納期調整は、倉入予定ＫＵＲを遅らせるか、又はプリン
ト板ユニットの各工程の手番を短縮するかのいずれかで
ある。ここでは倉入予定ＫＵＲを変更せず、各工程の予
定日ＹＯＴを早い方に修正することとし、画面を見なが
らキーボード２１から修正した予定日ＹＯＴを入力する
（ステップ＃１０）。

予定日ＹＯＴの修正が終わったときの画面が、第６図ｄ
に示す工程表ＴＭ（Ｇ４）及び第７図Ｃに示す工程表Ｔ
Ｎ　（Ａ４）である。

これらの工程表ＴＭ（Ｇ４）及びＴＮ（Ａ４）では、試
験予定ＳＩＫと倉入予定ＫＵＲとが同日であり、納期は
間に合うこととなる。しかし、各工程の手番を大幅に短
縮したので、キーボード２１からの入力によって特急指
示を行う（ステップ＃１１でイエス）。

これによって、工程表ＴＮ（Ａ４）の特急指示ＴＯＫの
欄にフラグが付けられ、図番「Ａ１」のプリント板ユニ
ットについての特急製作依頼票が、プリンタ２３により
印刷され発行される（ステップ＃１２）。

各工程が現場において実際に行われ、その工程の完了日
時が入力されると、工程表ＴＭ、ＴＮの該当する工程の
日付の表示色が変更され、工程が完了したことが表示さ
れる。したがって、表示色が変更されている日付は、そ
の工程の予定日ではなく実績日であるということになる
。実績日については、キーボード２１などから変更する
ことはできない。

なお、用材予定ＺＡＹを過ぎても用材実績ＺＡＪが上が
らないものについては（ステップ＃３でイエス）、用材
促進リストがプリンタ２３によって発行される（ステッ
プ＃４）。

また、試験予定ＳＴＫが倉入予定ＫＵＲより遅いものに
ついては、納期調整リストがプリンタ２３によって発行
される（ステップ＃９）。したがって、発行された納期
調整リストにより、納期調整の必要なプリント板ユニッ
トが事前に分かり、納期調整リストにリストアツブされ
ている組立型番ＳＥＴ又は図番ＺＵＢを指定して工程表
ＴＭ。

ＴＮを表示させ、各工程の予定日ＹＯＴの修正を行うこ
ともできる。

また、キーボード２１を操作することにより、組立型番
、ＰＯ５、図番、機種、ロフト番号、及び各工程の予定
日及び実績日などを一覧することのできる一覧表をプリ
ンタ２３から出力することができる。このような−覧表
によっても、各工程の予定状況及び実績状況などを知る
ことができ、また、組立型番ＳＥＩにどのような図番Ｚ
ＵＢが含まれているかを知ることができる。

上述したフローチャートでは、用材予定ＺＡＹを基準日
とした各工程に対する予定日ＹＯＴの付は込みステップ
（ステップ＃５）が、用材予定ＺＡＹのキーボード２１
からの付は込みステップ（ステップ＃２）の後となって
いるが、このステップ＃５と同一の処理は、用材予定Ｚ
ＡＹが上位装置２５からのデータに含まれている場合に
おいては、実際にはステップ＃１の直後に行われている
。その他、フローチャートのステップの順序の変更、又
は他の適当なステップの挿入などは、適宜可能である。

上述の実施例においては、各工程の予定日ＹＯＴの修正
を、図番別工程表ＴＮの画面から行ったが、これを調香
別工程表ＴＭの画面から行うことも可能である。その場
合には、調香別工程表ＴＭにおいて予定日ＹＯＴを修正
すると、その組立型番ＳＥＩに含まれる全ての図番Ｚ、
ＵＢの予定日ＹＯＴが修正されることとなる。

上述の実施例において、工程表ＴＭ、ＴＮＯ中に、機種
名、ＰＯ３、ロットＮ○、ロット枚数、装置数、又は１
日当たりの製造数量を示すデイリイ台数などを表示する
ようにしてもよい。

上述の実施例においては、プリント板ユニットの品目Ｍ
ＯＫを図番によって表示したが、図番以外の適当なコー
ドなどによってもよい。工程を開始する基準日として、
用材予定日及び山村実績日を用いたが、他の基準日を用
いてもよい。また、日付によらず又は日付とともに時刻
を用いてもよい。品種の分類方法及び品種コードの構成
は適宜変更することができる。

上述の実施例においては、進度ファイル１７自体の中に
工程ファイル機能を含ませることとしたが、進度ファイ
ル１７とは別に工程ファイルを作成し、その工程ファイ
ルに基づいて工程表を表示するようにしてもよい。

〔発明の効果］本発明によると、例えば用材予定日などのような生産を
開始する基準時期が書き込まれている品目について、品
種対応テーブル及び標準手番テーブルを参照し、各工程
の予定日又は時刻などが工程ファイル内に書き込まれる
ので、多数の品目に対して容易に工程表を作成して工程
管理を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明に係る工程管理システムのハード構成を示すブロック
図、第３図は本発明に係る工程管理システムの動作を示すフ
ローチャート、第４図は品種対応テーブルの一部を示す図、第５図は標
準手番テーブルの一部を示す図、第６図ａ　−ｄは表示
部の画面に表示される調香別工程表の図、第７図ａ　−ｃは表示部の画面に表示される図番別工程
表の図、第８図ａ、ｂは表示部の画面に表示される図番別工程表
の図である。図において、１は品種対応テーブル、２は標準手番テーブル、３は工程ファイル、４は予定時期書き込み手段、５は表示手段、１１はｃｐｕ。１７は進度ファイル（工程ファイル）、１９は品種対応
テーブル、２０は標準手番テーブル、２２は表示部（表示手段）、２３はプリンタ（表示手段）、ＭＯＫは品目、ＳＹＵは品種（品種コード）、ＴＥＢは標準手番、ＫＩＪは基準時期、ＹＯＴは予定時期（予定日）、ＺＵＢは図番（品目）、ＺＡＹは山村予定（基準時期）、ＺＡＪは用材実績（基準時期）、ＴＭは調香別工程表、ＴＮは図番別工程表、Ｓは工程管理システムである。本発明の構成を示すブロック図第１図ｚｕａ　　　　　　　　　５ｙｕｒ　　　　　　　　（品種対応テーブルの一部を示す図第４図ＥＲ標準手番テーブルの一部を示す図穿５図本発明に係る工程管理システム（第　３Ｄ動作を示すフローチャート図Ｄ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）生産可能な多数の品目（ＭＯＫ）について、それ
ぞれの各品目（ＭＯＫ）に対応する品種（ＳＹＵ）を定
めた品種対応テーブル（１）と、前記各品種（ＳＹＵ）について、それぞれの各品種（ＳＹＵ）に対応する工程別標準手番（ＴＥＢ
）を定めた標準手番テーブル（２）と、生産される品目（ＭＯＫ）、生産を開始する基準時期（ＫＩＪ）、及び完成に至るまでの各工程の
それぞれの予定時期（ＹＯＴ）を、項目として含むよう
に構成された工程ファイル（３）と、前記基準時期（ＫＩＪ）が書き込まれている品目（ＭＯＫ）について、前記品種対応テーブル（１
）及び前記標準手番テーブル（２）を参照して前記予定時期（ＹＯＴ）を前記工程ファ
イル（３）内に書き込む予定時期書き込み手段（４）と
、前記工程ファイル（３）の内容を表示する表示手段（５）とを有してなる工程管理システム。