JPH06159491A - 自動変速機のバルブボディ取付構造 - Google Patents

自動変速機のバルブボディ取付構造

Info

Publication number
JPH06159491A
JPH06159491A JP31984192A JP31984192A JPH06159491A JP H06159491 A JPH06159491 A JP H06159491A JP 31984192 A JP31984192 A JP 31984192A JP 31984192 A JP31984192 A JP 31984192A JP H06159491 A JPH06159491 A JP H06159491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
transmission
pressure
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31984192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsutoshi Mizobe
龍利 溝部
Hidehiko Mishima
英彦 三島
Kazunori Enokido
一典 榎戸
Toshihisa Marusue
敏久 丸末
Tomoo Sawazaki
朝生 沢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP31984192A priority Critical patent/JPH06159491A/ja
Publication of JPH06159491A publication Critical patent/JPH06159491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機のバルブボディを変速機ケースに
取り付けるに際して、マニュアルシャフトとバルブボデ
ィとを直接に位置決めすることにより、両者の位置精度
を効果的に高める。 【構成】 マニュアルシャフト181にバルブボディ1
71に対する位置決め用の第2ノックピン187が固定
される一方、分割ボディ174の所定の部位には上記第
2ノックピンと係合する係合部174hが設けられてお
り、上記バルブボディは、上記係合部が上記第2ノック
ピンに係合した位置決め状態で、変速機ケース3に取り
付けられていることを特徴とし、また、上記バルブボデ
ィは、自動変速機の変速機構の下方に位置するオイルパ
ン170内に配設される一方、上記マニュアルシャフト
は上下方向に延設されており、該マニュアルシャフトの
下端側に上記第2ノックピンが設けられていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機のバルブ
ボディを変速機ケースに位置決め状態で取り付ける取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の自動変速機とし
て、変速機構に設けられた各種クラッチやブレーキ等の
摩擦要素に対する締結・解放などの操作を油圧で制御
し、これら摩擦要素のON/OFFパターンを適宜切り
換えることによって変速機構に所定の変速作動を行わせ
るようにした、所謂、油圧作動式のものは一般に良く知
られている。かかるタイプの自動変速機では、通常、上
記各種摩擦要素に対する油圧の給排を制御するための油
圧回路を備えたバルブボディを変速機構の周辺に配設
し、このバルブボディを変速機ケースに取り付けて固定
するとともに、該バルブボディと変速機構側とを連絡油
路で結び、この連絡油路を介して各種摩擦要素への油圧
の給排が行なわれる。上記バルブボディを変速機ケース
に取り付ける場合、複数のピン部材(位置決めピン)を所
定の部位に設け、この専用の位置決めピンによって両者
を相互に位置決めした状態で取り付けるのが、従来、一
般的である。
【0003】ところで、上記タイプの自動変速機では、
通常、運転者による変速レンジのシフト操作に応じてバ
ルブボディ内の油圧回路の接続状態を切り換えることが
できるように、マニュアル操作の油圧バルブ(所謂、マ
ニュアルバルブ)がバルブボディ内に設けられており、
また、一般に、自動変速機の変速レンジをシフトさせる
操作部材のシフト操作を、上記マニュアルバルブ側に伝
達するためのシャフト部材(所謂、マニュアルシャフト)
が設けられている(例えば、実開昭63−171265
号公報参照)。上記マニュアルバルブは、通常、複数段
の前進レンジとリバース(後退)レンジとニュートラル
(中立)レンジとパーキング(駐車)レンジの各変速レンジ
の設定に応じて、油圧回路の接続状態を切り換えること
ができるようになっており、運転者がシフト操作レバー
を操作して変速レンジの設定を変更した際には、この操
作レバーの操作力が上記マニュアルシャフトを介してマ
ニュアルバルブに伝達され、油圧回路の接続状態の切り
換えが行なわれるようになっている。
【0004】従って、上記マニュアルシャフトとマニュ
アルバルブとの位置関係、つまりマニュアルシャフトと
バルブボディとの位置関係を精度良く保つことは、マニ
ュアルバルブの制御精度を確保する上で重要である。特
に、変速機の実際のシフト位置、つまりマニュアルバル
ブの変速レンジ設定位置を検知するために、例えばイン
ヒビタスイッチ等により上記マニュアルシャフトの回動
位置を検出するようにしたものが知られているが、かか
る検出機構を有するものにあっては、上記マニュアルシ
ャフトとバルブボディとの位置精度が十分でなく誤差が
大きい場合には、マニュアルバルブによる実際の変速レ
ンジ設定位置とその検出信号とが対応しなくなり、誤っ
た信号が出力されることも考えられるので、両者の位置
精度を十分に確保することがより一層重要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
上記したように、バルブボディは専用の位置決めピンで
位置決めされた状態で変速機ケースに取り付けられてい
る。一方、上記マニュアルシャフトは、バルブボディと
