JPH0615919Y2 - 給油所posシステム - Google Patents

給油所posシステム

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JPH0615919Y2
JPH0615919Y2 JP1987142677U JP14267787U JPH0615919Y2 JP H0615919 Y2 JPH0615919 Y2 JP H0615919Y2 JP 1987142677 U JP1987142677 U JP 1987142677U JP 14267787 U JP14267787 U JP 14267787U JP H0615919 Y2 JPH0615919 Y2 JP H0615919Y2
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oil
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refueling
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和典 岡田
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トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、給油所における給油処理・販売管理処理等を
行う給油所POS(Point Of Sales:販売時点情報管
理)システムに係り、特に給油所の各貯油タンクの貯油
量管理を行う場合に用いて好適な給油所POSシステム
に関する。
[従来の技術] 従来、給油所では給油所敷地内の地下に、レギュラーガ
ソリン・ハイオクガソリン・軽油等の油液を油種別に貯
蔵する複数の貯油タンクを埋設しており、計量機は該当
する油種の貯油タンクからポンプにより配管を介して油
液を汲上げている。ところで、給油/販売管理処理を円
滑に行うためには、各貯油タンク内の油液の残量が予め
定めた基準値以下か否かを把握する必要があるため、従
来は各貯油タンク毎に配設した静電容量式またはフロー
ト式等の液面計によって貯油タンクの残量を計測するこ
とにより、貯油タンク内の貯油量の管理を行っている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前述した液面計により貯油タンクの貯油
量管理を行う場合、次のような問題があった。
各貯油タンク毎に液面計を設置しなければならないた
め、設備投資が多大なものとなる。
各貯油タンクの貯油量の集中管理を行うためには、各
貯油タンク毎に配設した液面計を給油所建屋内に設置し
た液面表示制御装置等に接続する必要があり、配線工事
等に手間が掛かる。
上述した静電容量式、フロート式の液面計は貯油タン
ク内の液面高さを直接計測し、該計測した液面高さを各
貯油タンク毎の所定の関数(例えば横置き円筒型タンク
の場合は、タンク毎に設定された所定の欠円関数)を使
用して貯油量に変換する必要があるため、該液面計の構
造が複雑化する。
本考案は前記問題点を解決するもので、給油所の貯油タ
ンクへの補給量と計量機による車両への給油量とに基づ
き、各貯油タンクの的確な貯油量管理を達成することが
できる給油所POSシステムの提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、配管を介して連通された貯油タンクより油液
を汲上げ、給油ノズルから車両へ給油量を計測しながら
給油する計量機と、前記計量機と伝送線を介して接続さ
れ、前記計量機から給油作業の都度供給される給油デー
タに基づき前記計量機による販売管理を行なうPOS端
末機とを有し、複数の前記貯油タンクと複数の前記計量
機と単一のPOS端末機とから構成してなる給油所PO
Sシステムにおいて、前記POS端末機は、前記各計量
機と前記各貯油タンクとの配管接続に関する対応関係を
記憶する対応関係記憶手段と、前記各貯油タンク毎に貯
油量を記憶する貯油量記憶手段と、前記各貯油タンク毎
の貯油液種を記憶する油種記憶手段と、前記各貯油タン
ク毎に貯油量の補給基準値を記憶する補給基準値記憶手
段と、前記複数の計量機のうちの一の計量機から給油デ
ータが供給される毎に、当該一の計量機が配管接続され
ている貯油タンクを前記対応関係記憶手段に記憶されて
