JPH06160714A - ズーム投影レンズおよびその製造方法 - Google Patents

ズーム投影レンズおよびその製造方法

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JPH06160714A
JPH06160714A JP5215399A JP21539993A JPH06160714A JP H06160714 A JPH06160714 A JP H06160714A JP 5215399 A JP5215399 A JP 5215399A JP 21539993 A JP21539993 A JP 21539993A JP H06160714 A JPH06160714 A JP H06160714A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設計および製造が簡単なズーム投影レンズを
提供する。 【構成】 ズーム投影レンズは、ズーム中の位置が略一
定である入射瞳と、物理開口絞りと異なりズーム中はレ
ンズ面を通過する機能開口絞りとから構成されている。
固定入射瞳はレンズ群の倍率範囲で光源に効率的に光結
合するよう考慮されている。また、このタイプのズーム
投影レンズの設計および製造に使用することができ、疑
似開口絞りを利用する製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投影レンズ、特に、ズー
ム投影レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】投影レンズを用いて映写スクリーン上に
物体の画像を形成することは広く知られている。図8に
は投影レンズの基本的な構造が示されており、この図に
おいて、符号10は光源(すなわち、タングステンーハ
ロゲン ランプ)、12は照明光学系(illumination op
tics) (以下、照明光学系の出力と称す)、14は投影
すべき対象(例えば、LCDパネルのオン・オフピクセ
ルのマトリックス)、13は映写スクリーン16に物体
14の拡大画像を形成する投影レンズを各々示してい
る。
【0003】投影スクリーン16は、投影レンズの利用
分野に応じて前方または後方から見ることができる。ま
た、写真拡大装置などの分野では目で見る代わりにフィ
ルムなどの記憶媒体に画像を記録することも可能であ
る。
【0004】光源、照明光学系、物体と画像との位置お
よびその大きさは分野によって決まっている。しかしな
がら、どの分野であっても画像の大きさと位置を可変で
きるのが望ましい。特に、投影レンズの場合は大きさの
異なる様々なスクリーンに使用したり、あるいは、大き
さの異なる部屋で用いなくてはならない場合がある。こ
の場合、画像距離対画像幅の比(以下、ID−IW比と
称す)を変化させることが問題となり、その変数の範囲
は通常7:1から1.5:1である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このID−IW比を可
変するため従来から様々な試みがなされてきた。最も基
本的な方法の一つとして、互換可能な固定焦点距離レン
ズ群を一組使用し、特定の部屋/映写スクリーン配置に
おけるID/IW値に一致するよう前記レンズ組を特定
の数選択する方法がある。この方法で満足できるID−
IW比の数は限られており、このため、画像サイズが映
写スクリーンよりも小さくなってしまい、装置の設定に
時間がかかることが多く、また、多数の部品を輸送した
り保管しなくてはならないといった問題がある。
【0006】このような問題を防ぐため、米国特許N
o.3,920,315に開示されているようなズーム
投影レンズ装置が開発された。これらのレンズは、例え
ば、カメラレンズのような「撮影」レンズ("taking" le
nses) または「対物」レンズの分野で開発されたズーム
レンズ技術に基づいて開発されたのである。このような
ズーム撮影レンズ装置の例がE.Bentenskyの
「ズームレンズの原理とその種類」(Zoom Lens Princip
les and Types) SPIE,Vol.CR41,199
2、Warren J.Smith 監修に開示されて
いる。
【0007】撮影レンズの技術に基づくズーム投影レン
ズ装置にはズームユニット、補正ユニット、補正ユニッ
トとは別ユニットまたは補正ユニットの一部であるフォ
ーカスユニット、開口絞りが内蔵された固定ユニットが
使用されている。このため、ズーム投影レンズ装置は、
複数のレンズ部材を内蔵しているため大変複雑なもので
あった。また、ID/IWの値が小さい場合には、上記
のような構成をした装置ではレンズ部材の直径が非常に
大きくなってしまい、製造費が増加するといった問題が
あった。
【0008】物理的な可動開口絞り(a moving physical
aperture stop) を使用するような分野のカメラに対し
ては、ズーム対物レンズ(zoom lens objectives)が開発
された。このような絞りを使用するとレンズ部材の大き
さやズーム中の収差の変動を最小限にすることができ
る。収差変動が少なくなるほどレンズを簡素化できる。
この方法によって、米国特許No.4,838,669
に開示するように、レンズ部材の経済性またレンズ部材
