JP7324152B2 - 燃料油の荷卸し量測定装置及び燃料油の荷卸し量測定方法 - Google Patents

燃料油の荷卸し量測定装置及び燃料油の荷卸し量測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料油の荷卸し量測定装置及び燃料油の荷卸し量測定方法に関し、例えば、車両に燃料を供給するサービスステーション(SS)における燃料油の荷卸し量を測定する手法に関する。
ガソリンスタンドに代表される給油所には、地下タンクが埋設されている。タンクローリー車からガソリン、軽油、灯油等の燃料油の荷卸(注入)を受けて、かかる地下タンクに燃料油が貯蔵される。そして、地下タンクに接続された各計量機が地下タンク内に貯蔵された燃料油を車両に給油(注出)している。
かかる設備について、タンクローリー車からの荷卸しの際に、荷卸し量と地下タンクの燃料油の増加量とが一般的には一致しない。これは、荷卸しの際に、燃料油が気化して、大気中に拡散することに起因する。よって、気化量を高精度に把握できない場合、タンクローリー車が荷卸しした荷卸し量が本当に正しい値なのかどうかが分からないといった問題があった。特に、タンクローリー車からの荷卸しと計量機から車両への給油とを同時に行っていた場合、かかる気化量を高精度に把握することが困難であった。そのため、正確な荷卸し量を測定することが求められている。
ここで、地下タンクへの燃料受け入れ時に発生する気化分を回収する回収装置の回収量を記憶し、タンクローリーから受け入れる燃料油の気化の影響を受けないとする漏洩検査装置について開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、かかる技術では、大気中に拡散する気化分は想定されていない。
特開2011-149830号公報
そこで、本発明の一態様は、従来に比べて高精度な荷卸し量を測定可能な装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の燃料油の荷卸し量測定装置は、
給油所における過去の実績データに基づいた燃料油の気化量を記憶する記憶装置と、
地下タンクへとタンクローリー車から燃料油の荷卸しを行う場合に、荷卸しが単独で行われる第1のケースと、荷卸しと、地下タンクから計量機を介した車両への給油とが同時に行われる第2のケースとのうち、1つを判定する第1の判定部と、
地下タンクの油面計を用いて地下タンクにおける燃料油の増減量を検出するタンク増減量検出部と、
判定された結果に応じて、記憶装置から記憶された気化量を読み出し、読み出された気化量を用いて、地下タンクにおける燃料油の気化量を算出する気化量算出部と、
地下タンクの燃料油の増減量と、算出された気化量とを用いて、荷卸しにおける燃料油の荷卸し量を演算する荷卸し量算出部と、
を備えたことを特徴とする。
また、記憶装置は、上述した気化量を演算する関数若しくは関数の係数を記憶すると好適である。
また、地下タンクの油面計を用いて、荷卸しの開始タイミングを判定する第2の判定部をさらに備えると好適である。
また、第1の判定部は、地下タンクの油面の上昇と、計量器での計量と、が同時に生じた場合に、荷卸しと給油とが同時に実施されると判定すると好適である。
また、荷卸しが単独で実施される場合における気化量を演算するための第1の関数と、荷卸しと給油とが同時に実施される場合における気化量を演算するための第2の関数は、それぞれ給油所毎に個別に設定されると好適である。
本発明の一態様の燃料油の荷卸し量測定方法は、
地下タンクへとタンクローリー車から燃料油の荷卸しを行う場合に、荷卸しが単独で行われる第1のケースと、荷卸しと、地下タンクから計量機を介した車両への給油とが同時に行われる第2のケースとのうち、1つを判定する工程と、
地下タンクの油面計を用いて地下タンクにおける燃料油の増減量を検出する工程と、
判定された結果に応じて、給油所における過去の実績データに基づいた燃料油の気化量を記憶する記憶装置から記憶された気化量を読み出し、読み出された気化量を用いて、地下タンクにおける燃料油の気化量を演算する工程と、
地下タンクの燃料油の増減量と、算出された気化量とを用いて、荷卸しにおける燃料油の荷卸し量を算出し、出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、従来に比べて高精度な荷卸し量を測定できる。
