JPH0333991Y2 - - Google Patents

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JPH0333991Y2
JPH0333991Y2 JP14211685U JP14211685U JPH0333991Y2 JP H0333991 Y2 JPH0333991 Y2 JP H0333991Y2 JP 14211685 U JP14211685 U JP 14211685U JP 14211685 U JP14211685 U JP 14211685U JP H0333991 Y2 JPH0333991 Y2 JP H0333991Y2
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JP
Japan
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adhesive tape
punch
suction
tape
suction plate
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JP14211685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気テープ等の製造工程におけるテ
ープスプライシング装置に関する。
(従来の技術) 磁気テープを接続する場合、被接続テープの接
続端面を正確に突き合わせ粘着テープを用いて接
続するのが一般的である。
また、磁気テープの接続には高い精度が要求さ
れ、粘着テープの位置がずれて被接続テープの幅
よりはみ出したり、粘着テープ長にばらつきがあ
ると強度が弱くなる等の問題が生じる。
従来のテープスプライシング装置を第3図に示
す。この場合、リールに巻かれた粘着テープ1は
ガイド2を経てローラー3に粘着し、ローラー3
の回転にともなつてポンチ5の下端に導かれる。
ポンチ5にはエアー吸引口6があつて、粘着テー
プ1の非粘着側の面を吸着して固定した後、粘着
テープ1をカツター7で切断し、ポンチ5は下降
して切断した粘着テープEを被接続テープ30,
31に貼り付ける。なお、ガイド部材8はローラ
ー3より粘着テープ1を剥がして前方に送り出す
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、第3図の従来構造であると、粘着テ
ープ1を送り出す時にテープの自重で第3図の仮
想線Aのようにたわんだり、仮想線BのようにU
形に曲がつたり、あるいはまたローラー3より粘
着テープの粘着面が剥がされる時にしわができる
等の不良が発生する。これらの不良は、いずれも
ローラー3より送り出された粘着テープ先端部が
ポンチ5のエアー吸引口6に吸引されるまで自由
端になつていることに起因している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の欠点を解消し、粘着テープ長
のばらつきの少ない精度の高い接着を行い得るテ
ープスプライシング装置を提供しようとするもの
である。
本考案は、リールに巻かれた粘着テープを繰り
出すための駆動ローラーと、U字孔部を有するテ
ープストツクと、該U字孔部に対向して圧縮エア
ーを噴射するノズルと、前記U字孔部でU字状に
弛んだ粘着テープの存在を検出するための検出器
と、前記粘着テープの非粘着面を吸着するエアー
吸引口を有する固定の第1の吸板と、昇降自在の
ポンチの下端に配置されて前記粘着テープの非粘
着面を吸着するエアー吸引口を有するポンチ側の
第2の吸板と、前記第1の吸板と上昇位置の前記
ポンチ側の第2の吸板との間を横方向に移動自在
に設けられていて駆動ローラーで繰り出されて前
記U字孔部でU字状に弛んだ粘着テープの先端部
を前記ポンチ側の第2の吸板側に所定長引き出す
吸引パイプと、前記第1の吸板と上昇位置の前記
ポンチ側の第2の吸板との間に配置されたカツタ
ーブレードと、前記ポンチの下方に配置されてい
て被接続テープをそれぞれ吸着するエアー吸引口
を有する第3及び第4の吸板とを備えた構成によ
り、上記従来装置の問題点を解決している。
(作用) 本考案においては、粘着テープの繰り出し経路
に粘着テープを弛ませておくテープストツクを設
けているので、パイプで粘着テープ先端を吸引保
持することによつて極めて僅かな力で粘着テープ
を所定長引き出すことができる。また、粘着テー
プが繰り出されるときに、従来のように自由端に
ならないので静電気による粘着テープ自身のカー
ルや通路両側のエツヂに乗り上げることを防止す
る効果がある。従つて、被接続テープに対し所定
長に切断した粘着テープを精度よく確実に接着可
能である。
(実施例) 以下、本考案に係るテープスプライシング装置
の実施例を図面に従つて説明する。
第1図及び第2図において、装置基台18上に
配設されたリール20に巻かれた粘着テープ1の
繰り出し経路は、基台上に配置されたガイド2、
駆動ローラー3、テープストツク21、ガイド2
2、吸板23、及び基台18上のエアーシリンダ
17で垂直移動自在に支持されたポンチ14下端
の吸板13により構成されている。
駆動ローラー3は、モーターで駆動され、これ
に粘着テープ1の粘着面Cが接するようになつて
いる。
前記テープストツク21は前記基台18に固定
的に支持されていてU字孔部24を有している。
また、このU字孔部24に対向して圧縮エアーを
噴射するノズル27が配置されている。U字孔部
24の底部寄り位置にはU字状に弛んだ粘着テー
プの存在を検出するための検出器16が配置され
ている。
前記吸板23は基台18に対し固定されてお
り、内部は真空吸引された減圧状態であつて、粘
着テープ1の非粘着面を吸着するエアー吸引口を
複数個有している。
ポンチ14下端の吸板13を粘着テープの非粘
着面を吸着するエアー吸引口を具備している。
前記吸板23,13に沿つて移動する吸引パイ
プ9は、基台18上にエアーシリンダ10によつ
て水平移動自在に支持された保持台11の先端に
設けられ、やはり真空吸引されるようになつてい
る。
吸板23と吸板13との境界にはカツターブレ
ード28が対向しており、吸板23,13間の
0.3乃至1mm程度の空間がカツターブレード28
の作動時の逃げとなつている。
前記ポンチ14の下降位置に対応して吸板2
5,26が配置され、被接続テープ30,31
は、それぞれ接続端面を正確に突き合わせた状態
で吸板25,26で吸着保持されている。吸板2