いる対応関係に基づいて選択し、前記貯油量記憶手段に
記憶されている当該選択された貯油タンクの貯油量か
ら、該給油データに基づき得られる当該一の計量機によ
る給油量を減算し、該減算結果を当該選択された貯油タ
ンクの新規貯油量として前記貯油量記憶手段に更新記憶
すると共に、該新規貯油量を前記補給基準値記憶手段に
記憶された当該選択された貯油タンクの補給基準値と比
較して当該選択された貯油タンクへの油液の補給の要否
を判定する貯油量管理制御手段と、該貯油量管理制御手
段により油液の補給の要と判定された時には、前記油種
記憶手段に記憶された当該選択された貯油タンクに対応
する液種について、当該選択された貯油タンクへの補給
案内を報知する報知手段とを具備することを特徴とす
る。
[作用] 本考案によれば、給油作業者が当該計量機により給油車
両への給油作業を行うと、該給油作業に伴い当該計量機
からPOS端末機へ給油データが出力される。貯油量管
理制御手段は、対応関係記憶手段に記憶された各計量機
と各貯油タンクの対応関係に基づき、当該計量機が油液
を汲上げた貯油タンクの現在の貯油量から前記給油作業
に伴う給油量を減算し、新規貯油量を求める。該新規貯
油量が補給基準値を下回っている場合には、報知手段は
前記貯油タンクへ油液の補給が必要である旨を報知す
る。これにより、各貯油タンクの的確な貯油量管理を行
うことができ、油液の効率的な仕込みが可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照し本考案の一実施例について説明す
る。
第1図は本実施例による給油所の計量機と貯油タンクと
の構成例を示す概略図であり、例えば給油所敷地内のア
イランドi-1には計量機1(NO.1)、計量機2(NO.2)、計
量機3(NO.3)と屋外端末機t-1が、アイランドi-2には
計量機4(NO.4)、計量機5(NO.5)、計量機6(NO.6)と屋
外端末機t-2が各々配設されている。尚、1a〜6aは給油
ノズルである。一方、給油所敷地内の地下には、例えば
軽油を貯蔵した貯油タンク11(NO.1)、例えばハイオク
ガソリンを貯蔵した貯油タンク12(NO.2)、例えばレギ
ュラーガソリンを貯蔵した貯油タンク13(NO.3)が埋設
されている。貯油タンク11からは計量機1へ配管14
を介して軽油が、貯油タンク12からは計量機2,4へ
各々配管15,16を介してハイオクガソリンが、貯油
タンク13からは計量機3,5,6へ各々配管17,1
8,19を介してレギュラーガソリンが供給されるよう
になっている。尚、該給油所には屋外端末機がl台(t-1
〜t-l)、計量機がm台(NO.1〜NO.m)、貯油タンクがn基
(NO.1〜NO.n)設置されており、上記符号を付した以外の
ものは図示を省略する。
また、第2図は該給油所に適用される給油所POSシス
テムの構成を示すブロック図であり、該システムにおけ
るPOS処理は、給油作業前に実施される給油前処理
(顧客カードの照合、計量機駆動許可処理等)、給油作
業後に実施される給油後処理(販売伝票発行処理、計量
機駆動許可処理、貯油タンクの貯油量管理処理等)、及
び販売管理処理(日計処理、顧客販売処理等)に大別さ
れる。図において20は給油所建屋内に設置されたPO
S端末機であり、伝送インタフェース21を介して計量
機1〜m、屋外端末機t-1〜t-lとの間で給油量データ等
の送受を行う。これら計量機1〜m、屋外端末機t-1〜t-
lはシリアルネットワークを構成している。尚、前記給
油量データは、識別データ(計量機NO.・給油金額デー
タ等)、データ(給油量等)から構成される。
22はCPU(中央処理装置)であり、データバス23
を介して該システム各部を制御する。24はROMであ
り、該システムの制御プログラムが格納される。25は
RAMであり、後述する各種メモリが格納されると共
に、各貯油タンク(NO.1〜n)毎に警告リセット機能が設
けられている。26はカードリーダであり、顧客カード
から読取った顧客データをインタフェース27・データ
バス23を介してCPU22へ出力する。28はブザー
であり、CPU22からデータバス23・インタフェー
ス29を介して出力される制御信号に基づき、当該貯油
タンクの貯油量が基準値以下になった旨の警報を鳴動す
る。30はCRTディスプレイであり、CPU22から
データバス23・インタフェース31を介して出力され