は別途に変速機ケースに対して位置決めされた状態で取
り付けられている。従って、マニュアルシャフトとバル
ブボディとの位置精度は、マニュアルシャフトと位置決
めピンとの位置精度および該位置決めピンとバルブボデ
ィとの位置精度の両方の影響を受けることとなる。すな
わち、上記マニュアルシャフトとバルブボディとは直接
に位置決めされておらず、間に位置決め部材(ピン)を介
在させることにより誤差の累積が生じるので、両者の位
置精度の向上を図るにしても、その効果は限られたもの
となる。
【0006】そこで、この発明は、自動変速機のバルブ
ボディを変速機ケースに取り付けるに際して、マニュア
ルシャフトとバルブボディとを直接に位置決めすること
により、両者の位置精度をより効果的に高めることがで
きるバルブボディの取付構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、自動変速機のバルブボディを変速機ケースに位
置決め状態で取り付ける取付構造であって、上記自動変
速機の変速レンジをシフトさせる操作部材のシフト操作
を、上記バルブボディ内の油圧回路に設けたマニュアル
バルブへ伝達するマニュアルシャフトに、上記バルブボ
ディに対する位置決め部が設けられる一方、上記バルブ
ボディの所定の部位には、上記位置決め部と係合する係
合部が設けられており、上記バルブボディは、上記係合
部が上記マニュアルシャフトの位置決め部に係合した位
置決め状態で、上記変速機ケースに取り付けられている
ことを特徴としたものである。
【0008】また、本願の第2の発明は、上記第1の発
明において、上記バルブボディは、上記自動変速機の変
速機構の下方に位置するオイルパン内に配設される一
方、上記マニュアルシャフトは上下方向に延設されてお
り、該マニュアルシャフトの下端側に上記位置決め部が
設けられていることを特徴としたものである。
【0009】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、上記バルブ
ボディは、マニュアルシャフトに設けた上記位置決め部
とバルブボディ側に設けた上記係合部とが係合した位置
決め状態で、つまりマニュアルシャフトとバルブボディ
とを直接に位置決めした状態で変速機ケースに取り付け
られるので、従来、別体に設けられた専用の位置決めピ
ンによって両者を間接的に位置決めしていた場合に比べ
て、両者の位置精度を効果的に高めることができる。し
かも、上記マニュアルシャフトに位置決め部を設けたこ
とによって位置決めピンが1本不要となり、自動変速機
を組み立てる際の組付部品点数および組付工数を削減す
ることができる。
【0010】また、本願の第2の発明によれば、特に、
バルブボディが変速機構の下方に位置するオイルパン内
に配設される一方、上記マニュアルシャフトが上下方向
に延設されるように構成された自動変速機において、そ
のバルブボディを変速機ケースに取り付ける際に、上記
第1の発明と同様の効果を奏することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、例えば主変速機と
副変速機とを備えた自動変速機のバルブボディ取付構造
に適用した場合について、添付図面を参照しながら詳細
に説明する。まず、本実施例に係る自動変速機の変速機
構の基本的な構成を概略的に説明する。図1は上記自動
変速機のトルク伝達系統を表すスケルトン図であるが、
この図に示すように、上記自動変速機1は、トルクコン
バータ10と、該トルクコンバータ10と同一軸線上に
配置された主変速機20と、これらの軸線と平行な軸線
上に配置された副変速機30とを備えている。
【0012】上記トルクコンバータ10は、エンジン出
力軸2に連結されたコンバータケース11と、該ケース
11に一体形成されたポンプ12と、該ポンプ12に対
向配置されて該ポンプ12により作動油を介して駆動さ
れるタービン13と、上記ポンプ12とタービン13と
の間に配置され、かつワンウェイクラッチ14を介して
変速機ケース3に支持されたステータ15と、上記ター
ビン13に連結されたコンバータ出力軸16と、上記コ
ンバータケース11を介してコンバータ出力軸16をエ
ンジン出力軸2に直結し得るロックアップクラッチ17
とで構成されている。尚、上記トルクコンバータ10と
上記主変速機20との間には、トルクコンバータ10を
介してエンジン出力軸2で駆動されるオイルポンプ4が
配置されている。
【0013】上記主変速機20は、コンバータ出力軸1
6上における前側(トルクコンバータ側)に配置されたフ
ロント遊星歯車機構21と、後側(反トルクコンバータ
側)に配置されたリヤ遊星歯車機構22とを備えてい
る。そして、上記コンバータ出力軸16が、前進クラッ
チ23を介してフロント遊星歯車機構21のサンギヤ2
1aに、また、直結クラッチ24を介してリヤ遊星歯車
機構22のサンギヤ22aにそれぞれ結合される得るよ
うになっており、更に、フロント遊星歯車機構21のサ
ンギヤ21aとリヤ遊星歯車機構22のリングギヤ22b
とが結合されている。
【0014】また、フロント遊星歯車機構21のリング
ギヤ21bと変速機ケース3との間には、第1ワンウェ
イクラッチ25とローリバースブレーキ26とが並列に
配置されると共に、リヤ遊星歯車機構22のサンギヤ2
2aと変速機ケース3との間には、第2ワンウェイクラ
ッチ27と3−4ブレーキ28とが直列に配置され、か
つ、これらに並列にエンジンブレーキ用のコーストブレ
ーキ29が配置されている。更に、フロント遊星歯車機
構21及びリヤ遊星歯車機構22のピニオンキャリア2
1c,22cどうしが結合され、これらに主変速機20か
ら副変速機30への動力を伝達する中間ギヤ5が連結さ
れている。
【0015】以上のような構成において、上記主変速機
20では、二つの遊星歯車機構21,22の動力伝達経
路が、各クラッチ23,24および各ブレーキ26,2
8,29並びに各ワンウェイクラッチ25,27の選択的
作動によって切り換えられ、エンジン出力軸2の出力が
運転状態に応じて変速された上で、上記中間ギヤ5を介
