JPH06160776A - 光学ローパスフィルターの保持構造 - Google Patents
光学ローパスフィルターの保持構造Info
- Publication number
- JPH06160776A JPH06160776A JP4312283A JP31228392A JPH06160776A JP H06160776 A JPH06160776 A JP H06160776A JP 4312283 A JP4312283 A JP 4312283A JP 31228392 A JP31228392 A JP 31228392A JP H06160776 A JPH06160776 A JP H06160776A
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- JP
- Japan
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- optical low
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成で保護ガラスと光学ローパスフィ
ルターとの間に混入した塵や埃を容易に除去し得える光
学ローパスフィルターの保持構造を提供する。 【構成】 ＣＣＤホルダー６Ａの内部に、ＣＣＤホルダ
ー６ＡのＣＣＤプレート１への螺着に伴ない圧縮・変形
されて囲繞した光学ローパスフィルター５を位置決め固
定する保持ゴム４Ａを配置し、この保持ゴム４Ａの内部
には、圧縮に伴ない圧漬されて内部方向に突出し、保持
ゴム４Ａを容易に圧縮・変形させるとともに、その圧縮
・変形量を増大させる複数の空隙８を形成する。
ルターとの間に混入した塵や埃を容易に除去し得える光
学ローパスフィルターの保持構造を提供する。 【構成】 ＣＣＤホルダー６Ａの内部に、ＣＣＤホルダ
ー６ＡのＣＣＤプレート１への螺着に伴ない圧縮・変形
されて囲繞した光学ローパスフィルター５を位置決め固
定する保持ゴム４Ａを配置し、この保持ゴム４Ａの内部
には、圧縮に伴ない圧漬されて内部方向に突出し、保持
ゴム４Ａを容易に圧縮・変形させるとともに、その圧縮
・変形量を増大させる複数の空隙８を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ムービーや電子スチル
カメラに使用される光学ローパスフィルターの保持構造
の改良に関するものである
カメラに使用される光学ローパスフィルターの保持構造
の改良に関するものである
【０００２】
【従来の技術】ムービーや電子スチルカメラに使用され
る従来の光学ローパスフィルターの保持構造は、図２に
示す如く、ＣＣＤプレート１上にＣＣＤ２を実装し、こ
のＣＣＤ２上には、板状の保護ガラス３を重置するとと
もに、この保護ガラス３には、保持ゴム４を介して光学
ローパスフィルター（空間周波数フィルター、ＯＬＰ
Ｆ）５を重置し、ＣＣＤプレート１には、ＣＣＤ２及び
光学ローパスフィルター５を被覆するＣＣＤホルダー６
をビス７を介して螺着するようにしている。
る従来の光学ローパスフィルターの保持構造は、図２に
示す如く、ＣＣＤプレート１上にＣＣＤ２を実装し、こ
のＣＣＤ２上には、板状の保護ガラス３を重置するとと
もに、この保護ガラス３には、保持ゴム４を介して光学
ローパスフィルター（空間周波数フィルター、ＯＬＰ
Ｆ）５を重置し、ＣＣＤプレート１には、ＣＣＤ２及び
光学ローパスフィルター５を被覆するＣＣＤホルダー６
をビス７を介して螺着するようにしている。
【０００３】上記ＣＣＤプレート１は、図示しない複数
の貫通孔を備え、図示しない基板に重合されており、該
貫通孔をＣＣＤ２のリード線２ａが図２の上方から縦貫
して基板にハンダ付けされるようになっている。こうし
て、ＣＣＤ２はＣＣＤプレート１に一体化した状態で実
装される。
の貫通孔を備え、図示しない基板に重合されており、該
貫通孔をＣＣＤ２のリード線２ａが図２の上方から縦貫
して基板にハンダ付けされるようになっている。こうし
て、ＣＣＤ２はＣＣＤプレート１に一体化した状態で実
装される。
【０００４】また、上記した保持ゴム４は、角筒形の筒
部の周面下部に、防塵用の保護ガラス３に重合するフラ