動作の点から大幅な簡素化がなされている。米国特許N
o.4,749,265に開示されているように、他の
関連方法では、ズームレンズ装置内の複数の異なる位置
に物理絞りを複数配設し、これらの絞りでズームを行う
際の装置の開口および口径食を制御している。
【0009】従来の可動開口絞り法がズーム投影レンズ
装置に適していない理由を以下詳細に説明する。特に、
このような絞りでは入射瞳が移動してしまい、このた
め、出力位置が一定している固定照明光学系と一緒に使
用すると様々な問題が発生することになる。最も深刻な
問題は、ID/IW値を小さくすることができなくなる
ということである。理論的には複数の物理絞りを使用す
ることにより入射瞳の移動といった問題を解決できる
が、この方法ではズーム投影レンズ装置が大変複雑で高
価になってしまう。
【0010】可動物理開口絞りを具備したズーム投影レ
ンズ装置の問題は、出力位置が可変自在な照明光学系を
使用することにより解決することができる。しかしなが
ら、この方法では、投影装置の照明部が複雑になってし
まい、単に問題を別の部分に置き換えるだけにすぎな
い。さらに、出力が移動自在な照明装置では映写スクリ
ーン上での単位面積当たりの照明消費エネルギーが不十
分である。つまり、スクリーンでの照度レベルを同じに
するのにワット数の大きなランプが必要になる。特許公
報平4−172416、4−83215、3−2936
12には特にLCDパネル用に設計されたズーム投影レ
ンズが開示されている。前記4−172416特許公報
の発明では固定開口絞りを用いた古典的な方法が用いら
れており、このため装置は4つのユニットと10枚のレ
ンズから構成され、大変複雑な構成になっている。ま
た、前記4−83215公報には可動開口絞りが開示さ
れているが入射瞳が移動してしまい、達成できる低ID
/IW値が制限されている。同様に、前記3−2936
12公報にも可動開口絞りが開示されているが、やは
り、入射瞳の問題によりID/IW値の範囲が制限され
てしまう。さらに、この公報のレンズではレンズをズー
ムする際にスクリーン上の光度が変動することが示され
ている。
【0011】LCDパネルを用いた投影装置の場合、ズ
ーム投影レンズに特別な問題が発生する。例えば、LC
Dパネルにはビームスプリッター光学系を用いて一本の
投影レンズで三色の画像を投影している。この場合、物
体とズーム投影レンズ群の第一レンズ部材との間の距離
を大きくする必要がある。
【0012】同じく、撮影または対物レンズの場合にも
バックフォーカス距離対焦点距離の比が大きくなってし
まうといった問題がある。このため、広角撮影レンズの
場合、第一の負のパワーのユニットの後ろに開口絞り内
蔵の第二の正のパワーのユニットが配設された逆望遠レ
ンズ(inverted telephoto)を使用している。しかしなが
らこのレンズでは、投影レンズ用語である出射瞳または
入射瞳が必ず移動してしまうことになる。このことか
ら、物体とズーム投影レンズ群の第一レンズ部材との間
の距離が大きくなるといった問題に従来の逆望遠ズーム
レンズをそのまま応用することはできないことが分か
る。
【0013】他の分野に利用するだけでなく、LCDパ
ネルとも一緒にズーム投影レンズを使用するのであれ
ば、場合によっては、入射瞳を無限大あるいは少なくと
も物体から非常に離れた距離、つまり、テレセントリッ
ク状態となるよう配置しなくてはならない。これより主
光線が物体となす角度が最小になったり、あるいは、焦
点位置の外での倍率の変動が最小限になる。このような
状態にするため、通常、後方レンズユニットのバックフ
ォーカス位置に開口絞りが配置されている。物体の大き
さや物体と第一レンズ面との距離にもよるが、バックフ
ォーカスと後方レンズユニットとの距離はかなりあり、
このため、境筒のサイズも大きくなってしまう。従来の
方法に基づいて設計されたズーム投影レンズの場合、開
口絞りの画像側に可動部材を配置しなくてはならないた
め上記の問題は一層深刻である。
【0014】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は装置のズーム範囲での
入射瞳の位置が常に略一定であり、また、以下の特徴を
備えた改良型ズーム投影レンズ装置を提供することにあ
る。すなわち、1)ID/IW値を広い範囲で連続的に
出力でき、2)角度範囲が広く、3)fナンバーが小さ
く、4)レンズ部材の数が少なくまた全体の構造が簡単
で、5)直径が小さなレンズ部材を使用し、6)非球面
の数が少ないといった特徴である。
【0015】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明では従
来使用されていなかったズームレンズの設計方法を採用
している。従来、投影ズームレンズを含むズームレンズ
の設計者らは、レンズ群に一つ、場合によっては、一以
上の絞りを画一的に配設しておりこの点は上記従来技術
の課題ですでに説明した通りである。
【0016】つまり、従来、候補になっているレンズを
コンピューター分析する場合、技術者らは少なくとも一
つの物理開口絞りの位置を規定していた。レンズ設計コ
ンピュータープログラムではユーザーからの入力情報の
一部として開口絞り位置を必要としているためこのよう
な方法が行われていた。レンズ設計コンピュータープロ
