JP6497970B2 - 異常検知方法及び異常検知装置 - Google Patents
異常検知方法及び異常検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6497970B2 JP6497970B2 JP2015034550A JP2015034550A JP6497970B2 JP 6497970 B2 JP6497970 B2 JP 6497970B2 JP 2015034550 A JP2015034550 A JP 2015034550A JP 2015034550 A JP2015034550 A JP 2015034550A JP 6497970 B2 JP6497970 B2 JP 6497970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel oil
- increase
- amount
- underground tank
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 title claims description 87
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 53
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 claims description 349
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 98
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 72
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 67
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 66
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 66
- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 52
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 27
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 27
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 13
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 10
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 4
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 3
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 3
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 2
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000004435 hydrogen atom Chemical class [H]* 0.000 description 1
- 239000003949 liquefied natural gas Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、地下タンクへの燃料油の注入が無い第1の期間に生じた地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、取得した値を基に第1の期間に生じた第1の増減量を演算する工程と、
第1の期間における地下タンクと配管で接続された、車両への計量機からの燃料油の注出量の合計を演算する工程と、
第1の期間における地下タンクの燃料油の第1の増減量と計量機からの燃料油の注出量の合計との差分を演算する工程と、
差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、計量機からの燃料油の注出量の合計より地下タンクの燃料油の第1の増減量が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
差分が許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第1の増減量より計量機からの燃料油の注出量の合計が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する工程と、
を備えたことを特徴とする。
第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第2の増減量が燃料油の減少を示す負の値である場合に、地下タンクにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第2の増減量が燃料油の増加を示す正の値である場合に、地下タンクにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
をさらに備えると好適である。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、地下タンクと配管で接続された計量機からの燃料油の供給が無い期間であって地下タンクへの燃料油の注入を行う期間を含む第1の期間に生じた地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、取得した値を基に第1の期間に生じた第1の増減量を演算する工程と、
第1の期間における地下タンクへと配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量の合計を演算する工程と、
第1の期間における地下タンクの燃料油の第1の増減量とタンクローリー車からの燃料油の注入量の合計との差分を演算する工程と、
差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、タンクローリー車からの燃料油の注入量の合計が地下タンクの燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
差分が許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第1の増減量がタンクローリー車からの燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する工程と、
を備えたことを特徴とする。
第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第2の増減量が燃料油の減少を示す負の値である場合に、地下タンクにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第2の増減量が燃料油の増加を示す正の値である場合に、地下タンクにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
をさらに備えると好適である。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、地下タンクへの燃料油の注入が無い第1の期間に生じた地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、第1の期間に生じた第1の増減量を演算する増減量演算部と、
第1の期間における地下タンクと配管で接続された計量機からの燃料油の注出量を取得し、第1の期間における燃料油の注出量の合計を演算する総注出量演算部と、
第1の期間における地下タンクの燃料油の第1の増減量と計量機からの燃料油の注出量の合計との差分を演算する差分演算部と、
差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、計量機からの燃料油の注出量の合計より地下タンクの燃料油の第1の増減量が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
差分が許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第1の増減量より計量機からの燃料油の注出量の合計が大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する増減量演算部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する第3の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する第4の判定部と、
を備えたことを特徴とする。
燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、地下タンクと配管で接続された計量機からの燃料油の供給が無い期間であって地下タンクへの燃料油の注入を行う期間を含む第1の期間に生じた地下タンクの燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、第1の期間に生じた第1の増減量を演算する増減量演算部と、
第1の期間における地下タンクへと配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を入力し、第1の期間における燃料油の注入量の合計を演算する総注入量演算部と、
第1の期間における地下タンクの燃料油の第1の増減量とタンクローリー車からの燃料油の注入量の合計との差分を演算する差分演算部と、
差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、タンクローリー車からの燃料油の注入量の合計が地下タンクの燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
