JP6497971B2 - 異常検知方法及び異常検知装置 - Google Patents
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Description
所定の集計期間における燃料油が貯蔵された地下タンクと第1の配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得し、所定の集計期間における燃料油の注出量の合計を演算する工程と、
地下タンクに設置された油面計を用いて、所定の集計期間に生じた地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を入力し、所定の集計期間における地下タンクの燃料油の増減量を演算する工程と、
所定の集計期間における地下タンクへと第2の配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得し、所定の集計期間における燃料油の注入量の合計を演算する工程と、
所定の集計期間における計量機からの燃料油の注出量の合計とタンクローリー車からの注入された注入量の合計との差分と、所定の集計期間における地下タンクの燃料油の増減量との差分を演算する工程と、
差分の絶対値が所定の集計期間に生じる許容誤差内かどうかを判定する工程と、
差分が許容誤差内でない場合に、油面計から、計量機からの車両への注出の開始前の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注出における、計量機からの燃料油の注出量を取得する工程と、
油面計から注出の終了後の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注出の前後に生じた地下タンクの増減量を演算する工程と、
注出の前後に生じた地下タンクの燃料油の増減量と注出についての計量機からの燃料油の注出量との差分を演算する工程と、
差分が注出の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、計量機からの燃料油の注出量より地下タンクの燃料油の増減量が大きい場合に、地下タンクと、第1の配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
差分が許容誤差範囲を超える場合であって、地下タンクの燃料油の増減量より計量機からの燃料油の注出量が大きい場合に、地下タンクと、第1の配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
を備えたことを特徴とする。
所定の集計期間における燃料油が貯蔵された地下タンクと第1の配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得し、所定の集計期間における燃料油の注出量の合計を演算する工程と、
地下タンクに設置された油面計を用いて、所定の集計期間に生じた地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を入力し、所定の集計期間における地下タンクの燃料油の増減量を演算する工程と、
所定の集計期間における地下タンクへと第2の配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得し、所定の集計期間における燃料油の注入量の合計を演算する工程と、
所定の集計期間における計量機からの燃料油の注出量の合計とタンクローリー車からの注入された注入量の合計との差分と、所定の集計期間における地下タンクの燃料油の増減量との差分を演算する工程と、
差分の絶対値が所定の集計期間に生じる許容誤差内かどうかを判定する工程と、
差分が許容誤差内でない場合に、油面計から、地下タンクへの燃料油のタンクローリー車からの注入開始前の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注入における、地下タンクへと第2の配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得する工程と、
油面計から注入の終了後の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注入の前後に生じた地下タンクの増減量を演算する工程と、
注入の前後に生じた地下タンクの燃料油の増減量と注入における、タンクローリー車からの燃料油の注入量との差分を演算する工程と、
差分が注入の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、タンクローリー車からの燃料油の注入量が地下タンクの燃料油の増減量よりも大きい場合に、地下タンクと、第2の配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
差分が許容誤差範囲を超える場合であって、地下タンクの燃料油の増減量がタンクローリー車からの燃料油の注入量よりも大きい場合に、地下タンクと、第2の配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
を備えたことを特徴とする。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、計量機からの車両への注出の開始前の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注出における、地下タンクと配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得する工程と、
油面計から注出の終了後の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注出の前後に生じた地下タンクの増減量を演算する工程と、
注出の前後に生じた地下タンクの燃料油の増減量と注出についての計量機からの燃料油の注出量との差分を演算する工程と、
差分が注出の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、計量機からの燃料油の注出量より地下タンクの燃料油の増減量が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
差分が許容誤差範囲を超える場合であって、地下タンクの燃料油の増減量より計量機からの燃料油の注出量が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、負圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性は低いものとして、前記地下タンクを前記燃料油の漏洩箇所として特定する工程と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記水分の混入箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する工程と、
を備えたことを特徴とする。
水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、配管の状態情報を取得し、状態情報に基づいて、水分の混入箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する工程と、
をさらに備えると良い。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、地下タンクへの燃料油のタンクローリー車からの注入開始前の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注入における、地下タンクへと配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得する工程と、
油面計から注入の終了後の地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
注入の前後に生じた地下タンクの増減量を演算する工程と、
注入の前後に生じた地下タンクの燃料油の増減量と注入における、タンクローリー車からの燃料油の注入量との差分を演算する工程と、
差分が注入の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、タンクローリー車からの燃料油の注入量が地下タンクの燃料油の増減量よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
差分が許容誤差範囲を超える場合であって、地下タンクの燃料油の増減量がタンクローリー車からの燃料油の注入量よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、正圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記燃料油の漏洩箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する工程と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性は低いものとして、前記地下タンクを水分の混入箇所として特定する工程と、
を備えたことを特徴とする。
水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、配管の状態情報を取得し、状態情報に基づいて、前記水分の混入箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する工程と、
