JPH06161371A - 階調補正装置 - Google Patents

階調補正装置

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JPH06161371A
JPH06161371A JP4333583A JP33358392A JPH06161371A JP H06161371 A JPH06161371 A JP H06161371A JP 4333583 A JP4333583 A JP 4333583A JP 33358392 A JP33358392 A JP 33358392A JP H06161371 A JPH06161371 A JP H06161371A
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JP
Japan
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video signal
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gradation
signal
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Application number
JP4333583A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Onishi
義久 大西
Kazunobu Oketani
和伸 桶谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示デバイスの画面位置毎の印加電圧−透過
率特性に合わせて映像信号レベルに応じた補正ができる
階調補正装置を提供することを目的とする。 【構成】 表示デバイスの画面を複数の領域に区分して
各領域毎の上記特性に合わせて映像信号レベルに応じた
階調補正値をデジタルデータで格納している階調補正値
メモリ11と、映像信号レベルをA/D変換したデジタ
ル信号と画面走査の位置から算出されたデジタル信号と
を併せて一つの読出アドレス信号として階調補正値メモ
リ11に入力する手段(A/D変換器5,アドレス発生
器8等)と、読出アドレス信号の入力によって階調補正
値メモリ11から読み出された階調補正値をD/A変換
して階調補正電圧を生成するD/A変換器12と、階調
補正電圧を補正前映像信号に重畳して階調補正後映像信
号を生成する加算器1とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルなどの表示デ
バイスを使用した表示機器の階調補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルを使用した表示機器では、液
晶パネルの入出力特性であるV−T特性( 印加電圧−透
過率特性)が図8のような略S字状の非線型部分を有す
るため、図9に示すような階調補正回路100を付加し
て逆特性の補正電圧を加算することにより、リニアな特
性となるようにしている。前記の階調補正回路100
は、映像信号700mVのうち、液晶パネルのV−T特
性が比較的リニアな線型部分(200〜500mV)の
映像信号レベルはそのままで、S字状カーブを描く非線
型部分である0〜200mV,500〜700mV付近
の映像信号レベルを1.2〜1.8倍位に増幅すること
により補正を行なうものである。
【0003】上記の階調補正回路100は、図10のブ
ロック図に示すように、入力映像信号の直流成分のカッ
ト及びバイアス調整を行う機能部分101と、白側伸長
及び反転を行う機能部分102と、バッファ部103
と、黒側伸長及び反転を行う機能部分104と、バッフ
ァ部105とからなる。なお、バッファ部103,10
5は回路間の相互影響を断つために設けてある。
【0004】図11は、各機能部分を経た後の信号を示
すものであり、横軸を入力映像信号の電圧(Vi)と
し、縦軸を出力信号の電圧(Vo1 〜Vo5 )としてい
る。同図(a)は前記の機能部分101によるバイアス
調整後の出力電圧を、同図(b)は機能部分102によ
る白側伸長後の出力電圧を、同図(c)は機能部分10
2による反転後の出力電圧を、同図(d)は機能部分1
04による黒側伸長後の出力電圧を、同図(e)は機能
部分104による反転後の出力電圧をそれぞれ示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
階調補正回路100は、V−T特性のS字部分に相当す
る映像信号のレベルを単純に増幅しているだけであり、
映像信号のレベルに応じたきめの細かい階調補正を行う