差分が許容誤差範囲内を超える場合であって、地下タンクの燃料油の第1の増減量がタンクローリー車からの燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、地下タンクと、配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する増減量演算部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する第3の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する第4の判定部と、
を備えたことを特徴とする。
図1は、実施の形態1における異常検知システムの構成を示す構成図の一例である。図1において、異常検知システム100は、POS(Point of Sales)管理装置120、貯蔵タンク102(地下タンク)、計量機(給油器)104、配管112、及び配管114が配置される。貯蔵タンク102、配管112、及び配管114は、地下に埋設される。配管112は、貯蔵タンク102と計量機104とを接続する。また、配管114は、一端側が貯蔵タンク102に接続されると共に他端側が地上において端部がタンクローリー車116からの燃料油の注入を受ける配管注入口116に接続される。なお、図1に示すように、POS管理装置120にはインターネット等の外部通信回線を介してデータ管理装置500が通信可能に配置されていても良い。異常検知システム100は、ガソリンスタンドに代表される給油所に設置される。給油所には、ガソリン、軽油、及び灯油等の燃料油を一般車両300に販売するガソリンスタンド(GS)(或いはSS:サービスステーション)の他に、運送事業者等が自己の事業に使用する車両(タクシー、バス、或いはトラック等)に燃料油を供給する給油場所も含まれる。ここで言う燃料油には、その他、液化状の天然ガス、及び液化状の水素等も含まれてもよい。
さらに、上述した実施例では、ベーパー量D1’を考慮して測定する工程で説明したが、ベーパー量が微量であることより、最初から考慮しない工程で判定する事も可能である。その場合は、ベーパー量D1’他をゼロとして、各工程に照らして対応する事で同様に判定できる。
11 メモリ
12 決算処理部
20 注出量POSデータ受信部
21,23,25,42 記憶装置
22 注入量POSデータ受信部
24 油面位置データ受信部
30 期間設定部
32 増減量演算部
34 注出量演算部
36 差分演算部
38 ベーパー量演算部
40 許容値演算部
44 注入量演算部
46 差分演算部
48 判定結果出力部
50〜59,62〜64,67〜68,71〜76,79〜81,84〜85 判定部
60,61,65,66,69,70,77,78,82,83,86,87 特定部
102 貯蔵タンク
104 計量機
106 タンクローリー車
100 異常検知システム
112 配管
114 配管
116 配管注入口
120 POS管理装置
130 放出弁
131 配管
300 車両
500 データ管理装置
Claims (6)
- 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、前記地下タンクへの燃料油の注入が無い第1の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、取得した値を基に前記第1の期間に生じた第1の増減量を演算する工程と、
前記第1の期間における前記地下タンクと配管で接続された、車両への計量機からの前記燃料油の注出量の合計を演算する工程と、
前記第1の期間における前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量と前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計との差分を演算する工程と、
前記差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計より前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量より前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計が大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する工程と、
を備えたことを特徴とする異常検知方法。 - 前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量が前記燃料油の減少を示す負の値である場合に、前記地下タンクにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量が前記燃料油の増加を示す正の値である場合に、前記地下タンクにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の異常検知方法。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、前記地下タンクと配管で接続された計量機からの前記燃料油の供給が無い期間であって前記地下タンクへの燃料油の注入を行う期間を含む第1の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、取得した値を基に前記第1の期間に生じた第1の増減量を演算する工程と、
前記第1の期間における前記地下タンクへと配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量の合計を演算する工程と、
前記第1の期間における前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量と前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計との差分を演算する工程と、
前記差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する工程と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する工程と、
を備えたことを特徴とする異常検知方法。 - 前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量が前記燃料油の減少を示す負の値である場合に、前記地下タンクにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する工程と、
前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量が前記燃料油の増加を示す正の値である場合に、前記地下タンクにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する工程と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の異常検知方法。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、前記地下タンクへの燃料油の注入が無い第1の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記第1の期間に生じた第1の増減量を演算する増減量演算部と、
前記第1の期間における前記地下タンクと配管で接続された計量機からの前記燃料油の注出量を取得し、前記第1の期間における前記燃料油の注出量の合計を演算する総注出量演算部と、
前記第1の期間における前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量と前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計との差分を演算する差分演算部と、
前記差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計より前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量より前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計が大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する増減量演算部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する第3の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記計量機からの前記燃料油の注出量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する第4の判定部と、
を備えたことを特徴とする異常検知装置。 - 燃料油が貯蔵された地下タンクに設置された油面計から、前記地下タンクと配管で接続された計量機からの前記燃料油の供給が無い期間であって前記地下タンクへの燃料油の注入を行う期間を含む第1の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記第1の期間に生じた第1の増減量を演算する増減量演算部と、
前記第1の期間における前記地下タンクへと配管を介してタンクローリー車からの燃料油の注入量を入力し、前記第1の期間における前記燃料油の注入量の合計を演算する総注入量演算部と、
前記第1の期間における前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量と前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計との差分を演算する差分演算部と、