グラムでは開口絞りを使用して光学システムに限られた
錐状光(cone of light) だけを入射させる物理制限を考
慮するため、このような情報が必要である。
【0017】このような物理制限があるため従来の技術
者はレンズの設計になぜ物理開口絞りが必要なのか疑問
にも思わなかった。このように、上述のズームレンズの
問題点からも分かるように、従来の設計者は設計してい
るレンズ群の中に固定物理開口絞り、可動物理開口絞
り、複数の物理開口絞りを配設していた。この場合、物
理開口絞りを配設することにより完成したレンズの性能
および/または構造的簡略さが制限されてしまう。
【0018】本発明によれば、ズーム投影レンズの設計
では物理開口絞りの位置を規定する必要はない。むし
ろ、設計変数として重要なのは、投影レンズ群の入射瞳
の位置である。効率的に光を透過させるため、入射瞳の
位置は1)投影レンズと共に使用する照明システムの出
力位置とほぼ同じ位置で、2)ズームを行ってもその位
置はほぼ一定である。このように、本発明によれば、特
定するのはズーム投影レンズの入射瞳位置であって物理
開口絞りの位置ではない。
【0019】この方法では、ズーム投影レンズには依然
として物理開口絞りが配設されているが、この開口絞り
は投影レンズの性能を決定する「機能開口絞り(operati
ve aperture stop) 」ではない。特に、ここで使用して
いる物理開口絞りを、投影レンズの光学軸と物体面との
交点に位置するランベルト点光源から投影レンズの透過
光量を制限する投影レンズの部材と定義する。前記物体
面とは、例えば、本発明を適用した投写型テレビ内にお
いてLCDが配設された面である。
【0020】つまり、物理開口絞りとは投影レンズの開
口数を決めるレンズ部材であり、ここで、開口数とは従
来通りレンズ内に入射できる最大光束の半角の正弦に、
前記光束を取り囲む媒質の屈折率、例えば、空気中でレ
ンズを使用する場合は1.0をかけたものである。通
常、ズームを行うと物理開口絞りは一定の位置に保たれ
る。可動群を複数を有した大変複雑なズーム投影レンズ
の場合、場合によっては、投影レンズの倍率を変化させ
ると物理開口絞りが一つのレンズ部材から別のレンズ部
材に移ってしまうことがある。
【0021】非機能型物理開口絞りの他に本発明のズー
ム投影レンズは「機能型」開口絞りを備えている。光学
系の入射瞳、出射瞳、開口絞りを互いに共役関係に配置
すると入射瞳の中心に照準を合わせた主光線は開口絞り
の位置と次に出射瞳の位置で光軸と交差する。従って、
入射瞳の位置を特定することにより開口絞りの位置も規
定される。本発明のズーム投影レンズの「機能」開口絞
りとはこの開口絞りである。つまり、本発明では、レン
ズ系の入射瞳の位置は照明システムの出力位置に固定さ
れており、レンズ空間中の出射瞳の画像が機能開口絞り
である。
【0022】ズーム中は機能開口絞りの位置が移動す
る。むしろ、ズーム中はズーム投影レンズ群を構成して
いるレンズユニットおよび/または部材の位置が変化す
るため、入射瞳の位置は一定のままで機能開口の位置が
変化してしまう。実際、ズームを行うと、機能開口絞り
はレンズ面の方向へと移動し、レンズ面を通過してしま
う。
【0023】機能開口絞りは、通常は、投影レンズのズ
ーム範囲全体に及ぶ物理開口絞りよりも小さい。しかし
ながら、レンズ群の設計にもよるが、場合によっては、
機能開口絞りと物理開口がズーム範囲内の同一点で一致
することがある。この場合、これら二つの絞りのサイズ
は同じである。
【0024】機能開口絞りは物理開口絞りではないた
め、撮影レンズとして使用すると物理開口絞りは設計時
のレンズの使用方法とは異なる機能開口絞りとなるため
本発明のズーム投影レンズは撮影レンズとしての使用に
は適していないことは注意しなくてはならない。つま
り、本発明のズームレンズは一定の場所に出力を行う照
明システムなどと共に使用するよう設計されており、こ
のような照明システムと一緒に使用しない場合、例え
ば、撮影レンズと共に使用すると不満足な画像ができて
しまう。実際、本発明のレンズ群の試験の場合、一緒に
使用する予定の照明システムを用いて実施しなくてはな
らない。これに対し、撮影レンズ構成のレンズ群の試験
は従来の投影レンズ群を用いて実施していた。
【0025】以上のように、限られた錘状光だけを光学
系に入射させる物理制限を考慮するため光学設計コンピ
ュータープログラムには開口絞りが必要である。1)レ
ンズ群の物理開口絞りが機能開口絞りでなく、2)設計
過程(下記参照)で物理開口絞りを使用していなくと
も、本発明に従って設計及び組み立てられたズーム投影
レンズであれば前記物理制限を満足することが分かる。
特に、瞳の大きさに略等しいズーム投影レンズの入射瞳
に出力するよう照明システムを設計することができる。
従って、投影レンズに入射する光自体が制限されるため
物理開口絞りを設ける必要がない。
【0026】万一、前記プログラムではユーザーが開口
絞りの位置を規定しなくてはならない場合でも再プログ
ラムすることなく従来の光学設計コンピュータープログ
ラムで本発明を実施することができる。これは「疑似開
口絞り(pseudo-aperture stop)」という手段を用いて行
うのである。すなわち、疑似開口絞りとは、1)ズーム
投影レンズの物体または画像空間にあり、また、2)照