実施の形態1における荷卸し量測定システムの構成を示す構成図の一例である。 実施の形態1におけるPOS管理装置の内部構成を示す図である。 実施の形態1における荷卸し量測定方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における実績データ(ビックデータ)の一例を示す図である。 実施の形態1における各ケースを説明するための図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における荷卸し量測定システムの構成を示す構成図の一例である。図1において、荷卸し量測定システム100は、POS(Point of Sales)管理装置120(荷卸し量測定装置)、貯蔵タンク102(地下タンク)、計量機(給油器)104、配管112、及び配管114が配置される。貯蔵タンク102、配管112、及び配管114は、地下に埋設される。配管112は、貯蔵タンク102と計量機104とを接続する。また、配管114は、一端側が貯蔵タンク102に接続されると共に他端側が地上において端部がタンクローリー車116からの燃料油の注入を受ける配管注入口116に接続される。なお、図1に示すように、POS管理装置120にはインターネット等の外部通信回線を介してデータ管理装置500が通信可能に配置される。荷卸し量測定システム100は、ガソリンスタンドに代表される給油所に設置される。給油所には、ガソリン、軽油、及び灯油等の燃料油を一般車両300に販売するガソリンスタンド(GS)(或いはSS:サービスステーション)の他に、運送事業者等が自己の事業に使用する車両(タクシー、バス、或いはトラック等)に燃料油を供給する給油場所も含まれる。ここで言う燃料油には、その他、液化状の天然ガス、及び液化状の水素等も含まれてもよい。
データ管理装置500内には、データ処理部502及び磁気ディスク装置等の記憶装置504が配置される。
タンクローリー車106が給油所に到来すると、タンクローリー車106の配管は配管注入口116に接続される。その後、タンクローリー車106によって運ばれてきた燃料油は、配管114内を流れて貯蔵タンク102内に注入される。その際、タンクローリー車106からの注入量の情報は、POS管理装置120に送信される。例えば、無線通信を介して通信される。或いは、通信手段が搭載されていない場合にはPOS管理装置120に直接入力されても構わない。注入量の情報は、タンクローリー車106に搭載された計量器(注油計)で測定した値を用いても良いし、計量器が無い場合には搭載量(貯蔵量)が予め定まっている場合には、かかる定まった量を用いても良い。タンクローリー車106からの注入(荷卸し)は、例えば、給油所の営業時間内、或いは給油所の営業時間外の夜間或いは休業日に行われる。
配管114の地下途中には配管131が分岐される。地下の配管131は地上の排出口130に接続される。貯蔵タンク102或いは配管114内で燃料油が気化したガスによって貯蔵タンク102内の圧力が所定の値を超えた場合に、圧力調整のために気化したガスは、配管131を介して放出弁130から大気中に放出される。
地上に配置された計量機104は、配管112を介して貯蔵タンク102内に貯蔵された燃料油を車両300に注出(給油)する。例えば、計量機104内に配置された図示しないポンプによって貯蔵タンク102内に貯蔵された燃料油を移送させる。そして、計量しながら車両に注出する。図1では、1つの計量機104が示されているが、これに限るものではなく、複数の計量機104が同じ給油所内に配置されても構わない。そして、各計量機104はそれぞれ対応する配管112によって貯蔵タンク102と接続すればよい。計量機104によって車両に注出された注出量の情報は、POS管理装置120に送信される。例えば、無線通信或いは有線のローカルエリアネットワーク(LAN)を介して通信される。
また、貯蔵タンク102内には、油面計108が配置(設置)される。油面計108は貯蔵タンク102内に貯蔵された燃料油の油面の位置(或いは変位)を測定する。油面計108によって測定されたデータは、制御回路110に出力される。図1では、制御回路110が地下に配置されているがこれに限るものではなく、地上に配置されても構わない。制御回路110は、測定された燃料油の油面の位置(或いは変位)の情報をPOS管理装置120に送信する。例えば、無線通信或いは有線のローカルエリアネットワーク(LAN)を介して通信される。