して副変速機30側へ伝達される。この場合において、
上記各クラッチ23,24および各ブレーキ26,28,
29並びに各ワンウェイクラッチ25,27は、所定の
パターンに従ってそのON(締結)/OFF(解放)が切り
換えられるように設定されており、これにより、本実施
例では、主変速機20側において、前進の低速段,中速
段および高速段と後退段とが得られるようになってい
る。
【0016】一方、副変速機30は単一の遊星歯車機構
31を有し、上記主変速機20における中間ギヤ5に常
時噛み合った中間ギヤ6が上記遊星歯車機構31のリン
グギヤ31aに連結されると共に、該リングギヤ31aと
サンギヤ31bとの間には直結クラッチ32が配置さ
れ、かつ、サンギヤ31bと変速機ケース3との間に
は、第3ワンウェイクラッチ33と減速ブレーキ34と
が並列に配置されている。そして、上記遊星歯車機構3
1のピニオンキャリア31cに出力ギヤ7が連結され、
該ギヤ7から差動装置を介して左右の駆動輪(図示せず)
に動力が伝達されるようになっている。この副変速機3
0では、上記直結クラッチ32,減速ブレーキ34およ
び第3ワンウェイクラッチ33のON/OFFを所定の
パターンに従って切り換えることにより、遊星歯車機構
31による動力伝達経路が切り換えられ、主変速機20
から中間ギヤ5,6を介して入力される動力を低速段と
高速段(直結段)の前進2段に変速して出力ギヤ7に出力
することができるようになっている。
【0017】このようにして、主変速機20によって前
進3段、後退1段の変速段が得られ、また、副変速機3
0によって、主変速機20の出力に対して高低2段の変
速段が得られるから、自動変速機の全体としては前進に
ついては6段の変速段が得られ、また、後退について
は、主変速機20の後退段と副変速機30の減速ブレー
キ34が締結された低速段との組合せで全体としての後
退段が得られることになる。そして、本実施例では、前
進変速段としては上記6段のうちの所定の5段を採用す
るようになっている。ここで、この前進5段,後退1段
の変速を行わせる際の各変速機20,30における各ク
ラッチやブレーキのON(締結)/OFF(解放)の切換パ
ターンを表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】尚、上記表1において、(○)は、エンジン
ブレーキ用のレンジのみで締結されることを示してい
る。すなわち、低速段及び中速段での減速時には、上記
第1,第2ワンウェイクラッチ25,27がそれぞれ空転
してエンジンブレーキが作動しないことになるが、エン
ジンブレーキ用のレンジにおいては、低速段では第1ワ
ンウェイクラッチ25に並列のローリバースブレーキ2
6が締結されることにより、また、中速段では第2ワン
ウェイクラッチ27に並列のコーストブレーキ29が締
結されることにより、それぞれエンジンブレーキが作動
する低速段及び中速段が得られるようになっている。
【0020】次に、上記表1に従って各クラッチ及びブ
レーキを選択的に締結させることにより、運転状態もし
くは運転者の要求に応じた変速段を形成する油圧回路に
ついて説明する。図2に示すように、この油圧回路40
には、まず、オイルポンプ4から吐出される作動油の圧
力を所定圧力のライン圧に調整するレギュレータバルブ
41が備えられ、該レギュレータバルブ41によって調
整されたライン圧が、メインライン42を介して、運転
者によって操作されるマニュアルバルブ43と、各種制
御用元圧を生成する第1〜第3レデューシングバルブ4
4,45,46とに供給されるようになっている。
【0021】上記第1レデューシングバルブ44によっ
て一定圧に減圧された制御用元圧は、ライン47を介し
てモデュレータバルブ48に供給される。このモデュレ
ータバルブ48の制御ポートにはデューティソレノイド
バルブ49によって調整された制御圧が供給され、その
デューティ率(ON/OFFサイクル中のON時間の比
率)に応じて上記制御元圧からモデュレータ圧が生成さ
れる。そして、このモデュレータ圧がライン50を介し
て上記レギュレータバルブ41の増圧ポートに供給さ
れ、これにより、ライン圧が、例えばエンジンのスロッ
トル開度等に応じて設定される上記デューティ率に応じ
て増圧されるようになっている。尚、上記ライン50に
は、デューティソレノイドバルブ49の周期的ON,O
FF動作に起因する油圧の脈動を抑制するための第1ア
キュムレータ51が設置されている。
【0022】また、上記マニュアルバルブ43は、D,
3,2,1の各前進レンジと、R(後退)レンジと、N(中
立)レンジと、P(駐車)レンジの設定が可能とされてお
り、前進レンジでは、上記メインライン42を前進ライ
ン52に、Rレンジでは後退ライン53にそれぞれ接続
させるようになっている。上記前進ライン52は、作動
油の供給時と排出時とで絞り量を異ならせたオリフィス
54を介して前進クラッチ23に導かれており、D,3,
2,1の各前進レンジでは、前進クラッチ23が常時締
結される。尚、この前進ライン52には、前進クラッチ
23の締結時におけるショック緩和用の第2アキュムレ
ータ55が配置されている。
【0023】また、上記後退ライン53は、副変速機3
0における減速ブレーキ34側に導かれている。尚、本
実施例では、該減速ブレーキ34は、より好ましくは、
受圧面積の異なる第1および第2の二つの油圧室341,
342を有しており、締結圧が同じであれば、受圧面積
が大きい第1油圧室341に締結圧が導かれた場合の方
が、受圧面積が小さい第2油圧室342に導かれた場合
よりも大きな締結力が得られるようになっている。上記
後退ライン53は、受圧面積が大きい上記第1油圧室3
1に直接導かれており、従って、Rレンジでは、マニ
ュアルバルブ43をR位置に操作することにより、上記
第1油圧室341に直接に導入されるライン圧によっ
て、減速ブレーキ34が大きな締結力で締結されること
になる。尚、この後退ライン53からはレギュレータバ
ルブ41のもう一つの増圧ポートに通じるライン57が
分岐され、大きなトルク容量が必要とされる後退速用の
Rレンジでライン圧の調整値を高くするようになってい