明システムの出力と同じ位置にあるものである。開口絞
りと入射瞳は互いに共役であり、また、疑似開口絞りは
レンズ部材が存在しない物体空間に存在しているため、
この手法によって照明システムとズーム投影レンズの間
で光を効率的に結合させる上で望ましい照明システムの
出力位置に入射瞳を位置させる。
【0027】従来の光学設計では光学系の長共役点から
短共役点へ向けて光が進行すると仮定している。この方
向は上記説明で用いた方向から見て後方にあたるため、
実際の設計過程では、疑似開口絞りは画像空間に形成さ
れ、また、その位置は通常は所望の効率で光結合を行う
よう制御を行うレンズ群の出射瞳の地点となる。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明に係る照明装置用
ズーム投影レンズは、正確に補正された物体の実像を生
成するものであり、光軸と入射瞳とレンズの開口数を決
める物理開口絞りと、前記照明手段から前記入射瞳の中
心へ出射する光線の光軸との交差点によってその位置が
決定される機能開口絞りとを具備したレンズであって、
前記ズーム投影レンズは、(a)それぞれ少なくとも1
枚のレンズ部材を有する少なくとも2つのレンズユニッ
トであって、少なくとも一間隔おいて軸方向に互いに分
離しているレンズユニットと、(b)前記少なくとも一
間隔を変化させることにより最大倍率および最小倍率の
範囲内で前記投影ズームレンズの倍率を変化させるズー
ム手段とから構成されており、前記ズーム手段によって
最大倍率と最小倍率の範囲内で前記投影ズームレンズの
倍率を可変する場合、(i) 前記ズーム範囲での前記照明
手段に対する前記入射瞳の位置は略一定であり、(ii)前
記機能開口絞りが少なくとも一枚のレンズ面を通過し、
(iii) 前記最大および最小倍率の範囲内の少なくともあ
る倍率の時に前記物理開口絞りと前記機能開口絞りの位
置は互いに異なることを特徴とする。
【0029】さらに、本発明その他の態様に係る所定照
明装置用ズーム投影レンズは、正確に補正された物体の
実像を生成するものであり、入射瞳を有したレンズであ
って、前記ズーム投影レンズは、(a)それぞれ少なく
とも1枚のレンズ部材を有する少なくとも2つのレンズ
ユニットであって、軸方向の前記2つのレンズユニット
の間には少なくとも一空間があり、画像に最も近接した
レンズ部材を含む画像に最も近接したレンズユニットで
構成された少なくとも2つのレンズユニットと、(b)
前記間隔を変化させることにより最大倍率および最小倍
率の範囲内で前記投影ズームレンズの倍率を変化させる
ズーム手段とから構成されており、前記ズーム投影レン
ズは約1.0以上のQ値を有しており、当該Q値は次の
等式から求められる、 Q = (EFLmax * Θ) / (CA * f
/no * L) ここで、EFLmax は前記ズーム投影レンズの有効焦点
距離の最大値であり、Θは前記ズーム投影レンズの最小
有効焦点距離における半角範囲(単位は度数)(semi-an
gular coverage in degrees)、CAは画像に最も近いレ
ンズ部材のクリア開口(clear aperture)、f/noは物
体から前記投影レンズの入射瞳までの距離を物体から有
限距離の地点における入射瞳用入射瞳の直径で割ったも
のであり、また、物体から有限距離の地点における入射
瞳用前記照明手段によって決まる開口数を1/2倍した
ものであり、Lは光学的パワーを有した、あるいは、収
差を補正する前記ズーム投影レンズ内のレンズ部材の数
であることを特徴とする。
【0030】ここで使用している「レンズユニット」と
は、例えば、ズーム、補正、フォーカス、視野平坦化(f
ield flattening)などの機能をそれ自体あるいは互いに
一体となって実行する一または複数の隣接レンズ部材を
示す。本発明の殆どの実施例では、レンズユニットを構
成しているレンズ部材は相対的には移動しない。しかし
ながら、一部の実施例では、ズームまたはフォーカス期
間中またはその一部の期間中に移動を行うサブユニット
が前記レンズユニットに具備されている。同様に、本発
明の殆どの実施例では、レンズユニットは相対移動する
が、一部の実施例では、ズームまたはフォーカス中また
はその一部の期間中は2以上のユニットの互いの位置は
一定である。
【0031】
【実施例】添付図面を参照しながら、本発明の好適実施
態様を以下詳細に説明する。
【0032】すでに説明したように、本発明の投影ズー
ムレンズの入射瞳の位置は、当該レンズ群をその最小倍
率(m’min )と最大倍率(m’max )の間でズームし
ても略一定のままである。
【0033】本発明を実施する最も簡単な構成として
は、正のパワーを有する第1ユニット(物体側ユニッ
ト)と負のパワーを有する第2ユニット(画像側ユニッ
ト)からなる2つのレンズユニットでレンズ群を構成す
る。前記第1ユニットを移動するとレンズ群の倍率は
m’min からm’max の間で変化する。正のパワーのズ
ームユニットを一つ使用している従来のズームレンズの
場合、m’min は1/m’max に略等しく、倍率範囲
(m’min からm’max まで)の中心は−1.0の前後
である。
【0034】前記第2(画像側)ユニットは、第1ユニ
ットの移動によって生じた焦点位置の変動を補正し、レ