図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成を記載している。荷卸し量測定システム100にとって、通常、必要なその他の構成を備えていても構わない。
ここで、上述したように、かかる設備について、タンクローリー車106からの荷卸しの際に、荷卸し量と貯蔵タンク102の燃料油の増加量とが一般的には一致しない。これは、荷卸しの際に、燃料油が気化して、大気中に拡散することに起因する。よって、気化量を高精度に把握できない場合、個別ケースにおけるタンクローリー車106が荷卸しした荷卸し量が本当に正しい値なのかどうかが分からないといった問題があった。特に、タンクローリー車106からの荷卸しと計量機104から車両300への給油とを同時に行っていた場合、かかる気化量を高精度に把握することが困難であった。そのため、正確な荷卸し量を測定することが求められている。
燃料油の気化量として、上述した放出弁130からの放出ガス量(ベーパー放出量)の他、タンクローリー車116から貯蔵タンク102に燃料油の注入(荷卸し)を受ける際に、配管注入口116付近から気化する気化量、及び計量機104から車両300に注出(給油)する際に、ノズル付近から気化する気化量が挙げられる。実施の形態1では、例えば、国内の複数の給油所について、或いはさらに外国の複数の給油所について、給油所毎に、荷卸し時及び給油時における各データを所定の期間、モニタする。例えば、数か月間モニタする。或いは、1年間モニタする。各給油所にて得られたデータは、POS管理装置120からインターネット等の外部通信回線を介してデータ管理装置500に送信され、データ管理装置500内の記憶装置504に蓄積される。実施の形態1では、かかるデータ管理装置500内に蓄積されたビックデータを使って給油所毎の特性を加味したケース毎の気化量の演算式(関数)を求める。
図2は、実施の形態1におけるPOS管理装置の内部構成を示す図である。図2において、POS管理装置120内には、通信制御部10、メモリ11、磁気ディスク装置等の記憶装置21,23,25,28、決算処理部12、データ通信処理部13、給油量POSデータ受信部20、注入量POSデータ受信部22、油面位置データ受信部24、パラメータ算出部26、タンク増減量検出部29、判定部30、判定部32、判定部34、気化量算出部36、荷卸し量算出部42、及び荷卸し量出力部44が配置される。決算処理部12、データ通信処理部13、給油量POSデータ受信部20、注入量POSデータ受信部22、油面位置データ受信部24、パラメータ算出部26、タンク増減量検出部29、判定部30、判定部32、判定部34、気化量算出部36、荷卸し量算出部42、及び荷卸し量出力部44といった各「~部」は、処理回路を含み、その処理回路には、電気回路、コンピュータ、プロセッサ、回路基板、或いは、半導体装置等が含まれる。また、各「~部」は、共通する処理回路(同じ処理回路)を用いてもよい。或いは、異なる処理回路(別々の処理回路)を用いても良い。決算処理部12、データ通信処理部13、給油量POSデータ受信部20、注入量POSデータ受信部22、油面位置データ受信部24、パラメータ算出部26、タンク増減量検出部29、判定部30、判定部32、判定部34、気化量算出部36、荷卸し量算出部42、及び荷卸し量出力部44内に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度メモリ11に記憶される。また、POS管理装置120には、図示しないキーボード乃至マウス等の入力機器、及び、モニタ乃至プリンタ等の出力機器といった周辺機器が接続されていても構わない。
なお、図2では、POS管理装置120内に、パラメータ算出部26、タンク増減量検出部29、判定部30、判定部32、判定部34、気化量算出部36、荷卸し量算出部42、及び荷卸し量出力部44が配置されているが、これに限るものではなく、給油所の外部に設置されたデータ管理装置500内に配置されても良い。或いは、ビックデータを蓄積するデータ管理装置500内の記憶装置504(及びデータ処理部502)がPOS管理装置120内に配置されても良い。