ものではないから、補正値にずれを生じる欠点がある。
また、上記階調補正回路100は、液晶パネルの例えば
画面中央位置といった特定の位置についてのV−T特性
を基準にして行なっているため、画面の位置でV−T特
性にばらつきのある液晶パネルを使用した場合には、前
記基準位置の特性と異なる特性を持つ位置に対しては補
正値にずれを生じることになる。
【0006】プラズマディスプレイなどの自発光型の表
示デバイスで、印加電圧−発光特性がブラウン管のγ特
性と異なる表示デバイスについても、上記と同様の問題
を生じている。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み、表示デバイス
の画面位置の上記特性カーブの相違による補正値のず
れ、及び上記特性カーブに対して単純増幅する場合の補
正値のずれを解消できる階調補正装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の階調補正
装置は、上記の課題を解決するために、表示デバイスの
入出力特性に合わせて映像信号レベルに応じた階調補正
値をデジタルデータで格納している階調補正値メモリ
と、映像信号レベルをA/D変換したデジタル信号を読
出アドレス信号として前記の階調補正値メモリに入力す
る手段と、前記読出アドレス信号の入力によって前記階
調補正値メモリから読み出された階調補正値をD/A変
換して階調補正電圧を生成する手段と、前記の階調補正
電圧を補正前映像信号に重畳して階調補正後映像信号を
生成する手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】また、本発明の第2の階調補正装置は、表
示デバイスの画面を複数の領域に区分して各領域毎の入
出力特性に合わせて映像信号レベルに応じた階調補正値
をデジタルデータで格納している階調補正値メモリと、
映像信号レベルをA/D変換したデジタル信号と画面走
査の位置から算出されたデジタル信号とを併せて一つの
読出アドレス信号として前記の階調補正値メモリに入力
する手段と、前記読出アドレス信号の入力によって前記
階調補正値メモリから読み出された階調補正値をD/A
変換して階調補正電圧を生成する手段と、前記の階調補
正電圧を補正前映像信号に重畳して階調補正後映像信号
を生成する手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】第1の構成によれば、映像信号レベルをA/D
変換したデジタル信号が読出アドレス信号として前記メ
モリに入力される。このメモリには、表示デバイスの入
出力特性に合わせて映像信号レベルに応じた階調補正デ
ータが格納されており、上記の読出アドレス信号が入力
されると、そのアドレスに格納されている階調補正デー
タが出力され、D/A変換されて階調補正電圧が生成さ
れ、これが補正前映像信号に重畳されて階調補正後映像
信号が生成される。これにより、映像信号レベルに応じ
たきめの細かい補正が可能になり、補正値にずれが生じ
るのを回避することができる。
【0011】また、第2の構成によれば、映像信号レベ
ルをA/D変換したデジタル信号と画面走査の位置から
算出されたデジタル信号とを併せたデジタル信号が一つ
の読出アドレス信号として前記メモリに入力される。こ
のメモリには、画面の各領域毎の入出力特性に合わせて
映像信号レベルに応じた階調補正データが格納されてお
り、上記の読出アドレス信号が入力されると、そのアド
レスに格納されている階調補正データが出力され、D/
A変換されて階調補正電圧が生成され、これが補正前映
像信号に重畳されて階調補正後映像信号が生成される。
これにより、映像信号レベルに応じたきめの細かい補正
が可能になることに加えて、表示デバイスの画面の各位
置の特性に合わせた階調補正が行われることになる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図7に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
【0013】図1は、表示機器に設けられた本実施例の
階調補正装置(NTSC対応型)のブロック図である。
この階調補正装置は、加算器1、バッファ2、ローパス
フィルタ(LPF)3、アンプ4、A/D変換器5、ア
ドレス切替え器6、アドレス入力スイッチ7、アドレス
発生器8、補正データ入力スイッチ9、R/W切替えス
イッチ10、階調補正値メモリ11、D/A変換器1
2、ローパスフィルタ(LPF)13、およびアンプ1
4を備える。
【0014】バッファ2は回路間の相互影響を断つため
の回路であり、ローパスフィルタ3,13は映像信号周
波数以上の不要周波数成分を除去するための回路であ