ンズ群の全体の焦点長さを決定する。また、第2ユニッ
トは、例えば、スクリーン距離が異なるなど画像までの
距離が異なる場合に個別のフォーカスを行うために使用
する。
【0035】もし必要であれば、テレセントリック系、
焦点距離範囲の延長の効率的補正、レンズ部材のサイズ
の最小化、バレル長の短縮を考慮して本発明を実施する
際にさらに別のレンズユニット使用することもできる。
【0036】上述したように、本発明のズーム投影レン
ズ群を設計する際に鍵となるのは、レンズ群の入射瞳の
位置の規定であって、物理開口絞りの位置の規定ではな
い。従来のレンズ設計コンピュータープログラムの場
合、このような入射瞳の位置の規定は疑似開口絞りを使
用して行うのが好ましい。
【0037】特に、コンピュータープログラムを使用す
る際に、プログラムが要求する開口絞りを物体側空間内
のズーム投影レンズ群の入射瞳の所望の位置に位置決め
する。あるいは、物体の前方の長距離点に出力を行う
(第7例参照)照明システムを使用するよう設計したテ
レセントリックズーム投影レンズ群の場合のように、開
口絞りは画像空間内にある。いずれの場合でも、開口絞
り自体が共役関係になるように、つまり、入射瞳と開口
絞りが一致するよう、演算で求めた光路は開口絞りを通
過する前に全てのレンズ面を透過しなくてはならず(す
なわち、開口絞りはレンズ空間に対向する物体空間また
は画像空間内になくてはならない)。物体または画像空
間内にあるこの開口絞りは疑似開口絞りである。
【0038】一般的に、入射瞳の望ましい位置また疑似
開口絞りの望ましい位置は、物理的には第一レンズ面と
最後のレンズ面の間の空間内である。つまり、疑似開口
絞りの物理的な位置はレンズ空間内にある。この物理的
位置を物体または画像空間に変換するため、コンピュー
タープログラムで使用した演算面と演算面の間にある負
の空間を使用する。
【0039】つまり、疑似開口絞りが物体空間内にある
場合は、疑似開口絞りを通過し、第1レンズ面(負の空
間)へ向かって後方へ進行し、さらに、この第1レンズ
面を通過した後スクリーンに至るまでの間に残り全ての
レンズ面を透過するような算出光路を使用する。疑似開
口絞りが画像空間内にある場合は、光はレンズ部材を透
過し、負の空間によって最後のレンズ面から疑似開口絞
りの方向へ後方へ進行し、さらに、スクリーン上へと進
む。上記のように、実際には、光線は長共役点から短共
役点へ、すなわち、スクリーンから物体方向へと進行
し、その結果、上記の光路は標準的なレンズの処方表の
最高演算面から最低演算面、すなわち、次に表1−7の
下から上へと読み取ったものに対応する。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】
【表8】
【0048】
【表9】
【0049】
【表10】
【0050】この疑似開口絞り/演算面間の負空間によ
る方法を第1−7例のズーム投影レンズで説明する。表
1−7では設計過程で使用した面を示している。いずれ
の場合でも、前の面からの空間が負となる演算面(すな
わち、表1−7の面16、18、18、16、18、2
0と1)がある。疑似開口絞りは各例における前記演算
面に位置決めされている。
【0051】本発明を実施する際に市販の様々なレンズ
設計コンピュータープログラムを使用することが可能で
ある。例えば、カリフォルニア州パサディナにある光学
研究アソシエートから販売されている商標コードVのプ
ログラムなどがある。当然のことながら、市販品でない
ものも使用できる。
【0052】本発明の方法に従って本発明にかなったズ
ーム投影レンズを製造する。このようなズーム投影レン
ズの製造は、従来のレンズ製造組立方法を用いて行う。
当然ではあるが、本発明はこれから開発される製造組立
方法を用いても実施することができる。本発明に適用で
きる製造技術についての説明は、例えば、HorneD
ouglas F.の「プラスチック光学ハンドブッ
ク」第2版 AdamHilger社、ブリストル、1
983に開示されている。
【0053】以下の第1−7実施例を用いて本発明をさ
らに詳細に説明するが、これらの実施例によって本発明
が制限されるものではない。図1−7と表1−7は各実
施例に対応している。表1−7に記載されているガラス
およびプラスチックを表8で説明する。ここで、ガラス
の名称はSCHOTTであり、略語「polysty」
はポリスチレンを示すものである。本発明の実施に際し
ては、他の業者が製造している同等のガラスを使用して
もよい。表に記載されている非球面係数は次の等式に使
用するものである。
【0054】
【数1】
【0055】ここで、zはレンズ群の光軸方向に距離y
の地点の表面たるみ(surface sag) 、cは光軸上のレン
ズの湾曲、kは円錐曲線の定数(conic constant)であ
る。
【0056】表中で使用している略語は次の通りであ
る。SN:面番号、CLR.AP.:クリア開口、EF
L:有効焦点距離、ZP:ズーム位置。表中のサイズの
単位はミリメーターである。
【0057】表9は物理開口絞り(面番号S)の位置
(Dist.)と直径(Dia.)、機能開口絞り(面
番号S、この面から物体までの距離(Dist.))、
各例のレンズ群の最小(位置1)および最大(位置2)
焦点距離での入射瞳を図示している。