制御回路110は、所定のサンプリング周期で、測定された燃料油の油面の位置(或いは変位)の情報(油面位置データ)をPOS管理装置120に送信する。例えば、1秒毎或いは数秒毎に油面位置データを送信する。油面位置データ受信部24は、通信制御部10を介して、制御回路110から油面計108により測定された油面位置データを受信する。受信された油面位置データは、測定日時(或いは受信日時)のデータと共に記憶装置25に格納される。また、データ通信処理部13は、測定日時に紐付けされた油面位置データ(ビックデータの一部)を、通信制御部10を介してデータ管理装置500に送信する。データ管理装置500内では、受信されたデータを図示しない記憶装置に蓄積する。
計量機104から車両300への燃料油の注出(給油)が行われると、計量機104からは給油量POSデータがPOS管理装置120に送信される。注出(給油)を受けたユーザが、クレジットカードにより注出代金を支払う場合、決済処理部12は、カード情報に含まれるユーザ識別情報と支払処理情報とを用いて、供給されたガソリン等の動力源に対する代金の支払処理を行う。給油量POSデータには、ユーザ識別情報(個人情報)、給油場所(GS名等)、給油量、給油料金、支払処理に関する支払処理情報(決済情報)、計量機104の識別情報(支払処理装置識別情報)、及び、給油を行った日時(開始時刻および終了時刻)である給油時刻情報等の取引データが含まれる。ユーザが現金にて代金の支払を行う場合には、ユーザ識別情報及び支払処理情報は含まれないことになる。給油量POSデータ受信部20は、計量機104による注出処理の都度、通信制御部10を介して、計量機104から給油量POSデータを受信する。給油量POSデータのうち少なくとも給油量は、給油開始から終了まで連続して、或いは所定のサンプリング周期で受信される。受信された給油量POSデータは、記憶装置21に格納される。また、データ通信処理部13は、給油量POSデータのうち、ユーザに関する情報、及び決済情報を除いた給油データ(ビックデータの一部)を、通信制御部10を介してデータ管理装置500に送信する。なお、データ通信処理部13は、給油量POSデータに含まれる情報をすべてデータ管理装置500に送信しても構わない。データ管理装置500内では、受信されたデータを図示しない記憶装置に蓄積する。
また、タンクローリー車106から貯蔵タンク102への燃料油の注入(荷卸し)が行われると、その都度、タンクローリー車106からは注入量POSデータがPOS管理装置120に送信される。注入量POSデータ受信部22は、通信制御部10を介して、タンクローリー車106から注入量POSデータを受信する。タンクローリー車106に計量器及び通信機能がある場合には、注入量POSデータのうち少なくとも注入量は、注入開始から終了まで連続して、或いは所定のサンプリング周期で受信される。タンクローリー車106に計量器或いは通信機能が無い場合には、注入量POSデータ受信部22は、キーボード等を介して直接注入量POSデータの入力を受ける。受信された、或いは直接入力された注入量POSデータは、記憶装置23に格納される。注入量POSデータには、タンクローリー運転者の識別情報(個人情報)、給油場所(GS名等)、注入量、給油料金、タンクローリー車106の識別情報、及び、注入を行った日時(開始時刻および終了時刻)である注入時刻情報等の取引データが含まれる。注入量POSデータ受信部22は、タンクローリー車106からの荷卸しの都度、通信制御部10を介して、タンクローリー車106から注入量POSデータを受信する。また、データ通信処理部13は、注入量POSデータのうち、タンクローリー車106及び運転者に関する情報、及び給油料金を除いた荷卸しデータ(ビックデータの一部)を、通信制御部10を介してデータ管理装置500に送信する。なお、データ通信処理部13は、注入量POSデータに含まれる情報をすべてデータ管理装置500に送信しても構わない。データ管理装置500内では、受信されたデータを図示しない記憶装置に蓄積する。
図3は、実施の形態1における荷卸し量測定方法の要部工程を示すフローチャート図である。図3において、実施の形態1における荷卸し量測定方法は、個別パラメータ(係数)算出工程(S102)と、荷卸し開始判定工程(S104)と、同時/単独判定工程(S106)と、荷卸し終了判定工程(S102)と、タンク増減量検出工程(S108)と、気化量算出工程(S110)と、荷卸し量算出工程(S112)と、いう一連の工程を実施する。