り、アンプ4,14はゲイン調整のための回路である。
【0015】A/D変換器5は、アンプ4にてゲイン調
整されたアナログの映像信号を4ビットのデジタル信号
に変換する回路である。
【0016】アドレス切替え器6は、前記A/D変換器
5からの4ビットデジタル信号をメモリ11のアドレス
下位4ビット端子に入力するか、或いは、図示しないア
ドレス供給装置(表示機器の外部に設けられる)からア
ドレス入力スイッチ7を介して送られてくる4ビットア
ドレス信号をメモリ11のアドレス下位4ビット端子に
入力するかを切り替えるものである。この切り替え操作
は、R/W(読出/書込)切替えスイッチ10の出力信
号によって行われるものであり、R(読出)信号の場合
はA/D変換器5が選択され、W(書込)信号の場合は
アドレス入力スイッチ7が選択される。
【0017】アドレス入力スイッチ7は、前述の図示し
ないアドレス供給装置からの4ビットアドレス信号をア
ドレス切替え器6に出力するか否かを切り替える。
【0018】アドレス発生器8には、図示しない液晶ド
ライブから画素駆動のタイミング信号が入力される。ア
ドレス発生器8は、上記タイミング信号のカウント値に
基づいて6ビットアドレス信号を生成し、この6ビット
アドレス信号をメモリ11のアドレス上位6ビット端子
に入力するようになっている。これにより、画面走査の
位置に対応したアドレス信号がメモリ11に入力され
る。なお、アドレス信号は6ビットなので、液晶パネル
の画面は64個の領域に分けて識別されることになる。
【0019】補正データ入力スイッチ9は、そのON/
OFFによって、図示しない補正データ入力装置(表示
機器の外部に設けられる)からの補正データをメモリ1
1のDin端子に入力するか否かを切り替える。
【0020】R/W切替えスイッチ10は、メモリ11
及びアドレス切替え器6にR信号或いはW信号を入力す
るものである。
【0021】階調補正値メモリ11は、表示デバイスの
画面を複数の領域に区分して各領域毎のV−T特性に合
わせて映像信号レベルに応じた階調補正値を、デジタル
データで格納しているものである。具体的には、図2に
示すように、上位6ビットと下位4ビットとを併せた1
0ビットで指定されるアドレスに階調補正データd0
1023が格納されている。例えば、階調補正データd0
は、図3に示すように、0〜63の64領域に区分され
た画面Pの第0領域のV−T特性に合わせたもので、図
4の映像信号の最も低いレベル(0000)に対する階
調補正値となるものである。また、階調補正データd
1008は、第63領域のV−T特性に合わせたもので、映
像信号の最も低いレベル(0000)に対する階調補正
値であり、階調補正データd1023は、同じく第63領域
のV−T特性に合わせたもので、映像信号の最も高いレ
ベル(1111)に対する階調補正値である。
【0022】階調補正値メモリ11に書き込む階調補正
値データの生成は、以下のようにして行われる。例え
ば、組み立てられた表示機器の検査工程において、表示
デバイスに印加する電圧レベルを低レベルから高レベル
に次第に変化させ、そのときの画面の輝度変化をCCD
にて読み取り、64個の画面位置についてのV−T特性
を検出し、この特性に合わせて映像信号レベルに応じた
階調補正値(デジタルデータ)を演算する。
【0023】上記演算によって得られた階調補正値のメ
モリ11への書き込みは、以下のようにして行われる。
前記の補正データ入力スイッチ9はONされ、上記の演
算された階調補正データがメモリ11のDin端子に順次
入力される。このとき、R/W切替えスイッチ10によ
り、階調補正値メモリ11とアドレス切替え器6とにW
信号が出力される。そして、W信号を受けたアドレス切
替え器6は、アドレス入力スイッチ7側を選択し、これ
により、図示しないアドレス供給装置から下位4ビット
のアドレス信号がメモリ11に入力されると共に、アド
レス発生器8からは上位6ビットのアドレス信号がメモ
リ11に入力され、各アドレスに補正データが格納され
る。
【0024】補正データの書き込みが終了すると、補正
データ入力スイッチ9はOFFになる。また、R/W切
替えスイッチ10により、階調補正値メモリ11とアド
レス切替え器6とにR信号が出力される。R信号を受け
たアドレス切替え器6は、A/D変換器5を選択する。
以後、メモリ11は読み出し専用に用いられる。
【0025】D/A変換器12は、メモリ11のDout
端子から出力された4ビットの階調補正データをD/A
変換して階調補正電圧を生成するものである。
【0026】階調補正電圧は、ローパスフィルタ13を
経て不要な周波数成分が除去された後、アンプ14でゲ
イン増幅され、加算器1に入力されるようになってい
る。