ンジが一体的に周設され、ＣＣＤホルダー６よりも小さ
めに構成されており、寸法にばら付きのある光学ローパ
スフィルター５を内部に密嵌状態で収納し、所定の位置
に光学ローパスフィルター５を位置決め固定する機能を
有している。
部の周面下部に、防塵用の保護ガラス３に重合するフラ
ンジが一体的に周設され、ＣＣＤホルダー６よりも小さ
めに構成されており、寸法にばら付きのある光学ローパ
スフィルター５を内部に密嵌状態で収納し、所定の位置
に光学ローパスフィルター５を位置決め固定する機能を
有している。
【０００５】この位置決め固定される光学ローパスフィ
ルター５は、一般的に、水晶板から構成され、低い空間
周波数の成分のみを通すという機能を有しており、ＣＣ
Ｄ２と共にＣＣＤホルダー６に被覆されている。
ルター５は、一般的に、水晶板から構成され、低い空間
周波数の成分のみを通すという機能を有しており、ＣＣ
Ｄ２と共にＣＣＤホルダー６に被覆されている。
【０００６】このＣＣＤホルダー６は、平坦な最上部に
孔を備えたほぼピラミッド形に構成され、両側の螺子孔
を縦貫したビス７がＣＣＤプレート１の両側のビス孔に
それぞれ螺着されるに伴ない、積層状態のＣＣＤプレー
ト１、ＣＣＤ２、保護ガラス３、保持ゴム４及び光学ロ
ーパスフィルター５を被覆するとともに、その最上部の
内周縁が光学ローパスフィルター５の上面周縁部に係合
するようになっている。 然して、従来の光学ローパス
フィルターの保持構造は、組立工程で上記した構造に構
成され、その後、次工程に送られている。
孔を備えたほぼピラミッド形に構成され、両側の螺子孔
を縦貫したビス７がＣＣＤプレート１の両側のビス孔に
それぞれ螺着されるに伴ない、積層状態のＣＣＤプレー
ト１、ＣＣＤ２、保護ガラス３、保持ゴム４及び光学ロ
ーパスフィルター５を被覆するとともに、その最上部の
内周縁が光学ローパスフィルター５の上面周縁部に係合
するようになっている。 然して、従来の光学ローパス
フィルターの保持構造は、組立工程で上記した構造に構
成され、その後、次工程に送られている。
【０００７】ところで、近年における高画質化とイメー
ジサイズの小型化に伴ないＣＣＤ画素ピッチがますます
細密化している関係上、組立工程で保護ガラス３と光学
ローパスフィルター５との間に塵や埃（図示せず）が混
入すると、その塵や埃が非常に目立ってしまうという現
象が生じる。
ジサイズの小型化に伴ないＣＣＤ画素ピッチがますます
細密化している関係上、組立工程で保護ガラス３と光学
ローパスフィルター５との間に塵や埃（図示せず）が混
入すると、その塵や埃が非常に目立ってしまうという現
象が生じる。
【０００８】このような塵や埃は必ず除去する必要があ
るが、上記した光学ローパスフィルターの保持構造で
は、ビス７を緩めてＣＣＤホルダー６をＣＣＤプレート
１から一旦取り外さなければ、混入した塵や埃を除去で
きなかった。
るが、上記した光学ローパスフィルターの保持構造で
は、ビス７を緩めてＣＣＤホルダー６をＣＣＤプレート
１から一旦取り外さなければ、混入した塵や埃を除去で
きなかった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学ローパスフ
ィルターの保持構造は、以上の構造に構成され、ビス７
を緩めてＣＣＤホルダー６をＣＣＤプレート１から一旦
取り外さなければ、保護ガラス３と光学ローパスフィル
ター５との間に混入した塵や埃を除去できなかったの
で、除去工程を既存の工程とは別に設ける等の必要があ
り、工程数の増加を防止し得ないという大きな欠点があ
つた。
ィルターの保持構造は、以上の構造に構成され、ビス７
を緩めてＣＣＤホルダー６をＣＣＤプレート１から一旦
取り外さなければ、保護ガラス３と光学ローパスフィル
ター５との間に混入した塵や埃を除去できなかったの
で、除去工程を既存の工程とは別に設ける等の必要があ
り、工程数の増加を防止し得ないという大きな欠点があ
つた。
【００１０】本発明は上記に鑑みなされたもので、簡易
な構成で工程数の増加を防止し得える光学ローパスフィ
ルターの保持構造を提供することを目的としている。
な構成で工程数の増加を防止し得える光学ローパスフィ