個別パラメータ(係数)算出工程(S102)として、パラメータ算出部26は、通信制御部10を介して、データ管理装置500内の記憶装置504に蓄積されたビックデータを参照して、荷卸しが単独で行われる荷卸し単独ケース(第1のケース)における気化量演算関数F1をフィッティングする。同様に、パラメータ算出部26は、通信制御部10を介して、データ管理装置500内の記憶装置504に蓄積されたビックデータを参照して、給油が単独で行われる給油単独ケース(第3のケース)における気化量演算関数F2をフィッティングする。同様に、パラメータ算出部26は、通信制御部10を介して、データ管理装置500内の記憶装置504に蓄積されたビックデータを参照して、荷卸しを行っている期間と給油を行っている期間が重なっている(荷卸しと給油が同時)の同時ケース(第2のケース)における気化量演算関数F3をフィッティングする。ビックデータを用いることで、対象にするケースの母数が多くなり、平均化され、より高精度な結果を得ることができる。
図4は、実施の形態1における実績データ(ビックデータ)の一例を示す図である。図4の例では、給油所毎に、例えば、日時、荷卸し開始時刻、荷卸し終了時刻、注入量、油面位置、給油量、給油開始時刻、給油終了時刻、連続給油回数、及び気化量の各データが定義される。データ処理部502は、入力された各データから連続給油回数、及び気化量を演算し、他のデータと関連させて記憶装置502に記憶する。例えば、気化量は、注入量Aから注入前後の油面位置から求められるタンクの増減量ΔBと給油量Cとを差し引いた値(A-ΔB-C)で求められる。その際、貯蔵タンク102内の燃料油は増加するのでタンクの増減量ΔBは、正の値になる。例えば、給油していない期間に、荷卸しを単独で行った場合、給油量Cがゼロなので、気化量は、(A-ΔB)で求められる。例えば、荷卸しを行っていない期間に、給油を単独で行った場合、注入量Aがゼロなので、気化量は、(-ΔB-C)で求められる。その際、貯蔵タンク102内の燃料油は減少する。よって、タンクの増減量ΔBは、負の値になるので、気化量は、通常、正の値として求められる。例えば、荷卸しを行っている期間と給油を行っている期間が重なっている場合(荷卸しと給油が同時の場合)、気化量は、(A-ΔB-C)で求められる。但し、気化量は、同じ注入量Aであっても注入時間によって、その値が左右され得る。注入時間は、注入開始時刻と注入終了時刻とから求めることができる。同様に、気化量は、同じ給油量Cであっても給油時間によって、その値が左右され得る。給油時間は、給油開始時刻と給油終了時刻とから求めることができる。同様に、気化量は、同じ給油時間であっても連続給油回数によって、その値が左右され得る。
パラメータ算出部26は、実績データ(ビックデータ)の中から荷卸しが単独で行われた複数のケースの各データを読み出し、フィッティング(近似)により、例えば、荷卸し時間t1、注入量A、及びタンクの増減量ΔBに依存した気化量を演算する関数F1’(t1,A,ΔB)の係数を求める。また、パラメータ算出部26は、実績データ(ビックデータ)の中から自身の給油所における荷卸しが単独で行われた複数のケースの各データを読み出し、同様に、例えば、荷卸し時間t1、注入量A、及びタンクの増減量ΔBに依存した気化量を演算する関数F1”(t1,A,ΔB)の係数を求める。そして、関数F1’(t1,A,ΔB)と関数F1”(t1,A,ΔB)との誤差δ1を求める。給油所毎に、特性が異なる場合がある。そこで、パラメータ算出部26は、給油所毎の特性を加味した関数F1(t1,A,ΔB,δ1)の個別パラメータ(係数)を算出する。関数F1として、例えば、次の式に示すような高次多項式(例えば、2次多項式)の係数a1,a2,・・・を求める。
F1=a1X+a2Y+a3Z+a4T+a5XY+a6YZ
+a7ZT・・・
X=ΔB
Y=δ1
Z=t1
T=A
また、パラメータ算出部26は、実績データ(ビックデータ)の中から給油が単独で行われた複数のケースの各データを読み出し、フィッティング(近似)により、例えば、給油時間t2、給油量C、連続給油回数m、及びタンクの増減量ΔBに依存した気化量を演算する関数F2’(t2,C,m,ΔB)の係数を求める。また、パラメータ算出部26は、実績データ(ビックデータ)の中から自身の給油所における給油が単独で行われた複数のケースの各データを読み出し、同様に、例えば、給油時間t2、給油量C、連続給油回数m、及びタンクの増減量ΔBに依存した気化量を演算する関数F2”(t2,C,m,ΔB)の係数を求める。そして、関数F2’(t2,C,m,ΔB)と関数F2”(t2,C,m,ΔB)との誤差δ2を求める。給油所毎に、特性が異なる場合がある。そこで、パラメータ算出部26は、給油所毎の特性を加味した関数F2(t2,C,m,ΔB,δ2)の個別パラメータ(係数)を算出する。関数F2として、例えば、次の式に示すような高次多項式(例えば、2次多項式)の係数b1,b2,・・・を求める。