をさらに備えると好適である。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、計量機からの車両への注出の開始前と終了後のそれぞれの地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する第1の取得部と、
注出における、地下タンクと配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得する第2の取得部と、
注出の前後に生じた地下タンクの増減量を演算する増減量演算部と、
注出の前後に生じた地下タンクの燃料油の増減量と注出についての計量機からの燃料油の注出量との差分を演算する差分演算部と、
差分が注出の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、計量機からの燃料油の注出量より地下タンクの燃料油の増減量が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
差分が許容誤差範囲を超える場合であって、地下タンクの燃料油の増減量より計量機からの燃料油の注出量が大きい場合に、前記地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、負圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性は低いものとして、前記地下タンクを前記燃料油の漏洩箇所として特定する第1の特定部と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記水分の混入箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する第2の特定部と、
を備えたことを特徴とする。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、地下タンクへの燃料油のタンクローリー車からの注入開始前と注入終了後のそれぞれの地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得する第1の取得部と、
注入における、地下タンクへと配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得する第2の取得部と、
注入の前後に生じた地下タンクの増減量を演算する増減量演算部と、
注入の前後に生じた地下タンクの燃料油の増減量と注入についてのタンクローリー車からの燃料油の注入量との差分を演算する差分演算部と、
差分が注入の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、タンクローリー車からの燃料油の注入量が地下タンクの燃料油の増減量よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
差分が許容誤差範囲を超える場合であって、地下タンクの燃料油の増減量がタンクローリー車からの燃料油の注入量よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、正圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記燃料油の漏洩箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する第1の特定部と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性は低いものとして、前記地下タンクを水分の混入箇所として特定する第2の特定部と、
を備えたことを特徴とする。
図1は、実施の形態1における異常検知システムの構成を示す構成図の一例である。図1において、異常検知システム100は、POS(Point of Sales)管理装置120、貯蔵タンク102(地下タンク)、計量機(給油器)104、配管112、及び配管114が配置される。貯蔵タンク102、配管112、及び配管114は、地下に埋設される。配管112は、貯蔵タンク102と計量機104とを接続する。また、配管114は、一端側が貯蔵タンク102に接続されると共に他端側が地上において端部がタンクローリー車116からの燃料油の注入を受ける配管注入口116に接続される。なお、図1に示すように、POS管理装置120にはインターネット等の外部通信回線を介してデータ管理装置500が通信可能に配置されていても良い。異常検知システム100は、ガソリンスタンドに代表される給油所に設置される。給油所には、ガソリン、軽油、及び灯油等の燃料油を一般車両300に販売するガソリンスタンド(GS)(或いはSS:サービスステーション)の他に、運送事業者等が自己の事業に使用する車両(タクシー、バス、或いはトラック等)に燃料油を供給する給油場所も含まれる。ここで言う燃料油には、その他、液化状の天然ガス、及び液化状の水素等も含まれてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、ベーパー量を考慮して測定する工程で説明したが、ベーパー量が微量であることより、最初から考慮しない工程で判定する事も可能である。その場合は、ベーパー量をゼロとして、各工程に照らして対応する事で同様に判定できる。
11 メモリ
12 決算処理部
20 注出量POSデータ受信部
21,23,25,42 記憶装置
22 注入量POSデータ受信部
24 油面位置データ受信部
30 注入・注出予定情報受信部
32 増減量演算部
34 注出量演算部
36 差分演算部
38 ベーパー量演算部
40 許容値演算部
44 注入量演算部
46,47 差分演算部
48 判定結果出力部
50〜53,56〜59,62〜65 判定部
54,55,60,61 特定部
102 貯蔵タンク
104 計量機
106 タンクローリー車
100 異常検知システム
112 配管
114 配管
116 配管注入口
120 POS管理装置
130 放出弁
131 配管
300 車両
500 データ管理装置
Claims (6)
- 所定の集計期間における燃料油が貯蔵された地下タンクと第1の配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得し、前記所定の集計期間における燃料油の注出量の合計を演算する工程と、
前記地下タンクに設置された油面計を用いて、前記所定の集計期間に生じた前記地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記所定の集計期間における地下タンクの燃料油の増減量を演算する工程と、
前記所定の集計期間における前記地下タンクへと第2の配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得し、前記所定の集計期間における燃料油の注入量の合計を演算する工程と、
前記所定の集計期間における前記計量機からの燃料油の注出量の合計と前記タンクローリー車からの注入された注入量の合計との差分と、前記所定の集計期間における前記地下タンクの燃料油の増減量との差分を演算する工程と、
前記差分の絶対値が前記所定の集計期間に生じる許容誤差内かどうかを判定する工程と、
前記差分が許容誤差内でない場合に、前記油面計から、前記計量機からの車両への注出の開始前の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注出における、前記計量機からの燃料油の注出量を取得する工程と、
前記油面計から前記注出の終了後の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注出の前後に生じた前記地下タンクの増減量を演算する工程と、
前記注出の前後に生じた前記地下タンクの前記燃料油の増減量と前記注出についての前記計量機からの前記燃料油の注出量との差分を演算する工程と、
前記差分が前記注出の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量より前記地下タンクの前記燃料油の増減量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記第1の配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の増減量より前記計量機からの前記燃料油の注出量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記第1の配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
を備えたことを特徴とする異常検知方法。 - 所定の集計期間における燃料油が貯蔵された地下タンクと第1の配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得し、前記所定の集計期間における燃料油の注出量の合計を演算する工程と、
前記地下タンクに設置された油面計を用いて、前記所定の集計期間に生じた前記地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記所定の集計期間における地下タンクの燃料油の増減量を演算する工程と、