ルターの保持構造を提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、取付プレートに半導体機能デバイ
スを配置するとともに、この半導体機能デバイスには、
保護ガラスを介して光学ローパスフィルターを重置し、
該取付プレートには、半導体機能デバイス及び光学ロー
パスフィルターを被覆するホルダーを取り付け、しか
も、ホルダーの内部に、当該ホルダーの取付プレートへ
の取り付けに伴ない圧縮されて囲繞した光学ローパスフ
ィルターを位置決め固定する弾性保持部材を配置し、こ
の弾性保持部材には、該圧縮に伴ない圧漬されて弾性保
持部材の圧縮量を増大させる空隙を形成するようにして
いる。
目的を達成するため、取付プレートに半導体機能デバイ
スを配置するとともに、この半導体機能デバイスには、
保護ガラスを介して光学ローパスフィルターを重置し、
該取付プレートには、半導体機能デバイス及び光学ロー
パスフィルターを被覆するホルダーを取り付け、しか
も、ホルダーの内部に、当該ホルダーの取付プレートへ
の取り付けに伴ない圧縮されて囲繞した光学ローパスフ
ィルターを位置決め固定する弾性保持部材を配置し、こ
の弾性保持部材には、該圧縮に伴ない圧漬されて弾性保
持部材の圧縮量を増大させる空隙を形成するようにして
いる。
【００１２】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、ホルダーの
螺締めした締結具を緩めるだけで、複数の空隙が圧漬前
の元の状態に復元し、元の状態に復元した弾性保持部材
と光学ローパスフィルターとの密着状態が解除されるの
で、ホルダーを一旦取り外さなくても、ホルダーの孔か
ら光学ローパスフィルターを取り出すことが可能とな
る。
螺締めした締結具を緩めるだけで、複数の空隙が圧漬前
の元の状態に復元し、元の状態に復元した弾性保持部材
と光学ローパスフィルターとの密着状態が解除されるの
で、ホルダーを一旦取り外さなくても、ホルダーの孔か
ら光学ローパスフィルターを取り出すことが可能とな
る。
【００１３】然して、保護ガラスと光学ローパスフィル
ターとの間に混入した塵や埃を除去する除去工程を既存
の工程とは別に設ける等の必要が全くなく、簡易な構成
で保護ガラス上の塵や埃を除去することができる。
ターとの間に混入した塵や埃を除去する除去工程を既存
の工程とは別に設ける等の必要が全くなく、簡易な構成
で保護ガラス上の塵や埃を除去することができる。
【００１４】
【実施例】以下、図１に示す一実施例に基づき本発明を
説明すると、本発明に係る光学ローパスフィルターの保
持構造は、ＣＣＤプレート１に螺着するＣＣＤホルダー
６Ａの内部に保持ゴム４Ａを配置し、この保持ゴム４Ａ
には、複数の空隙８を形成するようにしている。
説明すると、本発明に係る光学ローパスフィルターの保
持構造は、ＣＣＤプレート１に螺着するＣＣＤホルダー
６Ａの内部に保持ゴム４Ａを配置し、この保持ゴム４Ａ
には、複数の空隙８を形成するようにしている。
【００１５】上記ＣＣＤプレート１は、図示しない複数
の貫通孔を備え、図示しない基板に重合されており、該
貫通孔をＣＣＤ２のリード線２ａが図１の上方から縦貫
して基板にハンダ付けされるようになっている。
の貫通孔を備え、図示しない基板に重合されており、該
貫通孔をＣＣＤ２のリード線２ａが図１の上方から縦貫
して基板にハンダ付けされるようになっている。
【００１６】こうして、ＣＣＤ２はＣＣＤプレート１に
一体化した状態で実装される。また、ＣＣＤ２の上面に
は、防塵用の保護ガラス３が重置され、この板状の保護
ガラス３の上面には、保持ゴム４Ａが重置されている。
一体化した状態で実装される。また、ＣＣＤ２の上面に
は、防塵用の保護ガラス３が重置され、この板状の保護
ガラス３の上面には、保持ゴム４Ａが重置されている。
【００１７】この保持ゴム４Ａは、従来例とは全く異な
り、ＣＣＤホルダー６Ａよりも少々大きい平面ほぼ枠形
に構成され、その内周面には、光学ローパスフィルター
５を支承する段部４ａが突設されている。
り、ＣＣＤホルダー６Ａよりも少々大きい平面ほぼ枠形
に構成され、その内周面には、光学ローパスフィルター
５を支承する段部４ａが突設されている。
【００１８】そして、寸法にばら付きのある光学ローパ
スフィルター５を着脱自在に内部に収納し、所定の位置
に光学ローパスフィルター５を位置決め固定する機能を
有している。
スフィルター５を着脱自在に内部に収納し、所定の位置
に光学ローパスフィルター５を位置決め固定する機能を
有している。
【００１９】また、保持ゴム４Ａの内部には、図１に示
す如く、断面ほぼ小判状の空隙８が複数形成され、この
複数の空隙８がＣＣＤホルダー６ＡのＣＣＤプレート１
への螺着に基づき、変形・圧漬されて内部方向に変形突
出し、保持ゴム４Ａを容易に圧縮・変形させるととも
に、その圧縮・変形量を増大させる機能を有している。
す如く、断面ほぼ小判状の空隙８が複数形成され、この
複数の空隙８がＣＣＤホルダー６ＡのＣＣＤプレート１
への螺着に基づき、変形・圧漬されて内部方向に変形突
出し、保持ゴム４Ａを容易に圧縮・変形させるととも
に、その圧縮・変形量を増大させる機能を有している。
【００２０】上記した光学ローパスフィルター５は、従
来例と同様に、水晶板から構成され、低い空間周波数の
成分のみを通すという機能を有しており、ＣＣＤ２と共
にＣＣＤホルダー６Ａに被覆されている。
来例と同様に、水晶板から構成され、低い空間周波数の
成分のみを通すという機能を有しており、ＣＣＤ２と共
にＣＣＤホルダー６Ａに被覆されている。
【００２１】このＣＣＤホルダー６Ａは、従来例とは異
なり、周面下部にフランジを備えたほぼ箱形に構成さ
れ、平坦な上面には、光学ローパスフィルター５に縦貫
される孔６ａが穿設されており、図１と図２とを対比す
れば明白なように、従来のＣＣＤホルダー６よりも低く
構成されている。
なり、周面下部にフランジを備えたほぼ箱形に構成さ
れ、平坦な上面には、光学ローパスフィルター５に縦貫
される孔６ａが穿設されており、図１と図２とを対比す
れば明白なように、従来のＣＣＤホルダー６よりも低く
構成されている。
【００２２】そして、フランジ両側の螺子孔を縦貫した
ビス７がＣＣＤプレート１の両側のビス孔にそれぞれ螺
着されるに伴ない、積層状態のＣＣＤプレート１、ＣＣ
Ｄ２、保護ガラス３、保持ゴム４Ａ及び光学ローパスフ
ィルター５を被覆するようになっている。
ビス７がＣＣＤプレート１の両側のビス孔にそれぞれ螺
着されるに伴ない、積層状態のＣＣＤプレート１、ＣＣ
Ｄ２、保護ガラス３、保持ゴム４Ａ及び光学ローパスフ
ィルター５を被覆するようになっている。
【００２３】従って、寸法にばら付きのある光学ローパ
スフィルター５を位置決め固定するには、保持ゴム４Ａ
の内部に光学ローパスフィルター５を嵌入し、その後、
ＣＣＤプレート１にＣＣＤホルダー６Ａをビス７で上方
から被せるように螺着すれば良い。
スフィルター５を位置決め固定するには、保持ゴム４Ａ
の内部に光学ローパスフィルター５を嵌入し、その後、
ＣＣＤプレート１にＣＣＤホルダー６Ａをビス７で上方
から被せるように螺着すれば良い。
【００２４】すると、ＣＣＤホルダー６Ａの圧着に伴な
い、複数の空隙８が変形・圧漬されて内部方向に変形突
出し、保持ゴム４Ａが中心方向に大幅に圧縮・変形され
て光学ローパスフィルター５を内部に密嵌状態で収納
し、所定の位置に光学ローパスフィルター５が強固に位
置決め固定される。
い、複数の空隙８が変形・圧漬されて内部方向に変形突
出し、保持ゴム４Ａが中心方向に大幅に圧縮・変形され
て光学ローパスフィルター５を内部に密嵌状態で収納
し、所定の位置に光学ローパスフィルター５が強固に位
置決め固定される。
【００２５】他方、保護ガラス３と光学ローパスフィル
ター５との間に混入した塵や埃（図示せず）を除去する
場合には、ＣＣＤホルダー６Ａの螺締めしたビス７を緩
めるだけで良い。
ター５との間に混入した塵や埃（図示せず）を除去する
場合には、ＣＣＤホルダー６Ａの螺締めしたビス７を緩
めるだけで良い。
【００２６】すると、圧漬されていた複数の空隙８が圧
漬前の状態に復元し、大幅に圧縮されていた保持ゴム４
Ａが圧縮前の状態に復元し、元の状態に復元した保持ゴ
ム４Ａと光学ローパスフィルター５との密着状態が解除
され、ＣＣＤホルダー６Ａの孔６ａから光学ローパスフ
ィルター５を取り出すことができ、取り出した後に保護
ガラス３上の塵や埃を除去することができる。
漬前の状態に復元し、大幅に圧縮されていた保持ゴム４
Ａが圧縮前の状態に復元し、元の状態に復元した保持ゴ
ム４Ａと光学ローパスフィルター５との密着状態が解除
され、ＣＣＤホルダー６Ａの孔６ａから光学ローパスフ
ィルター５を取り出すことができ、取り出した後に保護
ガラス３上の塵や埃を除去することができる。
【００２７】上記構成によれば、ＣＣＤホルダー６Ａの
螺締めしたビス７を緩めるだけで、保持ゴム４Ａや複数
の空隙８が元の状態に復元し、保持ゴム４Ａと光学ロー
パスフィルター５との密着状態が解除されるので、ＣＣ
Ｄホルダー６Ａを一旦取り外さなくても、ＣＣＤホルダ
ー６Ａの孔６ａから光学ローパスフィルター５を取り出
すことが可能となる。
螺締めしたビス７を緩めるだけで、保持ゴム４Ａや複数
の空隙８が元の状態に復元し、保持ゴム４Ａと光学ロー
パスフィルター５との密着状態が解除されるので、ＣＣ
Ｄホルダー６Ａを一旦取り外さなくても、ＣＣＤホルダ
ー６Ａの孔６ａから光学ローパスフィルター５を取り出
すことが可能となる。
【００２８】従って、保護ガラス３と光学ローパスフィ
ルター５との間に混入した塵や埃を除去する除去工程を
既存の工程とは別に設ける等の必要が全くなく、簡易な
構成で保護ガラス３上の塵や埃を除去することができ
る。
ルター５との間に混入した塵や埃を除去する除去工程を
既存の工程とは別に設ける等の必要が全くなく、簡易な
構成で保護ガラス３上の塵や埃を除去することができ
る。
【００２９】さらに、ＣＣＤホルダー６Ａの最上部の内
周縁が光学ローパスフィルター５の上面周縁部に係合す
る構造ではなく、ＣＣＤホルダー６Ａの上部の孔６ａか
ら光学ローパスフィルター５の一部が露出する構造なの
で、図１と図２とを対比すれば明白なように、ＣＣＤホ
ルダー６Ａを従来のＣＣＤホルダー６よりも低く構成で
き、コンパクト化が期待できる。
周縁が光学ローパスフィルター５の上面周縁部に係合す
る構造ではなく、ＣＣＤホルダー６Ａの上部の孔６ａか
ら光学ローパスフィルター５の一部が露出する構造なの
で、図１と図２とを対比すれば明白なように、ＣＣＤホ
ルダー６Ａを従来のＣＣＤホルダー６よりも低く構成で
き、コンパクト化が期待できる。
【００３０】尚、上記実施例ではほぼ枠形の保持ゴム４
Ａを使用するものを示したが、材料や形状が何等これに
限定されるものではなく、上部が平坦な角錐台形の形状
等の保持ゴムを使用しても良い。また、複数の空隙８の
数や形状等も上記実施例に何等限定されるものではな
い。
Ａを使用するものを示したが、材料や形状が何等これに
限定されるものではなく、上部が平坦な角錐台形の形状
等の保持ゴムを使用しても良い。また、複数の空隙８の
数や形状等も上記実施例に何等限定されるものではな
い。
【００３１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホルダー
の螺締めした締結具を緩めるだけで、複数の空隙が圧漬
前の元の状態に復元し、弾性保持部材と光学ローパスフ
ィルターとの密着状態が解除されるので、ホルダーを一
旦取り外すことなく、ホルダーから光学ローパスフィル
ターを取り出すことが実現できる。
の螺締めした締結具を緩めるだけで、複数の空隙が圧漬
前の元の状態に復元し、弾性保持部材と光学ローパスフ
ィルターとの密着状態が解除されるので、ホルダーを一
旦取り外すことなく、ホルダーから光学ローパスフィル
ターを取り出すことが実現できる。
【００３２】従って、保護ガラスと光学ローパスフィル
ターとの間に混入した塵や埃を除去する除去工程を既存
の工程とは別に設ける等の必要が全くなく、極めて簡易
な構成で保護ガラス上の塵や埃を除去することができる
という顕著な効果がある。
ターとの間に混入した塵や埃を除去する除去工程を既存
の工程とは別に設ける等の必要が全くなく、極めて簡易
な構成で保護ガラス上の塵や埃を除去することができる
という顕著な効果がある。
【図１】本発明に係る光学ローパスフィルターの保持構
造の一実施例を示す断面説明図である。
造の一実施例を示す断面説明図である。