F2=b1x+b2y+b3z+b4X+b5Y+b6xy+b7yz
+b8zX+b9XY+b10xz+b11yX+b12zY+・・・
x=t2
y=C
z=m
X=ΔB
Y=δ2
また、パラメータ算出部26は、実績データ(ビックデータ)の中から荷卸しを行っている期間と給油を行っている期間が重なっている(荷卸しと給油が同時に行われた)複数のケースの各データを読み出し、フィッティング(近似)により、例えば、荷卸し時間t1、注入量A、給油時間t2、給油量C、連続給油回数m、及びタンクの増減量ΔBに依存した気化量を演算する関数F3’(t1,A,t2,C,m,ΔB)の係数を求める。また、パラメータ算出部26は、実績データ(ビックデータ)の中から自身の給油所における荷卸しを行っている期間と給油を行っている期間が重なっている(荷卸しと給油が同時に行われた)複数のケースの各データを読み出し、同様に、例えば、荷卸し時間t1、注入量A、給油時間t2、給油量C、連続給油回数m、及びタンクの増減量ΔBに依存した気化量を演算する関数F3”(t1,A,t2,C,m,ΔB)の係数を求める。そして、関数F3’(t1,A,t2,C,m,ΔB)と関数F3”(t1,A,t2,C,m,ΔB)との誤差δ3を求める。給油所毎に、特性が異なる場合がある。そこで、パラメータ算出部26は、給油所毎の特性を加味した関数F3(t1,A,t2,C,m,ΔB,δ3)の個別パラメータ(係数)を算出する。関数F3として、例えば、次の式に示すような高次多項式(例えば、2次多項式)の係数c1,c2,・・・を求める。
F3=c1x+c2y+c3z+c4X+c5Y+c6Z+c7T
+c8xy+c9yz+c10zX+c11XY+c12YZ+c13ZT
+c14Tx+c15zX+c16XY+c17xz+c18yX
+c19zY+・・・
x=t2
y=C
z=m
X=ΔB
Y=δ3
Z=t1
T=A
そして、荷卸しが単独で実施される場合における気化量を演算するための関数F1(第1の関数)と、荷卸しと給油とが同時に実施される場合における気化量を演算するための関数F3(第2の関数)は、それぞれ給油所毎に個別に設定される。同様に、給油が単独で実施される場合における気化量を演算するための関数F2(第3の関数)は、給油所毎に個別に設定される。そのため、給油所における過去の実績データに基づいた燃料油の気化量は、記憶装置28に記憶される。具体的には、気化量を演算する関数の係数が記憶装置28に記憶される。さらに具体的には、得られた給油所毎の関数F1の個別パラメータ(係数)は、記憶装置28に格納される。同様に、得られた給油所毎の関数F2の個別パラメータ(係数)は、記憶装置28に格納される。同様に、得られた給油所毎の関数F3の個別パラメータ(係数)は、記憶装置28に格納される。ここでは、個別パラメータ(係数)を格納しているが、これに限るものではない。関数F1,F2,F3そのものが記憶装置28に格納されるようにしても良い。
以上のように、気化量を演算する給油所毎の関数の個別パラメータ(係数)が記憶装置28に記憶された状態で、タンクローリー車106からの荷卸しを行う。
荷卸し開始判定工程(S104)として、判定部30(第2の判定部)は、貯蔵タンク102の油面計108を用いて、荷卸しの開始タイミングを判定する。具体的には、判定部30は、油面計108により測定された油面位置が上昇する(燃料油が増加する)時点を荷卸しの開始タイミングとして判定する。荷卸しが開始されていない場合には、荷卸し開始判定工程(S104)に戻る。
同時/単独判定工程(S106)として、判定部32(第1の判定部)は、貯蔵タンク102へとタンクタンクローリー車106から燃料油の荷卸しを行う場合に、荷卸しが単独で行われる単独ケース(第1のケース)と、荷卸しと、貯蔵タンク102から計量機104を介した車両300への給油とが同時に行われる同時ケース(第2のケース)とのうち、の1つを判定する。具体的には、判定部32は、貯蔵タンク102の油面の上昇と、計量器104での計量と、が同時に生じた場合に、荷卸しと給油とが同時に実施される同時ケースと判定する。言い換えれば、判定部32は、油面計108により測定された油面位置の上昇(燃料油の増加)、及び給油の実行有りを条件に同時ケースと判定する。また、判定部32は、油面計108により測定された油面位置の上昇(燃料油の増加)、及び給油の実行無しを条件に荷卸し単独ケースと判定する。