る制御信号に基づき警報メッセージ(例えば、「NO.nの
貯油タンクに油液を補充して下さい」等)、後述するキ
ーボードからの入力データ等を表示する。32は登録キ
ー等の各種キーを有するキーボードであり、キー入力さ
れた各種データをインタフェース33・データバス23
を介してCPU22へ出力する。34はプリンタであ
り、CPU22からデータバス23・インタフェース3
5を介して出力される制御信号に基づき、後述する発注
伝票、売上伝票等を印字出力する。36は外部記憶装置
であり、後述する発注ファイル、CPU22からデータ
バス23・インタフェース37を介して出力される売上
データ等の後方処理用データを格納する。38は外部通
信インタフェースであり、ホストコンピュータ(図示
略)と各種データの送受を行う。
前記RAM25に格納される各種メモリの内、貯油タン
ク別貯油量記憶メモリMa(第3図(イ)参照)には、
各貯油タンク(NO.1〜n)毎に現在の「貯油量データ」
(貯油残量)が記憶される。計量機/貯油タンクNO.対
応メモリMb(第3図(ロ)参照)には、各計量機(NO.1
〜m)毎に該当する油液を供給する「貯油タンクNO.デー
タ」が予め記憶されている。貯油タンク/油種対応メモ
リMc(第3図(ハ)参照)には、各貯油タンク(NO.1〜
n)毎に貯蔵する油液の「油種データ」が予め記憶されて
いる。補給基準値記憶メモリMd(第3図(ニ)参照)
には、各曜日(日〜土)毎に且つ各貯油タンク(NO.1〜
n)毎に「補給基準貯油量」(補給及び警報発生の基準と
なる貯油残量)が記憶される。
尚、前記POS端末機20のCPU22・ROM24・
RAM25等のLSIが搭載された制御基板には、毎日
の「曜日」をカウントする機能を有するカレンダLSI
(図示略)が実装されている。
次に、上記構成による本実施例の動作を、補給基準値
登録処理、補給処理、貯油量管理処理、発注処理
に大別し、第4図〜第7図のフローチャートに基づき説
明する。
補給基準値登録処理(第4図) ステップSA1:給油作業者はPOS端末機20のキー
ボード32の所定キーから「日曜日」を入力する。
ステップSA2:キーボード32の所定キーから「貯油
タンクNO.1」を入力する。
ステップSA3:キーボード32の所定キーから「補給
基準値貯油量」を入力する。
ステップSA4:キーボード32の登録キーを押下す
る。これにより、上記入力した「日曜日」「貯油タンク
NO.1」「補給基準貯油量」がインタフェース33・デー
タバス23を介してCPU22へ出力される。
ステップSA5:CPU22は、上記「日曜日」及び
「貯油タンクNO.1」をアドレスとして、「補給基準貯油
量」を補給基準値記憶メモリMdの最上段のエリアに記
憶する。
ステップSA6:上記ステップSA1へ戻り、ステップ
SA5までの操作を繰返す。即ち、キーボード32の所
定キーから、「日曜日」における「貯油タンクNO.2」〜
「貯油タンクNO.n」毎に「補給基準貯油量」を次々に入
力すると、CPU22は、「貯油タンクNO.2」〜「貯油
タンクNO.n」に対応する各「補給基準貯油量」を補給基
準値記記憶メモリMdの該当エリアに記憶する。以下同
様に、「月曜日」〜「土曜日」についても「貯油タンク
NO.1〜n」毎に各「補給基準貯油量」が補給基準値記憶
メモリMdの該当エリアに記憶される。
補給処理(第5図) ステップSB1:給油作業者はキーボード32の所定キ
ーから、貯油残量が補給基準値を下回ったために油液の
補給を行った当該貯油タンクの「貯油タンクNO.」を入
力する。
ステップSB2:キーボード32の所定キーから、上記
入力した「貯油タンクNO.」の貯油タンク内に補給した
油液の「補給値」(l数)を入力する。
ステップSB3:CPU22は、上記入力した「貯油タ
ンクNO.」及び「補給値」が、後述する発注ファイルの
どの「発注データ」に該当するかを照合する。
ステップSB4:後述する発注ファイルに該当する「発
注データ」が無い場合はステップSB5へ移行する一
方、該当する「発注データ」が有る場合はステップSB
6へ移行する。
ステップSB5:CRTディスプレイ30に、メッセー
ジ「貯油タンクNO.を再入力のこと」が表示される。こ
れにより、給油作業者は再度キーボード32から「貯油
タンクNO.」「補給値」を入力する。即ち、ステップS
B1〜ステップSB3の処理が行なわれる。