5,26の内部は真空吸引された減圧状態であつ
て、被接続テープ(磁気テープ等)30,31を
吸着するエアー吸引口を複数個有している。
以上の実施例の構成において、粘着テープ1は
ガイドローラー2を経てモーターで回転する駆動
ローラー3に粘着面を接するようにしてU字孔部
24を持つたテープストツク21に導かれる。前
記駆動ローラー3は粘着テープ1のU字形先端部
Dがテープストツク21側の検出器16で検出さ
れるまで回転を続けて粘着テープ1を繰り出す。
この時、ノズル27からは圧縮エアーが噴射さ
れ、U字孔部24に粘着テープ1が弛むようにな
つている。一方、粘着テープ1の先端部は吸板2
3に吸着保持されている。
前記検出器16が粘着テープ1の弛みを検出し
た後、第1図のように後退位置にある保持台11
先端の吸引パイプ9の真空吸引がオンとなる。こ
の吸引パイプ9の吸着力は吸板23より2乃至3
倍強く設定されているので、真空吸引がオンされ
ることにより、粘着テープ1は吸板23に対向し
た吸引パイプ9側で保持されるようになる。
次に、エアーシリンダ10のロツドが第2図の
ように伸び、吸引パイプ9を有する保持台11は
左方向に前進し、この結果、吸引パイプ9は粘着
テープ1先端部を上昇位置のポンチ側吸板13に
対向する位置にまで引き出す。その後、吸引パイ
プ9の真空吸引はオフとなり、粘着テープ1は再
び吸板23,13側に吸着される。パイプ9が吸
着するテープ面は粘着面であるが、パイプ肉厚が
僅かであるのでパイプ側にそのまま付着すること
はない。
粘着テープ1がポンチ14側に所定長引き出さ
れた後、カツターブレード28が突出して、粘着
テープを所定長で切断する。切断された粘着テー
プEはポンチ先端の吸板13で保持され、エアー
シリンダ17の作動によりポンチ14が第2図仮
想線位置へ下降するのに伴い吸板25,26上の
被接続テープ30,31上に押し付けられ、これ
によりテープスプライシングが完了する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のテープスプライ
シング装置によれば、粘着テープを所定長で切断
して被接続テープに貼りつける構成において、前
記粘着テープを弛ませた状態とするテープストツ
クを設け、前記粘着テープ先端部をパイプで吸着
して所定長引き出すようにしたので、極めて僅か
な力で粘着テープの引き出しが可能であり、引き
出し長を一定にすることができる。また、粘着テ
ープが繰り出されるときに、従来のように自由端
にならないので静電気による粘着テープ自身のカ
ールや通路両側のエツヂに乗り上げることを防止
する効果がある。従つて、被接続テープに対し所
定長に切断した粘着テープを精度よく確実に接着
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープスプライシング装
置の実施例を示す一部を断面とした正面図、第2
図は実施例の要部の動作を説明するための一部を
断面とした正面図、第3図は従来のテープスプラ
イシング装置の正面図である。 1……粘着テープ、2,22……ガイド、3…
…駆動ローラー、9……吸引パイプ10,17…
…エアーシリンダ、11……保持台、13,2
3,25,26……吸板、14……ポンチ、21
……テープストツク、24……U字孔部、30,
31……被接続テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リールに巻かれた粘着テープ1を繰り出すため
    の駆動ローラー3と、U字孔部24を有するテー
    プストツク21と、該U字孔部24に対向して圧
    縮エアーを噴射するノズル27と、前記U字孔部
    24でU字状に弛んだ粘着テープの存在を検出す
    るための検出器16と、前記粘着テープの非粘着
    面を吸着するエアー吸引口を有する固定の吸板2
    3と、昇降自在のポンチ14の下端に配置されて
    前記粘着テープの非粘着面を吸着するエアー吸引
    口を有するポンチ側吸板13と、前記吸板23と
    上昇位置の前記ポンチ側吸板13との間を横方向
    に移動自在に設けられていて駆動ローラー3で繰
    り出されて前記U字孔部24でU字状に弛んだ粘
    着テープの先端部を前記ポンチ側吸板13側に所
    定長引き出す吸引パイプ9と、前記吸板23と上
    昇位置の前記ポンチ側吸板13との間に配置され
    たカツターブレード28と、前記ポンチ14の下
    方に配置されていて被接続テープ30,31をそ
    れぞれ吸着するエアー吸引口を有する吸板25,
    26とを備え、 前記駆動ローラー3は前記検出器16にて前記
    U字孔部24での前記粘着テープの弛みが検出さ
    れるまで前記粘着テープを繰り出し、前記カツタ
    ーブレード28は前記吸引パイプ9で所定長引き
    出されて前記ポンチ側吸板13にて吸着された粘
    着テープを切断し、該所定長に切断された粘着テ
    ープの粘着面を前記ポンチ14の下降動作により
    前記被接続テープ30,31に押し付けることを
    特徴とするテープスプライシング装置。
JP14211685U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0333991Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14211685U JPH0333991Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14211685U JPH0333991Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6251583U JPS6251583U (ja) 1987-03-31
JPH0333991Y2 true JPH0333991Y2 (ja) 1991-07-18

Family

ID=31050537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14211685U Expired JPH0333991Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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