図5は、実施の形態1における各ケースを説明するための図である。図5(a)の例では、給油を行っていない期間に荷卸しが単独で行われる荷卸し単独ケース(第1のケース)が示されている。かかる荷卸し単独ケースでの気化量は、関数F1が適用される。図5(b)の例では、荷卸しを行っていない期間に給油が単独で行われる給油単独ケース(第3のケース)が示されている。かかる給油単独ケースでの気化量は、関数F2が適用される。図5(c)の例では、荷卸しを行っている期間と給油を行っている期間が重なっている(荷卸しと給油が同時)の同時ケース(第2のケース)が示されている。図5(c)の例では、給油1が行われている途中から荷下ろしが開始され、荷下ろし中に、給油2,3が行われ、給油3が行われている途中で荷下ろしが終了する場合を示している。このような同時ケースでは、荷卸し開始時、及び/或いは終了時が、給油と重なっているため、貯蔵タンク102内の油面が揺れてしまう。そのため、正確な油面位置の測定が困難になってしまう。よって、同時ケースにおいて、個別の荷卸しにおける荷卸し開始時及び終了時の油面位置を使って気化量を演算しようとしても、正確な気化量を演算することが困難となる。かかる同時ケースでの気化量は、関数F3が適用される。
荷卸し終了判定工程(S102)として、判定部34は、荷卸しが終了したかどうかを判定する。具体的には、判定部34は、油面計108により測定された油面位置が上昇を停止した(燃料油の増加が止まった)時点を荷卸しの終了タイミングとして判定する。荷卸しが終了していない場合には、同時/単独判定工程(S106)に戻る。そして、荷卸しの開始から終了までの間、同時ケースなのか単独ケースなのかを判定し続ける。これにより、荷卸しの途中から同時ケースになる場合も判定できる。
タンク増減量検出工程(S108)として、タンク増減量検出部29は、貯蔵タンク102の油面計108を用いて貯蔵タンク102における燃料油の増減量ΔBを検出(演算)する。具体的には、油面計108によって測定された油面位置の変位から増減量ΔBを演算する。
気化量算出工程(S110)として、気化量算出部36は、判定された結果に応じて、記憶装置28から記憶された気化量を読み出し、読み出された気化量を用いて、燃料油の気化量を算出する。具体的には、気化量算出部36は、判定された結果に応じて、記憶装置28から記憶された関数若しくは関数の係数を読み出し、読み出された関数若しくは当該係数を持った関数を用いて、燃料油の気化量を算出する。さらに具体的には、同時/単独判定工程(S106)において、荷卸しの期間中、給油を行っておらず荷卸しが単独で行われる荷卸し単独ケースと判定された場合には、気化量演算部36は、記憶装置28から関数F1若しくは関数F1のパラメータ(係数)を読み出し、読み出された関数F1若しくは当該係数を持った関数F1に、荷卸し時間t1、注入量A、及びタンクの増減量ΔBを入力して、燃料油の気化量qを演算する。また、同時/単独判定工程(S106)において、荷卸しを行っている期間と給油を行っている期間が重なっている(荷卸しと給油が同時)の同時ケースと判定された場合には、気化量演算部36は、記憶装置28から関数F3若しくは関数F3のパラメータ(係数)を読み出し、読み出された関数F3若しくは当該係数を持った関数F3に、荷卸し時間t1、注入量A、給油時間t2、給油量C、連続給油回数m、及びタンクの増減量ΔBを入力して、燃料油の気化量qを演算する。過去の実績データから近似された関数を用いて気化量qを演算することで、個別の荷卸しにおける気化量を高精度に求める(推定する)ことができる。