【0058】この表に示されているように、ズーム中は
入射瞳も物理開口絞りも略一定の位置に保たれている。
これに対して、機能開口絞りはズームを行うと移動して
しまう。
【0059】また、表9では実施例1−7のレンズ群の
Q値についても説明している。このQ値は次の式から求
められる。
【0060】Q = (EFLmax * Θ)/(CA
* f/no * L) ここで、EFLmax はレンズ群の有効焦点距離の最大値
であり、Θはレンズ群の最小有効焦点距離での半角範囲
(度)(semi-angular coverage in degrees)、CAは画
像に最も近いレンズ部材のクリア開口(clear apertur
e)、f/noは物体からレンズ群の入射瞳までの距離
を、物体から有限の距離にある入射用入射瞳の直径で割
ったもので、また、f/noは物体から有限距離に配設
された入射瞳用照明手段によって決まる開口数の1/2
倍であり、さらに、Lは光学的なパワーを有している
か、または、収差を補正するレンズ群内のレンズ部材の
枚数である。
【0061】Q値が大きくなる程レンズ群の効率も向上
する。この値はレンズ群のズーム範囲、角度範囲(angul
ar coverage)(もう一つの性能ファクター)、口径比
(さらにもう一つの性能ファクター)、レンズ部材の直
径(経費ファクター)、レンズ部材の数(もう一つの経
費ファクター)を考慮している。表9に示されているよ
うに、本発明のズーム投影レンズ群のQ値は1.0以上
であり、多くの場合は1.5以上である。これらの値か
ら本発明のレンズ群は性能に優れ、コストが少ないとい
うことが分かる。
【0062】第一実施例 この実施例は、本発明に従って作製された2つのレンズ
ユニットを具備するズーム投影レンズ群を説明するもの
である。これら2つのユニットを構成しているレンズ部
材間相互の位置はズームを行っても一定である。つま
り、ズームによって互いに移動するのはレンズユニット
だけである。
【0063】第1(対物)レンズユニットは正の光学パ
ワーを有しており、−1.4(短焦点距離)から−0.
7(長焦点距離)の範囲の倍率で物体の虚像を形成する
機能を有している。機能開口絞りはこのユニット内の短
焦点距離位置にあり、焦点距離を最大値まで増加すると
入射瞳(及び疑似開口絞り)と一致する地点まで前記機
能開口絞りはユニット内を移動する。
【0064】色補正を行うため、図1に示すように第1
レンズユニットは2つの正のレンズ部材及びこの部材に
間挿された負の部材を備えている。色補正が不要な場合
は、前記負の部材を取り除いて第1ユニットを簡略化す
ることができる。この場合、利用する分野にもよるが、
残りの2つの正のレンズ部材を組み合わせて単一レンズ
部材を有した第一レンズユニットを構成できる。
【0065】第2(結像)レンズユニットは負の光学パ
ワーを有しており、最大および最小焦点距離の間で一定
している。このユニットは中間焦点距離の補正に使用
し、画像までの距離が変化した時のフォーカス調整にも
使用できる。
【0066】この実施例のレンズ群は少なくとも一面が
非球面であるアクリル樹脂製部材と球面だけの稠密フリ
ントガラス部材から構成されている。表1の処方の場
合、レンズ群のfナンバーは6で全体の角度範囲(angul
ar coverage)は52度である。
【0067】第2実施例 この実施例のズーム投影レンズ群は第1実施例のレンズ
群と同様のものであり、fナンバーは6.6、全体の角
度範囲は52度である。物体に最も近い位置にアクリル
レンズ部材をさらに1枚追加した。上記のように、正
(第1)ユニットの画像側から物体側へとズームを行う
間、焦点距離の増加に伴い機能開口絞りも変化してしま
う。
【0068】第3実施例 この実施例は、負の部材用のフリントガラスの他に正の
部材用の光学ガラスが前記正(第1)ユニットに使用さ
れている点を除いて前記第1および第2例と同様であ
る。収差補正を行うため、非球面を備えたパワーの弱い
プラスチックの単一部材を物体に最も近い位置に配設し
ている。機能開口絞りは、第1及び第2実施例の場合と
同様に移動する。この実施例のfナンバーは4.7で、
全体の角度範囲は52度である。
【0069】第4実施例 この実施例は上記の実施例と同様のものである。この実
施例ではプラスチック部材だけを使用して本発明を実施
した。前記正(第1)ユニットは3つの部材、すなわ
ち、正、負、正の部材で構成されている。また、前記負
(第2)ユニットは上記実施例の場合と反対の順序で配
列されている。このレンズ群のfナンバーは4.7で、
全体角度範囲は52度である。
【0070】第5実施例 この実施例は、第3実施例の場合の52度とは異なりそ
の全体角度範囲は64.5度である点を除いては上記第
3実施例と同様である。収差補正に4枚の非球面プラス
チック面を使用しており、このレンズ群のfナンバーは
4.5である。
【0071】第6実施例 この実施例のズーム投影レンズシステムでは3つのレン
ズユニット、すなわち、正の第1(物体側)ズームユニ
ット、負の第2ズームユニット、ズーム及びフォーカス
中に位置が一定である正の第3(画像側)ユニットであ
る。前記第1ユニットは、図6の右側から左側へと光が
進行するような逆望遠構造(reverse telephoto constru
ction)を有している。このレンズ群のfナンバーは4.