前記差分が第1の期間に生じる許容誤差範囲内を超える場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、の少なくとも1つにおいて前記燃料油の漏洩が生じた可能性があると判定する第1の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記タンクローリー車から前記地下タンクへと燃料油が注入される配管と、の少なくとも1つにおいて水分の混入が生じた可能性があると判定する第2の判定部と、
前記油面計を用いて、前記地下タンクへの燃料油の注入が無く、かつ前記計量機からの燃料油の供給もない第2の期間に生じた前記地下タンクの前記燃料油の油面位置或いは変位量を取得し、前記地下タンクの前記燃料油の第2の増減量を演算する増減量演算部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計が前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において前記燃料油の漏洩が生じた可能性が高いと判定する第3の判定部と、
前記差分が前記許容誤差範囲内を超える場合、かつ、前記第2の増減量が第2の期間に生じる許容誤差範囲内である場合であって、前記地下タンクの前記燃料油の第1の増減量が前記タンクローリー車からの前記燃料油の注入量の合計よりも大きい場合に、前記地下タンクと、前記配管と、のうち、前記配管において水分の混入が生じた可能性が高いと判定する第4の判定部と、
を備えたことを特徴とする異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034550A JP6497970B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 異常検知方法及び異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034550A JP6497970B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 異常検知方法及び異常検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016156699A JP2016156699A (ja) | 2016-09-01 |
JP6497970B2 true JP6497970B2 (ja) | 2019-04-10 |
Family
ID=56825707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015034550A Active JP6497970B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 異常検知方法及び異常検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6497970B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7324152B2 (ja) * | 2020-01-17 | 2023-08-09 | Eneos株式会社 | 燃料油の荷卸し量測定装置及び燃料油の荷卸し量測定方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564596A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-17 | Tokyo Tatsuno Kk | Liquid volume management method for tank |
JPH03111300A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-13 | Tokico Ltd | 給油所システム |
US5297423A (en) * | 1992-07-27 | 1994-03-29 | Integrated Product Systems, Inc. | Storage tank and line leakage detection and inventory reconciliation method |
JP2005075400A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Tokiko Techno Kk | 燃料供給システム |
JP2006264766A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Tokiko Techno Kk | 燃料管理システム |
JP5240676B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2013-07-17 | 株式会社タツノ | 漏洩検知装置 |
-
2015
- 2015-02-24 JP JP2015034550A patent/JP6497970B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016156699A (ja) | 2016-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6929018B2 (en) | Underground storage tank metering system in a service station environment | |
EP0904526B1 (en) | Method and apparatus for monitoring operational performance of fluid storage systems | |
US7185683B2 (en) | Preventing unauthorized delivery of liquid product to a liquid product storage tank | |
US7546256B2 (en) | Virtual real-time liquid product book to physical reconciliation process in a dynamic environment | |
US7181361B2 (en) | Collecting and communicating temperature and volume data directly from a dispenser | |
US7178561B2 (en) | Performing temperature standardization of the volume of a liquid product at one or more points of physical measurement | |
US6691061B1 (en) | Method and apparatus for monitoring operational performance of fluid storage systems | |
US20060161374A1 (en) | Collecting liquid product volume data at a dispenser | |
US20060157150A1 (en) | Performing an on-demand book balance to physical balance reconciliation process for liquid product | |
US20060157142A1 (en) | Methods and systems for measuring physical volume | |
US20060157145A1 (en) | Monitoring and reporting liquid product dispenser transaction states for book to physical reconciliation purposes | |
EP2613126A2 (en) | Custody transfer system and method for gas fuel | |
US20060157148A1 (en) | Central control and monitoring of a delivery of liquid product | |
US20060157144A1 (en) | Compensating for surface movement of liquid product within one or more liquid product tanks during capture of height and volume data | |
JP6497970B2 (ja) | 異常検知方法及び異常検知装置 | |
JP5240676B2 (ja) | 漏洩検知装置 | |
JP4918783B2 (ja) | Lngの受払数量管理装置および受払数量管理方法 | |
JP6522218B1 (ja) | 液体タンクの監視システム | |
AU2017201959A1 (en) | Gas management system | |
JP6497971B2 (ja) | 異常検知方法及び異常検知装置 | |
JP7324152B2 (ja) | 燃料油の荷卸し量測定装置及び燃料油の荷卸し量測定方法 | |
WO2006076577A2 (en) | Systems and methods for central control, monitoring, and reconciliation of liquid product | |
JP7195512B2 (ja) | 液体タンクの在庫量の計測方法及び装置並びに監視システム | |
US20170200241A1 (en) | Gas management system | |
JP4335173B2 (ja) | 給油所の荷下しシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6497970 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |