JPH0616005U - テープ貼着装置 - Google Patents

テープ貼着装置

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Publication number
JPH0616005U
JPH0616005U JP9027491U JP9027491U JPH0616005U JP H0616005 U JPH0616005 U JP H0616005U JP 9027491 U JP9027491 U JP 9027491U JP 9027491 U JP9027491 U JP 9027491U JP H0616005 U JPH0616005 U JP H0616005U
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JP
Japan
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tape
plate material
adhesive tape
moving
skirting board
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Pending
Application number
JP9027491U
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English (en)
Inventor
郁雄 篠
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 板材の長手方向に確実に粘着テープを貼設す
ることが可能であり、かつ板材のテープ貼着作業を連続
して自動的に行なうことが可能なテープ貼着装置を提供
することを目的とするものである。 【構成】 長尺な板材14の長手方向に粘着テープを貼
着する装置である。そして、この装置には、無端状のベ
ルト4により板材を長手方向に移動させる移動ベルト3
と、移動する板材の側部を拘束ローラー22で拘束する
拘束部と、移動ベルト3の上部に配設され、テープ供給
部23から供給される粘着テープ29を板材の貼着予定
位置まで案内するガイド部と、このガイド部に案内され
てきた粘着テープを回転ローラーで巾木面に押圧して貼
着する押圧部とが備えられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、帯状の板材へのテープ貼着装置に関し、例えば、住宅室内の壁の最 下部(床と接する部分)に取り付けられる帯状の巾木に接合テープを貼着する際 に使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅施工を行なう際には、壁の最下部の水平方向位置に帯状の巾木( 長尺な板材)が取り付けられている。この巾木は、室内の壁を保護するためと、 壁と床との見切り部材とされるものである。
【0003】 この巾木を壁へ取り付ける方法は、従来においては釘の打ち付けにより行なわ れていた。しかしながら、釘を使用した方法では、その作業に多くの手間と時間 とが費やされることから、近年においては、予め取付面に両面テープ(粘着テー プ)が貼設された巾木が使用されており、その巾木の両面テープの離型紙を剥が し、粘着面を壁の最下部に押しつけることにより、簡単に巾木が壁に取り付けら れるようになっている。
【0004】 ところで、前記両面テープは、巾木の長手方向に連続して貼着されており、こ の両面テープの貼設作業は、全て手作業により行なわれていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような作業は、人的コストが高く、しかも非能率的である 。 また、巾木の長手方向に連続して確実に両面テープを貼着するのは容易なこと ではなく、例えば、経験未熟な作業者により作業が行なわれ、不完全なテープ貼 着状態で壁に取り付けられると、取り付けられた巾木の品質低下を招くおそれが あった。
【0006】 本考案は、上記事情に鑑みて提案されたもので、巾木の長手方向に確実に両面 テープを貼設することが可能であり、かつ巾木のテープ貼着作業を連続して自動 的に行なうことが可能なテープ貼着装置を提供することを目的とするものである 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るテープ貼着装置は、長尺な板材の長手方向に粘着テープを貼着す る装置であって、無端状のベルトにより前記板材を長手方向に移動させる移動ベ ルトと、移動する前記板材の側部を拘束ローラーで拘束する拘束部と、移動ベル トの上部に配設され、テープ供給部から供給される粘着テープを前記板材の貼着 予定位置まで案内するガイド部と、このガイド部に案内されてきた粘着テープを 回転ローラーで巾木面に押圧して貼着する押圧部とを備えたことを特徴とするも のである。
【0008】
【作用】
本考案に係るテープ貼着装置は、板材を移動ベルトにより長手方向に移動させ 、移動する板材の側部を拘束ローラーで拘束し、テープ供給部から供給される粘 着テープをガイド部で板材の貼着予定位置まで案内し、ガイド部に案内されてき た粘着テープのを回転ローラーで板材の貼着面に押圧して貼着していくことによ り、自動的に板材の長手方向に確実に粘着テープを貼着することができるので、 テープ貼着作業の作業能率が大幅に向上する。
【0009】
【実施例】
本考案のテープ貼着装置の実施例について、図1及び図2を参照して説明する 。 図1において、図中符号1は架台であり、この架台1は、複数の枠部材を直方 体形状に組み込み、その側面に側板2を取り付けて形成したものである。
【0010】 この架台1上部には、長手方向に延びて移動ベルト3が設けられている。 この移動ベルト2に使用されるベルト4は、木綿布等のベルト部材の端部が連 結されて無端状に形成されたものである。そして、このベルト4は、架台1の長 手方向の両側部に設けられた回転軸5、6のに掛け渡されて支持されている。ま た、回転軸5、6と連結する歯車間には、チェーンが架け渡されている。
【0011】 また、架台1の一端側には、駆動装置7とこの駆動装置7に回転自在に支持さ れた歯車8が取り付けられている。そして、この駆動装置7の歯車8と、架台1 の一端側の回転軸6の歯車とが駆動用ベルト9で連結され、駆動装置7の駆動に より、回転軸5、6が回転して、ベルト4が矢印A方向に移動するようになって いる。それにより、図1における移動ベルト3の右側が、巾木14の搬入口10 とされ、移動ベルト3の左側が巾木14の搬出口11とされている。
【0012】 なお、図中符12は、本装置の起動スイッチ及び停止スイッチが配設された制 御盤である。
【0013】 また、搬入口10側の移動ベルト3の直上には、リミット装置の接触子13が 設けられている。この接触子13は、搬入口10から搬入される巾木14の上面 と接触した状態となり、巾木14が通過して接触状態が解除されることにより、 信号が送られて駆動装置7の駆動が停止するようになっている。
【0014】 ここで、架台1上には、移動ベルト1の一方の側部に沿って巾木当接壁15が 設けられている。この巾木当接壁15には、移動する巾木14の一方の側面が当 接するようになっている。また、移動ベルト1の他方の側部には、移動する巾木 14の他方の側面をを拘束する拘束ローラー部16が配設されている。
【0015】 この拘束ローラー部16は、架台1上に立設された円柱状の支柱17と、直交 する方向に貫通孔18、19が形成されて一方の貫通孔18を鉛直方向に向けて 内部に前記支柱17が挿通されたブロック部材20と、このブロック部材20の 水平方向を向く貫通孔19に挿通されて水平方向に配設されたアーム21と、こ のアーム21の先端に配設され、かつ周面を鉛直方向に向けて回転する円柱状の 拘束ローラー22とで構成されている。
【0016】 そして、ブロック部材20の上下へのスライド及び回転、かつアーム21の長 さを調整を行なうことにより、移動する巾木14の側面に拘束ローラー22の周 面を当接させて巾木14の幅方向の移動が拘束されるようになっている。
【0017】 また、架台1の上部には、テープ供給部23が配設されている。すなわち、搬 入口10側の架台1上に、円柱状の支柱24が立設されている。そして、この支 柱24にブロック部材20が装着され、ブロック部材20の貫通孔19に、水平 方向に延びた状態でアーム25が挿通されている。そして、アーム25の先端部 には、テープ供給治具26が設けられている。
【0018】 このテープ供給治具26は、移動ベルト3の上部に配設されており、アーム2 5の先端に固定されたアクリル製円板27と、アクリル製円板27より小径な円 盤部材28とから構成されている。そして、卷装された状態の両面両面テープ2 9は、円盤部材28に嵌め込まれた状態でテープ供給治具26にセットされてい る。また、テープ供給部23より搬出口11側であり、かつテープ供給部23よ り下側位置にはガイド部30が配設されている。
【0019】 このガイド部30は、移動ベルト3上まで水平に延在しているアーム31の先 端部に設けられ、周面に溝32が形成された円柱部材からなる。そして、テープ 供給部23から供給されてくる両面両面テープ29は、ガイド部30の下側の溝 32に案内されて巾木14に送られるようになっている。また、このガイド部2 0より搬出口11側には、押圧ローラー部33、が配設されている。
【0020】 この押圧ローラー部33は、架台1上に固定された円柱状の支柱34と、この 支柱34に装着されたブロック部材20と、ブロック部材20の貫通孔19に挿 通されて水平方向に延びる水平アーム35と、この水平アーム35の先端に装着 されたブロック部材20から鉛直下向きに延びる鉛直アーム36と、この鉛直ア ーム36の下端部に配設されたローラー支持部39、かつ周面を移動ベルト3側 に向けて回転する円柱状の押圧ローラー37、38とで構成されている。そして 、ブロック部材20、水平アーム35及び鉛直アーム36の位置調整を行なうこ とにより、押圧ローラー37は、巾木14に向けて所定の押圧力が加えられなが ら回転するようになっている。
【0021】 上記構成からなるテープ貼着装置を使用して、巾木14に粘着テープを貼着す るには、先ず、ブロック部材20及びアーム20を調整して、移動ベルト3上を 移動する巾木14の側部14aと当接するように拘束ローラー23の位置合わせ を行なう。また、巾木14のテープ貼着位置を設定するために、アーム31の延 びを調整してガイド部30の位置合わせを行なう。さらに、ブロック部材20、 水平アーム35及び鉛直アーム36を調整して、押圧ローラー37の巾木14へ の押圧力を設定する。