ステップSB6:CPU22は、貯油タンク別貯油量記
憶メモリMaから、上記入力した「貯油タンクNO.」に該
当する「貯油量データ」を読出す。
ステップSB7:CPU22は、上記読出した「貯油量
データ」に上記「補給値」を加算し、新規な「貯油量デ
ータ」を演算する。
ステップSB8:CPU22は、貯油タンク別貯油量記
憶メモリMaの上記入力した「貯油タンクNO.」に該当す
るエリアに、上記演算した新規な「貯油量データ」を記
憶更新する。
ステップSB9:油液の補給を行った他の貯油タンクに
ついても、各貯油タンク毎に上記ステップSB1〜ステ
ップSB8までの処理が繰返される。即ち、給油作業者
がキーボード32の所定キーから、該当する各貯油タン
クの「貯油タンクNO.」及び「補給値」を入力すると、
CPU22は、「貯油タンクNO.」「補給値」を後述す
る発注ファイルの「発注データ」と照合した後、貯油タ
ンク別貯油量記憶メモリMaの該当するエリアに新規な
「貯油量データ」を記憶更新する。
貯油量管理処理(第6図) ステップSC1:例えば、給油作業者が計量機2(NO.2)
により給油車両に対し所定量のハイオクガソリンの給油
作業を終了すると、該計量機2から伝送インタフェース
21・データバス23を介してCPU22へ「給油量デ
ータ」が出力される。
ステップSC2:CPU22は、計量機/貯油タンクN
O.対応メモリMbから、「計量機NO.2」に対応する「貯
油タンクNO.2」を検索する。
ステップSC3:CPU22は、貯油タンク別貯油量記
憶メモリMaから、上記検索した「貯油タンクNO.2」に
対応する「貯油量データ」を読出す。
ステップSC4:CPU22は、上記読出した「貯油量
データ」から計量機2の給油量に対応する「給油量デー
タ」を減算し、貯油タンク12(貯油タンクNO.2)の新
規な「貯油量データ」を演算する。
ステップSC5:CPU22は、貯油タンク別貯油量記
憶メモリMaの「貯油タンクNO.2」に対応するエリアに
上記演算した新規な「貯油量データ」を記憶更新する。
ステップSC6:CPU22は、前記カレンダLSIの
カウント結果から当日の曜日に対応する「曜日データ」
を求める。
ステップSC7:CPU22は、補給基準値記憶メモリ
Mdから、上記「曜日データ」及び「貯油タンクNO.2」
に対応する「補給基準貯油量」を読出す。
ステップSC8:CPU22は、上記ステップSC5で
記憶更新した「貯油量データ」が上記ステップSC7で
読出した「補給基準貯油量」より下回っているか否かを
判定し、下回っていない場合は該処理を終了する一方、
下回っている場合はステップSC9へ移行する。
ステップSC9:CPU22は、RAM25内の前記警
告リセット機能に基づき、「貯油タンクNO.2」が警告リ
セット状態になっているか否かを判定する。警告リセッ
ト状態の場合は該処理を終了し、上記「貯油量データ」
が「補給基準貯油量」を下回っている場合においても警
告は行わない。即ち、警告が1回発せられた後は、計量
機2から次の給油作業に伴い給油データが出力されてき
た場合でも再警告は行わない。一方、警告リセット状態
でない場合は、ステップSC10へ移行する。
ステップSC10:CPU22は、データバス23・イ
ンタフェース29を介してブザー28へ、データバス2
3・インタフェース31を介してCRTディスプレイ3
0へ各々制御信号を出力する。これにより、ブザー28
の警報が鳴動すると共に、CRTディスプレイ30に警
告メッセージ「NO.2の貯油タンク12にハイオクガソリ
ンを補充して下さい」が表示される。これにより、給油
作業者は貯油タンク12内へハイオクガソリンの補給作
業を行う。
発注処理(第7図) ステップSD1:給油作業者はキーボード32の所定キ
ーから、油液の補給を行った貯油タンクの「貯油タンク
NO.」を入力する。
ステップSD2:キーボード32の所定キーから、上記
入力した「貯油タンクNO.」に対応する油種の油液に該
当する、当該油槽所へ発注すべき「発注補給値」を入力
する。
ステップSD3:キーボード32の所定キーから、上記
入力した「発注補給値」に該当する発注油液の「納期」
を入力する。
ステップSD4:CPU22は、上記入力した「貯油タ
ンクNO.」「発注補給値」「納期」からなる「発注デー
タ」を作成し、該「発注データ」に発注NO.を付し外部
記憶装置36へ記憶する(第8図参照)。