5であり、全体角度範囲は35度である。
【0072】第7実施例 この実施例のズーム投影レンズ群は、遠入射瞳(distant
entrance pupil)(レンズから離れているが必ずしもテ
レセントリック系にあるわけではない)を備えている。
物体に最も近いユニットは正のパワーを有しており、そ
の位置は一定している。異なる配列のレンズを画像側に
配設することができる。この実施例では、正の単一部材
の後に負の二重部材と別の正の単一部材が順番に配列さ
れており、これら3つのユニットが焦点距離の変動のた
め移動する。上記機能開口絞りの位置は、ズーム中は負
のユニットの両側を範囲として変動する。移動によって
直径が大きくなったり、あるいは、レンズ群と物体との
間の必要な間隔が侵害されるため、物体に最も近接した
ユニットは固定されている。このユニットには一番大き
な部材を使用しているため実施例中で最も製造コストが
高い。互換ズームユニットを使用することにより、最も
高価なユニットを物体に最も近い位置に配設せずとも1
以上の焦点距離範囲を実現することができる。表7の実
施例のfナンバーは6.3で、全体角度範囲は42度で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1−7】本発明のズーム投影レンズの概略側面図で
あり、機能絞り、物理絞り、疑似絞りがそれぞれ図示さ
れており、上段は短有効焦点距離(EFL)のズーム投
影レンズの略図であり、下段は長EFL構成のズーム投
影レンズの略図
【図8】本発明のズーム投影レンズを使用した投映シス
テムの全体概略図
【符号の説明】
10 光源 12 照明光学 14 物体 16 投影スクリーン

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正確に補正された物体の実像を生成する
    ものであり、光軸と、入射瞳と、レンズの開口数を決め
    る物理開口絞りと、前記照明手段から前記入射瞳の中心
    へ出射する光線の光軸との交差点によってその位置が決
    定される機能開口絞りとを具備した照明装置用ズーム投
    影レンズであって、前記ズーム投影レンズは、 (a)それぞれ少なくとも1枚のレンズ部材を有した少
    なくとも2つのレンズユニットであって、少なくとも一
    間隔によって軸方向に互いに隔てられているレンズユニ
    ットと、 (b)前記少なくとも一間隔を変化させることにより最
    大倍率および最小倍率の範囲内で前記投影ズームレンズ
    の倍率を変化させるズーム手段とから構成されており、 前記ズーム手段によって最大倍率と最小倍率の範囲内で
    前記投影ズームレンズの倍率を可変した場合に、 (i) 前記ズーム範囲での前記照明手段に対する前記入射
    瞳の位置は略一定であり、 (ii)前記機能開口絞りが少なくとも一枚のレンズ面を通
    過し、 (iii) 前記最大および最小倍率の範囲内の少なくともあ
    る倍率の時に前記物理開口絞りと前記機能開口絞りの位
    置は互いに異なることを特徴とする照明装置用ズーム投
    影レンズ。
  2. 【請求項2】 正確に補正された物体の実像を生成する
    ものであり、入射瞳を有した照明装置用ズーム投影レン
    ズであって、前記ズーム投影レンズは、 (a)それぞれ少なくとも1枚のレンズ部材を有する少
    なくとも2つのレンズユニットであって、軸方向の前記
    2つのレンズユニットは少なくとも一間隔によって互い
    に隔てられており、画像に最も近接したレンズ部材を有
    した画像に最も近接したレンズユニットを具備した少な
    くとも2つのレンズユニットと、 (b)前記間隔を変化させることにより最大倍率および
    最小倍率の範囲で前記投影ズームレンズの倍率を変化さ
    せるズーム手段とから構成されており、前記ズーム投影
    レンズは約1.0以上のQ値を有しており、当該Q値は
    次の等式から求められる、 Q = (EFLmax * Θ)/(CA * f/n
    o * L) ここで、EFLmax は前記ズーム投影レンズの有効焦点
    距離の最大値であり、Θは前記ズーム投影レンズの最小
    有効焦点距離における半角範囲(単位は度数)(semi-an
    gular coverage in degrees)、CAは画像に最も近いレ
    ンズ部材のクリア開口(clear aperture)、f/noは物
    体から前記投影レンズの入射瞳までの距離を物体から有
    限距離の地点における入射瞳用入射瞳の直径で割ったも
    のであり、また、物体から有限距離の地点における入射
    瞳用前記照明手段によって決まる開口数を1/2倍した
    ものであり、Lは光学的パワーを有した、あるいは、収
    差を補正する前記ズーム投影レンズ内のレンズ部材の数
    であることを特徴とする照明装置用ズーム投影レンズ。
  3. 【請求項3】 前記Q値は約1.5以上であることを特
    徴とする請求項2記載のズーム投影レンズ。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2つのレンズユニットに