【0027】加算器1は、図5に示すような回路から成
り、前記の階調補正電圧を補正前映像信号に重畳して階
調補正後映像信号を生成するものである。加算器1は、
図6のブロック図にも示すように、入力映像信号の直流
成分のカット及びバイアス調整を行う機能部分1a、バ
ッファ部1b、加算部1c、バッファ部1d、反転アン
プ部1e、バッファ部1f、反転アンプ1g、及びバッ
ファ部1hによって構成される。
【0028】図7は、各機能部分を経た後の信号及び階
調補正電圧を示すものであり、横軸を入力映像信号の電
圧(Vi)とし、縦軸を出力信号の電圧(Vo1 ,V
a,Vo2 )としている。同図(a)は機能部分1aに
よるバイアス調整後の出力電圧を、同図(b)は加算部
1cに入力される階調補正電圧を、同図(c)は加算部
1cによる加算処理後の出力電圧をそれぞれ示してい
る。
【0029】上記の構成によれば、映像信号レベルをA
/D変換した4ビットデジタル信号と画面走査の位置か
ら算出された6ビットデジタル信号とを併せた10ビッ
トデジタル信号が一つの読出アドレス信号として前記メ
モリ11に入力される。このメモリ11には、画面の各
領域毎のV−T特性に合わせて映像信号レベルに応じた
階調補正データが格納されており、上記の読出アドレス
信号が入力されると、そのアドレスに格納されている階
調補正データが出力される。そして、この補正データが
D/A変換されて階調補正電圧が生成され、これが補正
前映像信号に重畳されて階調補正後映像信号が生成され
る。これにより、映像信号レベルに応じた16段階のき
めの細かい補正が行われると共に、表示デバイスの画面
の64個の各位置の特性に合わせた階調補正が行われる
ことになる。
【0030】また、画面の各領域毎の前記V−T特性に
合わせて映像信号レベルに応じた階調補正電圧を生成す
るのをアナログ回路で実現しようとすると、調整のパラ
メータが膨大な数となるために非常に多くの調整ボリュ
ームを必要とし、その調整が大変になると共に、回路規
模も多くなってしまうが、本発明では、上記階調補正電
圧をデジタル信号の階調補正データとしてメモリ11に
格納しておき、D/A変換により補正電圧を生成してこ
れを映像信号に重畳するというように、デジタル処理部
分を有するものであるから、回路規模を小さくできる。
また、LSI化も容易であるから一層の小規模化が図れ
る。
【0031】なお、本実施例では、表示デバイスの画面
位置の特性カーブの相違による補正値のずれ、及び特性
カーブに対して単純増幅する場合の補正値のずれの双方
を解消できるようにしたが、画面位置毎の特性の相違は
考慮せずに、映像信号レベルのみに応じた階調補正値を
デジタルデータで格納し、映像信号レベルをA/D変換
して得たデジタル信号を読出アドレス信号として前記階
調補正値を読み出すようにしてもよい。これによれば、
特性カーブに対して単純増幅する場合の補正値のずれを
解消することができる。
【0032】また、本実施例では、映像信号のレベルは
16段階に、画面は64個の位置に区分しが、これらの
区分数は例示であり、これに限るものではない。
【0033】更に、階調補正値メモリ11としてはSR
AMやDRAMを用いることができるが、この場合には
記憶内容を保持するためのバックアップ電源を設ける。
また、階調補正値メモリ11として不揮発性メモリを用
いるようにすれば、バックアップ電源は不要である。ま
た、本実施例では、階調補正値データ書き込みのための
回路(補正データ入力スイッチ9等)を設けたが、表示
機器の外部に設けた書き込み装置(例えば、P−ROM
ライタ)にメモリ11を装着し、この装置にて補正値デ
ータを書き込んだ後にこのメモリ11を階調補正装置に
装填することも可能であり、これによれば、上記の書き
込み用の回路は不要となる。
【0034】なお、本実施例では、液晶パネルを例とし
て説明したが、プラズマディスプレイなどの自発光型の
表示デバイスで、印加電圧−発光特性がブラウン管のγ
特性と異なる表示デバイスについても、同様にその特性
に応じた階調補正ができるものである。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、表示デ
バイスの画面位置の特性カーブの相違による補正値のず
れ、及び特性カーブに対して単純増幅する場合の補正値
のずれを解消することができる。また、デジタル処理に
より、回路規模の増大は極力低減されるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の階調補正装置のブロック図である。
【図2】本発明の階調補正値メモリの内容を説明するた
めの模式図である。
【図3】本発明の表示デバイスの画面を複数の領域に区
分した状態を示した模式図である。