前記所定の集計期間における前記地下タンクへと第2の配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を取得し、前記所定の集計期間における燃料油の注入量の合計を演算する工程と、
前記所定の集計期間における前記計量機からの燃料油の注出量の合計と前記タンクローリー車からの注入された注入量の合計との差分と、前記所定の集計期間における前記地下タンクの燃料油の増減量との差分を演算する工程と、
前記差分の絶対値が前記所定の集計期間に生じる許容誤差内かどうかを判定する工程と、
前記差分が許容誤差内でない場合に、前記油面計から、前記地下タンクへの燃料油のタンクローリー車からの注入開始前の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注入における、前記地下タンクへと配管を介して前記タンクローリー車からの燃料油の注入量を取得する工程と、
前記油面計から前記注入の終了後の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注入の前後に生じた前記地下タンクの増減量を演算する工程と、
前記注入の前後に生じた前記地下タンクの前記燃料油の増減量と前記注入における、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量との差分を演算する工程と、
前記差分が前記注入の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量が前記地下タンクの前記燃料油の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記第2の配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記第2の配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
を備えたことを特徴とする異常検知方法。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、計量機からの車両への注出の開始前の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注出における、前記地下タンクと配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得する工程と、
前記油面計から前記注出の終了後の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注出の前後に生じた前記地下タンクの増減量を演算する工程と、
前記注出の前後に生じた前記地下タンクの前記燃料油の増減量と前記注出についての前記計量機からの前記燃料油の注出量との差分を演算する工程と、
前記差分が前記注出の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量より前記地下タンクの前記燃料油の増減量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記地下タンクと前記計量機とを接続する配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の増減量より前記計量機からの前記燃料油の注出量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記地下タンクと前記計量機とを接続する配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、負圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性は低いものとして、前記地下タンクを前記燃料油の漏洩箇所として特定する工程と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記水分の混入箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する工程と、
を備えたことを特徴とする異常検知方法。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、前記地下タンクへの燃料油のタンクローリー車からの注入開始前の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注入における、前記地下タンクへと配管を介して前記タンクローリー車からの燃料油の注入量を取得する工程と、
前記油面計から前記注入の終了後の前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する工程と、
前記注入の前後に生じた前記地下タンクの増減量を演算する工程と、
前記注入の前後に生じた前記地下タンクの前記燃料油の増減量と前記注入における、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量との差分を演算する工程と、
前記差分が前記注入の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量が前記地下タンクの前記燃料油の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、正圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記燃料油の漏洩箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する工程と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性は低いものとして、前記地下タンクを水分の混入箇所として特定する工程と、
を備えたことを特徴とする異常検知方法。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、計量機からの車両への注出の開始前と終了後のそれぞれの前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する第1の取得部と、
前記注出における、前記地下タンクと配管で接続された前記計量機からの燃料油の注出量を取得する第2の取得部と、
前記注出の前後に生じた前記地下タンクの増減量を演算する増減量演算部と、
前記注出の前後に生じた前記地下タンクの前記燃料油の増減量と前記注出についての前記計量機からの前記燃料油の注出量との差分を演算する差分演算部と、
前記差分が前記注出の期間に生じ許容誤差範囲を超える場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量より前記地下タンクの前記燃料油の増減量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の増減量より前記計量機からの前記燃料油の注出量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、負圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性は低いものとして、前記地下タンクを前記燃料油の漏洩箇所として特定する第1の特定部と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記水分の混入箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する第2の特定部と、
を備えたことを特徴とする異常検知装置。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、前記地下タンクへの燃料油のタンクローリー車からの注入開始前と注入終了後のそれぞれの前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得する第1の取得部と、
前記注入における、前記地下タンクへと配管を介して前記タンクローリー車からの燃料油の注入量を取得する第2の取得部と、
前記注入の前後に生じた前記地下タンクの増減量を演算する増減量演算部と、
前記注入の前後に生じた前記地下タンクの前記燃料油の増減量と前記注入についての前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量との差分を演算する差分演算部と、
前記差分が前記注入の期間に生じる許容誤差範囲を超える場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量が前記地下タンクの前記燃料油の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定された場合に、正圧配管との前記配管の内部圧力状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管からの漏洩の可能性が高いものとして、前記配管、次に前記地下タンクの順で前記燃料油の漏洩箇所を特定或いは信憑度合の大小を判定する第1の特定部と、
前記水分の混入が生じた可能性があると判定された場合に、前記配管の前記状態情報を取得し、前記状態情報に基づいて、前記配管から前記水分の混入の可能性は低いものとして、前記地下タンクを水分の混入箇所として特定する第2の特定部と、
を備えたことを特徴とする異常検知装置。
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