ステップSD5:油液の補給を行った他の貯油タンクに
ついても、各貯油タンク毎に上記ステップSD1〜ステ
ップSD4までの処理が繰返される。即ち、給油作業者
がキーボード32の所定キーから、該当する各貯油タン
クの「貯油タンクNO.」「発注補給値」「納期」を入力
すると、CPU22は各「発注データ」を作成し、発注
NO.を付し外部記憶装置36へ記憶する(第8図参
照)。
ステップSD6:CPU22は、上記各「発注データ」
を外部通信インタフェース38を介して前記ホストコン
ピュータへ送信する。尚、外部記憶装置36へ記憶され
た上記各「発注データ」からなる発注ファイルFに対応
する発注伝票は、プリンタ34から印字出力される。こ
れにより、給油所では該発注伝票に基づき当該油槽所へ
油液を発注する。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、POS端末機は、
前記各計量機と前記各貯油タンクとの配管接続に関する
対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、前記各貯油タ
ンク毎に貯油量を記憶する貯油量記憶手段と、前記各貯
油タンク毎の貯油液種を記憶する油種記憶手段と、前記
各貯油タンク毎に貯油量の補給基準値を記憶する補給基
準値記憶手段と、前記複数の計量機のうちの一の計量機
から給油データが供給される毎に、当該一の計量機が配
管接続されている貯油タンクを前記対応関係記憶手段に
記憶されている対応関係に基づいて選択し、前記貯油量
記憶手段に記憶されている当該選択された貯油タンクの
貯油量から、該給油データに基づき得られる当該一の計
量機による給油量を減算し、該減算結果を当該選択され
た貯油タンクの新規貯油量として前記貯油量記憶手段に
更新記憶すると共に、該新規貯油量を前記補給基準値記
憶手段に記憶された当該選択された貯油タンクの補給基
準値と比較して当該選択された貯油タンクへの油液の補
給の要否を判定する貯油量管理制御手段と、該貯油量管
理制御手段により油液の補給の要と判定された時には、
前記油種記憶手段に記憶された当該選択された貯油タン
クに対応する液種について、当該選択された貯油タンク
へ補給案内を報知する報知手段とを具備する構成とした
ので、以下の効果を奏する。
給油作業を終了した計量機からPOS端末機へ給油デ
ータが出力された時点で、当該貯油タンクの貯油量が補
給基準値を下回った場合には報知が行なわれるため、給
油作業者は当該貯油タンクへの油液の補給が必要である
ことを即座に確認することができる。これにより、各貯
油タンクの的確な貯油量管理を行なうことができる。
曜日別に且つ貯油タンク別に補給基準値を設定するこ
とができるため、例えば休日の前日等には早目に油液の
仕込を行なうことが可能となる。
従来のように貯油タンク毎に液面計を設置したり、該
液面計と給油所建屋内の液面表示制御装置等との間の配
線工事を行う等が不要となるため、これら設備投資に伴
う経費の低減を達成することができる。
本願考案の給油所POSシステムは、計量機から給油
データが供給された際に、対応関係記憶手段から前記計
量機に対応する貯油タンクを選択し、選択された貯油タ
ンクに対応する貯油量記憶手段の貯油量だけを更新し、
更新された貯油量と当該選択された貯油タンクの補給基
準値とだけを比較し、補給の要否を判断する構成となっ
ており、常時各貯油タンクの貯油量と各貯油タンクの補
給基準値とを比較する必要がなく、給油を行なった時だ
けに、給油を行なった計量機に対応する貯油タンクの貯
油量だけが補給基準値と比較されるので、伝票発行処
理、販売管理処理等の多くの演算処理を行なう必要のあ
る給油所POSシステムのCPUの負荷が増加するのを
防止し、上記各処理を遅延させることなく、複数の貯油
タンクの貯油量管理処理及び補給の報知処理を給油所P
OSシステム上で行なうことができる。
すなわち、給油所POSシステム上において、貯油管理
制御を行なった際に、給油所POSシステム上で行なわ
れる他の処理の処理速度が低下するのを防止することが
できる。
各計量機と各貯油タンクとの配管接続に関する対応関
係を記憶する対応関係記憶手段を設けたことにより、複
数の計量機と複数の貯油タンクが設けられた給油所に容
易に対応することができる。
さらに、各計量機と各貯油タンクとの配管接続の対応関
係が対応関係記憶手段にデータとして記憶されることに