る。
【0024】一方、上記メインライン42,前進ライン
52及び後退ライン53からは、主変速機20における
変速用の第1,第2,第3シフトバルブ61,62,63
と、副変速機30における変速用の第4,第5シフトバ
ルブ64,65とにライン圧が供給されるようになって
いる。これらシフトバルブ61〜65はいずれも一端
(図2における左端)に制御ポートを備えており、上記第
2レデューシングバルブ45から導かれた制御用元圧ラ
イン66が主変速機用の第1〜第3シフトバルブ61〜
63の各制御ポートに、また、第3レデューシングバル
ブ46から導かれた制御用元圧ライン67が副変速機用
の第4,第5シフトバルブ64,65の各制御ポートにそ
れぞれ接続されている。
【0025】上記制御用元圧ライン66,67には、第
1〜第5シフトバルブ61〜65に対応させて第1〜第
5ON−OFFソレノイドバルブ71〜75が設置され
ている。これらのON−OFFソレノイドバルブ71〜
75は、ON時に当該シフトバルブ61〜65の図にお
ける左端に設けた制御ポート内をドレンさせるようにな
っている。そして、これらのソレノイドバルブ71〜7
5のON,OFFの組合せ、即ち各シフトバルブ61〜
65のスプールの位置の組合せに応じて、上記メインラ
イン42,前進ライン52もしくは後退ライン53から
各クラッチ及びブレーキに通じるラインが選択的に連通
され、これにより、前記表1に示すところに従って各ク
ラッチ及びブレーキが締結されて、1〜5速と後退速と
が得られることになる。その場合に、各クラッチ及びブ
レーキに供給される締結圧は、それぞれ次のようにして
適性値に制御されるようになっている。
【0026】つまり、主変速機20における直結クラッ
チ24,コーストブレーキ29,ローリバースブレーキ2
6及び3−4ブレーキ28については、ライン圧を減圧
して所定の締結圧に調整するためのコントロールバルブ
(圧力調整バルブ)76,77,78,79がそれぞれ備え
られ、これらのうち、コーストブレーキ用、ローリバー
スブレーキ用及び3−4ブレーキ用のコントロールバル
ブ77,78,79については、第1リニアソレノイドバ
ルブ80によって調整された制御圧が、ライン81を介
して制御ポートに供給され、この制御圧に応じて締結圧
がそれぞれ制御されるようになっている。上記直結クラ
ッチ用コントロールバルブ76の制御ポートには、ライ
ン82によって直結クラッチ24に供給される締結圧自
体が、ワンウェイオリフィス83と第3アキュムレータ
84とが設けられたライン85を介して制御圧として供
給され、このアキュムレータ84の作動により該締結圧
の立ち上がりが制御されるようになっている。
【0027】上記第1リニアソレノイドバルブ80は、
上記第1レデューシングバルブ44からライン47を介
して供給される制御元圧をコントローラ(不図示)からの
制御信号に応じて調整して、そのときの変速段や運転状
態に応じた制御圧を生成するようになっている。また、
上記直結クラッチ用コントロールバルブ76と、上記ロ
ーリバースブレーキ用コントロールバルブ78の一端に
設けられたポートには、上記後退ライン53から分岐さ
れた調圧動作禁止用ライン86がそれぞれ接続され、R
レンジでは、これらのポートにライン圧が供給されてス
プールが左側の位置に固定されることにより、該直結ク
ラッチ用及びローリバースブレーキ用コントロールバル
ブ76,78の調圧動作が阻止されるようになってい
る。更に、3−4ブレーキ用コントロールバルブ79の
一端のポートには、コーストブレーキ29に供給される
締結圧がライン87を介して供給され、該コントロール
バルブ79の調圧動作が制御されるようになっている。
【0028】また、上記第1リニアソレノイドバルブ8
0によって生成された制御圧は、ライン81を介してア
キュムレータ用コントロールバルブ88の制御ポートに
も供給されるようになっている。このコントロールバル
ブ88は、メインライン42からライン89を介して供
給されるライン圧を、上記第1リニアソレノイドバルブ
80からの制御圧に応じて調整し、第3アキュムレータ
84及び第4アキュムレータ90用の背圧を生成して両
アキュムレータ84,90の背圧ポートに供給するよう
になっている。
【0029】一方、副変速機30における締結圧の制御
用としては、直結クラッチ32側に供給される締結圧を
調整する直結クラッチ用コントロールバルブ101と、
減速ブレーキ34の第2油圧室342に供給される締結
圧を調整する減速ブレーキ用コントロールバルブ102
と、第2リニアソレノイドバルブ103とが備えられて
いる。尚、本実施例では、より好ましくは、上記直結ク
ラッチ32の締結用ピストンとして2重構造のピストン
が採用され、各ピストンの背面側には受圧面積が異なる
第1,第2の油圧室321,322が設けられており、締結
圧が同じであれば、受圧面積が大きい第1油圧室321
に締結圧が導かれた場合の方が、受圧面積が小さい第2
油圧室322に導かれた場合よりも大きな締結力が得ら
れるようになっている。
【0030】上記第2リニアソレノイドバルブ103
は、第1リニアソレノイドバルブ80と同じく、所謂、
電磁ソレノイドバルブで構成されたもので、メインライ
ン42からライン圧が制御元圧として供給され、これを
コントローラ160からの制御信号に応じて調整した上
で、上記第5シフトバルブ65を介して減速ブレーキ用
コントロールバルブ102の制御ポートもしくは直結ク
ラッチ32の第1油圧室321に供給する。そして、上
記減速ブレーキ用コントロールバルブ102は、第2リ
ニアソレノイドバルブ103で生成された制御圧が制御
ポートに供給されているときに、メインライン42から
第4シフトバルブ64および第5シフトバルブ65を順
次介して供給されるライン圧を上記制御圧に応じて調整
し、これを減速ブレーキ34の第2油圧室342に供給
する。
【0031】一方、直結クラッチ用コントロールバルブ
101には、メインライン42から第4シフトバルブ6
4を介してライン圧が供給され、これを調整した上で、
ワンウェイオリフィス112及び第5シフトバルブ65