【図２】従来の光学ローパスフィルターの保持構造を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
１…ＣＣＤプレート（取付プレート）、２…ＣＣＤ（半
導体機能デバイス）、３…保護ガラス、４・４Ａ…保持
ゴム（弾性保持部材）、５…光学ローパスフィルター、
６・６Ａ…ＣＣＤホルダー（ホルダー）、８…空隙。
導体機能デバイス）、３…保護ガラス、４・４Ａ…保持
ゴム（弾性保持部材）、５…光学ローパスフィルター、
６・６Ａ…ＣＣＤホルダー（ホルダー）、８…空隙。
Claims (1)
- 【請求項１】 取付プレートに半導体機能デバイスを配
置するとともに、この半導体機能デバイスには、保護ガ
ラスを介して光学ローパスフィルターを重置し、該取付
プレートには、半導体機能デバイス及び光学ローパスフ
ィルターを被覆するホルダーを取り付けた光学ローパス
フィルターの保持構造において、上記ホルダーの内部
に、当該ホルダーの取付プレートへの取り付けに伴ない
圧縮されて囲繞した光学ローパスフィルターを位置決め
固定する弾性保持部材を配置し、この弾性保持部材に
は、該圧縮に伴ない圧漬されて弾性保持部材の圧縮量を
増大させる空隙を形成したことを特徴とする光学ローパ
スフィルターの保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312283A JP3002065B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 光学ローパスフィルターの保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4312283A JP3002065B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 光学ローパスフィルターの保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06160776A true JPH06160776A (ja) | 1994-06-07 |
| JP3002065B2 JP3002065B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18027385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4312283A Expired - Fee Related JP3002065B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 光学ローパスフィルターの保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002065B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100757067B1 (ko) * | 2006-07-04 | 2007-09-11 | (주)디바이스 온 | 컴팩트 카메라 모듈의 로우 프로파일 홀더 |
| US20120126015A1 (en) * | 2010-11-22 | 2012-05-24 | MOTOROLA, INC., Law Department | Light seal gasket for using in imaging-based barcode reader |
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| CN103759825A (zh) * | 2014-01-10 | 2014-04-30 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | Ccd探测器裸片的固定装置 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4312283A patent/JP3002065B2/ja not_active Expired - Fee Related
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