【0022】 次に、巾木14を、搬入口10から長手方向の先端部が押圧ローラー37の直 下に位置するまで搬入する。この際、テープ供給部23より引き出した両面テー プ29を、ガイド部30の下側の溝32で案内しながら、テープ先端を押圧ロー ラー37と巾木14との間に介在させて貼着させておく。なお、接触子13は巾 木14の上面と接触した状態となっている。
【0023】 次に、制御盤12の起動スイッチを入れる。これにより、移動ベルト3が矢印 A方向に移動し、巾木14が搬出口11側へ移動していく。そして、テープ供給 部23から両面テープ29が供給されながら回転する押圧ローラー37、38に 押圧されて両面テープ29が貼着されていく。
【0024】 ここで、複数の巾木14…を連続して搬入口11から搬入することにより、そ れぞれの巾木14に両面テープ29が貼着されていく。そして、最後の巾木14 が搬入口10から搬入された際に、接触子13が巾木14の上面との接触状態が 解除されると、駆動装置7に信号が送られ駆動装置7の駆動が停止する。
【0025】 以上、述べたことから容易に理解できるように、本実施例のテープ貼着装置に よれば、巾木14を移動ベルト3により長手方向に移動させ、移動する巾木14 の側部を拘束ローラー22で拘束し、テープ供給部から供給される両面テープ2 9をガイド部30で巾木14の貼着予定位置まで案内し、ガイド部30に案内さ れてきた両面テープ29を回転ローラー37、38で巾木14面に押圧して貼着 していくことにより、複雑な機構を必要とせず簡単な装置構造で、自動的に巾木 14の長手方向に確実に両面テープ29を貼着することができる。従って、テー プ貼着作業の作業能率を大幅に向上させ、人的コストを大幅に下げることができ る。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のテープ貼着装置によれば、板材を移動ベルトに より長手方向に移動させ、移動する板材の側部を拘束ローラーで拘束し、テープ 供給部から供給される粘着テープをガイド部で板材の貼着予定位置まで案内し、 ガイド部に案内されてきた粘着テープのを回転ローラーで板材の貼着面に押圧し て貼着していくことにより、複雑な機構を必要とせず簡単な装置構造で、自動的 に板材の長手方向に確実に粘着テープを貼着することができるため、テープ貼着 作業の作業能率を大幅に向上させ、人的コストを大幅に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のテープ貼着装置を示す一部断面正面図
である。
【図2】本考案のテープ貼着装置の主要部を示す要部斜
視図である
【符号の説明】
3 移動ベルト 4 ベルト 14 巾木(長尺な板材) 22 拘束ローラー 23 テープ供給部 29 両面テープ(粘着テープ) 37、28 押圧ローラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な板材の長手方向に粘着テープを貼
    着する装置であって、 無端状のベルトにより前記板材を長手方向に移動させる
    移動ベルトと、 移動する前記板材の側部を拘束ローラーで拘束する拘束
    部と、 前記移動ベルトの上部に配設され、テープ供給部から供
    給される粘着テープを前記板材の貼着予定位置まで案内
    するガイド部と、 このガイド部に案内されてきた粘着テープを回転ローラ
    ーで巾木面に押圧して貼着する押圧部とを備えたことを
    特徴とするテープ貼着装置。
JP9027491U 1991-11-01 1991-11-01 テープ貼着装置 Pending JPH0616005U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9027491U JPH0616005U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 テープ貼着装置

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JP9027491U JPH0616005U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 テープ貼着装置

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Publication Number Publication Date
JPH0616005U true JPH0616005U (ja) 1994-03-01

Family

ID=13993940

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9027491U Pending JPH0616005U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 テープ貼着装置

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JP (1) JPH0616005U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101333522B1 (ko) * 2013-05-24 2013-11-28 황영수 캐리어 테이프의 자동 연속 공급 모듈

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960618