を介して、直結クラッチ32の第1油圧室321もしく
は第2油圧室322に選択的に供給するようになってい
る。そして、この直結クラッチ用コントロールバルブ1
01の制御ポートには、上記直結クラッチ32側に供給
される締結圧自体が、ワンウェイオリフィス115及び
第5アキュムレータ116が設けられたライン117を
介して制御圧として供給されるようになっている。従っ
て、上記締結圧は、第5アキュムレータ116の作動に
より一定の棚圧状態を経て立ち上がることになる。
【0032】以上のように構成された油圧回路40にお
いて、第1〜第5ON−OFFソレノイドバルブ71〜
75のON,OFFの組合せパターンは表2に示す通り
であり、これにより前進の1〜5速と後退速とが得られ
るようになっている。この表2において、(1),(2)は
エンジンブレーキ用レンジでの1速及び2速を示す。
【0033】
【表2】
【0034】また、以上の構成に加えて、この油圧回路
40には、トルクコンバータ10内のロックアップクラ
ッチ17を制御するためのロックアップ第1、第2シフ
トバルブ141,142と、ロックアップコントロール
バルブ143とが備えられている。そして、メインライ
ン42から第1シフトバルブ141とコントロールバル
ブ143とにコンバータライン144が導かれると共
に、第1シフトバルブ141の一端の制御ポートには、
上記第2レデューシングバルブ45からの制御ライン6
6がライン145を介して接続されている。このライン
145にはロックアップ制御用のON−OFFソレノイ
ドバルブ146が設置され、該バルブ146がOFFの
ときに、上記第1シフトバルブ141の制御ポートに制
御圧が導入されることにより、該バルブ141のスプー
ルが左側に位置するようになっている。このとき、上記
コンバータライン144のライン圧がトルクコンバータ
10内のロックアップ解放室17aに供給され、これに
よってロックアップクラッチ17が解放される。
【0035】一方、上記ON−OFFソレノイドバルブ
146がONとなって、第1シフトバルブ141の上記
制御ポートから制御圧がドレンされることにより、該バ
ルブ141のスプールが右側に位置すると、上記コンバ
ータライン144のライン圧はトルクコンバータ10内
のロックアップ締結室17bに供給され、これによりロ
ックアップクラッチ17が締結される。そして、このと
き、上記ロックアップ解放室17aには、ロックアップ
解放圧としてロックアップコントロールバルブ143で
調整された作動圧が、第1シフトバルブ141を介して
供給される。つまり、上記コントロールバルブ143の
一端の制御ポートには、上記第1レデューシングバルブ
44から導かれた制御ライン150が接続されると共
に、この制御ライン150にはデューティソレノイドバ
ルブ151が設置され、上記制御ポートに供給される制
御圧をそのデューティ率に応じて調整することにより、
上記解放圧を調整するようになっているのである。
【0036】また、上記デューティソレノイドバルブ1
51によって生成された制御圧は、第2シフトバルブ1
42の一端の制御ポートにも供給される。そして、該制
御圧が所定値以下の場合には、第2シフトバルブ142
のスプールが右側に位置することにより、メインライン
42から導かれたライン153が第2シフトバルブ14
2を介して上記コントロールバルブ143の調圧阻止ポ
ート143bに連通して、該ポート143bにライン圧を
供給する。これにより、コントロールバルブ143によ
る解放圧の調整動作が阻止され、このとき、ロックアッ
プクラッチ17は締結圧のみが供給された完全締結状態
となる。そして、上記制御圧が所定値以上となったとき
に、コントロールバルブ143による解放圧の調整動作
が行われ、この解放圧に応じてロックアップクラッチ1
7がスリップ制御されるようになっている。ここで、上
記第2シフトバルブ142のスプールは、制御圧の非導
入時に右側に位置し、このとき、上記前進クラッチ23
に通じるライン52上のオリフィス54をバイパスする
ライン155を開通させるようになっている。
【0037】尚、この油圧回路40に備えられたライン
圧調整用のデューティソレノイドバルブ49、変速用の
第1〜第5ON−OFFソレノイドバルブ71〜75、
締結圧調整用の第1、第2リニアソレノイドバルブ8
0,103、ロックアップ制御用のON−OFFソレノ
イドバルブ146及びデューティソレノイドバルブ15
1は、図3に示すように、コントローラ160からの制
御信号によって制御される。そして、このコントローラ
160には、車速を検出するセンサ161からの信号、
エンジンのスロットル開度を検出するセンサ162から
の信号、及び運転者によって選択されたシフト位置(レ
ンジ)を検出するセンサ163からの信号等が入力さ
れ、これらの信号によって示される運転状態や運転者の
要求に応じて上記各ソレノイドバルブを制御するように
なっている。
【0038】本実施例では、図2に示す油圧回路40
が、主変速機20における各摩擦要素及びロックアップ
クラッチ17を制御する主変速機制御部と、副変速機3
0における直結クラッチ32及び減速ブレーキ34を制
御する副変速機制御部とに分割されており、それぞれが
別体とされた第1および第2バルブボディ171および
172によって構成されている。すなわち、図4に示す
ように、主変速機制御部を構成する第1バルブボディ1
71は、少なくともその下部が、自動変速機1における
主変速機20の下方に配設されたオイルパン170内に
位置するように配置され、一方、副変速機制御部を構成
する第2バルブボディ172は、上記主変速機20に隣
接してやや斜め上方に位置する副変速機30の上方に配
置されている。尚、第1バルブボディ171の主変速機
制御部から副変速機30の制御用として、メインライン
42と後退ライン53とが導かれているのであるが、こ
のうち、メインライン42は上記第2バルブボディ17
2に接続されて該ボディ172の各部にライン圧を供給
するのに対して、後退ライン53は、第2バルブボディ
172に接続されることなく、主変速機用の第1バルブ