荷卸し量算出工程(S112)として、荷卸し量算出部42は、貯蔵タンク102の燃料油の増減量ΔBと、演算された気化量qとを用いて、荷卸しにおける燃料油の荷卸し量Qを算出する。具体的には、荷卸し量Qは、タンクの増減量ΔBに給油量Cと気化量qを加算した値(ΔB+C+q)で求められる。荷卸し単独ケースでは、給油量CがゼロになるのでΔB+qで求められる。荷卸し量出力部44は、演算により得られた荷卸し量Qを出力する。例えば、演算結果を、通信制御部10を介して外部に出力する。或いは、図示しないモニタ等に出力してもよい。或いは、図示しないプリンタによって紙等の媒体に印刷してもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、従来に比べて高精度な荷卸し量Qを測定できる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、気温が異なる季節毎に関数F1,F2,F3を求め直しても好適である。これにより、気温の影響を加味した気化量を求めることができる。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての燃料油の荷卸し量測定装置及び燃料油の荷卸し量測定方法は、本発明の範囲に包含される。
10 通信制御部
11 メモリ
12 決算処理部
13 データ通信処理部
20 給油量POSデータ受信部
21,23,25,28 記憶装置
22 注入量POSデータ受信部
24 油面位置データ受信部
26 パラメータ算出部
29 タンク増減量検出部
30,32,34 判定部
36 気化量算出部
42 荷卸し量算出部
44 荷卸し量出力部
102 貯蔵タンク
104 計量機
106 タンクローリー車
100 荷卸し量測定システム
112 配管
114 配管
116 配管注入口
120 POS管理装置
130 放出弁
131 配管
300 車両
500 データ管理装置
502 データ処理部
504 記憶装置

Claims (5)

  1. 給油所における過去の実績データに基づいた燃料油の気化量を記憶する記憶装置と、
    地下タンクへとタンクローリー車から燃料油の荷卸しを行う場合に、荷卸しが単独で行われる第1のケースと、荷卸しと、地下タンクから計量機を介した車両への給油とが同時に行われる第2のケースとのうち、1つを判定する第1の判定部と、
    前記地下タンクの油面計を用いて前記地下タンクにおける燃料油の増減量を検出するタンク増減量検出部と、
    判定された結果に応じて、前記記憶装置から記憶された前記気化量を読み出し、読み出された前記気化量を用いて、前記地下タンクにおける燃料油の気化量を算出する気化量算出部と、
    前記地下タンクの前記燃料油の増減量と、算出された気化量とを用いて、前記荷卸しにおける燃料油の荷卸し量を算出する荷卸し量算出部と、
    を備えたことを特徴とする燃料油の荷卸し量測定装置。
  2. 前記記憶装置は、前記気化量を演算する関数及び前記関数の係数を記憶することを特徴とする請求項1記載の燃料油の荷卸し量測定装置。
  3. 前記第1の判定部は、前記地下タンクの油面の上昇と、計量器での計量と、が同時に生じた場合に、前記荷卸しと前記給油とが同時に実施されると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料油の荷卸し量測定装置。
  4. 前記荷卸しが単独で実施される場合における前記気化量を演算するための第1の関数と、前記荷卸しと前記給油とが同時に実施される場合における前記気化量を演算するための第2の関数は、それぞれ給油所毎に個別に設定されることを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料油の荷卸し量測定装置。
  5. 地下タンクへとタンクローリー車から燃料油の荷卸しを行う場合に、荷卸しが単独で行われる第1のケースと、荷卸しと、地下タンクから計量機を介した車両への給油とが同時に行われる第2のケースとのうち、1つを判定する工程と、
    前記地下タンクの油面計を用いて前記地下タンクにおける燃料油の増減量を検出する工程と、
    判定された結果に応じて、給油所における過去の実績データに基づいた燃料油の気化量を記憶する記憶装置から記憶された前記気化量を読み出し、読み出された前記気化量を用いて、前記地下タンクにおける燃料油の気化量を算出する工程と、
    前記地下タンクの前記燃料油の増減量と、算出された気化量とを用いて、前記荷卸しにおける燃料油の荷卸し量を算出し、出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする燃料油の荷卸し量測定方法。
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