【図4】本発明の映像信号レベルとそのA/D変換値で
ある4ビットデジタル信号との関係を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の加算器の回路図である。
【図6】本発明の加算器の機能ブロック図である。
【図7】同図(a)は上記加算器によるバイアス調整後
の映像信号レベルのグラフ、同図(b)は上記加算器に
入力される階調補正電圧のグラフ、同図(c)は上記加
算器による加算後の映像信号レベルのグラフである。
【図8】印加電圧−透過率特性を示すグラフである。
【図9】従来の階調補正回路の回路図である。
【図10】従来の階調補正回路の機能ブロック図であ
る。
【図11】同図(a)は上記階調補正回路によるバイア
ス調整後の映像信号レベルのグラフ、同図(b)は白側
伸長後の映像信号レベル、同図(c)は反転後の映像信
号レベル、同図(d)は黒側伸長後の映像信号レベル、
同図(e)は反転後の映像信号レベルのグラフである。
【符号の説明】
1 加算器 5 A/D変換器 6 アドレス切替え器 7 アドレス入力スイッチ 8 アドレス発生器 9 補正データ入力スイッチ 10 R/W切替えスイッチ 11 階調補正値メモリ 12 D/A変換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】液晶パネルを使用した表示機器では、液
晶パネルの入出力特性であるV−T特性(印加電圧−透
過率特性)が図8のような略S字状の非線型部分を有す
るため、図9に示すような階調補正回路100を付加し
て入力映像信号を補正することにより、リニアな特性と
なるようにしている。前記の階調補正回路100は、映
像信号700mVのうち、液晶パネルのV−T特性が比
較的リニアな線型部分(200〜500mV)の映像信
号レベルはそのままで、S字状カーブを描く非線型部分
である0〜200mV,500〜700mV付近の映像
信号レベルを1.2〜1.8倍位に増幅することにより
補正を行なうものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】バッファ2は回路間の相互影響を断つため
の回路であり、ローパスフィルタ3は映像信号周波数以
上の不要周波数成分を除去するための回路であり、ロー
パスフィルタ13はD/A変換されたデータの平滑化を
行うための回路であり、アンプ4,14はゲイン調整の
ための回路である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】アドレス発生器8には、図示しない液晶ド
ライブ回路から画素駆動のタイミング信号が入力され
る。アドレス発生器8は、上記タイミング信号のカウン
ト値に基づいて6ビットアドレス信号を生成し、この6
ビットアドレス信号をメモリ11のアドレス上位6ビッ
ト端子に入力するようになっている。これにより、画面
走査の位置に対応したアドレス信号がメモリ11に入力
される。なお、アドレス信号は6ビットなので、液晶パ
ネルの画面は64個の領域に分けて識別されることにな
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示デバイスの入出力特性に合わせて映
    像信号レベルに応じた階調補正値をデジタルデータで格
    納している階調補正値メモリと、 映像信号レベルをA/D変換したデジタル信号を読出ア
    ドレス信号として前記の階調補正値メモリに入力する手
    段と、 前記読出アドレス信号の入力によって前記階調補正値メ
    モリから読み出された階調補正値をD/A変換して階調
    補正電圧を生成する手段と、 前記階調補正電圧を補正前映像信号に重畳して階調補正
    後映像信号を生成する手段とを備えたことを特徴とする
    階調補正装置。
  2. 【請求項2】 表示デバイスの画面を複数の領域に区分
    して各領域毎の入出力特性に合わせて映像信号レベルに
    応じた階調補正値をデジタルデータで格納している階調
    補正値メモリと、 映像信号レベルをA/D変換したデジタル信号と画面走
    査の位置から算出されたデジタル信号とを併せて一つの
    読出アドレス信号として前記の階調補正値メモリに入力
    する手段と、 前記読出アドレス信号の入力によって前記階調補正値メ
    モリから読み出された階調補正値をD/A変換して階調
    補正電圧を生成する手段と、 前記階調補正電圧を補正前映像信号に重畳して階調補正
    後映像信号を生成する手段とを備えたことを特徴とする
    階調補正装置。
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