ボディ171におけるマニュアルバルブ43から変速機
ケース内を通過して、副変速機30における減速ブレー
キ34の第1油圧室341に直接導かれるようになって
いる。
【0039】上記各バルブボディ171,172は、自
動変速機の変速機ケース3に対して所定位置に位置決め
した状態で取り付けられている。本実施例では、特に、
上記第1バルブボディ171を変速機ケース3に取り付
けるに際して、自動変速機のシフト操作レバー(不図示)
のシフト操作を第1バルブボディ171内に配設された
マニュアルバルブ43側に伝達するためのシャフト部材
(マニュアルシャフト)とバルブボディ171とを直接に
位置決めすることにより、両者の位置精度を高めるよう
にしている。以下、上記第1バルブボディ171の取付
構造について説明する。尚、この第1バルブボディ17
1は、例えばアルミニウム(Al)合金等の軽合金をダイ
キャスト鋳造して形成した複数(例えば4個)の分割ボデ
ィ173〜176で構成され、これら各分割ボディ17
3〜176間には、各々の分割ボディに設けられた油路
どうしの受け渡しや絞り部形成のために、多数の貫通穴
を有する例えば鋼板製のセパレートプレート177〜1
79が介装されている。
【0040】図5は上記自動変速機の主変速機制御部の
内部構造を示す縦断面説明図、また、図6は該主変速機
制御部の内部構造を底面側から見て示した説明図である
が、これらの図に示すように、上記自動変速機の主変速
機制御部(第1バルブボディ171側)には、運転者がマ
ニュアル操作するシフト操作レバー(不図示)のシフト操
作をマニュアルバルブ43側に伝達するために、上下方
向に延びるマニュアルシャフト181と、該シャフト1
81の下端側に固定された水平面内に広がる扇形のマニ
ュアルプレート182とが設けられている。該マニュア
ルプレート182は、ロックナット183によってマニ
ュアルシャフト181の下端部の近傍に固定されてい
る。また、上記マニュアルシャフト181は、その比較
的上側の途中部が、変速機ケース3を延長して形成され
た支持フランジ部3fにより、軸回りに回動自在に支持
されている。尚、図5においては、4つの分割ボディ1
73〜176のうち、上から2番目の分割ボディ174
のみが示され、他の分割ボディ173,175,176に
ついてはその図示が省略されている。
【0041】上記マニュアルプレート182には、扇形
の円弧の一部に、前進1速(1)からパーキング(P)まで
の各変速レンジに対応して形成された波形のディテント
溝182aが形成されるとともに、一端側には下方に向
かって突出する連繋ピン184が固着されている。一
方、マニュアルバルブ43は、第1バルブボディ171
の例えば上から2番目の分割ボディ174の一端側に設
けられ、図7および図8から良く分かるように、そのバ
ルブスプール43sの端末部には、上記連繋ピン184
に係合する係合溝185aを有する例えば鋼製の連繋用
部材185が、上記係合溝185aの方向がマニュアル
バルブ43の軸線(つまりバルブスプール43sの軸線)
と略直交するように固着されている。すなわち、この場
合、マニュアルプレート182とマニュアルバルブ43
とを連繋させる上記連繋ピン184は、上記マニュアル
バルブ43の軸線に対して外方へオフセットするように
その位置が設定されることになる。
【0042】そして、シフト操作レバー(不図示)の操作
時、マニュアルシャフト181の回動動作に伴って、該
シャフト181の軸回りにマニュアルプレート182が
回動した際には、連繋ピン184の回動動作に伴って、
上記連繋用部材185がマニュアルバルブ43の軸線方
向に移動させられ、これにより、バルブスプール43s
が駆動されてマニュアルバルブ43の油路接続状態が切
り換えられるようになっている。尚、上記マニュアルプ
レート182には、パーキングロッド192の一端が係
合されたパーキングアシストレバー191が取り付けら
れており、上記シフト操作レバー(不図示)が、図5およ
び図6に示されるように、パーキング位置に操作された
場合には、上記パーキングロッド192を介して、パー
キングロッドカム193が回動させられ、これによりパ
ーキングポール194が駆動されてパーキングギヤ19
5と係合し、自動変速機の変速機構がパーキング状態に
維持されるようになっている。
【0043】また、本実施例では、より好ましくは、マ
ニュアルバルブ43が設けられた分割ボディ174とそ
の上側の分割ボディ173との間に介装されたセパレー
トプレート177が、マニュアルバルブ43のバルブス
プール43sと連繋用部材185との結合部に対応する
位置まで延設されており、上記連繋用部材185には、
該部材185がマニュアルバルブ43の軸線回りに回動
する際に、上記セパレートプレート177の延設部17
7aに当接する回り止め部185bが設けられている。か
かる回り止め構造を設けることにより、バルブスプール
43sおよび連繋用部材185は、バルブスプール43s
の軸線方向(つまりマニュアルバルブ43の軸線方向)へ
は支障なくスライドすることができ、かつ、バルブスプ
ール43sの軸回りについては不用意に回動することが
防止される。
【0044】本実施例では、自動変速機の変速機構の下
方に位置するオイルパン170内に配設された上記第1
バルブボディ171は、自動変速機の変速機ケース3に
対して2箇所で位置決めした状態で取り付けられてい
る。すなわち、第1バルブボディ171の底面視におけ
る略中央右側(図5および図6参照)に、位置決め用の第
1ノックピン186が設けられ、該第1ノックピン18
6は、変速機ケース3の所定の位置に固定されている。
そして、上記マニュアルシャフト181の下端部に第2
のノックピン187が固定されている。一方、上記分割
ボディ174側には、マニュアルシャフト181を変速
機ケース3に対して組み付けた状態において該マニュア
ルシャフト181の下端側に対応する部位に、上記第2
ノックピン187と係合する係合部174hが設けられ
ており、第1バルブボディ171は、上記係合部174
hが上記マニュアルシャフト181の下端部に固定した
第2ノックピン187に係合した位置決め状態で、上記