    は、物体側から順番に正のズームユニットと負の補正ユ
    ニット、または、正の第一ユニットと負の第二ユニッ
    ト、正の第三ユニットが配列されており、あるいは、前
    記レンズユニットは正のレンズ部材と負のレンズ部材
    と、ズーム時に任意に取り付ける前記第三のユニットと
    から構成されていることを特徴とする請求項1、2、3
    のいずれか一項記載のズーム投影レンズ。
  5. 【請求項5】 (a)前記負の補正ユニットは2枚の負
    のレンズ部材と1枚の正のレンズ部材とから構成されて
    おり、または(b)前記負の補正ユニットは1枚の正の
    部材で構成されており、また、前記正のズームユニット
    は一枚の負の部材で構成されており、および/または
    (c)前記正のズームユニットは2枚の正のレンズ部材
    と1枚の負のレンズ部材とから構成されていることを特
    徴とする請求項4記載のズーム投影レンズ。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも2枚のレンズユニット
    は、物体側から順番に正の第1固定ユニットと、正の第
    2固定ユニットと、負の第3ズームユニットと、正の第
    4ユニットから構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3のいずれか一項記載のズーム投影レンズ。
  7. 【請求項7】 前記第2及び第4ユニットはそれぞれ正
    の単一部材で構成されており、および/または、前記第
    3ズームユニットは正のレンズ部材と負のレンズ部材で
    構成されていることを特徴とする請求項6記載のズーム
    投影レンズ。
  8. 【請求項8】 少なくとも1枚の非球面を備えているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3のいずれか一項記載の
    ズーム投影レンズ。
  9. 【請求項9】 高分子材料からなるレンズ部材を少なく
    とも1枚備えたことを特徴とする請求項1、2、3のい
    ずれか一項記載のズーム投影レンズ。
  10. 【請求項10】 (a)ズーム投影レンズ設計工程であ
    って、当該工程は(1)軸方向の少なくとも一スペース
    が介在する少なくとも2枚のレンズユニットを規定する
    段階であり、前記レンズユニットは少なくとも1枚のレ
    ンズ部材を備えており、また、最大倍率と最小倍率の間
    でレンズ群の倍率が変化するよう軸方向の前記少なくと
    も一スペースは変動自在であるところのレンズユニット
    規定段階と、(2)ズームレンズ群の入射瞳の位置とレ
    ンズ群のズーム範囲での前記照明手段の出力位置とを略
    同じにする段階と、(3)レンズ群の開口数を定めるレ
    ンズ群の物理開口絞りの位置を規定しない段階とから構
    成されており、前記ズームレンズ群の機能開口絞りの位
    置は、前記照明手段から入射瞳の中心に照準を合わせた
    際の光線の光軸との交点によって定まり、前記機能開口
    絞りの位置は、最大倍率と最小倍率の範囲でレンズ群の
    倍率が変化する際に少なくとも1レンズ面を通過するも
    のである、また、 (b)前記工程(a)で設計したズーム投影レンズを製
    造する工程とを具備していることを特徴とする請求項1
    ー9のいずれか一項記載のズーム投影レンズの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 レンズ群の物体または画像スペース内
    にあり、前記照明手段の出力と同じ位置にある疑似開口
    絞りの位置を規定して前記段階(2)を実施することを
    特徴とする請求項10記載のズーム投影レンズ製造方
    法。
  12. 【請求項12】 レンズ設計コンピュータープログラム
    が要求する開口絞りが物体スペースまたは画像スペース
    内にあるよう規定して前記プログラムを用いて前記工程
    (a)を実施することを特徴とする請求項10または1
    1のいずれか一項記載のズーム投影レンズ製造方法。
  13. 【請求項13】 演算面を使用するレンズ設計コンピュ
    ータープログラムを用いて前記工程(a)を実施するも
    のであり、前記演算面のうちの2枚の演算面の間にある
    負のスペースによりレンズ群の物体または画像スペース
    内に前記疑似開口絞りを規定することを特徴とする請求
    項10または11のいずれか一項記載のズーム投影レン
    ズ製造方法。
  14. 【請求項14】 前記レンズ設計コンピュータープログ
    ラムは演算面を使用しており、また、前記演算面のうち
    2枚の演算面の間の負の空間を用いて物体または画像ス
    ペース内に疑似開口絞りを規定することを特徴とする請
    求項12記載のズーム投影レンズ製造方法。
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