なるので、各計量機と各貯油タンクとの接続配管の対応
関係に変更があった場合や、計量機もしくは貯油タンク
の数に変更があった場合に、給油所POSシステムにお
いてプログラムの変更や基盤の取り替えを必要とせず、
対応関係記憶手段のデータを書き換えるだけの操作で容
易に対応することができる。
また、各貯油タンクごとの油種を記憶する油種記憶手
段を設けたことにより、貯油タンクの油種に変更が合っ
ても、油種記憶手段のデータを書き換えるだけの操作で
容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の構成を示す図であり、第1図
は給油所の計量機と貯油タンクとの構成例を示す概略
図、第2図は給油所POSシステムの構成を示すブロッ
ク図、第3図(イ)は貯油タンク別貯油量記憶メモリM
aの構成を示す概念図、同図(ロ)は計量機/貯油タン
クNO.対応メモリMbの構成を示す概念図、同図(ハ)は
貯油タンク/油種対応メモリMcの構成を示す概念図、
同図(ニ)は補給基準値記憶メモリMdの構成を示す概
念図、第4図は補給基準値登録処理の構成を示すフロー
チャート、第5図は補給処理の構成を示すフローチャー
ト、第6図は貯油量管理処理の構成を示すフローチャー
ト、第7図は発注処理の構成を示すフローチャート、第
8図は発注ファイルの構成を示す概念図である。 1〜6……計量機、1a〜6a……給油ノズル、11〜
13……貯油タンク、14〜19……配管、20……P
OS端末機、22……CPU(貯油量管理制御手段)、
28……ブザー、30……CRTディスプレイ(以上、
報知手段)、Ma……貯油タンク別貯油量記憶メモリ
(貯油量記憶手段)、Mb……計量機/貯油タンク対応
メモリ(対応関係記憶手段)。Md……補給基準値記憶
メモリ(補給基準値記憶手段)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管を介して連通された貯油タンクより油
    液を汲上げ、給油ノズルから車両へ給油量を計測しなが
    ら給油する計量機と、 前記計量機と伝送線を介して接続され、前記計量機から
    給油作業の都度供給される給油データに基づき前記計量
    機による販売管理を行なうPOS端末機と、 を有し、複数の前記貯油タンクと複数の前記計量機と単
    一のPOS端末機とから構成してなる給油所POSシス
    テムにおいて、 前記POS端末機は、 前記各計量機と前記各貯油タンクとの配管接続に関する
    対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、 前記各貯油タンク毎に貯油量を記憶する貯油量記憶手段
    と、 前記各貯油タンク毎の貯油液種を記憶する油種記憶手段
    と、 前記各貯油タンク毎に貯油量の補給基準値を記憶する補
    給基準値記憶手段と、 前記複数の計量機のうちの一の計量機から給油データが
    供給される毎に、当該一の計量機が配管接続されている
    貯油タンクを前記対応関係記憶手段に記憶されている対
    応関係に基づいて選択し、前記貯油量記憶手段に記憶さ
    れている当該選択された貯油タンクの貯油量から、該給
    油データに基づき得られる当該一の計量機による給油量
    を減算し、該減算結果を当該選択された貯油タンクの新
    規貯油量として前記貯油量記憶手段に更新記憶すると共
    に、該新規貯油量を前記補給基準値記憶手段に記憶され
    た当該選択された貯油タンクの補給基準値と比較して当
    該選択された貯油タンクへの油液の補給の要否を判定す
    る貯油量管理制御手段と、 該貯油量管理制御手段により油液の補給の要と判定され
    た時には、前記油種記憶手段に記憶された当該選択され
    た貯油タンクに対応する液種について、当該選択された
    貯油タンクへの補給案内を報知する報知手段とを具備す
    ることを特徴とする給油所POSシステム。
  2. 【請求項2】前記補給基準値記憶手段は、前記貯油タン
    ク毎の貯油量の補給基準値を曜日毎に記憶するものであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の給油所POSシステム。
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