変速機ケース3に取り付けられている。つまり、第1バ
ルブボディ171は、上記第1ノックピン186と第2
ノックピン187とで、自動変速機1の変速機ケース3
に対して所定位置に正確に位置決めした状態で取り付け
られている。
【0045】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、上記第1バルブボディ171は、マニュアルシャフ
ト181の下端部に固定した第2ノックピン187と分
割ボディ174側に設けた上記係合部174hとが係合
した位置決め状態で、つまりマニュアルシャフト181
とバルブボディ174とを直接に位置決めした状態で変
速機ケース3に取り付けられるので、従来、別体に設け
られた専用の位置決めピンによって両者を間接的に位置
決めしていた場合に比べて、両者181,174の位置
精度を効果的に高めることができるのである。しかも、
上記マニュアルシャフト181に第2ノックピン187
を固定して両者を一体化したことにより、自動変速機1
を組み立てる際の組付部品点数および組付工数を削減す
ることができる。また、本実施例では、特に、バルブボ
ディ171が変速機構の下方に位置するオイルパン17
0内に配設される一方、上記マニュアルシャフト181
が上下方向に延設されるように構成された自動変速機1
において、そのバルブボディ171を変速機ケース3に
取り付ける際に、上記の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る自動変速機のトルク伝
達系統を示すスケルトン図である。
【図2】 上記自動変速機の油圧制御装置の油圧回路図
である。
【図3】 上記油圧回路に設けられた各ソレノイドバル
ブに対する制御を説明するためのブロック図である。
【図4】 上記自動変速機の正面説明図である。
【図5】 上記自動変速機の主変速機制御部の内部構造
を示す縦断面説明図である。
【図6】 上記主変速機制御部の内部構造を底面側から
見て示した説明図である。
【図7】 上記主変速機制御部のマニュアルバルブとマ
ニュアルプレートとの連繋部分を拡大して示す縦断面説
明図である。
【図8】 上記マニュアルバルブ側の連繋用部材と連繋
ピンとの係合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…自動変速機 3…変速機ケース 43…マニュアルバルブ 174…分割ボディ 174h…係合部 181…マニュアルシャフト 187…第2ノックピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸末 敏久 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 沢崎 朝生 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機のバルブボディを変速機ケー
    スに位置決め状態で取り付ける取付構造であって、 上記自動変速機の変速レンジをシフトさせる操作部材の
    シフト操作を、上記バルブボディ内の油圧回路に設けた
    マニュアルバルブへ伝達するマニュアルシャフトに、上
    記バルブボディに対する位置決め部が設けられる一方、
    上記バルブボディの所定の部位には、上記位置決め部と
    係合する係合部が設けられており、上記バルブボディ
    は、上記係合部が上記マニュアルシャフトの位置決め部
    に係合した位置決め状態で、上記変速機ケースに取り付
    けられていることを特徴とする自動変速機のバルブボデ
    ィ取付構造。
  2. 【請求項2】 上記バルブボディは、上記自動変速機の
    変速機構の下方に位置するオイルパン内に配設される一
    方、上記マニュアルシャフトは上下方向に延設されてお
    り、該マニュアルシャフトの下端側に上記位置決め部が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動変
    速機のバルブボディ取付構造。
JP31984192A 1992-11-30 1992-11-30 自動変速機のバルブボディ取付構造 Pending JPH06159491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31984192A JPH06159491A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 自動変速機のバルブボディ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31984192A JPH06159491A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 自動変速機のバルブボディ取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06159491A true JPH06159491A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18114817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31984192A Pending JPH06159491A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 自動変速機のバルブボディ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06159491A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085281A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mazda Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP2009085280A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mazda Motor Corp 自動変速機の制御装置
US8210975B2 (en) 2007-09-28 2012-07-03 Mazda Motor Corporation Automatic transmission
JP2014228096A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 ダイハツ工業株式会社 コントロールシャフトの取付構造
US9607242B2 (en) 2015-01-16 2017-03-28 Ford Global Technologies, Llc Target monitoring system with lens cleaning device
US9610975B1 (en) 2015-12-17 2017-04-04 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system
US11440585B2 (en) 2015-10-19 2022-09-13 Ford Global Technologies, Llc Speed control for motor vehicles

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085281A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mazda Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP2009085280A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mazda Motor Corp 自動変速機の制御装置
US8210975B2 (en) 2007-09-28 2012-07-03 Mazda Motor Corporation Automatic transmission
JP2014228096A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 ダイハツ工業株式会社 コントロールシャフトの取付構造
US9607242B2 (en) 2015-01-16 2017-03-28 Ford Global Technologies, Llc Target monitoring system with lens cleaning device
US11440585B2 (en) 2015-10-19 2022-09-13 Ford Global Technologies, Llc Speed control for motor vehicles
US9610975B1 (en) 2015-12-17 2017-04-04 Ford Global Technologies, Llc Hitch angle detection for trailer backup assist system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2221512B1 (en) Hydraulic control device of automatic transmission
US4722251A (en) Hydraulic circuit for controlling an automatic transmission
JPH06159491A (ja) 自動変速機のバルブボディ取付構造
JP3478438B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3076446B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3449827B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
US5239896A (en) Hydraulic servomechanism control system in automatic transmission
JPH05215222A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3011544B2 (ja) 自動変速機の制御装置
US5305665A (en) Speed change control device of automatic transmission
JP3165259B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPH0645160U (ja) 自動変速機のバルブボディ構造
JP3194486B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPH06221429A (ja) 自動変速機のバルブボディ配設構造
JP2918175B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0442600Y2 (ja)
JP3671749B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3074216B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPH10184880A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3047811B2 (ja) 自動変速機の油圧制御回路
JPH06147305A (ja) 油圧作動式変速機の油圧制御装置
JPH0716928Y2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPS6336970B2 (ja)
JPH06229463A (ja) 自動変速機のバルブボディ取付構造
JP2942873B2 (ja) 自動変速機の制御装置